Re: 前でさばく ( No.1 ) |
- 日時: 2017/11/03 20:19:10
- 名前: 鉄心
- 簡単に言うと、相手の打突に対して自分の竹刀を体に引き寄せて受ける(ガードする)のではなく、
打突を迎えに行くように体から遠い所で竹刀を当てて打ちをかわす、あるいはそのまま擦り上げ、返しなどの応じ技を打つことです。
例えば面返し胴なら、相手が振りかぶって剣先が頂点にくるところに自分の竹刀を右下から当てにいく感じです。 頭の上で受け止めてしまうと、相手が寄せてしまってもう胴を打つスペースが無くなります。
前で捌けば相手の打突を捌いてから相手がこちらに体を寄せるまでに時間的空間的な間が空きますので 応じ技の成功率が上がりますし、体勢の崩れも最小限にできます。
こちらが攻めの気持ちを持って前に出て、相手を引き出すことが重要です。
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Re: 前でさばく ( No.2 ) |
- 日時: 2017/11/04 07:29:35
- 名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk
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- 参照:
- 管理人のHide.です。
そうですね、お相手の打突を自分の方に引き込まないで前で処理することを「前でさば く」と表現します。
鉄心さんの書き込みに付けくわえて、お相手が技を仕掛けようとするところを、スッと 上から抑えたり裏から抑えたりして打たせないようにすることも「前さばき」といいま すd(^-^)!
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Re: 前でさばく ( No.3 ) |
- 日時: 2017/11/04 11:16:50
- 名前: 三七式ヨシ
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- 三七式ヨシと申します。
鉄心先生、Hide先生の後の書き込みで少し気が引けるのですが。 どの技についてもお相手が自分の前方いる中で出せれます。
一番わかりやすいのが応じ返しの胴だと思います。 応じ返し胴の場合、お相手の竹刀が面を狙ってくるのに、降りて来るのを頭上で受けて から返しに行くと、間合いが詰まっているため、体の横捌きが大きくなること、もの打 ちで打つのに、左手が大きく自分の正中線から外れてしまいます。 また、右手より左拳が上がり、剣先が下がるため胴に当たらず垂を打ったりします。 私は、細かいことを言うようですが、胴とは脇腹であり、前面は腹と考えています。 お相手の竹刀が降りてきて、体を捌いてすれ違いながら打つ胴(腹)も有効打突にはな
りますが、本来はお相手が自分の前方に居る間に脇腹を打つように心がけるのが良いと 思います。 擦りあげ面なども擦り上げた後、体を横に捌いたり打後ろに下がりながら打つ技より、 擦りあげた竹刀がお相手が寄ってくる間に面を打ち切ると前で捌くということになると 思います。
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