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指導者の心について
日時: 2015/12/23 13:05:35
名前: いち保護者 

会の指導者のあり方について疑問に思うことがあるので相談させてください。

・指導の中心を担って下さっている先生方は子供の頃から剣道をされていて、継続またはリバ剣の方が多い。
・高齢高段の先生方は運営の中心であるが、大人になってお子さんと一緒に剣道を始められた方が多い(5〜7段)

前々から少しずつ見えてはいたのですが、このところ顕著に、子供の頃から剣道されていた方々が、高齢の先生を軽視する態度が目立ってきていて、子供達にそれが伝染しないかと不安に思っています。

過去のご自身の功績と経験の自負が、高齢の先生の指導方針を否定する気持ちにつながるのかもしれませんが、それが実子にまで及んでいて、稽古を見学している保護者としてはとても見苦しく思います。

しかし意見を言えば方針に口を出すなという牽制も何度かあり、このままこの会に所属する事を不安にも感じています。

これは剣士会や剣友会という形態だから起こる問題なのでしょうか?
道場でもこういう事は有り得るのでしょうか?

いち保護者ができる事には限りがあると思いますが、長年所属した会にご恩も愛着もありますので、このまま武道や人道の礼を軽視する方針へ向かっていくのを何とか食い止めたいとも願っています。
何か解決への糸口などご意見いただけましたら幸いです。
メンテ

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Re: 指導者の心について ( No.1 )
日時: 2015/12/24 10:54:11
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照:

管理人のHide.です。

う〜ん、それは悪しき傾向です。
子どもはいいことよりも悪いことの方を真似しやすいものです。
指導者間にそういう空気があれば敏感に察知するはずです。
早急に手を打つ必要があると考えます。


ところで、高齢者の先生を軽視する態度というのは具体的にはどのようなものを指すので
しょう?
子どもたちの前でバカにしたような態度を取るということでしょうか??
恒例の先生のご指導を、あからさまに間違っていると指摘する行為でしょうか?

指導面で一番上(師範、指導責任者)はどなたなのでしょう?
また、会長はどういったお立場の方ですか?
保護者会のようなものは別に組織されているのでしょうか?
メンテ
Re: 指導者の心について ( No.2 )
日時: 2016/01/05 18:46:49
名前: Z 

仰られる状況は分かる気がします。
私の所属する剣友会でも先生方の経歴の分布は似ています。

学生剣道を経ておられない先生方はそもそも自分が試合を経験していないので、
子供たちに試合に勝つための技術を教えるのが苦手な傾向があります。
また大人になってゼロから始めた方では、昇段はできても「強い」剣道をするのは難しいものです。

そこで学生時代から剣道をやられていた指導者との間で、技術の教え方に関して齟齬を生じる場合があるということではないでしょうか。
これは高段者でも同じですが、特に成人後まで競技剣道一本で生きてきた人間には、色々欠落している方もいます。

しかし本件は個人の資質の問題だと思います。
若手の指導者が同門の年長者への敬意を払えば問題も起きません。
私の所属する会では、年長の先生方が指導者間の関係はフラットにするよう努めてくれている分、若手は年長の先生方を自然に敬って指導するという良いサイクルができています。
質問者様も一度代表の先生に率直に不安を申し上げてみたら如何でしょうか。先生も思うところがあるのかも知れません。

私営の道場であればこのようなことが起こりにくいのは確かです。なぜなら道場主=経営者ですから、剣道の指導に生計を負っているわけで、そこに意見を反する第三者が介入する余地は無いのです。
極論すれば道場主が、品格も作法も不要で試合に強ければいいという指導方針にすれば、それに賛同する人間だけが金を払って通えばいいのです。そこがサークル的な剣友会との大きな違いです。
メンテ
Re: 指導者の心について ( No.3 )
日時: 2016/01/06 09:48:45
名前: 長幼の序 

私のHNでもある「長幼の序」、まさにこれに関連する話ですね。
長幼の序とは、年長者と年少者の間の秩序。
年上の人を敬い、年下の人を慈しむ事。
いわば、人間社会における最も大切な「心」の持ちようを説いた言葉です。

若手の指導者が、バリバリ指導できるのも、高齢の先生の大きな土台、包容力があるからです。
どんなに実績のある指導者でも、絶対に追いつけないモノ、これは、長い時間かけて生きてこられた高齢の先生の「経験」です。
これは、一言では、言い表せない深いもの。
剣道だけでなく、実生活、仕事を長くやられ、生きて来られた先生の言葉、態度の中から、常に何かを「学ぶ」姿勢をしっかりと身に付ける事。

いち保護者様の指導者は、そこが欠けているようですね。
これは、すべからく個人の資質の問題と感じます。
元来、剣道を幼少期から継続されている方は、この辺りの秩序は、人並み以上に理解されている事が多いのですが・・・
そうでない方には、一様に「俺が、俺が」の1人よがりが多いですね。
また、やたらと成績のみに執着される事が多いようです。
自分の考えと異にする考えには、否定する前に「何故そういわれるのか?」という謙虚な推察があってしかるべき、これがないと指導者は先へ進めません。

剣道に関わらず、一人間、一社会人として、「長幼の序」を著しく逸脱した行為には、指導者、保護者の垣根を飛び越え、言葉を選びながら御進言なさるのもよろしいかと思います。
それこそ、子供、指導者、保護者の「三位一体」のバランスを取る為の必要な行動と感じます。
小さな疑念の積み重ねは、大きな疑念、酷い時は大きな失望につながります。

高齢の先生は、どう感じられてるのでしょうか?
意外と、その辺は理解しつつ、もっと深いお考えをお持ちかもしれません。
大きな海原で子供を遊ばせているが如く・・・
メンテ

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