 Re: 彼を支えたい ( No.1 ) |
- 日時： 2012/05/29 02:54:44
- 名前： だみ声
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- みささん こんばんは。 僕はこのご相談に専門的にお答えする資格も能力もないただの剣道オタクの
一人です。 ただし剣道は習い始めた頃から、厳しい中でも良い部分は褒められ、努力も評価される経
験をたくさんしてきました。 そして今でも剣道をこよなく愛しており、死ぬまで竹刀を離さないだろ
うし、道場で稽古中に昇天出来れば至福の頂点だと心底思っている６６歳のオジンです。
そして後進の指導のまねごともやらせていただいておりますが、基本思想は「剣道で教える」でありま
す。 つまり「剣道を教える」だけでは物足りなく思っており、指導のツールとして剣道を介在してお
りますが、本当は青少年諸君が、「正しい大人」、「健全な大人」に育ってくれる事を心より願っております。
まずご相談内容から、みささんの愛する彼が、強い剣士に育った事は確かですが、剣道を愛する剣士に
は成れなかったようですね。
一度も親から褒められた事がないばかりか、罵声と暴力の毎日だったような生活が、多感な少年〜青年
の１８歳ごろまで続いたようですね？ 当然心地よいスキンシップの経験もないのでしょうねえ。
それでも今まで反撃もせず、ひたすら耐えて来て、唯一の腹いせが、「大学で剣道をしない」と言う事の
ようですね。 そして就職もし、みささんと出会ったのでしょうが、愛情を感じる経験のない生活だっ
た事が、みささんの愛情を受け入れる、「受け皿」を持てて無かったのではないでしょうか？
でも一緒に生活する所までやっと慣れて来たのが今の状態でしょうか？ ただし今も精神的には不安定
な事があるようですね。 出会いからここまでの経過が分かりませんが、その間にみささんの愛情を感
じ、受け入れたからこそ一緒に生活するまでになった筈だから、快方にあると判断して良いのではない
でしょうか？ だからこそ過去を語る事も出来たのだと思います。
そんな彼をしっかり抱きしめてあげる事は、きっと快方へ向かういい刺激にもなっていると思います。
きっと抱きしめられる事によって、彼は気持ちを静めているはずです。 では、これ以上何をしてあげ
ればいいのか？
いまだに親や顧問とも絶縁状態なのでしょうか？ 顧問は他人ですから後回しでいいですが、現在でも
親は「やり過ぎた」と言うような事はないのでしょうか？ 大学の学費などはどこから出ていたのでし
ょう？ 大学への通学は親元を離れたのでしょうね？
理想的には、大人になった彼が、過去の「心の穴」を埋める治療を受ける事だと思います。 みささん
の愛情や、抱擁も効果は出ていると思いますが… やはり専門医によるカウンセリングなどが必要なは
ずです。
彼には親しい男の友人などはいないのでしょうか？ 高校時代の剣道仲間などは、大学で剣道辞めた時
点で、交流はなくなってしまったのでしょうか？
＞彼に病院を勧めても、世間体を気にしていこうとしません。
今時、精神科に行く事にどんな世間体があるのでしょう？ でもきっと彼の心には、愛情のない
少年〜青年での生活が、世間体を気にする心理に追い込んでもいるのでしょうね？
でも、治療を受けるとしたら「彼本人」でなければならないのだから、なんとか一歩を踏み出すきっか
けがほしいですね？
申し訳ないですが、これ以上の事が分かりません。 最後には質問になりますが、たとえばテレビで剣
道の試合場面などがあると、彼は「見る」のでしょうか？ 「チャンネル変える」のでしょうか？
見る、あるいは場面に何らかの反応をするようなら、あの苦しいだけの剣道から、我々がやっているよ
うな、緊張の中にも楽しさいっぱいの剣道に触れるような機会を作ってみるのも、案外効果が期待でき
るのではないでしょうか？ というのも、彼は剣道そのものを嫌っている様には思えないからです。
尤もこんな事って、一回や二回で「剣道再開」なんてものでもないとは思いますがね…
剣道再開が、トラウマ脱出のきっかけになることを期待するのは、間違いでしょうか？
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| Re: 彼を支えたい ( No.2 ) |
- 日時： 2012/05/29 07:24:13
- 名前： Hide.◆vm9xYr4tCqk
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>
- 参照： http://ichinikai.com
- 管理人のHide.です。
そうですねぇ、今はただ、彼に寄り添ってあげることしかできないのではないでしょうか。
だみ声さんもおっしゃってますが、彼は愛情に飢えているのでしょう。
幼少の頃から、愛され認められるという経験が欠落しているがゆえ、愛を受け入れること
もわからず他人を愛することもできない状況に陥っているのだと思われます。
やはり、心療内科でカウンセリング等を受けながら、根気よく治療していくしか方法はな
いように思えます。
剣道をしないことが両親や顧問に対する彼の精一杯の抵抗だと思いますので、私は今の彼
には剣道をやらせたり剣道に関する話題を振ることは厳禁だと考えます。
剣道から離れた平穏な生活の中に人生の意義や喜びを見いだせるようになれば、また違っ
た視点で剣道を見る（関わる）こともできるようになるかもしれません。
ともあれ、長くかかりそうです。
みささんにとっても大変なことだとは思いますが、あなたまで彼を見放すようなことにな
れば、彼の心の傷はさらに深まることが懸念されます。
あなたに責任を押し付ける気持ちはありませんが、彼のことを思うなら、なんとか診察を
受けられるような気持ちになるよう彼の心を開いてあげてください。
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| Re: 彼を支えたい ( No.3 ) |
- 日時： 2012/05/30 13:49:36
- 名前： 脱ロム専
- 初めて筆をというかタイピングさせていただきます 私も剣道を辞めた人間でした 彼のように大学で続けなかったのではなくて高校途中で止めました
彼のように有名な選手ではなかったですが小学校一年生から続けてきた剣道でした 高校在学中はクラスにいる他の生徒の背中に天使の羽根が生えているふうにも見えていました “お前らいいなこれからバイトなの？え？デートなのかぁ 悪いけど俺に話し掛けないでくれる”ってな感じでした 学校の先生も授業中寝ていても彼は剣道部だから起こさないでやってくれと見逃してくれていたようでした
そんな私は剣道を辞めてから色々なスポーツを経験しました ゴルフやスキー、釣りやキャンプ とても楽しかったし、どっぷりハマっていたので上達もしました
やがて結婚し子供が出来て まさかその子供が剣道をやる事になり、自分も再開することになろうとは思っても見ませんでした おかげさまでこちらに来させていただいております
彼も賞状などをとってあるくらいなのですから自分の打ち込んだ証として捨てられないのだと思います
剣道一直線にやってきた方が辛くて辞めてしまうと自分はなんて情けない人間なんだろうとか ひとつの事さえ続けられないなんて人間としてどうなんだろう なんて苦悩にさえなまれるのだと思います だから私もこれからは結婚なんてしないで自分のやりたい事だけやって好きに生きていこうと思っていました そして俺と一緒になっても幸せになんかなれないよと私も家内に言った覚えがあります
剣道はいつでもできます 子供と一緒に始める方も沢山おられます また剣道なんてやるもんじゃないと子供にサッカーをやらせてる同級生がいることも事実です
彼にまた剣道やってみたらは禁句だと思いますが他の世界の愉しみを教えてあげては如何でしょうか？ 裏切り者とまで言われて辞めたのですから一生懸命他のスポーツや趣味にのめり込んでみてはどうでしょう？ 剣道の掲示板でこういうのもどうかと思いますが・・・
結婚なさってお子さんが生まれて、お子さんに剣道という存在を教えれば多分彼も竹刀を握る事になると思われます どんなに嫌いでも（私はテレビで見るのも嫌で子供に聞かれてやっていたとも言えませんでした）子供が興味を持ち やり始めてしまったら 自分の歯止めはもう効かないと思います
長々と下手な文章にお付き合いいただき有難う御座います 決して悲観的にならずに見守ってあげてください
彼は剣道を辞めたのではなく止めているだけですからm(__)m
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| Re: 彼を支えたい ( No.4 ) |
- 日時： 2012/06/02 02:04:30
- 名前： KENICHI
- ちょっとズレるかもしれませんが、心療内科について。
心療内科などでは期待するようなカウンセリングなど、受けられないと思った方がいいと思います。おそらくは、抗鬱剤を売りつけられるのが関の山ではないだろうか。
心療内科というところはとにかく薬を売らないとやっていけないようにできていて、とにかく様々な「病名」を駆使して、とにかく薬を売ろうとします。
それよりも、あなたが寄り添っていてあげてください。そして、少しでも日の光を浴びせさせてあげてください。少しでも笑顔が出るように、そして心地いい汗をかけるように。
焦らずにね。
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| 参考までに ( No.5 ) |
- 日時： 2012/06/04 15:23:11
- 名前： でんでん
- 私は昔、臨床心理士の元に通って救われたことがあります。
ＫＥＮＩＣＨＩさんがおっしゃるような心配はありません。
市の保健課などに問い合わせれば、臨床心理士のいる病院を教えてくれるはずです。
心の傷の痛み、お察しします。
みささんもご自身が行き詰まらないように、彼を支えながら、上手に日々をお過ごしください。
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| Re: 彼を支えたい ( No.6 ) |
- 日時： 2012/06/05 02:31:45
- 名前： KENICHI
- 余計なことかも、とは思いながら、現実に心療内科で薬漬けと言うべき状態になっている人を私は職業柄多数知っていますので、思わず口を挟んでしまいました。不愉快に思われましたらごめんなさい。
よい臨床心理士に巡り会えることをお祈りいたします。
参考までに、臨床心理士は医者ではありませんので、当然薬を出す、ということもありません。
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| Re: 彼を支えたい ( No.7 ) |
- 日時： 2012/06/17 21:15:40
- 名前： みさ
- みなさま。ご回答ありがとうございます。
そして返信遅れまして申し訳ございません。
彼が、私の目の前で手首を切ってしまい、
ずっと入院中の看病していました。
かなりショックでしたが、もっとショックだったのは
手首を切った瞬間彼が少し笑ったんです。
でも私は彼がやはり大好きです。
自分がこんなつらい目にあっているのに
常に私の幸せを考えてくれる。
彼に思い切って剣道のことを聞いてみました。
そしたら彼は「今、精神的にギリギリの状態を
つなぎとめてられているのも、もしかしたら剣道
のおかげかもしれない」と言っていました。
たぶん、心から剣道が憎いというわけではなさそうです。
今は大きな総合病院に入院しているのでこの機会に
心療内科を勧めてみたいと思います。
そしてこれからも、彼が１００回傷ついたら
私が１００回癒してあげるつもりです。
皆様、ありがとうございました。
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| Re: 彼を支えたい ( No.8 ) |
- 日時： 2012/06/18 00:19:58
- 名前： Hide.◆vm9xYr4tCqk
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- 参照： http://ichinikai.com
- To みささん
そうですか、それは大変でしたね。
みささんの目の前で手首を切っただなんて、かなりショックな出来事だったことと思いま
す。
心中お察しし、心よりお見舞い申し上げます。
でも、みささんの目の前でっていうことは、みささんにそれだけ救いを求めているってい
う現れのようにも思えます。
どうか、彼から目を離すことなく、支え続けてあげてください。
剣道云々よりも、たぶんあなたの存在が何よりの支えになっているはずですので。
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彼を支えたい