Re: ムカついてしまう。 ( No.1 ) |
- 日時: 2017/11/03 03:15:26
- 名前: だみ声
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- こんばんは 初めまして、僕のHNは「だみ声」と言う72歳のオジン剣士で、中学生の部活の外部指導者として指
導を13年間続けています。 勇ましいお嬢さんですねえ。 でもそのぐらいガッツがあって、稽古と勉強にバランスよくがんばっている子だとし たら、末頼もしい限りです。 しっかり頑張って稽古を続けてください。 出来れば部活以外にも近所の道場でも稽 古して行けばいいと思います。
ところで参考のために、ぜひあなたの「剣歴」を書いてほしいと思います。 いつから剣道始めて、どんな稽古をや って、部員の人数や、現在の段位などです。 そして… >私の試合を見て、あーしろ、こうしろと、口うるさく言ってきます。 反抗期にある中学2年生としては、「ウゼェッ!!」と言うストレートな反応に僕はさわやかさを感じました。 そしてあなたにしっかり目を向けてくれている、愛すべきご両親なのだと感じました。
ところが反抗期の子にとって、こういう愛され方が「ウゼェ」と思う事もよく理解しております。 もう一つ質問ですが、 ご両親に >あーしろ、こうしろ< と言われた時、あなたはどんな言葉でやり取りしていますか? そして「あ ーしろ、こうしろ」の具体的な言葉をいくつか教えてほしいです。 たぶん… 勝てなかった試合の後など、「あんな相手にどぉ〜して勝てないんだっ?」とか、「稽古が生ぬるいんじゃないのか?」 とか「もっと強くなりなさい」などかな? 場合によっては、知らないはずの「打ち方」まで含まれるかな?
言われるこっちとしては、「ド素人に言われたくないっ!」と思うのは当然です。 「剣道の事を知らないのだから黙 っててよっ!!」とか「打てないんだから仕方ないでしょっ!」と言う言葉もあると思います。 「お母さんも剣道 やってみたらっ?!」のやり取りもあるでしょうね。
こう言うやり取りの末、「親が剣道を習い始める」と言うケースもあり、習い始めた親が、「子供の気持ちが分かる」 という事になると、「解り合える」こととなり、双方で真剣に剣道談義をやる事になるのでしょうが、現実は稀なケー スです。 何しろ親の方がスタート遅いし、稽古時間も短いし、少ないし、先生からも簡単に審査を受けるような言 葉ももらえないですし、実際親子で立ち合うと、当分の間(数年間)子供に勝てないですからねえ… 数年後は子供 は高校生以上だし、その頃だって勝てないでしょうねえ…。
僕が部活で取り組んでいるのは、「部員の成長ぶりを親に知らせる」ことです。 もちろんサボっている子の親にはサ ボりっぷりも知らせます。「うちの子はそんなにサボってないっ!」とクレームが付く事もありますがね… いずれにしても部員本人、その保護者、指導者が「情報を共有する」と言う方法でこの問題は解決します。 文書で知らせるのが一番いいのですが、試合会場に保護者が来てくれている時に雑談の形で知らせることが出来ます。 あるいは部員に渡す「剣道ノート」でやり取りし、「お父さん、お母さんにも見てもらいなさい」という事もやってい ます。
もう一つの方法は、家での親子の会話の中に「今日の稽古」の事を話題にしたりして、部活内容を伝える事もこうい う親子の正面衝突を避ける方法になるでしょう。 最近ゲームばっかりで、親子の会話がさらに少ないことも僕はい い事ではないと思っています。
でもね…… 親が試合会場に来てくれること自体、あなたは親のありがたさや愛情をいっぱい感じる必要もあるのですが、そこに 反抗期が邪魔をしています。 なぜこんな事を書くかと言うと、行きたくても試合会場に行けない親もい〜〜っぱいいるのです。 親は親で都合着 けて試合会場に子供の試合を見に行くと言うのも大変な努力なのです。 見ちゃうと負け試合に口を出してしまう事 もあるのです。 すべて「愛情」なのですよ。
その逆で反抗期の子供は、「見に来るなっ!」も言いますね。 親としては一抹の悲しさ、寂しさを感じるとともに、 親離れしつつある「我が子の成長」も同時に感じているのです。
以上の僕の返信から、何か感じ取ってくれたらうれしいです。
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Re: ムカついてしまう。 ( No.2 ) |
- 日時: 2017/11/03 06:27:22
- 名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk
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- 参照:
- はじめまして、勇者さん! 管理人のHide.というオヤヂです。よろしくね
そうですねぇ、お気持ちよくわかります。 実際にやってみれば、そう簡単にはいかないものですから「わかりもしないのに言わな いでよ」という気持ちになるのは当然です。
技術的なことは、先生や先輩からのアドバイスをしっかり聞くようにしましょう。 でも、メンタル部分のアドバイスは、先生や先輩以上に親の方がわかっていることがあ りますので、素直に聞くようにした方がいいですよ 〜☆
剣道に限らずどんな分野でも、伸びる人というのは「素直な人」「謙虚な人」です。 他人からの意見や助言に対して、素直に「そうだな」と思って取り組める人。「自分は まだまだなんだ」と謙虚に努力を続けられる人、こういう人が伸びていき成果を上げる ことができるものです。
身内からのあまりわかっていない(?)と思われるアドバイスは腹立たしいかとは思い ますが、それも、勇者さんのことを思えばこその助言です。まして、あなたが剣道をす ることを応援する気持ちからそうおっしゃっているのです。剣道ができるのはご家庭が 幸せだからです。家庭のトラブルで剣道を続けたくてもできない人だって少なくないん です。そのことには感謝いたしませんとね
勇者さんの受け取り方ひとつで、同じ言葉でも意味が違って聞こえるはず。 「うざいな」と思いつつも、謙虚に聞く気持ちが持てるといいと思います 〜☆
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Re: ムカついてしまう。 ( No.3 ) |
- 日時: 2017/11/04 18:01:01
- 名前: ViVi
- 私も遠い昔に剣道経験のない親から色々言われてムカついた経験あります(笑)
剣の道では若造の部類ですが40代半ばを過ぎて指導者として約15年、色んな親子を見てきました。 でも親御さんって我が子の事はよく理解していて意外と的確なアドバイスを送っているものなんですよ。 自称「見取り稽古八段!」とか言ってる保護者も何人か居ましたねえ(笑) 素人に意見されるのは面白くないでしょうが、その素人に意見されるような剣道しか出来ていないのも真実なのです。 「素直な心」「謙虚な気持ち」「我以外皆師也」です。 オジサンの独り言でした・・・
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