Re: 胴張りのカーボン竹刀の使用感について ( No.1 ) |
- 日時: 2017/07/27 08:38:09
- 名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk
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- 参照: http://ichinikai.com
- 管理人のHide.です。
最近国内ではカーボンシナイを使っている人をほとんど見なくなりました。 廉価で粗悪でない竹刀をネットで購入することが可能になってきたためです。
あくまでも個人的な感想ですし、20年以上昔ことなので改善されているのかもしれませ んが、カーボンシナイは打突時の反発が竹のそれとは違います。ちょっとベタっとした 感じでしょうか。けっこう痛いんですね(^^ゞ また、突かれた時の反発がきつく(破損してケガをしないようにだと思われます)非常 に痛かったですね。
それゆえ(これもどうかとは思うのですが)、一部の高段者には「カーボンシナイを持 つやつとは稽古しない」と公言してはばからない方もおられました(>_<)
海外ですと日本と違い竹刀が乾燥しやすく破損しやすいと伺っております。 カーボンシナイを選択することも「あり」と考えます
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Re: 胴張りのカーボン竹刀の使用感について ( No.2 ) |
- 日時: 2017/07/27 09:53:47
- 名前: バナナ剣道家
- Hide.さん、コメントありがとうございます
私がカーボンシナイを使い始めたのは、まだ日本にいた5年ほど前だったと思いますが、その時感じた違和感は今でも覚えています。 カーボンシナイを使いだしてから、元立ちの感じる痛みはもちろんのこと、自分の手首や肘へのダメージも明らかに感じられるほどだったので、努めて柔らかくかつ鋭い打突をするように心がけています。そのかいあってか、打突が目に見えて改善し、ここ数年は痛い痛いと言われることもなく、自分自身も怪我なく続けられています。
Hide.さんの仰る通り、カーボンシナイをよく思わない方が少なくないのも事実ですし、「試合や審査では竹刀を使うもの」という認識も根強いのだろうと思います。 ですが、そもそも「真剣を模した木刀」から「実際に打ち合える竹刀」へと進化を遂げてきた事実があり、竹刀が竹で作られているのはひとえに柔軟性・強度・耐久性をバランス良く備えた素材だったからに過ぎないと認識しています。 これら柔軟性・強度・耐久性を同等以上に備え、かつ安全性で上回るカーボングラファイトという素材が使えるようになった以上、それを使わない手はないのではないかな、という考えです。 少しでも振りやすくしようと竹刀の先端側を極端に削ったりした結果、試合中にいとも簡単に折れてしまう例をたまに見かけますが、自分自身がいくら気をつけていても、相手がそのような竹刀を使ったために失明などの重大な怪我を負わされかねないと考えると恐ろしくなるのです。 もちろんカーボンシナイはまだまだ発展途上ではありますが、打つ側・打たれる側双方の痛みが十分に軽減され、様々なバランスのバリエーションが出てくれば、極端な話、安全性で劣る竹刀はお役御免ではないかな、などとも考えます。
伝統や形式を重んじる剣道界ではなかなか受け入れられにくい考え方であるのは承知なのですが、カーボンシナイもっと普及してほしいなあ、と思っております
なんだか本題からそれてしまい、失礼いたしました。
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Re: 胴張りのカーボン竹刀の使用感について ( No.3 ) |
- 日時: 2017/07/28 06:36:25
- 名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk
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- 参照: http://ichinikai.com
- 私は、カーボンシナイの発売前、プロトタイプの頃からお稽古で使わせていただいてお
りました。もう、30年以上前の話です。
発売元の社長がウチの大学のOBだったためです。 初期のものから改良を加え発売に至ったものですが、剣道界に与えた影響は計り知れま せん。私も指導する道場の子どもたちに、積極的に勧めておりました。
しかし、壊れないということは逆に怖いことなのだと気が付きました。 竹刀の手入れに関する意識が薄くなる点です。 また、私自身も過度の使用により、長期間テニス肘を患うことになりました。むろん、 それがカーボンシナイのせいであるという具体的な確証はありませんが…。
その後、高校で剣道の授業ではカーボンシナイを積極的に導入しました。20数年前の話 です。
最近のカーボンシナイに関しては全く知識がありませんので、私の書き込みを見てカー ボンシナイの品質や使用感について先入観を持たれませんようお願いいたしますm(_ _)m
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