このフォームからは投稿できません。
name
e-mail
url
subject
comment
トップページ > 記事閲覧
小手打ち後、竹刀が床に触れる行為について。
日時: 2010/08/21 07:30:36
名前: ロッキー 

私は六段の者です。
八段戦や全日本選手権を見ると
勢いあまってか、故意かどうかはわかりませんが
小手打ち後に竹刀が床に触れる場面が見られます。
(特に警察の方)
なぜ、あのような竹刀操作になるのでしょうか?
理解しがたいのですが?
メンテ

Page: 1 |

Re: 小手打ち後、竹刀が床に触れる行為について。 ( No.1 )
日時: 2010/08/21 21:23:16
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照:

管理人のHide.です。

警察官ばかりではありませんよ、高校や大学のトップクラスも同じような打ち方をします。

あれはなぜかと申しますと、小手を打たれた側が強引に竹刀を右にねじって「決めさせな
い」ようにするのを防ぐ意味があるようです。
つまり「押さえ込まれる」のを嫌って、床をたたくようにして下に抜いているのです。

抜けが悪い小手は一本になりませんからねぇ(>_<)


もちろん、ほめられた行為ではありませんし、そうした小手を一本にしてしまう審判の解
釈にも問題があるかもしれませんね(-_-)
メンテ
Re: 小手打ち後、竹刀が床に触れる行為について。 ( No.2 )
日時: 2010/08/23 12:10:37
名前: どうなの? 

ボクシングのジャブと一緒

打つ速さと同じスピードで戻す。
勢いで床まで叩く。。

>あれはなぜかと申しますと、小手を打たれた側が>強引に竹刀を右にねじって「決めさせな
>い」ようにするのを防ぐ意味があるようです。
>つまり「押さえ込まれる」のを嫌う

これを反則にしてしまえば良いと思います。
メンテ
Re: 小手打ち後、竹刀が床に触れる行為について。 ( No.3 )
日時: 2010/08/24 00:00:42
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照:

To どうなのさん

管理人のHide.です。

打たれたものを決めさせないようにするのは、剣道の技術の一つであり不正行為とはいえ
ないと考えます。

反則にしてしまうのは、ちと、乱暴かと(>_<)
メンテ
Re: 小手打ち後、竹刀が床に触れる行為について。 ( No.4 )
日時: 2010/08/24 20:51:26
名前: ロッキー 

ありがとうございます。
ようやく「床打ち」の謎が解けました。
しかし、皆さん同じだと思いますが
「竹刀=刀」という教えを頂いてきたと思います。

ですので刀を床にたたきつけるという行為は、いくら一本にする技術だとしても、理解できない。

ましてや八段の先生がこのようなことをしているのは、あってはならないことだと思います。

やはり「勝つ」ということが優先されすぎていると
感じます。

剣道は日本の国技である以上、また、子供たちや
大人の人々にもしっかりとした技術を伝えるという
意味も含めて、「正しい打突」を見せていただければなと思います。
メンテ
Re: 小手打ち後、竹刀が床に触れる行為について。 ( No.5 )
日時: 2010/08/24 22:33:59
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照:

To ロッキーさん

床をたたくことが目的ではなく、竹刀を押さえ込まれるのを避けようとしたときに床をた
たいてしまっているのが現状でしょう。

ゆえに、「打突後床をたたいたような場合は一本にしない」などの通達を全剣連が出して
くれるといいんですがねぇ(>_<)
メンテ
Re: 小手打ち後、竹刀が床に触れる行為について。 ( No.6 )
日時: 2010/08/25 10:50:20
名前: どうなの? 

片手突きもそうですね。
メンテ
Re: 小手打ち後、竹刀が床に触れる行為について。 ( No.7 )
日時: 2010/08/25 22:44:52
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照:

To どうなのさん

管理人のHide.です。

片手突きは、お相手に押さえ込まれるのを防ぐ目的で床をたたいているのではありません
から、ちょと違うかなぁと思います。

ま、いずれにしましても、打突後竹刀で床でたたいた場合の有効打突の判定については、
考えていかなければならないように思えます。
メンテ
Re: 小手打ち後、竹刀が床に触れる行為について。 ( No.8 )
日時: 2010/08/26 20:53:29
名前: 般若 

Hideさん どうなのさん

何年か前に世界選手権で日本の栄花さんが韓国の選手に代表戦で突きを決めた時、
竹刀を床にたたきつけていました。←何のことかわかりますか??
(テレビのスローモーションでも見たので間違いないと思います)

僕はあの時の栄花さんの姿に非常に感動し、それからは突きを打った後は無意識に床をたたくようになったのですが、
実はあの行為はNGだったということですか?

そうだとしたら、世界選手権の大将するような選手でさえNGだとなると、僕たち若い選手は何を信じて何をお手本にすれば
いいのか迷ってしまいます。
メンテ
Re: 小手打ち後、竹刀が床に触れる行為について。 ( No.9 )
日時: 2010/08/27 07:21:43
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照:

To 般若さん

管理人のHide.です。

当然、NGです。
もちろん、あれが一本になったことに対して異論があるわけではありません。

なお、世界大会の大将をする選手だからといって完璧なわけではありませんよ。
たぶん栄花選手も「意図的にたたきつけた」わけではないはずですから、あなたがそれを真
似して行なうのはどうかと思いますぞ(-_-)
悪いところを真似せず、いいところを真似ましょう。


なお、打突後に竹刀で床をたたく行為は技としての正当性に疑問が残ります。
上でも書きましたが、今後議論の対象としていくべきと考えています
メンテ
Re: 小手打ち後、竹刀が床に触れる行為について。 ( No.10 )
日時: 2010/08/28 21:07:04
名前: 般若 

Hideさん

そうだったんですか

僕は突きの後で竹刀を床につける動作がもう癖になってしまっています(汗)

小手の後ではそういう動作はまったくしないのですが。

でも知っちゃったからには直すように気をつけます。

ありがとうございました!
メンテ
Re: 小手打ち後、竹刀が床に触れる行為について。 ( No.11 )
日時: 2010/08/28 23:33:25
名前: 通りすがりのニ刀使い 


片手突きの場合は特に手を伸ばして相手を突く上に片手なので、そのまま引き戻すと戻した瞬間は完全に防御に回ってしまい応じることが難しいと思います。それゆえに下に叩きつけた反動で構えようとするのだと思いますよ。また、突きは音がしませんから決めたのをアピールということも込めて諸手でも床につける人が多いのだと思います。

それと小手打ちの時も片手突きと同様だと
思います。要は反動を利用して構えなおそうと
するということです。下に叩きつけた反動を
使うと場合によっては軽く構えられる上に隙が
少ないです。普通の中段であれば両手の力で
叩きつかけなくても十分構えられると思いますが、
それでもやっぱり軽く構えることが出来るなら
それに越したことはないという考えからの
行為だと思います。


自分は二刀をするのですが(武蔵会ではないですが)、
床に叩きつけた後に反動で胴を打つ技も武蔵会の本
にも載っています。また上段なども片手で打った
あと構えなおすのに反動で構えなおすと楽です。
床に叩きつける技法は全く持って有効でないという
わけではないと思いますよ。

とはいっても、地面に真剣が刺さらないという
現代剣道においての技法だとも思いますので
若干の疑問が残らないわけではないでしょうね。


また面の場合(特に裏からの面)でも抱え込んで一本
にさせないのってありますよね。ただ抱え込まれ
て一本に出来ない人は手先だけで打ってしまって
いて抱え込まれて体勢が崩れる人が多いです。
腰から体当たりできれば相手を突き放して残心
まで持っていけますのでちゃんと体ごと打って
いけば床に叩き付けなくても全く問題が無い
と思います。小手であっても絡め取られた瞬間に
体当たりが出来れば床につけなくても問題ないと
思いますよ〜。

メンテ
Re: 小手打ち後、竹刀が床に触れる行為について。 ( No.12 )
日時: 2010/08/29 07:00:23
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照:

To 般若さん
そうですね、床をたたかないでもしっかり決められるようにお稽古していってくださいねp(^-^)q


To 通りすがりの二刀使いさん
管理人のHide.です。

>それと小手打ちの時も片手突きと同様だと
>思います。要は反動を利用して構えなおそうと
>するということです。
う〜ん、ちょっと違うと思いますがねぇ。
二刀の場合は存じ上げませんが、上段では床をたたいて構えなおす技法はありません。も
ちろん、小手や面を打った反動を利用して構えなおすっていうことはありますが

ちなみに、一刀の場合、床など打たなくても構えなおすことは簡単です。
片手突きもしかりです。

>とはいっても、地面に真剣が刺さらないという
>現代剣道においての技法だとも思いますので
>若干の疑問が残らないわけではないでしょうね。
若干どころか大いに疑問が残ります。

>腰から体当たりできれば相手を突き放して残心
>まで持っていけますのでちゃんと体ごと打って
>いけば床に叩き付けなくても全く問題が無い
>と思います。
おっしゃるとおりです。
これを防ぐために「バンザイ面(打突後バンザイをするようにして決める面打ち)が横行
しています。
床をたたく行為ほど罪はありませんが、基本的に見たときにはほめられたさばきではあり
ません。
しっかりと身を入れて打ちに行くことを稽古してほしいですね
メンテ
Re: 小手打ち後、竹刀が床に触れる行為について。 ( No.13 )
日時: 2010/09/04 16:20:47
名前:  

個人的には打突後はまだ許容できるのですが
気になるのは特に年配の方に見られるのが、残心後右手を離して剣先を床に付ける行為ですね。
中にはそのまま開始線まで引きずる人までいることです。
高段者で道場で先生と呼ばれるような方々ですから
どうしても気になってしまいますね。
メンテ
Re: 小手打ち後、竹刀が床に触れる行為について。 ( No.14 )
日時: 2010/09/05 15:57:33
名前: どうなの 

段位=偉いと勘違いしているジジイ達の、権威を振りかざす象徴の行為といえますね。
前に、海外の剣士が真似してましたよ。
メンテ
Re: 小手打ち後、竹刀が床に触れる行為について。 ( No.15 )
日時: 2010/09/05 23:01:52
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照:

To あさん
管理人のHide.です。

>気になるのは特に年配の方に見られるのが、残心後右手を離して剣先を床に付ける行為
>ですね。
剣先を床につけるのはいただけませんが、右手を放し左手にて刀を持ち剣先を下げる形は
一刀流の「構えを解く」動作です。
そのまま開始線までもどってもなんらおかしくはありません

繰り返しますが、その際にも剣先を床につけるのはいけませんよ(>_<)


To どうなのさん
>段位=偉いと勘違いしているジジイ達の、権威を振りかざす象徴の行為といえますね。
もし、それがあさんが指摘している行為に対してのコメントであれば、ちょっと認識を改
めませんと恥をかきますよ(^_^ メ)

繰り返しますが、その際に剣先を床につける行為を肯定しているわけではありません(^^;

なお、拙掲示板では「気品と礼節」を持った表現方法をしていただきますようお願いいた
します。
メンテ
Re: 小手打ち後、竹刀が床に触れる行為について。 ( No.16 )
日時: 2010/09/07 17:25:07
名前: 通りすがり 

何も試合中や地稽古中に構えを解く
必要は無いのでは?

やはり残心を示し、お相手を意識して
開始線に戻るべきだと思います



>剣先を床につけるのはいただけませんが、右手を放し左手にて刀を持ち剣先を下げる形は
一刀流の「構えを解く」動作です。
そのまま開始線までもどってもなんらおかしくはありません

一刀流の方だけに限定し
一般の方はしない方がいいですよ
位に言っておかないと手を離しても良いんだと
解釈されてしまいかねるんじゃないでしょうか
メンテ
Re: 小手打ち後、竹刀が床に触れる行為について。 ( No.17 )
日時: 2010/09/08 08:31:21
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照:

To 通りすがりさん

管理人のHide.です、ご意見ありがとうございます


>何も試合中や地稽古中に構えを解く
>必要は無いのでは?

試合中にヤメがかかって開始線に戻るときや、稽古で一合終わった後に構えを解き元の位
置に復するのはごく一般的な行為だと思われますが…。
通りすがりさんは、中段の構えでお相手に残心を示しつつ油断なく開始線まで戻られるの
でしょうか(^^;


>一刀流の方だけに限定し
>一般の方はしない方がいいですよ
>位に言っておかないと手を離しても良いんだと
>解釈されてしまいかねるんじゃないでしょうか

片手を離す行為を悪いとおっしゃる方がおられましたので、「一刀流の構えを解く動作」
についてお話したまでです。
みなさんに「どうぞ」とお勧めしているわけではありませんから、そのあたりは読み取っ
ていただきたいですね 〜☆
メンテ
Re: 小手打ち後、竹刀が床に触れる行為について。 ( No.18 )
日時: 2010/09/08 09:36:19
名前: 通りすがり 

構えを解くが間違いですね

右手をはずして構えを解く必要は
ないでした

剣道形も木刀による基本稽古法も
右手は離しません

主観ですが右手を離し、両手をだらんと下げて
頭だけ横を向いている格好は不細工だと思います
ご自身はしてやったりだと思っているのでしょが……
返し胴の後なんかによくみうけられますね

特に剣先を床につけるのは論外ですね

子供には真似して欲しくないです
メンテ
Re: 小手打ち後、竹刀が床に触れる行為について。 ( No.19 )
日時: 2010/09/09 08:03:17
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照:

To 通りすがりさん

>構えを解くが間違いですね
>右手をはずして構えを解く必要は
>ないでした

あなたのご意見は尊重いたしますが、そういう「構えを解く」という方法もあるというこ
ともご理解ください 〜☆

繰り返しになりますが、その際も剣先を床につけるような行為は断じていけません。
一刀流でも剣先は床にはつけませんから、誤解なきようd(^-^)!
メンテ
Re: 小手打ち後、竹刀が床に触れる行為について。 ( No.20 )
日時: 2010/09/09 08:53:59
名前: 通りすがり 

>そういう「構えを解く」という方法もあるというこ
ともご理解ください 〜☆

でも何故、全日本剣道連盟が推奨する
剣道形のなかに入っていないんでしょうね

多分昔から悪しき姿だと思われ
排除されたんじゃないでしょうかと
愚考いたします

一刀流兵法箇条目録
残心は心を残すと訓みて全々勝ちと見ても
油断せぬと云う教えなり・・・・・・
打倒し首取りても安心せまじと云ふ
所より残心となづけり

う〜ん
片手だと対応できないと思うけど
奥が深いですね
メンテ
Re: 小手打ち後、竹刀が床に触れる行為について。 ( No.21 )
日時: 2010/09/09 17:36:06
名前: ずんべらぼん 

面白いですね

代表的な宮本武蔵の肖像画の構えは、なんら違和感覚えず悪しき姿に感じたことはありませんし、
日本剣道形は10本しかないですし。
完全に負けた相手に剣先を向けて脅すまでもないのかもしれませんね
メンテ
Re: 小手打ち後、竹刀が床に触れる行為について。 ( No.22 )
日時: 2010/09/09 21:17:31
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照:

To 通りすがりさん

>でも何故、全日本剣道連盟が推奨する
>剣道形のなかに入っていないんでしょうね

さぁ、そこは不明ですね。
残念ながら不勉強のため、日本剣道形の構えを解く動作がどこの流派のものか存じ上げま
せんで(>_<)


>多分昔から悪しき姿だと思われ
>排除されたんじゃないでしょうかと
>愚考いたします

悪しき形なら、何百年も一刀流の中で伝承されてこなかったでしょうね
メンテ
「構えを解く」行為について ( No.23 )
日時: 2010/09/24 00:49:12
名前:  十八徳 

出典や内容はあまり覚えていませんので、由来として適当かどうかは
わかりませんが参考にして頂ければ。

剣道において「抜け」というのは、まだ新しい技術らしいです。
実際に、昔の映像を見ると、その場打ちになっていると思います。
残心のない剣道をシャモの喧嘩などと表現したようです。
それを踏まえて考えますと、ある程度、お歳を召している方や
抜けをあまり必要としない上級者ならば、立派な残心になると思います。

メンテ
Re: 小手打ち後、竹刀が床に触れる行為について。 ( No.24 )
日時: 2010/09/24 08:00:47
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照:

To 十八徳さん

管理人のHide.です。
ご意見ありがとうございます


>剣道において「抜け」というのは、まだ新しい技術らしいです。

そうですね、私も古い映像を見ますが、あまりぬけることに重きを置いているような感じ
ではありませんね。

打った後、引いて八相や陽の構えに残心したり、折敷残心があったりとさまざまです。


そも、刀で斬り合いをしていた時代には押し切りよりも引き切りが主流であったわけで、
「前に送り足で進んですれ違って残心」なんてことはほとんどなかったのではないでしょ
うか(^^;
メンテ
Re: 小手打ち後、竹刀が床に触れる行為について。 ( No.25 )
日時: 2014/08/09 21:59:27
名前: 十八徳 

補足の資料です。

(要約ここから)
・勝ちのつけ方
試合では、勝を占めたと思う場合に構を解いて勝を付けるのが普通である。
そこに、一と区切をつけるのである。

勝のつけ方は一定しているわけではない。竹刀を両手にしたままでも
片手にしてもよいが、
 構を解いて 
 体勢を崩さないで
 眼を相手に着け 
 心を残し
 どんな変にも応じ得る ような態度をとることが必要である。

撃突が不確であるのに勝を付けたり
態度を崩して横を打向ひたり
ことさらに跳ね歩いて見え体裁を作ったり
竹刀で下地を叩いたり
審判者の方を向いて判断を催促するような不体裁は、大いに戒めなければならない。
(要約ここまで)

竹刀で地面を叩いたり、不快感を持たれるような勝ちのつけ方は、
不信や誤解を招いてしまい、結果として剣道の多様性を損ないかねませんので、
ルールで縛られる前に、自主自律で改善していただきたいです。
メンテ

Page: 1 |