このフォームからは投稿できません。
name
e-mail
url
subject
comment
トップページ > 記事閲覧
時代は変わりました。
日時: 2024/06/06 00:12:16
名前: 副会長 

私の師匠はよく、「すり足は、剣道に限らず日本の武術の基本。ボクシングとはちがう。ぴょんぴょん飛びはねてちゃ、とっさに竹刀をかわせないもんな。すり足が万全なら、進退からこうげきまでにムダな動きが無くなる。確実に地力が上がる。」とおっしゃっておりました。
私も足の皮が擦り切れるほどすり足を繰り返しました。
ジジイの独り言でした^_^
メンテ

Page: 1 |

Re: 時代は変わりました。 ( No.1 )
日時: 2024/06/06 07:43:19
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照: http://www.ichinikai.com

管理人のHide.です。

私も子ども時分、足の裏が擦り切れるほどすり足をさせられました。
そのすり足のおかけで、今の私があると思っています。

「上手い人は足の裏が見えない」と言われ、足先を床から離さないように、しかも素早く移動できるようにお
稽古しました。

剣道の移動は中段の場合「右足前、左足後ろ」が基本です。
前身するときは左足で、後退するときは右足で体を押し出してやります。
頭は上下しすぎないようにできるだけ床と平行に移動します。
こうした動きは、通常歩行とは大きく異なりますので、初診の段階で徹底的に教え込みませんと、その後の技
術の習得に影響を与える物です。
故に、ウチの剣友会では、大人も子どもも積極的にすり足に取り組んでおります。


私が最近気になっているのは、踏み込んだ時の音です。
最近は一流選手(全日本選手権に出て来るような)でも、「ビターン」という踏み込みをします。
これは爪先が上がり、床を叩くようにしないと出ない音です。
だから踵を痛める選手が多いのですね。

私が子どもの頃は、「ドン」という音でないとダメだとされました。
爪先側から着地して踵をつくとこういう音がします。
足裏を床と平行に保ち、できるだけ低く前に出しつつ、右膝を直角もしくはそれよりやや鋭角に保ちません
と、うまくできません。

地道ではありますが、こうした技術を一つ一つ子ども達に伝えていくことこそ、年長者の使命なのだと考え取
り組んでおります
メンテ

Page: 1 |