Re: 小手打たせ面?について ( No.1 ) |
- 日時: 2021/11/03 20:49:17
- 名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk
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- 参照: http://ichinikai.com
- 管理人のHide.です。
そうですねぇ、剣道の有効打突は、試合規則により「残心までしっかりととったもの」で なければいけません。
その観点からすると、 ・小手があたった ・その残心を審判が見極めようとしている間に面があたった ・面はしっかりと打ち切り残心があった ゆえに、小手ではなく面が有効打突になるわけです。
お子さんには、「小手を返そうと思ったが小手にさわられてしまった。しかしそこで打ち 止めることをせず後打ちだが面をしっかり打ち切った」とご説明なさったらよろしいので はないでしょうか。
選手の側からしても、「小手をわざわざ打たせてその後の面を狙う」ということはリスク が大きすぎてできるものではありません。 「返して打とうとしたのだが当たってしまった」が「小手打たれ面」の真相だと考えます 
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Re: 小手打たせ面?について ( No.2 ) |
- 日時: 2021/11/03 23:06:21
- 名前: 小学6年生の保護者
- hide先生、早々のご回答、また、大変わかりやすいご説明をしていただきありがとうございます
子供には、 狙ってやる技ではないよ。だけど、小手を返そうとして先に小手が当たってしまっても最後まで自分の面を打ち切ろう と言ってみます!
初めて質問させていただきました 本当にありがとうございました!
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Re: 小手打たせ面?について ( No.3 ) |
- 日時: 2021/11/04 06:51:11
- 名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk
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- 参照: http://ichinikai.com
- To 小学6年生の保護者さん
少しでも拙サイトがお役に立ちますればうれしく存じます。
突きなども同じような現象をよく見ます。 突きは突いた後にそれを引いて中段残心を示さなければなりません。 突かれた選手が残心を示すよりも早く引き面を打った場合、現象面としては「突き突かせ 面」になります。
「小手打たせ面」にしても「突き突かせ面」にしても、剣道の技の中にある正式な技では ありません。ぎりぎりの勝負の中から生まれた勝負の極みの一本なのだと考えます。
単に「当たった、当たらない」だけでない剣道の有効打突の特性を、お子さんが本件から 学んでくれたらうれしいですね。 また何かわからないことが出てきましたら、いつでもお尋ねください 
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