Re: 打ちが届かない ( No.1 ) |
- 日時: 2017/03/04 22:38:03
- 名前: 三七式ヨシ
- 三七式ヨシと申します。
インライさん今晩は。
年齢等が不明で、竹刀の長さが分かりませんが一般、三九を使っていると 仮定させて頂きます。
三九の竹刀は、概ね1.2mなのでお相手と自分の間は2.5m離れているように 感じます。
そこで、有効打突を打とうとすると、面布団に10cmほど乗せるのに、2.6m の隔たりがありそうなのですが、これは大間違いで、自分の剣先は自分から 1.3m先にあるので、 2.6m-1.3m=1.3m
多くの場合、剣先が15cmから20cm程度交わったところで勝負をしますが、 交差しているので、15cmの位置が交点とすると、 15cm×2=30cm=0.3m
1.3m−0.3m=1.0m
さらに、構えたところから体を垂直にして打った時の手の位置は個人差もある でしょうが、0.3mから0.4mは前に出るので、
1.0m-0.3m=0.7m(成人男子の平均的な歩幅)
70cmから80cmほど肩が前に出れば十分有効な面が打てます。
逆に、前傾姿勢ですと腰が残るため、体を起こして左足で腰を送るほうが 理に適っています。
注意するのは、歩幅は左右の足幅なので、腰を出すとともに左足を引きつける必 要があります。
剣道指導者研究所の右手打ちの直し方のところにも書き込みましたが、80cmほ どの平行線を引いて、右足つま先がこの間を移動(前述の通り左足の引きつけを 忘れずに)を繰り返してみてください。
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Re: 打ちが届かない ( No.2 ) |
- 日時: 2017/03/05 07:54:51
- 名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk
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>
- 参照: http://ichinikai.com
- 管理人のHide.です。
前傾するといことは、右足荷重になっているということですよね。 剣道は左足で床を押して身体を前に推進させます。右足荷重では前に飛べませんし、腰が 残るのは自明の理です(>_<)
間合いが詰まっていての「出鼻狙い」でしたら右足荷重もありでしょうが、遠くへ飛ぼう と思ったら理に適っておりません。
また、腰が残った打突では、姿勢が崩れてしまっていますので、たとえ面にあたったとし ても一本になりにくいですね。 正しい姿勢で打つ堪えにも、左足にしっかり乗って姿勢よく打つ技術を稽古で身につけて いくべきでしょうd(^-^)!
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Re: 打ちが届かない ( No.3 ) |
- 日時: 2017/03/06 09:01:22
- 名前: インライ
- >三七式ヨシ
アドバイスありがとうございます。数字的に分析してみると前傾にならないと届かない、というのは私の錯覚なのかもしれません。面金ではなく音を出すために無理に面布団まで届かせようと考えている、左手が十分に伸ばせていないなど思い当たる、届かない、もしくは届かないだろうと思い込んでいる?理由に思い当たる節もありますので試行錯誤してみようと思います。長年の悩みですが、 先生「間合いが近い!」 インライ(一足一刀だと届く気がしないから、、、) 先生「腰が残っている!」 インライ(普通に腰から出たら届かないから、、、) と稽古の中での葛藤が続いています。。。 届かせようとすることよりもまずはしっかり腰から出る、足を引き付ける、を意識して基本うちに取り組んでみます。
>Hideさん ご指摘の通りだと思います。目付の問題もありそうです。どうしても目線が打つところを見てしまうので前傾、右足荷重となってしまうような。全体を眺めなさいと聞くのですがなかなか難しく。それが無理なら相手の目を捕まえ続けることを意識しなさいと言われています。
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Re: 打ちが届かない ( No.4 ) |
- 日時: 2017/03/07 06:52:27
- 名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk
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>
- 参照: http://ichinikai.com
- To インライさん
地稽古の中で修正していくのはなかなか難しいものがあります。
気の置けないお仲間と基礎稽古をするなどして、まずは届く間合いから「正しい姿勢で」 打突しその感覚を身につけ、徐々に間合いを遠くしていくのがベストな修正方法でしょうd(^-^)!
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Re: 打ちが届かない ( No.5 ) |
- 日時: 2017/03/07 12:30:32
- 名前: 三七式ヨシ
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>
- インライさん、ご返答ありがとうございます。
イメージとは大きいものです。
Hide先生の仰る通り、切り返し、基本打ちで体に染み込ませることが必用です。
前回の書き込みの後、参考になる動画を見ましたので紹介します。
hhttps://www.youtube.com/watch?v=0sInZdw80V0
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Re: 打ちが届かない ( No.6 ) |
- 日時: 2017/03/08 09:30:28
- 名前: 長幼の序
- 触刃の間から、一足一刀の間に摺り足で入り、打突も摺り足で、そして残心までも摺り足で行ってみてください。
特に前傾した腰の抜けた形の人には、効果があるようです。 跳び込んだ場合、その余勢で抜けていきますが、摺り足の踏み込みの場合、打突後、左足及び腰の押し出しがしっかりできないと円滑に体が前に出ていきません。 初心者期にやる基本の摺り足による面打ちですが、跳び込む癖がつくと、意外と違和感があって難しいです。 これを数掛けて稽古していくと、おのずと腰、下半身が連動した打ちのヒント、届かなかった打ちが届く感覚が見えてくると思いますよ。
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Re: 打ちが届かない ( No.7 ) |
- 日時: 2017/03/14 22:08:46
- 名前: インライ
- >三七式ヨシさん
御礼が遅くなってすみません。 今週末に2週間ぶりに稽古に繰り出す予定ですので、 早速意識してやってみます。 動画のご紹介もありがとうございます。
>長幼の序 打突もすり足ですか。確かに時々うちの道場で踏み込まないで大きく面打ちというのをやっています。そしてその時まさに届かないからひそかに小さく踏み込みながら打つことでごまかしていました!この練習を甘く見ないで意識的に取り組んでみるようにします。
お二人ともありがとうございました。
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Re: 打ちが届かない ( No.8 ) |
- 日時: 2017/03/15 06:52:13
- 名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk
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>
- 参照: http://ichinikai.com
- To インライさん
少しでも拙サイトがお役に立ちますればうれしく存じます。
基本に忠実に「正しく打つこと」が結果的には一番速くて正確な打突なんです。 身につけられられるよう、お稽古頑張ってくださいねp(^-^)q
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