Re: 出小手は上下どっちから打つか ( No.1 ) |
- 日時: 2018/04/09 15:03:12
- 名前: 鉄心
- 上からも下からも、相手の竹刀から見て相対的にどちらを通るかの違いであって、
どちらも振り上げてから降ろすのは一緒です(振りかぶりの大きさは違いますが)。
攻める→相手の打ち気を感じる→出小手発動→相手が面を打とうと手元を上げる→小手を捉える(上から) 攻める→相手が反応して手元を上げる→出小手発動→相手が前に跳びながら面を打ちに来る→小手を捉える(下から) という具合です。
下からと言うと、相手の竹刀の下を回して平打ちになったり、剣先を下げた反動で打ったりして、 姿勢が崩れてしまう人がいますが、同時に面に乗られてしまうと大抵負けます。
間合い、タイミング、相手の振り上げの大きさなどによってどちらからでも打てるのがベストです。
とは言っても、苦手ということでしたらまずは先を取って相手が手元を上げるより先に振って打つ、上からの出小手をマスターしてこれをベースとしつつ、 その後小さい振りでも冴えが出せるようになったら下からのタイミングでも打てるように稽古するといいかと思います。
頑張ってください!
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Re: 出小手は上下どっちから打つか ( No.2 ) |
- 日時: 2018/04/09 16:28:34
- 名前: 長幼の序
- 出小手という技の特性を考えた場合、
結論からいえば、自身の動き、合わせて相手の特徴(身体の大きさ、間合い、構え、動き等)を見極めて竹刀の上(表)、下(裏)両方から打てるようにするのがベストと考えます。
ポイントは、相手が動いてから打つでなく、相手を動かして打つことです。 よって、打突前の攻防、打つべき機会を得るまでの動きが重要になってきます。
大いなる気攻めで圧倒し、相手が恐れて迷い打ってくる起こりを打つ、または足を使いフェイント等で相手を惑わせ動かしその起こりを打つ・・・こんな所が出小手を打つタイミングです(四戒)。
相手が偶然打ってきた所に小手が当たる場合もありますが、相手が動いてから打つ小手は、出小手というより「押さえ小手」になり、より高度な技術が要されますし、上から乗られた形で結果、乗った方の技が有効となる事が多いようです。 身体の小さい人が、大きい人の中に跳び込んで打った場合も巧く打たないとこの形になる事が多いようです。
稽古法も「せ〜〜の」で闇雲に打つでなく、元立ちが間合、機会を大切にしながら手元をス〜ッと挙げてやる(丁度、木刀による基本技の出小手の形)これを数多く稽古して少しずつタイミングを覚える事。 合わせて剣先の高さ、入り身のタイミングを変えたりして、それに呼応し上下どちらから打つかの勘所を覚えていく事。
この約束稽古を継続しつつ、より実戦に近い地稽古、試合稽古で積極的に使って、打たれながらも時間をかけていけば、その内、少しずつ当たるようになってきます。
技の特性上、相手の懐に頭をさらけ出し跳び込んで行く訳ですので、何よりも 「打たれる怖さより、打つ勇気」が、求められる所です
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Re: 出小手は上下どっちから打つか ( No.3 ) |
- 日時: 2018/04/10 07:10:15
- 名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk
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- 参照: http://ichinikai.com
- 管理人のHide.です。
皆さんもお書きになってますが、上からでも下からでも打てるようにする必要がありま す。お相手との相対的な関係により、上から打った方が効果的な場合と下からの方がい い場合と様々にあるからです
おっしゃる通り、下から打った方がスピードといった点では早いです。 ただ、 ・打突が弱くなりやすい ・姿勢が崩れやすい ・乗られたように見えやすい などのリスクもありますd(^-^)!
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