Re: 時代は変わりました。 ( No.1 ) |
- 日時: 2024/06/06 07:43:19
- 名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk
<
>
- 参照: http://www.ichinikai.com
- 管理人のHide.です。
私も子ども時分、足の裏が擦り切れるほどすり足をさせられました。 そのすり足のおかけで、今の私があると思っています。
「上手い人は足の裏が見えない」と言われ、足先を床から離さないように、しかも素早く移動できるようにお 稽古しました。
剣道の移動は中段の場合「右足前、左足後ろ」が基本です。 前身するときは左足で、後退するときは右足で体を押し出してやります。 頭は上下しすぎないようにできるだけ床と平行に移動します。 こうした動きは、通常歩行とは大きく異なりますので、初診の段階で徹底的に教え込みませんと、その後の技 術の習得に影響を与える物です。 故に、ウチの剣友会では、大人も子どもも積極的にすり足に取り組んでおります。
私が最近気になっているのは、踏み込んだ時の音です。 最近は一流選手(全日本選手権に出て来るような)でも、「ビターン」という踏み込みをします。 これは爪先が上がり、床を叩くようにしないと出ない音です。 だから踵を痛める選手が多いのですね。
私が子どもの頃は、「ドン」という音でないとダメだとされました。 爪先側から着地して踵をつくとこういう音がします。 足裏を床と平行に保ち、できるだけ低く前に出しつつ、右膝を直角もしくはそれよりやや鋭角に保ちません と、うまくできません。
地道ではありますが、こうした技術を一つ一つ子ども達に伝えていくことこそ、年長者の使命なのだと考え取 り組んでおります
|
|