Re: 私の稽古は間違っているのでしょうか? ( No.2 ) |
- 日時: 2016/06/01 07:49:37
- 名前: もやしん
- 子どもに待って打つより仕掛けて打つことを指導するときは、
ある程度、その子どもとの稽古の時間が経って、 相手の技が決まらなくなったときに言葉で指導するのでしょうか?
はじめは、相手に好きに技を出させて、こちらのほうが攻め勝った状態を完全に作ってから、口にして指導するのでしょうか?
相手が応じ技を使ってきたら、 私も同じ応じ技を使い、確実に有効打突になるような技を出して、 指導をしたほうがいいですか?
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Re: 私の稽古は間違っているのでしょうか? ( No.3 ) |
- 日時: 2016/06/02 00:47:02
- 名前: 三七式ヨシ
- 三七式ヨシと申します。
子供への指導は結構大変です。
例えば、正面打ちのやり方一つについても大きく振りかぶることを意識させるために、足を止めて振りかぶる やり方もあれば、一拍子で打つことを重視してゆっくりでも右足を出しながら振りかぶる方法もあります。
また、その子の錬度や性格、やる気によっても対応の仕方は変える必要があります。
最近はほめて伸ばすというのが教育の方向のようですが、私は叱ることでほめる効果は倍増すると思っています。
しかし、例えば小学1年生と6年生では同じ事を言っても理解度も違うでしょう。従って言葉の選び方や態度も 変える必要があります。
自分が子供の時に先生からうかがっていたことが、一般になってやっと意味が分かったなんてことはないでしょ うか。
なんでこっちの気持ちが伝わらないかと思うことはしょっちゅうですが、そこはぐっと我慢して子供の耳にタコ ができるくらい、こちらの口が酸っぱくなるのを覚悟しなければなりません。
私的には、まず自分がやって見せ、子供たちにやらせ、注意しの繰り返しと、中で上手な子供がいれば見本にさ せ、その子を褒める、出来ない子が上達の兆しが見えたら褒めるようにしています。
どこかのトピに書いたかもしれませんが、人間は注意を受けると、修正内容より叱られたことに対する意識が強 いそうで、子供はそれが顕著なため叱られたことがきになり、内容を把握できないことがよくあるそうです。
また、「叱る」と「怒る」は別物であることも理解しておかなければいけません。
非常に無責任な言い方になりますが、教え方はケースバイケースで算数のように答えは一つではないのです。
自分がやって見せるのも、対象の子供を相手にすると「やられた感」だけで方法論が伝わらないことの方が多い のではないでしょうか。
特に応じ技はタイミングが重要であり、同じ事をしても出し方によっては決まりません。
応じ技は、こちらの打つ準備が出来ているときにお相手が打ちかけてきたときか、こちらの仕掛けにお相手が反 応した時が決まりやすいですよね。
従って先を掛けていくことが応じ技の成功率をあげることになるので、その辺を言葉で教える必要があるので、 対象の子が使った後に「今の…(技の名前)はこういうタイミングで、こうすればもっと良い」とアドバイスし もやしんさんが使うところを前から、後ろから観察させるのが良いと思います。
また、指導法については、Hide先生のおっしゃる通り、他の先生のやり方を観察されることも大切ですが、最初 に書き込んだ通り、指導のポイントとなるところはきちんと直接確認するべきだと思います。
「子供からこんな質問があり、自分はこう習ったのですが、先生のお考えはどうですか。」など、ある程度のと ころは抑えておかないと、指導者が違えば言うことが異なると子供が混乱します。
子供たちには相談した内容を伝え、そのうえでもやしんさんのお考えがあるなら「ここはこうだけど、こんなふ なやり方もあるので、後は自分で工夫しなさい」的は指導も出来ると思います。
最後に、熱意が爆発しないよう自分を抑えるのも、冷静な試合運びをする練習だと思って頑張って下さい。
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Re: 私の稽古は間違っているのでしょうか? ( No.4 ) |
- 日時: 2016/06/02 07:14:57
- 名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk
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>
- 参照: http://ichinikai.com
- To もやしんさん
子どもとお稽古するときに、あまり攻めを強くすれば子どもは打ってくることができませ ん。ましてお相手は中学校に入ってから剣道を始めた女子だとすると、なおさらです。 女子はどちらかというと攻撃よりも防御の気持ちが強い傾向にあるからです。
あまり攻めを強くすることなく、むしろ機会を与えて引き出すようなお稽古こそ大切。 機会で迷い、居ついてしまうようならそこを打ってあげてください。
何度かそういうことが繰り返される場合、機会そのものがわかっていない可能性がありま すので、口頭で教えてあげることも必要でしょうd(^-^)!
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Re: 私の稽古は間違っているのでしょうか? ( No.5 ) |
- 日時: 2016/06/02 22:10:45
- 名前: もやしん
- 三七式ヨシ先生、Hide.先生ありがとうございます。
子どもたちの性格を考えながら、 私の剣道観を押し付けないようにしなければなりませんね。
三七式ヨシ先生のような指導を、最初に師事した先生に私は受けてきました。 先生は大変な人格者で、 私は、実際に受けてきたその先生の指導を見習い、 同じようにしようと思っていますが、 到底できません。 (道場内での立場の違いもありますが)
人間形成の道としての剣道を、 より深く考えていかなければなりませんね。 私が指導しているつもりで、 私も育ててもらっているのだということを学ばせていただきました。
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Re: 私の稽古は間違っているのでしょうか? ( No.6 ) |
- 日時: 2016/06/03 06:26:48
- 名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk
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>
- 参照: http://ichinikai.com
- To もやしんさん
少しでも拙サイトがお役に立ちますればうれしく存じます。
私の指導する剣友会では、有段者の大人の会員は全員が指導者として元に立ち、「子ども たちの指導に携わること」という決まりがあります。 これは、「元に立つことによって多くの学びがある」ということと「子どもたちに責任を 持って指導するためには自己研さんを積まなければいけない」という両面の効果を期待し てのことです。
教えるというのは技術の具現化です。 さらに指導者というのは、子どもたちにしっかり見られる立場です。 技術のみならず人間性も見られておりますので、よき修行になりますね
もやしんさんも、自信を持って指導にあたれるよう、日々ご研鑽されますようp(^-^)q
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Re: 私の稽古は間違っているのでしょうか? ( No.7 ) |
- 日時: 2016/06/04 00:34:38
- 名前: 三七式ヨシ
- 三七式ヨシと申します。
Hide先生のおっしゃる通りだと思います。
人に教える=説明する=そのためには自分が勉強する=自分も理解が深まる
それから、中央伝達講習会や審判講習会にはなるべく参加することをお勧めします。
時々、審判法などで変更点があったり、本年の講習会でも剣道型の統一申し合わせ事項についての説明がありました。
ほかのトピにありましたが、私が子供の時に習ったなのと少し解釈の変更があったりで微妙に変わったりすることがあります。
審査員んがどこまで見るかわかりませんが、ある程度のことを抑えておかないと、昇段審査に影響が出ることがあります。
私の所では、講習会の後に合同稽古会があったりするので、日ごろできない先生方に稽古をお願いでき、気付かなかったアドバイスを頂き勉強が出来たりもします。
私も知ったかぶりで書き込んでいますが、まだまだ修行中の身です。
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Re: 私の稽古は間違っているのでしょうか? ( No.8 ) |
- 日時: 2016/06/28 16:20:18
- 名前: もやしん
- 稽古の仕方がわからなくなりました。
道場の会員は少なく、私より下手の方はほとんどおらず、 上手の先生ばかりです。
上手の先生には、かかる気持ちで、と言いますが、 それは、仕掛け技を中心に技を出すという意味ですよね。
相手を動かそうにも、 上手の先生に私の攻めが通じるはずもなく、 ただ前に出て打つだけになってしまいます。 稽古では、それでもいいかもしれませんが、 昇段審査では、攻めて相手が動いたところをうたなければいけませんよね。
自分と近い年齢や段位の方がいれば、 攻めが通じるのかどうか判断できると思いますが、 どのように稽古をすればいいのかわからなくなってしまいました。
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Re: 私の稽古は間違っているのでしょうか? ( No.9 ) |
- 日時: 2016/06/28 18:24:22
- 名前: 鉄心
- もやしんさん
私の考えでは、かかる稽古は仕掛け技だけの稽古ではなく、打突の機会をこちらからどんどん作っていく稽古です。
私は審査前、一般の方との稽古は自分の師匠(教士七段)とたまに来て下さる六段の先生にだけお願いしていました。 (というか普段は自分より上位の先生が師匠しかいない)
自分の事になってしまいますが、私の場合仕事や家族の事もあり、少年剣道の指導のついでに自分の稽古をするくらいの稽古量です。 週に2〜3回は防具を付けますが、その殆どが子供の元立ちで、一般の方と稽古できるのは土曜日の稽古のラスト20分くらいです。
師匠曰く、六段を打てれば五段は受かる。七段を打て れば六段は受かる。もう一つ上の段位に挑戦するつもりで稽古してみなさいとの事。
限られた時間で様々な攻めを駆使して先生を崩し、引き出して打つ。これだけ集中しました。崩れなかったら打ちません。もう一回やり直しです。ここだという時だけ打ちます。もちろんほとんどその上をいかれてしまうのですが、たまには成功して、で頃合いになると相面合戦(?)になり、切り返しで終わります。
それで何とか昨年五段に合格することができました。
私の感覚では、四・五段審査の会場にいた人は全て自分より強そうに見えました。中央審査ともなれば尚更でしょう。
だから、審査に向けてなら尚更、いかに自分よりも上位の先生に自分の攻めが通用するかに時間を割く方がいいと思います(全く通用しないうちは審査でも同じかと思います)。
上位の先生がたくさんいらっしゃるということは、それだけ自分のレベルアップのチャンスがあるということではないですか。羨ましいです。
ちなみに小中学生の元立ちも、理合いを教えることで再認識したり、「絶対に自分は崩れない縛り」をかけたりと、勉強になりますよ!
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Re: 私の稽古は間違っているのでしょうか? ( No.10 ) |
- 日時: 2016/06/28 22:05:27
- 名前: もやしん
- 鉄心先生、早速のお返事ありがとうございます。
確かに上手の先生との稽古は上達に一番だとは思います。 しかし、それは、基本の稽古があってこそだと思うのです。 私の道場は、大人の時間が始まれば、 各自で準備運動はそこそこに、 面をつけて、すぐに地稽古が始まります。 そのような稽古では、悪い癖ばかりついてしまい、 成長はしないとは申しませんが、 成長する速度は、かなり遅くなるのではないでしょうか。
それよりは、相手が子どもでも、 基本をしっかりと稽古をしたほうが、 成長の速度は速いのではないでしょうか。 欲を言えば、同じ年齢、同じ段位の方がいれば、 応じ技や自分のしたい稽古もできると思います。
現状では、先生に応じ技は決まらず、 打たれてばかりで、自分が成長している実感はあまりありません。
鉄心先生は、 自分より上手の先生を崩すというのは、 捲いたり、払ったりされるということですよね。 日頃の稽古でその崩しが通じたときはありますか?
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Re: 私の稽古は間違っているのでしょうか? ( No.11 ) |
- 日時: 2016/06/29 01:33:58
- 名前: 鉄心
- もやしんさん
もちろん、基本技稽古は大切です。相手を崩す云々は、相手の打つ技が分かっていればほぼ100%応じ技を決めることができるレベルの精度が前提です。 と言ってもやはり大人の稽古は地稽古中心ですね。
なので子供の時間に中学生に混じって基本技稽古をやる時もあります。 自分の稽古にもなるし、実際打たせることで違った視点から指導できることも利点です。
確かに近いレベルの方とやれればやりやすいですが、中学生くらいでもいい練習台になりますよ!
子供の時間に参加することはできませんか?
捲く、払うなど剣を殺す攻めをすることもありますが、より重視するのは打ち間への入り方ですね。 呼吸、足の動きの速さやリズム、剣先の高さ、竹刀の抑えの強弱、真っ直ぐ入るか角度をつけるかなど、他にもあると思いますが、いろいろな要素を様々なパターンで組み合わせて先生の構えを崩させ、自分が打突できる隙ができてそこを確実に打突できれば成功です。 一度の稽古で数本は成功します。
前に前に意識がいきすぎて居着いたり、隙だと思ったら誘いだったりして逆に打たれることのほうが多いですけどね(笑)
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Re: 私の稽古は間違っているのでしょうか? ( No.12 ) |
- 日時: 2016/06/29 08:16:30
- 名前: 長幼の序
- 冒頭の質問だけ読むと、これはまだ地稽古をできるレベルでは無いと考えます。
経験豊富な元立ちなら、構えて動きを見て、瞬時に稽古の内容を切り替えます。 この場合、元立ちが打突部を示し、そこを正しく打たせるいわゆる「打ち込み」をもっと時間をかけてやる・・・その段階と思います。 中学期から剣道を始めた場合、どうしても経験の差があり、同じ稽古メニューをやるのは、困難。 顧問、指導者も多数いるわけではないので、必然的に防具を早く着けさせ、経験者と同じメニューを断片的にやらせ、1度に見れるようにする・・・これが多いのも事実。 よって、基本がまだまだ出来上がらないうちに次へシフトしてしまうので、思いと裏腹に悪癖を助長させてしまいがち。 早く上達してほしい・・・が、仇になるわけです。 また技術だけでなく、心構え、「胆」も相応の経験を積まないと備わりません、これにも時間がかかります。 よって道場において、元立ちと対峙する地稽古、これが中々うまくできないのは、当たり前。 初心者期の基本は、その人の剣道の根幹を成すと考えます。 その基本を踏まえ、「よし、自分から仕掛けてみよう」という心持を持たせる事から始めるべき、またそれを待ってやるべき。 稽古を積む中で、その「変化の兆し」が感じ取れる時期がきっときます。
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Re: 私の稽古は間違っているのでしょうか? ( No.13 ) |
- 日時: 2016/06/29 09:13:18
- 名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk
<
>
- 参照: http://ichinikai.com
- To もやしんさん
私どもの剣友会では、大人も子どもも一緒になって基礎稽古に取り組む機会が多いですが、 多くの団体では、大人は地稽古だけという感じのようですね。 おっしゃるとおり、基礎稽古に取り組む方が上達は早いですよ。 これは、高段位になっても同じです。 基礎稽古をおろそかにすれば、加齢による老化に伴い、力はどんどん落ちてきてしまいま す(>_<)
その対策として、志を同じくするお仲間とプライベート稽古会を行うなどがあります。 公営の体育館に付属する武道場などは、個人利用ができるはず。 そうしたところで、お仲間と基礎稽古地取り組むなどなさってみてはいかがでしょうか?
ちなみに、かかる稽古は決して無駄ではありません。 上手に立つ者はお相手の力量を見極め、機会がよければ打たせますし、「そこじゃない」 というときは応じたりさばいたりするものです。また、攻め休んだり攻め緩んだところは 厳しくとがめて先をかけます。 かかる稽古で意識することは、「どこをどう攻めて何をどう打つのか」といった筋道(理 合)であって、それに対して上位者が一つ一つを吟味し判断していくのです。
故に剣道は「強い人(レベルの高い人)にお稽古を願わなければ強くならない」と言われ るのですねd(^-^)!
しかし、そのベースになるのは基礎稽古です。 機会に身体が動かなければ話になりません。 それが「地(地力)をつける」という意味ですから
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Re: 私の稽古は間違っているのでしょうか? ( No.14 ) |
- 日時: 2016/06/29 20:56:23
- 名前: もやしん
- 失礼しました。
子どもたちは、今は全く稽古にきません。 来たとしても、私は一番下手ですので、 元に立つこともあるという程度です。
私の道場は、子どもの指導についていざこざがありますので、 子どもの時間から参加というのは、 仕事のこともありますし、できないですね。
Hide.先生、 技を出すまでのアプローチが大切なのですね。 上手の先生に摺上技や返し技を使ってもいいのでしょうか?
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Re: 私の稽古は間違っているのでしょうか? ( No.15 ) |
- 日時: 2016/06/30 08:11:58
- 名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk
<
>
- 参照: http://ichinikai.com
- To もやしんさん
>上手の先生に摺上技や返し技を使ってもいいのでしょうか?
そればかりになってしまってはいけませんが、そこに機会を求めることがあってもかまわ ないと考えます
でも、基本的には「攻めて仕掛けて打つ」を心がけましょうd(^-^)!
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Re: 私の稽古は間違っているのでしょうか? ( No.16 ) |
- 日時: 2016/06/30 11:02:03
- 名前: 鉄心
- もやしんさん
限られた環境の中で納得いく稽古をするには、自ら行動を起こすしかありません。
道場の稽古開始前に、協力してくれそうな先生に、稽古の時に基本技の元立ちをしてほしい(この技を練習したいので教えてほしい)とお願いする。 もしくはHide.さんが仰っているように仲間を募って基本技中心の稽古会を主催する。
このどちらかしかないと思います。 技稽古をお願いして断る先生はいないと思いますけどね。
基本的に自分の攻めが効いた時の相手の反応は 1、防御姿勢をとる 2、構えたまま居つく 3、打って出てくる 4、間を切る(さがる) に大別されるかと思います。
1であれば空いた(空けさせた)部位を打突し、 2であれば払う、捲くなどして打ち、 3であれば応じ技で返し、 4であれば更に追いつめて1〜3の状況にさせる
状況によって仕掛け技か応じ技どちらにも移行できなければいけないです。
攻めもせず先生が打ってくるまで待って応じようというのは理合いがありませんし、ほぼ決まりません。これはかかる者として失礼になります。その違いですね。
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Re: 私の稽古は間違っているのでしょうか? ( No.17 ) |
- 日時: 2016/06/30 19:26:40
- 名前: もやしん
- ありがとうございます。
良く昇段審査では、前で裁く技が評価されると言いますが、 こちらが一歩前に出て、相手が出てきたところを下がりながらの面すりあげ面や小手返し面では評価されないでしょうか?
前で裁くというのは、打つときに前に出ている(出小手や出ばな面、返し胴など)という意味なのかよくわかりません。
四段や五段の先生なら私の技も通じることもあるのかもしれませんが、 教士七段や範士八段の先生に、狙った応じ技はもとより、 仕掛け技でも通じません。 先生方には、とにかく仕掛けていくしかないのでしょうね。
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Re: 私の稽古は間違っているのでしょうか? ( No.18 ) |
- 日時: 2016/07/01 06:50:17
- 名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk
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>
- 参照: http://ichinikai.com
- To もやしんさん
>前で裁くというのは、打つときに前に出ている(出小手や出ばな面、返し胴など)とい >う意味なのかよくわかりません。
「前でさばく」というのは、打突の方向性の話ではありません。 お相手の攻めを受けてしまったり引き込んでしまったりすることなく、お相手の技が発動 する前(あるいは技を引き出して)立会うことを言います。 そうすると必然的に、さがりながらの面すり上げ面や小手返し面にはなりませんね
>教士七段や範士八段の先生に、狙った応じ技はもとより、 >仕掛け技でも通じません。
高段位になればなるほど、「お相手が何を狙っているか」を読んで技を仕掛けてきますの で、まず、当たらないでしょうね(^_^ メ)
しっかり攻めて機会を求めて、先で勝負しましょうd(^-^)!
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Re: 私の稽古は間違っているのでしょうか? ( No.19 ) |
- 日時: 2016/07/01 08:46:34
- 名前: 長幼の序
- 基本的に、いわゆる応じ技は、自身が退いてしまっては、あまり評価されません。
但し、単にそこだけを観るのでなく、その状況に至った過程も大切です。 相手の強い攻めに対し、その圧力に臆してしまい退く、そこにたまたま上手く応じ技が出て有効。 これは、ままある状況ですが、事、昇段審査では評価されません。 次に、ズカズカ理合なく、間合いに入ってくる相手を更に引き出して、崩れを誘うべく、意図的に退いてからの応じ技 更に全く動じない構えの相手に対し、攻めつつ、一旦退いたりする動きの中での応じ技・・・
一見すれば、すべて退いてからの応じって観えますが、特に後の打ちは、一連の動き(足捌き)で、相手を引き出す形が出来て、瞬時に「前捌き」が出来て打突すれば、評価が高まる打ちと思います。
また高段者の方へ技が通じない・・・ これは、当たり前。相手は、その道の巧み、八段の先生は、いわゆるプロ中のプロ。 前記したような動作、考えなんざ、承知の助ですよ。 そこに至るまでには、とてつもない修練があるわけです。 よってそこに掛かる場合は、その「気」を頂くべく、ここって感じたら打ち切る稽古が、最も大切ですね。
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Re: 私の稽古は間違っているのでしょうか? ( No.20 ) |
- 日時: 2016/07/03 00:26:06
- 名前: もやしん
- Hide.先生、長幼の序先生、
ありがとうございます。 前で裁くということがよくわかりました。 面すりあげ面は、裏から打つことが多く、 下がりながら打っているので、 表からの前に出るすりあげ面を稽古します。
四段に昇段した方の昇段審査の動画を見ているのですが、 面で出頭をとらえているのですが、 跳ね足になっています。 相手が出てくるところをとらえようと、前(右足)に重心がかかり、 その結果跳ね足になるのは、ある程度許容されるのでしょうか?
基本に正しい打突よりも、機会をうまく捉えた打突のほうが 評価されるのでしょうか?
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Re: 私の稽古は間違っているのでしょうか? ( No.21 ) |
- 日時: 2016/07/03 07:32:11
- 名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk
<
>
- 参照: http://ichinikai.com
- To もやしんさん
裏からの面すり上げ面は前に出て打つことが極めて難しい技だと思います。 少し引いて余し気味にすり上げつつ前に出て打つか、左に開き足をして打つかなどがベス トと考えます。 でもそれは、技の中でもそうとう難易度が高いと思いますよ(^_^ メ)
>相手が出てくるところをとらえようと、前(右足)に重心がかかり、 >その結果跳ね足になるのは、ある程度許容されるのでしょうか?
そのような打ち方をされる方は少なくありませんね。 跳ね足の場合、身体がそれほど前に出ませんので、「出頭」くらいしか機会を求められま せん。試合では有効打突となりましょうが、修正していかなければいけない「欠点」と考 えます。
>基本に正しい打突よりも、機会をうまく捉えた打突のほうが <評価されるのでしょうか?
たぶんその方は、「跳ね足」ではなく「出頭」の機会の捉え方がよく、そこを評価してい ただいたものと思われます。
基本に忠実であっても機会が全く捉えられないのでは、三段までは何とかなってもそれ以上は難しいでしょう。 求めるべきは、「基本に忠実で機会をしっかりとらえた攻防」ですd(^-^)!
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