Re: 技も身体も出て行かない ( No.1 ) |
- 日時: 2016/07/25 08:40:17
- 名前: よっすぃ
- 4段審査頑張ってください。
稽古で技も身体も出ない(出せない)状態ということですが、気にしないほうがいいかと思います。 今の状態は、頭で考えすぎなのではないでしょうか?
頭で考えても身体は動きませんので、とにかく打つことです。 審査ですから、勝ち負けは関係ありません。
まずは、しっかりと構えて面打ちだけでいいと思います。面打ちだけでも合格は可能です(私自身そうでした)。
まずは、他の技は無視して、面打ちのみを練習することから始めてみてはいかがでしょうか?
|
Re: 技も身体も出て行かない ( No.2 ) |
- 日時: 2016/07/25 08:53:14
- 名前: 長幼の序
- 剣道は上達するにしたがって、相応の悩みを抱えていきます。
これが、四戒(驚懼疑惑)と言われるモノです。 相手と対峙した時の身体や心の動揺を表した言葉です。 驚・・驚き 懼・・恐れる 疑・・疑う 惑・・惑わされる この状態になると誰しも動けなくなります。 始めた頃は、この辺りに気付かず遮二無二、自分勝手に打っていく故、それを積極的と解釈してしまいます。 この心境になったという事は、ある意味剣道として相手との駆け引き、理合に踏み込んだという事で、上達していると捉えられます。 それを払拭するには、やはり相応の厳しい稽古を積むしかありません。 まだ色々と邪念が出る位、余裕のある稽古をされていると感じます。 特に、打ちこみ、掛かり稽古、上掛かりの稽古では、捨て切った技に終始する・・・余計な事を考えられなくなる位の息のあがる稽古を積む事によって、いわゆる「無心」の会心の一撃が必ずや打てるようになります。 心構えとしては「打たれる怖さより、打つ勇気」。 これを継続していくと、少しづつ霧が晴れるが如く、色んな事が理解できるようになります。 合わせて、自身の身体のケア、体調も把握しながら怪我をしない体力作りも必要となってきます。
|
Re: 技も身体も出て行かない ( No.3 ) |
- 日時: 2016/07/25 20:13:45
- 名前: 達磨
- よっすぃ様
はじめまして。 早々にアドバイス、ありがとうございます。
>今の状態は、頭で考えすぎなのではないでしょうか? そうですね、確かに竹刀が動くより先に考えていました。 打ち込んで打ち込んでの稽古をしてみます。 こんなんじゃ4段どころか級審査も危ういですね。
|
Re: 技も身体も出て行かない ( No.4 ) |
- 日時: 2016/07/25 20:36:40
- 名前: 達磨
- 長幼の序様
アドバイス、ありがとうございます。
>始めた頃は、この辺りに気付かず遮二無二、自分勝手に打っていく故、それを積極的と解釈してしまいます。 >この心境になったという事は、ある意味剣道として相手との駆け引き、理合に踏み込んだという事で、上達していると捉えられます。
確かに間合いも隙も分からない打ち込みを積極的と勘違いしてました。また現在を見て本当に上達してるのか?と疑問に思います。 稽古を重ねて来るごとに先生方の前では固まってしまいます。隙がないので動けないんです。 考える暇がある稽古だからこそ、そんな邪念が浮くんですね。 余計な事を考えられなくなる位の息のあがる稽古を積む事に専念してみます。 審査を受けるよりももう一度、初心に戻って基本に帰っての稽古をしてみます。
本当は自分の先生方に訊いてみようと思っていたのですが、つい訊けずじまいでした。 よっすい様、長幼の序様の具体的なアドバイスを早々に頂けて目が覚めた思いです。 審査で昇段を目指すよりも日頃の稽古で自分を鍛えるのが優先です。 その辺も含めて今後精進して行きます。
本当にありがとうございました。
|
Re: 技も身体も出て行かない ( No.5 ) |
- 日時: 2016/07/26 06:00:35
- 名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk
<
>
- 参照: http://ichinikai.com
- 管理人のHide.です。
もうある程度達磨さんのお悩みは解決しているようですが、私からも一言。 打ち込みやかかり稽古など、基礎的なお稽古は足りてますか? 自分が「ここだ」と感じたところで身体が動かないのでは機会を取り逃がしてしまいます
ただ、四段審査ですと感じたままに打っていてはダメ。 お相手との攻防の中で「機会を求めていく」立会が望まれます。 機会とは何か…それは打突の好機のことですね。
お稽古をする中で「どこをどう攻めて何をどのように打ったか」を常に明確にすること。 行き当たりばったりにしかけず、筋道だった打突の繰り返しが必要です。 よしんばお相手にあたらなかった、応じられてしまったとしても、しっかりと打ち切るよ う心がけましょうd(^-^)!
こうした稽古の繰り返しによって、正しい理合が身についていくのです。 いつしか「考えず」に「機会を感じて」打突することができるはずです。 頑張ってくださいねp(^-^)q
|
Re: 技も身体も出て行かない ( No.6 ) |
- 日時: 2016/07/28 19:59:13
- 名前: 達磨
- Hide様
所用で掲示板を読むのが遅れました。 最近の稽古は地稽古中心でした。 確かに打ち込み、掛かり稽古は不足してると思います。 むしろ以前の方が稽古でも無意識に一本出せ、且つ機会を捉えた打突でした。 その頃はよく先生方にも褒めて頂きました。 やはり今の自分は基本基礎稽古不足なんですね。 先生方にお願いして再度、基礎から稽古します。
短時間に愚問に対し親身にお答え頂きました御三方、 本当にありがとうございました。 また相談させて戴くやも知れません。 その際はまた宜しく御指導をお願い致します。
|
Re: 技も身体も出て行かない ( No.7 ) |
- 日時: 2016/07/29 06:16:25
- 名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk
<
>
- 参照: http://ichinikai.com
- To 達磨さん
少しでも拙サイトがお役に立ちますればうれしく存じます。
大人になりますと、意識して基礎稽古に取り組みませんと地稽古ばかりになってしまいま す。昔は地稽古といっても、最初に切返し、打ち込みがあり、互格稽古(または引き立て 稽古)、一本(三本)勝負、かかり稽古、切返しとフルコースでした。
今はそんなに時間をかけてお稽古をつけてくださる先生も減りましたから、そうした部分 には自分で取り組まなければなりません。
達磨さんが東京近郊でしたら、私どもでやっている「大人のための基礎稽古の会」にお誘 いするところですが、お仲間を誘ってプライベート稽古会を催し、基礎稽古に取り組むな どの方法もありますよ ~☆
|