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高校生の稽古法
日時: 2009/06/01 22:05:48
名前: yasu 

こんばんは
僕は今日から新チームの部長をすることになりました
一応小学校・中学校とキャプテンをしてきたのですが、
うちの学校は顧問の先生が忙しく、部活にも月2回ほどしか来てもらえません
なので、今まで部長が練習メニューを決めてきました
そしてとうとう僕の役目になったわけですが・・・
いったいどういったメニューをすればいいかわかりません
稽古時間は2時間ほどですが、どういったことをしていいかアドバイスをもらえないでしょうか?
よろしくお願いします

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Re: 高校生の稽古法 ( No.1 )
日時: 2009/06/02 00:39:17
名前: ヒロポン 

はじめまして、高校生のヒロポンと申します

僕もほぼ同じような状況でしたので、ご参考になればと思います。

大きく分けて
切り返し→基本打ち→技稽古→地稽古→かかり稽古
を行います。

・切り返し
 正面、左右面、一息で一往復切り返し、階段式(10本から始めて10本ずつ増やし100本まで)

 早さを求めてしまいがちですが、「大きく早く」を心がけます。

・基本打ち
 面、小手、小手面、胴

 やはり面打ちがメインです。遠間から攻める、近間なら一足でetc..。
 小手面では面をしっかり決めることを意識しますし、早さを追求したような小手面もします。

・技稽古
 出頭、応じ技、返し技

 出頭はとても美しい技ですし、モノにできれば実力も格段にアップするとおもいます。
 応じ技では「小手に対する応じ技」「面に対する応じ技」などですね。
 返し技は返し胴しか思いつきません(笑)

こんな感じに稽古してました
ご参考までに・・。

現在はも〜っとシンプルなものをやってます
Re: 高校生の稽古法 ( No.2 )
日時: 2009/06/02 00:49:16
名前: 悩める中年剣士 

ちょっと笑い話半分でご紹介を・・・
私が高校1年生の頃だから、今から31年前。
先生が来られる前に稽古を開始して、まずは切り返し。
その最中に先生が来られ、我々の稽古を黙って見られておりました。主将は先生が次の稽古メニューの指示を出すものと思い、延々と切り返しが続き1時間くらいたった頃、さすがに不審に思った主将が恐る恐る先生に声をかけると、先生いわく「今日は切り返しの特訓かと思った」。
でも、先生の目から見れば、それくらい当たり前に見えたのでしょうね。
あまり的確なことは言えませんが、切り返しと掛かり稽古は、取り組んで無駄になることはない稽古ですから、限られた稽古時間を活かすために精一杯取り組んでください。
Re: 高校生の稽古法 ( No.3 )
日時: 2009/06/02 08:12:09
名前: yasu 

To ヒロポンさん

貴重なアドバイスありがとうございました
階段式の切り返しえらそうですね(笑)
でも取り入れてみようと思います


To 悩める中年剣士

おもしろい話ですね
切り返しはとっても大事だと言うことが伝わってきました(笑)
普段切り返しはほとんどやらないのですがこれを機に増やしたいと思います
Re: 高校生の稽古法 ( No.4 )
日時: 2009/06/02 10:54:42
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照: http://ichinikai.com

管理人のHide.です。

剣道の稽古の三本柱をご存知でしょうか?
 ●切返し
 ●かかり稽古
 ●地稽古
の3つです。

切返しは言うまでもありませんね。これは剣道の基礎的技術がすべて含まれた稽古法とい
われています。戦前の武専では1年生は1年間切返しだけ、2年生はかかり稽古だけという
メニューで剣道の地を鍛えたそうです。
現在の高校剣道の強豪校でも、切返し1時間なんていうところはざらにありますよ。朝稽
古は切返しのみ…なんていうところもありますし。
いちに会でも切返しのバリエーションはたくさん持っており、合宿ではかなりの時間を切
り返しに裂いてきました

切返しは「剣道のボディ(軸)」をたしかにしてくれることと、「手首切り返し」を習得
できること、くわえて「竹刀のフレ」を作ることに役立ちます。
 ・大きく
 ・正しく(刃筋・打ち切り)
 ・素早く
を意識して、ごまかさずにしっかりと行なうことが大切でしょう。


かかり稽古は打ち込み稽古とは違います。
打ち込み稽古は、元立ちが空けてくれるところを正確に打つことを主目的としますが、か
かり稽古は逆に、元立ちが打たせてくれないものを「おさえ」「払い」「巻き」などして
崩しつつ間断なく打ち続ける稽古法です。
昨今、かかり稽古として行なわれているモノの多くが「打ち込みのちょっと厳しいやつ」
程度になり下がっていて、ほとんど本当のかかり稽古を見ることがなくなってしまいまし
た。といううのも、かかり稽古ん基立ちって実は難しいんですね(>_<)
とはいえ、強豪校では高校生同士が元立ちになっても、しっかりとしたかかり稽古を行な
っているものですd(^-^)!


最後の地稽古ですが、これは「互格稽古」とは違います。
地稽古とは「地を鍛える稽古」のことで、いわば総合稽古のことです。ですからこれには、
 ・切返し
 ・打ち込み
 ・かかり稽古
 ・互格稽古
 ・引き立て稽古
 ・試合稽古(一本勝負、三本勝負)
などすべての稽古を含みます。まぁ、高校でお互い同士行う場合は、互格稽古と試合稽古
がミックスした物になりそうですが(^^;


この三本柱に、
 ●追い込み
 ●パターン練習
 ●体当たり
 ●技の稽古(しかけ・応じ)
 ●鍔ぜり合いからの攻防
 ●打ち合い
 ●申し合わせ試合
などを組み合わせたり、打ち込みやかかり稽古のバリエーションとして「連続打ち込み」
「連続かかり稽古」などに置き換えたり…という形で高校の稽古メニューが組み立てられ
ているんですよ
Re: 高校生の稽古法 ( No.5 )
日時: 2009/06/04 02:41:05
名前: どらーく 

To yasuさん ヒロポンさん

Hide.さんが言ってたメニューにもありましたが
自分は追い込みをおすすめします。

中学・高校時代と追い込み稽古には苦しめられましたが
慣れればかかり稽古とおなじような感覚でできるようになります。

自分は4年ほど剣道から離れていたプチリバ剣士ですが
身体をいじめ抜こうと
久しぶりに追い込み稽古をやってみました。
それはそれは苦しいものでしたが

3日4日ほどすると、なんと、
面打ちが伸びる伸びる!
正確には身体が前に出るようになるという事でしょうか?
学生時代は苦しかった練習も全て意味のある稽古だったんだなと実感いたしました。

今やっておかないと歳食ってからではできないかも?
Re: 高校生の稽古法 ( No.6 )
日時: 2009/06/04 07:25:46
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照: http://ichinikai.com

To どらーくさん

管理人のHide.です。
そうですね、追い込みは、中高生には必須のメニューですね

追い込みをする時のポイントは何といっても「左足を出さない」ということに尽きると思
います。左足が右足を追い越してしまうような追い込みでは、何の役にも立ちませんからd(^-^)!

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