Re: 剣道雑誌の記事について ( No.1 ) |
- 日時: 2014/10/03 07:25:55
- 名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk
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- 参照:
- 管理人のHide.です。
当該雑誌を読んでおりませんので、内容についてのコメントは差し控えたいと思いますが、 講習会や解説書の内容と違うとするならば問題です。
「本来はこうであった」「自分が修行した時にはこうだった」という但し書きがあるのな らその限りではありませんが、読者に混乱をきたすようなものは、雑誌メディアとしてふ さわしい記事とはいえないでしょう。
ともあれ、さっそく購入してみようと思いますm(_ _)m
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Re: 剣道雑誌の記事について ( No.2 ) |
- 日時: 2014/10/04 00:08:56
- 名前: 三七式ヨシ
- 三七式ヨシです。
Hide先生返信ありがとうございます。
今回のスレについては個人的な考えのため、送信後書き込みした ことについてどうかなとも思いましたが、気持ちが先行しアップ してしましました。
例えば今回の七本目についても、「打太刀が仕太刀を引き出すよう にとあるが、打太刀に引き出されるだけでなく、仕太刀は先の気位 で動作を行う。」など、補足的な書きようができるのではないかと 思うのです。
きっと私の読み用の問題もあるのでしょうが、全剣連と取材対象の 先生方の思いなどに差がある場合、読み手が混乱しかねないという ことを考慮した書きようをお願いしたいと思うのです。
話が発展しないようなトピ立てし申し訳ありませんでした。
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Re: 剣道雑誌の記事について ( No.3 ) |
- 日時: 2014/10/04 07:28:22
- 名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk
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- 参照:
- そうですねぇ、多くの人が目にする雑誌メディアに「これはありえません」と書いてしま
うのは問題がありますね。 ご自身が表される本でしたら持論自説をお書きになるのはかまいませんが。
全剣連の剣道形の解釈には多分に「???」な部分が少なくなく、私も個人的に形を打つ 場合には全剣連流ではなく独自の解釈のものを打っています。もちろん教える時は全剣連 流ですが。
井上範士の解釈にも「そうかなぁ?」と思うところがありますが、こうした重鎮の先生方 の解釈というのは勉強になります。そのような受け止め方でよろしいのかと
それにしても、せっかくの企画ですから、DVDにも載せて欲しかったですね(^_^ メ)
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Re: 剣道雑誌の記事について ( No.4 ) |
- 日時: 2014/10/05 14:07:54
- 名前: 三七式ヨシ
- Hide先生返信ありがとうございます。
三七式ヨシです。
剣道形については、他のスレでも記載がありますが、成り立ち自体が各流派の技を持ち寄り であり、委員会の合意で成り立っているので、解釈や伝えられた先達のお考えに差異がある のはどうしようもないと思います。
私も概ねHideと同じように、解説書と全建連の講習会をベースに別スレで書きましたが山根 範士などに教わったところをスパイスに練習し、後輩に伝えています。
解説書と銘打ってありますが、動作を文章にするのはとても難しく、また、委員会による解 釈すら年々変わるくらいですし、なかなか100%その通りにはいかないと思っています。
そのへんで、重鎮の先生方に解説書の行間を埋めて頂けるはある意味ありがたいとおもいま す。
しかし、解説書も雑誌も読み手側の練度や知識の問題もあるので、特に雑誌編集者にはその あたりに配慮した文章の書き方を注意して頂けたらと思います。
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Re: 剣道雑誌の記事について ( No.5 ) |
- 日時: 2014/10/06 10:52:58
- 名前: ずんべらぼん
- 三七式ヨシ 様
少し話が逸れるかも知れませんが、失礼します
>「解説書には打太刀が引き上げるようにとありますが、実際は仕太刀が終始先の気位で 形を打つので…
剣道形について馬場欽司先生は 打ち太刀は「機を見て打つ」となっていますから つまりは、仕太刀は機をつくるということだとおっしゃってました。
「実際は仕太刀が終始先の気位」というのと同じ意味と感じます。
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Re: 剣道雑誌の記事について ( No.6 ) |
- 日時: 2014/10/07 00:22:39
- 名前: 三七式ヨシ
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- ずんべらぼんさんありがとうございます。
三七式ヨシです。
またまた、形のディープなところに向かう予感を感じつつ。
この機と言うのが曲者ですよね。
太刀の方は大方、打太刀が仕太刀に対して機を見て仕掛ける構成になっています。
形が進むにつれ、高度な技での対応になりますが、一本目から五本目までと七本目 は間合いに達した後、仕太刀が打太刀の機を見て仕掛けます。
実際の試合では機は有効打突が決まるチャンンスなのですが、形の場合は最終的に仕 太刀が勝利するので、どちらかと言うと打太刀の技に対し仕太刀が対応できる準備が 整ったところになると思います。
小太刀も含め、基本的には仕太刀は後の先で勝ちを収めますが、先の気位を持たない と後の先の技も決まらないので終始仕太刀は先を掛けている必要があると解釈してい ます。
また、形の稽古では良く縁を切らないようにと注意を受けますが、これも上記と同様 に打太刀仕太刀ともお相手の動きに合わせる(待つ)だけでなく技の速度、歩幅など につい読みながら進めていくことが重要です。
この辺が高段者と初心者の違いになり、竹刀での立会いに生きてくると思います。
三本目の下段から剣先が上がり、打太刀が突くところや四本目の切り結んでからの突 き込みのタイミングなど、突きこむ方も受ける方も良い勉強になると思いますよ。
小太刀の一本目、二本目も仕太刀が入り身になろうとするところ(昔は仕太刀が入ろ うとする形を示していたと思いますが)となので、仕太刀が先を掛けるのに打太刀が 先に形としての技を出す構成になっています。
太刀の形の六本目、小太刀の三本目は他と異なりますが、実際の技を出すのは打太刀 が先です。
残心も同様に形で表す場合と気残心があるように、仕太刀が形として先を掛けるもの 形を示さないものがあるのではと思います
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