Re: 愛知七段審査 ( No.11 )
日時: 2017/08/30 06:56:46名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk
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参照:
To 剣太郎さん 少しでも拙サイトがお役に立ちますればうれしく存じます。 良き結果を期待しております!p(^-^)q
Re: 愛知七段審査 ( No.12 )
日時: 2017/08/31 06:22:43名前: 剣太郎
昨日、11月に開催される名古屋での審査会と9月中旬にある模擬審査会の申し込みをしてきました。申し込みをした市剣連の先輩は『7段が受かるには すりあげ面を打たんと悪いよ!』って言われましたが、そうなのでしょうか!?剣太郎的には すりあげ面はできません。それと重い760gの竹刀でずーと稽古を積んできましたが今日の朝から軽い竹刀での素振りを30本ふるようにしました。大きく振りかぶり、足も前後に大きく踏み出し、頭上から振りかぶる時速くふりおろします。これは何かのサイトで重い竹刀は持久力の筋肉をつくり、軽い竹刀での稽古はスピード重視の筋肉を作るってかかれていたからです。これは、重い竹刀と軽い竹刀を使い分けて稽古を積んだ方がよいと書かれていましたので今日から朝、晩に軽い竹刀で30本づつするようにしました。少しずつ自分に課題を与え11月の審査にのぞみたいと重います。
Re: 愛知七段審査 ( No.13 )
日時: 2017/08/31 07:03:05名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk
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参照:
To 剣太郎さん 段審査には「〜でなければいけない」という都市伝説が多いですが、それに惑わされず ご自身の剣道をしっかりと表現なさることが大切と考えます。 竹刀の使い分けは私も行ってますが、体幹を鍛えるには重い竹刀での切返しや基本打ち は効果があると感じています
Re: 愛知七段審査 ( No.14 )
日時: 2017/08/31 08:49:33名前: 剣太郎
Toヒデ先生 コメントありがとうございます。重い竹刀を使う事は体幹を鍛える意味もあるんですね!『何の技を打たんと7段は受からない!』って言葉は『都市伝説』的な意見と捉え自分にあった稽古をしようと重います。ありがとうございました。
Re: 愛知七段審査 ( No.15 )
日時: 2017/09/01 00:24:40名前: 三七式ヨシ
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三七式ヨシと申します。 この春、京都の審査で七段に初挑戦いたしましたが、合格は頂けませんでした。 諸先輩方(範士八段の審査員経験者を含む)に伺った話、剣道雑誌の投稿、剣窓 (全剣連の機関紙)の審査委員が書かれたものなどと、推論を含め書き込みます。 既に、聞かれたこともあるでしょうから、参考になるかどうかは取捨選択して下 さい(多分に都市伝説が含まれているかも) ・まずは防具、稽古着が痛みすぎていないものを正しく着装する。 ・審査時間は短いため、審査員は見極めるのに集中をするのですが、見る立合を 選択しているらしい。 ・上記に伴い、立合の場に出て、順番待ちの立ち姿により決めている可能性があ る。 ・立合をするのに、コートに入ったら臨戦態勢になっている必要があり、蹲踞して 立ち上がってからでは遅い。 ・礼法、所作は剣道指導要領や、剣道形解説書を参考にし、必ず右足から出る。 これは、立ち位置で(前の受験者が要れば、審査員に近い方に出る)注意が必要。 ・蹲踞から、立ち上がった際、半歩でもよいので前に出て、触刃の間に入るまでに 発声する。審査員に気当たりを感じさせるよう、しっかり腹から発生する。 ・交刃に入ってから発声するのは、打ち間に入っているので攻め合いが分かってい ないと見られる。 ・構えは、有効打突を欲しがり過ぎず、どこからでも来なさい的な品位のある構え が良いらしい。 ・立ち上がってから、少なくとも10秒程度は攻め合いを行い、いきなり打突するの はよくない。 ・打突は基本に即した打ちで、しっかり打ち切ること。胴を抜かれそうになっても 手をおろさない。しっかり残心を示す。 ・初立ちを有効打突としたいが、お相手の有効打突は剣線を殺すなどして、頂かない 方が良い。 ・ここぞという機会に捨て身で打つため、打突数は数が限られる。 ・打突後、次の攻めに繋げ、縁を切らないようにする。 ・剣窓、雑誌によると有効打突は面のみ評価する審査員も居られるらしい。 ・応じ技は、評価が高いらしいが、攻め込まれての応じ返し胴は評価が分かれる。 ・試合の歩合(有効打突数)を加味する審査員と、そうでない方が居られる。 私が六段を合格した時に一番感じたのは、立合は審査員とではなく、お相手とする ことが大切だと思いました。これは、七段でも同じだと思います。 そのために、礼法や所作事は普段から注意して行い、本番は立合だけに集中する必 要があると思っています。 もう、ご覧になったかもしれませんが、you tybe に「審査対策」という動画があり ましたので、ご参考までに。 hhttps://www.youtube.com/watch?v=TyZJvw6kiqc
Re: 愛知七段審査 ( No.16 )
日時: 2017/09/01 08:56:57名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk
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参照:
To 剣太郎さん >重い竹刀を使う事は体幹を鍛える意味もあるんですね! 私も昔は「竹刀を早く振るために」と「無駄打ちを少なくするために」という2つの目的 のために重い竹刀を使っていました。 しかし近年は「体幹で竹刀を構え、体幹で打つ」ということこそ思い竹刀を使う意味な んだということに気が付きました。 同時にこの5年ほど、両足足袋を履いてお稽古しています。 床が引っ掛かりすぎるので、滑りやすくするためです。 これに思い竹刀を組み合わせることによって、バランスと体幹を鍛えています >『何の技を打たんと7段は受からない!』って言葉は『都市伝説』的な意見と捉え自分 >にあった稽古をしようと重います。 はい、自分らしい剣道で審査を受けなければ「借り物の段位」「余所行きの段位」にな ってしまいます。自分自身がお稽古で培った剣をもって、目標とする段位を突破されま すよう念じておりますp(^-^)q
Re: 愛知七段審査 ( No.17 )
日時: 2017/09/03 10:36:14名前: 剣太郎
To、ヒデ先生、コメントありがとうございます。三七式ヨシ先生、とても参考になりました。 私は週に3回稽古をしています。しかし、小、中学生との稽古が中心です!大人との稽古は館長との稽古のみです!この稽古環境の中で工夫して7段に合格してやるって思っていましたが先般の福岡での審査で『お相手と噛み合わない!』ってことがあったんでこれを克服するにはたくさんの人たちと稽古を積むしかないと思いました。どうしても土、日、月曜日と稽古ができません!他の道場に行くには距離的に無理があります(出来ないって思えばそこまでなんですが・・・)!そこで朝、晩の『日本剣道形』をとりいれた稽古をすることとしました!しかしやはり稽古をもっと積まないといけないと『もんもん』しています。さて、この、稽古不足どうしたらよいものでしょうか!?来週の土曜日に小学生の昇級審査があります!この中で『木刀による基本稽古法』っていうのが1〜3級の審査を受ける時に必要になってきます!来週、私の教えている道場生が二人、3級を受けるんで私は『木刀による基本稽古法』があまりわからないんで、先週の金曜日は館長が休みだったんで『動画』を見て、取り敢えずは2本目まで教えました(あんまりいっぺんに教えても無理があるんで!)!後、3、4本目もわりと簡単だったので火曜日に教えようと思います。この基本稽古法も朝、晩に追加して稽古しよと思います。土〜月曜日の三日間は地稽古が出来ないので 取り敢えずは『日本剣道形と木刀による基本稽古法』で7段を合格するための『機会』の勉強をしようと思います。後、は週三回の道場内での稽古を大切にし、小、中学生と基本を強化していきたいと思います。
Re: 愛知七段審査 ( No.18 )
日時: 2017/09/03 16:18:57名前: 三七式ヨシ
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剣太郎先生へ返答ありがとうございます。 三七式ヨシです。 稽古熱心なことで頭が下がります、。 Hide先生が書き込みをされている通り、自分の信念をもって向かわれることが大切だと思います。 自分も三段以下の昇段審査の審査員をさせていただけるようになりました。 そこで、感じたのは審査員なりの各級位、段位の基準と照らし合わせて合格か不合格かを判断する ということです。 中央審査会の審査員も、ご経験などから、この段位であればこれくらいという基準に照らし合わし て居られると思います。 我々、受験者はそれに当てはまることを1分半を2回の立合で見せなければ合格できません。 また、全剣連の段位基準としては、 六段 剣道の精義に錬達し、技倆優秀なる者 五段受有後5年以上修業 七段 剣道の精義に熟達し、技倆秀逸なる者 六段受有後6年以上修業 八段 剣道の奥義に通暁、成熟し、技倆円熟なる者 七段受有後10年以上修業 46歳以上 とされています。 「精義に熟達して、技倆秀逸」とは具体手的にはよくわかりませんが、攻め崩しや引き出して機会を 作り打突することが必要なようです。 従って、引き出して機会を作った応じ技ができると評価が高くなるようです。 先年、刃引きによる剣道形を披露する機会(打太刀)を得られ、半年近くお相手と稽古しました。 そこで、各技ごと以外に以下のような注意を受けました。 ・打太刀は各技は機を見て打つとあるので、機を見極めること。 ・小太刀の場合は、間合いが接するや否や懐に入られないようにするため、太刀の形と機のとり方が違 うので注意する。 ・仕太刀の残心をしっかり示させること。特に、二本目、三本目などは上段を取らずに気残心になるの で、見極めが必要。 ・立位置の九歩の間、横手交差、中央など位置取りに注意すること。 ・抜く技では早く動きすぎないなど、技の理合いを考えること。 ・仕太刀は残心を示す上段の構えの時など、足の引付に注意すること。 ・また、全剣連の申し合わせ事項や、剣道形の指導の注意事項など熟読し、正しい剣道形を行うように すること。 ・構えを解いて、下がるとき踵を床に着けない。 などです。 繰り返し、練習すると動きの流れを覚えるので、例えば二本目の小手抜きの際、打太刀が振りかぶった時 点で仕太刀が下がってしまうのを見かけますが、それでは抜き技にならないのなど、理合いを考えながら 行うのが大切だと教わりました。 剣道形は一人稽古もできますが、打太刀と仕太刀の連携が取れないと形にならないので、流れを追うだけ でなく、お相手(仕太刀の時は打太刀を、打太刀の時は仕太刀を)をイメージしながら行うと良いと思い ます(そのために稽古されているとは思いますが老婆心です)。 及第点ぎりぎりの評価でしたが参考までに。 なお、小太刀の三本目のヤ−は面に行くとき時に発声ですが、胴の時に発生しているのは間違いですので 練習の際はご注意ください。 hhttps://www.youtube.com/watch?v=15k4gHm3SsM&t=254s
Re: 愛知七段審査 ( No.19 )
日時: 2017/09/03 18:09:43名前: 剣太郎
To 三七式ヨシ先生へ コメントありがとうございます。動画の打太刃は三七式ヨシ先生ですね!素晴らしいですね!私もいつかは演武をしないといけない時がくるかもしれませんが用意からいろんな事を考えてしまいます。また、三七式ヨシ先生は今度の11月にある名古屋審査は受けらるのでしょうか!?もし受けられるのなら対策はどのようにしますか!?
Re: 愛知七段審査 ( No.20 )
日時: 2017/09/04 00:59:30名前: 三七式ヨシ
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剣太郎先生へ 三七式ヨシです。 こんばんは。 形は、まだこれから勉強していかねばなりませんが、おほめにあずかり光栄です。 形についてはyou tybeでいろいろ出ています。 もともと、古流の剣術の各流派から技を集めているので、教えられる先生により解釈が微 妙に異なるので、色々勉強が必要です。 私的に興味深かったのは、 hhttps://www.youtube.com/watch?v=4eapgYlYkqM&t=506s hhttps://www.youtube.com/watch?v=3iWpCztL5ps&t=618s です。 私は、週に一般の方々と五回、稽古をお願いしています。 月曜は、大体七段の先生が3人と私とあと数人で、切り返しと基本打ちのあと互角稽古で小 一時間。 火曜は20人くらいで市の合同稽古会があり、切り返し、正面、2段打ちの基本技、応じ技、 打ち込みの練習で20分程度かけ、その後2分程度でお相手を替わりながら互角稽古を5人程度。 その後に八段、七段の先生が元立をされ互角稽古と、待っている者同士の互角稽古が35分程 度で約1時間の稽古。 木曜は、月曜のメンバーにプラスして、教員で七段をお持ちの方や、20代の教員などが参加 される稽古会。 金曜は5人くらいで小一時間。 日曜は10人(日によりますが、七段がお二人、六段が三人、五段が三人、四段が三人、三段 以下が三人)ほどで、素振り、木刀ですりあげや体を開いての抜き面。竹刀で左右の応じ返 し胴。1分半から2分の互角稽古を五、六人。それから切り返し、基本打ち、応じ技の練習で 大方一時間。 仕事の都合が付けば、週五回の稽古です。 特に、日曜は基本打ちでも毎回蹲踞してからの稽古をしています。 各稽古では、提げ刀、帯刀で柄頭がどこを向いているか、立礼の礼の角度や目線、三歩目 で肩口から袈裟懸けするように蹲踞。 立ち上がりから、間合いに入るときの発声、残心。 打つときにはなるべく目線の高さが変わらないように。体を起こしたまま打つように。 「構え=打てる形」を目指しています。 基本打ちの正面打ちは、一歩攻めの形を示してと剣道指導要領に示されていますが、遠間 から入って、一歩入った時、瞬間停止して、構えの形を作って肩を使って打つのと、触刃 の間から剣先がお相手の喉もとに向かって手の内で足を継がずに打つ二種類を混ぜていま す。 実は正直、丹田の位置がまだ確定できていませんが、呼吸法が少し分かってきたので六段を 頂戴するころから稽古が楽になりました。 遠間からの面を見せておくと、こちらの仕掛けにお相手が反応して、相面狙いで飛んでくる ので出小手、すりあげの機会が増えますよ。 現在、県内には八段が三名居られます。 先日、「脳を活性化させる剣道」を出版された湯村範士。 選手権で三位、昨年の八段選抜でも三位に入賞された山中教士。 警察官の阿部教士です。 この先生方が中心となり、毎年、三月の後半に、中央審査会に対する講習会が開かれます。 (この講習会で、合格の目があると言われたのですが、京都では合格できませんでした。) その講習会での、注意事項、日曜の稽古会等での聞き取りについては先般書き込んだ通りです。 あとは、4月の後半に伝達講習会(指導法、剣道形、木刀による基本技稽古法、審判法を、 朝10時から16時まで、休憩を挟みながら座学と実技)はなるべく毎年参加するようにしてい ます。 ここ、3年ほど、ここ伝達講習会でドーピングの話が座学でされています。 あと、最近言われるのが跪座、跪裾。 剣道形の申し合わせ事項等なども勉強になります。 今は、先日、湯村範士から「構えた時の右ひざをもう少し緩め、左足の溜めを作りなさい」と ご指導いただいたのと、阿部教士から「七段審査では、気当たりが重要だから、発声をしっか り行うように」とアドバイスいただいたのでそこを注意して稽古しています。
Re: 愛知七段審査 ( No.21 )
日時: 2017/09/04 07:15:56名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk
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To 剣太郎さん 子どもとのお稽古だけでも十二分に力をつけることは可能です。 子どもと合気になるのは難しいですからね。 合気を作りつつ、いいところは打たせ、ならぬところは咎める。 これができれば審査にも応用が利きます。 ただ、間合いと打突力は感覚が違いますので、館長先生とのお稽古で磨いていきましょ う。頑張ってくださいねp(^-^)q
Re: 愛知七段審査 ( No.22 )
日時: 2017/09/04 12:04:44名前: 剣太郎
Toヒデ先生、コメントありがとうございます。どうしても道場では小、中学生を中心とした稽古を優先しなくてはいけないので自分の剣道をレベルアップするにはどうしたらよいか迷ってました。もう少し考えながら稽古したいと思います。 To 三七式ヨシ先生、コメントありがとうございます。週、5日の一般の人たちとのお稽古とは凄いですね!また、いい環境だと思います。私は自分が教えている道場内だけで7段を合格してやるって以前は思っていましたので、私との違いはそこだと感じました。ある、先生が6段を合格するには1日1回の稽古を、7段を合格するには朝、晩、2回の稽古を、8段を合格するには朝、昼、晩の1日、3回の稽古をしなければ合格しないと言ってました。私も7段を合格することが出来れば後、10年後、8段を受けるには1日、3回の稽古し自称、剣道の『プロ』になろうと思います。60歳を過ぎれば仕事も定年ですから(笑)。
Re: 愛知七段審査 ( No.23 )
日時: 2017/09/04 23:06:53名前: 三七式ヨシ
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剣太郎先生へ 三七式ヨシです。 どのような対策をされているのか尋ねられたので、内容を列記させていただきました。 各会場までは、近いもので車で20分、遠いものは1時間かけて通っています。 ご紹介した湯村範士は、八段受験のため年数は失念しましたが、片道4時間から5時間かけ、 大阪や京都に出向いておられたそうです。 また、火曜の稽古会には県境を越えて2時間以上かけて通ってこられる方もあります。 剣太郎先生にもご家庭、お仕事の都合がおありでしょうが、私も同様であることをご理解 いただけると幸いです。 すりあげ面が苦手との記述がありましたが、中学生相手に使って見られては如何でしょうか。 火曜の稽古会では、上は範士八段から初段まで20人から30人くらい集まります。 上位の先生方にかかるのはもちろん勉強になりますが、下位の方々にお願いする時には、攻 めて打つ、引き出して打つと自分の技前の稽古を行います。 また、そんな時に上手の先生が横目で見られ「打たせ方も工夫しなさい」とはっぱを掛けら れます。 剣太郎先生がどのように子供たちと稽古しているか不明で、すでに取り入れられていること だとは思いますが。 ・まずは攻め勝って打つ。 ・攻めて、すきを作って打たせる。 ・攻めて、仕掛けて引き出して乗る。応じる。 いくつかのパターンを組み合わせれば、子供たちも伸びると思います。 先回、面打ちは二種を使い分けると書きましたが、 ・表、裏の払い面。 ・表、裏から割り込むように面。 ・巻き上げ巻き落としての面。 ・一息で面打ちを四本連続(声を切らさないように出し続けながら) なんてこともやっています。 これも、もうご存知でしょうが、呼吸と虚実には関連があるのが分かってきました。 呼気の時に攻められやすいので、いかに相手に呼吸を読まれないようにするか。 長時間吐き続け、吸い込むのを短期間で行うようにすること。 上位の先生にお願いすると息が上がります。 これは、自分の推論もあるのですが、「呼気=実」「吸気=虚」の関係があり、上位の先生は 吸おうとしたところに攻め込まれます。 従って、息を吸うのが難しくなり、肺の上部で浅い呼吸をすることになる=息が上がり苦しく なる。 そこで、単調なリズムで呼吸をせず、なるたけ長時間吐き出して肺の中を空にする。 肩、胸、呼吸音を抑えて、横隔膜の作用で息を吸うことによりお相手に悟られないようにする。 吐く時間が長いと実の時間も長くとれるので、こちらから攻め入りやすくなります。 切り返しの息継ぎで、左右面から次の正面まで息継ぎwをしないように行うのは、このためでも あると思っています。 切り返しですが、自分的には早さより、大きく肩を使うことを意識しています。 私は、真っすぐ振りかぶって、頭上で手の内を返すように習いました。 切り下した軌道を戻るように振りかぶるやり方もあり、どちらが正しいか良く分かりません。 どちらにも、それぞれの考え方があるのですが、私は真っすぐ振りかぶる方を取っています。 そう教えられたというのもありますが、面を着けると振り下ろしの軌道方式ですと、左側が振りか ぶりにくくなるので、両方同じ高さに振り被りやすい真っすぐのやり方をしています。 あと、左手の下からお相手の面が見えるよう振りかぶっています。 これは、子供に指導するとき手本になるようにするのと、肩を使わないと手の内が使えないためで す。 スピードのみを追うと、手の内は握ったままになり、竹刀が立ってきます。 多少、早さは遅くとも、しっかり振りかぶり手の内を決めながら行う方が、応じ技への練習にもな ると思っています。 剣太郎の文章を拝見すると、熱意があふれているのを感じます。 子供たちや館長先生と懸命に稽古されているのが目に浮かぶようです。 合格されることを祈念しています。
Re: 愛知七段審査 ( No.24 )
日時: 2017/09/05 05:31:22名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk
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参照:
To 剣太郎さん 少しでも拙サイトがお役に立ちますればうれしく存じます。 いろいろ工夫してお稽古に取り組むことは他のいい思索です。 頑張ってくださいねp(^-^)q
Re: 愛知七段審査 ( No.25 )
日時: 2017/09/05 06:26:56名前: 剣太郎
To 三七式ヨシ先生コメントありがとうございます。大変勉強になりました。私は道場の小、中学生とお稽古をするとき『切り返し』を中心とした稽古になります。まず必ずいつも同じ小学生の相手と組み、小学生に50本連続切り返し、次に私が532本連続切り返し(毎回ごと10本づつ増やしていき最終的には601本連続切り返しが出来るまでします)、その後、小学生に大きく面打ち、大きく小手面打ち、小さく小手面打ち、小手体当たりをさせ、同じことを私もします。中学生とする時はそれプラスかかり稽古を2セットします。その次に小学校の体育館を使って端から端まで大きく面打ちの『追い込み』を往復5セット、小さく小手面打ちの往復を5セットさせ最後に小学生をかかり稽古歳ます。その時間25分でしょうか?二人目からは50本連続切り返しをさせ、また同じ基本打ちをさせます。ですから1回の稽古で4人が限度です。私がこの週3回の稽古しか出来ないんでどうしても760gの竹刀で連続切り返しをしたいので時間がありません。最後に館長との稽古となります。この内容の稽古を繰り返してきました。私なりの考えの稽古です。切り返しを主とした稽古にしたいのです。でも少し、いろんな大人の人たちとお稽古をしたいのですが、機会がありません。
Re: 愛知七段審査 ( No.26 )
日時: 2017/09/06 00:32:50名前: 三七式ヨシ
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剣太郎先生へ。 三七式ヨシです。返信ありがとうございます。 私を教えて下さった先生は「切り返しには剣道の基本の技がすべて含まれている」とおっしゃっていま した。 前進後退の足さばき、面、手元を下げるだけで小手、左右面も左手の位置が下がれば胴打ちになります。 刃筋を意識して手の内を返せば応じ技の練習にもなります。 最近の全剣連では、正面打ちを元立ちが引いて、打ちを伸ばすよう指導されますが、私は体当たりの方 が稽古になると思っています。 昔、「六三四の剣」という漫画でチームで体当たりを練習し、武道館で勝ち進むというのがありました。 最近の子供たちは、気持ちが優しいのもあってか体当たりを習得するのがなかなか難しいですね。 今年の伝達講習会でも、全剣連では鍔競合いの短縮が問題となっているとのことでした。 選手権でも鍔競合いの別れ際に引き面を打つのを見ましたが、個人的にはさみしい気持ちになました。 鍔競合いから、引くと見せかけて下がり面は、打たれる方にも非はあるのかもしれませんが、なんだか だまし討ちぽっく見えて、個人的には日本を代表する試合では見たくない技でした。 打突が不十分、体当たりでお相手を崩しての打ちとは一味ちがうような気がしてなりません。 私はそんなに器用な人間ではないので、繰り返して体にしみこませるため、素振りや切り返し、基本打ち を毎回稽古の初めに行うものであると考えています。 剣太郎先生の切り返しの本数に圧倒されて今いました。 手の内や足運びなど、一本一本に注意を払って左右面が打てれば、Hide先生も書き込みされているように 体幹が鍛えられ、良い稽古になると思います。 ただし、私も時々ピンチヒッターで出身道場に顔を出すのですが、いかんせん子供たちの集中力を維持する のは至難の業です。 数を目標にすると、回数をこなすことに頭がいき、一本ずつがおろそかになりがちになります。 剣道時代か剣道日本のなにかの記事で読んだような気がするのですが、素振りでも集中できるのは30本程度 と記憶(勘違いかも)しています。 回数をこなすのであれば、連続して行うより、何本ずつかのセットにして、セット回数を増やすというのも 方法の一つと思います。 剣太郎先生の教え子が、回数をこなす意義を理解して、一本ずつ丁寧にされていれば問題はないのですが。 切り返しにも、色々方法があるので、 ・普通の切り返し ・胴の切り返し ・元立ちが面を打つのを応じて左右の胴を打つ切り返し ・私は良くわかりませんが、水平切り返し ・すり足(飛び込まない)と寸止めをセットにした切り返し ・元立ちがかかり手の胴に竹刀を付け、間隔を確保してしっかり手を伸ばすように切り返しをする など、バリエーションを組み合わせるというのも手だと思います。 伝達講習会では、もう一つ、攻めと打ちに加え、機会を捉える練習として、元立が開けたところをすかさず打つ 練習をさせられました。 これは、通常、基本打ちは掛かり手優先で行いますが、攻め(一歩詰めて)出たら余勢を使って打ったり、一歩 出るときに攻めにならないで手元を上げてしまうのを矯正する狙いがあるとのことでした。 これは、大人がやっても溜めの練習になると思いますし、出ばななどの練習にもなると思いました。 剣太郎先生も館長先生も信念を持ってされておられるのに、横から口を挟んで申訳ありません。
Re: 愛知七段審査 ( No.27 )
日時: 2017/09/06 06:42:17名前: 剣太郎
三七式ヨシ先生、おはようございます。いつもコメントありがとうございます。私は夜は自主練後にはこのような意見、ブログ等返信が出来ないんでこの朝の時間を利用し書いてます。『切り返し』は私の大学時代の武大時代に大学の先生から基本が出来ていない剣太郎に『まず、切り返しを数こなせ!そして体力を養えよそしてたら旺盛なる気力が養える!まずはそこから・・・』ってことで6段を合格したら特に切り返しを重点として考えました。只、この切り返しの本数(昨夜は532本連続切り返しをしました)をして『追い込み』を10往復(最近は小さく小手面打ちを強化してます)しているとやはり25分は時間がきるので館長との稽古が出来なくなります。館長と稽古をしたい小、中、高校生が並んでいるのに割り込んで私だけが稽古をするわけにはいかないので昨夜は館長とは出来ませんでした(でもこの切り返しの回数はゆずれませんし)。もう少し考えて稽古をしなければならないと思いました。また、今朝の『木刀による日本剣道形』の稽古をしていると、剣道を42年続けているのに、『今頃?』って思われるかもしれませんが、木刀の剣先を見ていると『気の流れ』みたいのが感じられました。これには『はっと』気づく点があり このことより少し『理合』の勉強をすることとしました。あと、この『いちに会』をお借りしてなんなんですが私は『剣太郎の追っかけ日記』っていうのを書いてますんでこちらにも最近は7段について書いてますんでコメントを頂けましたら幸いです。
Re: 愛知七段審査 ( No.28 )
日時: 2017/09/06 22:11:08名前: 三七式ヨシ
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剣太郎先生へ。 三七式ヨシです。返信ありがとうございます。 武大とは国際武道大学のことですか。 であれば、浅学で書き込んだのは汗顔の至りです。 私が考え違いのところをご指摘くだされば幸いです。 また、形の動画についても何かお気づきのところがあれば教えて下さい。 前述した、日曜の稽古会では集合人数掛ける10本の前進後退連続正面打ちと30本左右面の素振りを行っています。 大体、正面は80本程度の場合が多いのですが、それでもそこそこの数だと思います。 やはり、500〜600本の連続はそれだけで体力をかなり使いそうですし、毎回となると剣太郎先生は相当の打突力を お持ちなのでしょうね。 私は、小学校の2年生で剣道を初め、大学4年生の春から、子供が幼稚園に入るまでの間一たん剣道を離れ、30半ば から再開したリバ剣です。 かれこれ40年、上手の先生にお願いすると、目に見えない圧力まではいきませんが、なにかしら感じたり、伝達講 習会の講師で来られた先生にお願いすると、こちらの気勢を流されているような気がしたりすることがあります。 とみ新蔵先生の剣豪ものの漫画では、剣先から炎のように気を放つのが描かれたりしますが、私には良く分かりま せん。 国士館でのある先生に、太刀の形六本目をご教示していただいたとき、仕太刀の下段からの攻め上げで睾丸あたり に何かしらもぞもぞ感じたことがありました。 七段審査でも、気勢は求められているようですし、また何かわかれば教えて下さい。
Re: 愛知七段審査 ( No.29 )
日時: 2017/09/07 06:36:52名前: 剣太郎
To三七式ヨシ先生、コメントありがとうございます。はい、私は国際武道大学出身です。でも私は専門的な知識はありません。私の事や愚息の事はブログを見れば分かるかもしれません(笑)三七式ヨシ先生はどこの大学出身ですか!?昨夜も東京に住んでる友達が7段審査に向けやはり、悩んでいるみたいでした。彼は6段も10数回受け、やっと合格し、7段も次の名古屋で10回近く受けてます。彼が6段を合格した時『あいつが受かったんやからオレが受からんはずがない!』って思い私も受かるまで6段を受け続けました。そしてやっと6回目で合格しました。それで7段も彼とどっちが早く合格するか競争です。稽古不足を『考えて』補おうと思います。あと、館長との稽古ですが一番に面をつけて一番にかかろうかと昨夜の風呂の中で考えました。でも一番にかかると、後あとの542本切り返しや10往復の追い込みがきつくなると考えています。しかし、これが試練でよいかめやしれません。後、数日前向から意識しだしたんですが日本剣道形や立合の時の蹲踞の『座るとき、立ち上がる時』を意識し出しました。
Re: 愛知七段審査 ( No.30 )
日時: 2017/09/07 08:51:02名前: 頑張って
剣太郎さんも三七式ヨシ先生も自分を追い込む稽古をなされていらっしゃるのですね。敬服いたします。 私は数年前に七段を拝受いたしましたが、段審査のための稽古をしていませんでした。 もっぱら稽古相手は小学生や中学生。元立ちを多く行いましたが、意識したのは攻めや気持ちで負けないこと。相手の起こりを捉えること。手元を上げて避けないことでした。 打ち込みや掛かり稽古も打たせるだけではなく、自分も足を使って捌いたり、打ち込んだりの繰り返し。 稽古も面技中心で攻めや構えを意識した覚えがあります。 お二人の稽古内容をお聞きし、凄い(素晴らしい)と感じる反面、私ならどうするか考えさせられるものになりました。 八段審査挑戦も近づいています(数年ありますが)ので自分なりにしっかりと考えた稽古をしようと考えさせられました。ありがとうございました。