Re: 中学生の合同チーム ( No.1 ) |
- 日時: 2024/03/24 16:28:21
- 名前: 破桶
- 「全国中学校体育大会における地域クラブ活動の参加資格」のことでしょうか。
実施理由としては以下の2点。 1)少子化の影響等により、部活の団体参加が困難になっている状況の救済措置の一環。 2)教員(顧問)負担の軽減策の一環として、部活動を民間に移行するための施策。 すでにR5年度より試験的に実施されています。
ただし「連合」とは語弊があります。 中学校同士の連合ではなく、あくまでも民間団体(クラブチーム等)としての出場を認めるという話です。 すなわち、剣道であれば道場や剣友会名義での出場が認められるということになります。
ご質問の趣旨が、この内容で合っているのであれば、追記したいと思います。 間違っていたらごめんなさい。
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Re: 中学生の合同チーム ( No.2 ) |
- 日時: 2024/03/25 09:06:35
- 名前: 地方の困窮
- 返答ありがとうございます。
という事は選手はその道場に所属していることが条件となるのですね。道場間の連合チームは不可ということで良いのでしょうか?例えば地方の大会などでは道場の連合チームもよく見かけますが、これは出来ないということですね。色々と抜け道もありそうですが…。 地方は子供が集まらず、強い子が1人2人しかいないことも多く、結局剣道を辞めてしまう子達も多いようです。道場単位での出場が叶えば、子供達にとってはとても良いことですね!
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Re: 中学生の合同チーム ( No.3 ) |
- 日時: 2024/03/26 07:18:17
- 名前: 破桶
- どうもこの件は、地域や自治体によって実施状況が異なるようです。
一応全国共通の指針はあるようなのですが、地域事情によってはすぐに対応することが困難な所があるということなのでしょう。 したがって、私の知識の範囲で書きます。 誤った認識もあるかもしれませんので、ご了承ください。
1)道場は、事前に所轄自治体に中体連への登録を申請し、認可してもらう必要がある。 2)選手は、学校剣道部・道場のいずれか一方にしか登録できない。 3)選手は、道場に登録したとしても、所属中学校の所轄地区外への大会に出場することはできない。 ※選手の所属中学校が地区予選範囲のA地区にある場合は、あくまでもA地区予選にしか出場できない。 B地区の方で団体チームを組みたいとしても、そちらに参加することはできない。
このような条件があり、仮に道場登録したとしても、必ずしも団体が組めるとは限りません。 また、中学校のメンバーが3人しかいないのに、1人が道場登録したことによって、残る2人の団体出場権が消失してしまう弊害もあるわけです。
今回の趣旨は、強い子を選抜して最強チームを作ることではなく、団体が組める可能性を広げるためのものです。 「中学校体育」の理念を重視すれば、そういうことなのでしょう。 単純に強いチームで試合がしたいなら、道場連盟全国大会などがあるので、そちらで結果を出すべきだと思います。
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Re: 中学生の合同チーム ( No.4 ) |
- 日時: 2024/03/28 00:33:30
- 名前: 長
- 3)の条件は無いのでは?
新ルールで越境入学させなくてよくなったときいて うちの地域では他校区の選手に声かけまくる団体が 強豪中学校の近所にできましたよ
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Re: 中学生の合同チーム ( No.5 ) |
- 日時: 2024/03/28 10:03:40
- 名前: 破桶
- >>長さん。
それが問題になって、6年度から追加条件になったと聞いています。 地域事情や、ある種の「抜け道」のような方法で、事実上それが可能になっているのかもしれません。
当然ながら、賛否両論あるでしょう。 個人的には、そこまで勝ちに拘るのなら、道連の大会で充分だと思っています。 むしろ、道連が本当の所属選手でないと出場できないのに対して、中体連では名義上だけの道場登録ができてしまうので、倫理的に道連大会よりもタチが悪いと思っています。
そこまでして中体連の大会を実施する必要があるのかと。
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Re: 中学生の合同チーム ( No.6 ) |
- 日時: 2024/03/29 08:55:15
- 名前: い
- 日本中学校体育連盟より
令和6年度全国中学校体育大会夏季大会(16競技) 地域クラブ活動の参加特例における各競技部細則より抜粋
<剣道>
1 地域クラブ活動の参加について以下の細則を設ける。 (1)(公財)日本中学校体育連盟「参加資格の特例を遵守していること。 (2)都道府県中体連に登録し、参加を認められていること。 1 団体戦については、「地域移行モデル地区や自治体主導で地域移行を進めるために発足した地域クラブ活動」、又は「地域移行の受け皿となっているクラブ活動」とする。 2 個人戦については、所属するスポーツ団体からの参加とする。 3 参加の許可については、都道府県中体連及びトド府県中体連剣道専門部が確認(団体戦については、自治体、教育委員会等から地域移行と認定された団体であること)を行い判断する。 (3)所属する地域クラブ活動が登録する所在地の地区中体連の予選会から参加する。 (4)監督は、地域クラブ活動の指導者とする。 (5)年度当初に所属中学校もしくは地域クラブ活動のどちらから参加するかを申告する。期間は1年とし、毎年更新する。年度途中で変更することは認めない。 (6)3年間同一団体から出場することが望ましい。 (7)団体戦・個人戦ともに同一団体からの出場とする。(例えば、団体戦は学校から、個人戦は地域クラブ活動からという参加は認めない。) (8)団体戦・個人戦ともに1人1回のみの参加とする。 (9)地域クラブ活動からの出場は、団体戦については1団体1チームのみとし、同一団体から複数チームの参加はできない。個人戦の1団体の出場枠は各大会の規定による。
2 その他 (1)上記細則は、令和6年度の規定とし、以降修正を加えることができる。
中体連では強い選手が集まってチームを作る「強化」にならないことを望んでいます。 上記の文章は「細則」ですが、捉え方によってはいろいろな捉え方ができると思います。 周りから異論がでない、応援されるチームに参加、勝ってもらいたいです。
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Re: 中学生の合同チーム ( No.7 ) |
- 日時: 2024/04/04 07:44:26
- 名前: 破桶
- >>い さん。
詳細ありがとうございます。 自分の情報も、中体連担当の先生から伝達された内容でうろ覚えの部分があったので、助かりました。
仰るように、各地の剣道指導者および関係各位には、今回の特例に至った意味をよくよく考えて頂き、結果重視に偏らない対応をお願いしたいものです。
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