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構えとは?
日時: 2016/05/12 19:50:07
名前: もやしん 

とある講習会で、八段の先生が、
「剣先は低いほうが、面が遅くなるようで、
実は速くなる」と言われていました。

この理由までは説明されていませんでしたが、
なぜなのでしょうか?
皆目見当もつきません。

また、自然体がいいと言う先生もいれば、
膝に力を入れるという先生や、
お尻に力を入れるという先生もいます。

膝やお尻に力を入れようと意識しても、
身体が固くなり、思うように動けません。
皆さんはどのように構えていますか?
メンテ

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Re: 構えとは? ( No.1 )
日時: 2016/05/13 07:09:11
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照: http://ichinikai.com

管理人のHide.です。

まず最初のご質問ですが、剣先の高さは低すぎれば面に乗られたり突きをいただきやすか
ったり、高ければ、小手や胴を受かれやすくなります。
とくに「低い方が面が早くなる」ということもないと考えます。
あくまでもその先生の実感であって、誰にもあてはなることではないでしょう


構えは自然体がベストです。
ただし、構えは「作る」ものです。
一人一人にあった「上虚下実」を実現するために、「●●を意識しろ」「●●を張れ」
「●●を広く」なんて様々な教えがありますが、自分自身で「いい構えだな」と思う先生
や選手を見て「理想の構え」を作り上げているのです。
そういう長年の修業の中から「一人一人にあった自然体」が作り上げられていくのですねd(^-^)!
メンテ
Re: 構えとは? ( No.2 )
日時: 2016/05/13 07:42:19
名前: 長幼の序 

剣先を低くする・・・・

ある先生は、剣先を低くして攻め「下、手元」に意識を持たせて、「上」の面を打突する。

またある先生は、剣先を低く「鍔元を上から押さえるが如く」攻めると説かれ、手元を殺し、面に渡ると言われます。

どちらの場合も、打つ速度よりも 虚を付く、打突前の「攻め」を言っているのであって、結果、面を決めるまでの過程です。
そこを称して、「速くなる」と表現されたのでは、ないでしょうか。

構えの理想は「自然体」
自然と云う事ですので、何処何処に力を入れるって事より、余計な力を抜くって観点のほうが、スムーズな打突につながると感じます。
当然、相応の「力強さ」は、必要ですが、これは、稽古の中で、自然と身に付くようにするのが理想。
パッと構えた瞬間、力が入る所、抜く所が自然と出来るように・・・・
必然的に、時間が懸かる訳です。
自然体の観念も人それぞれ。
よほど、歪な形で無い限り、そこに個性があっても良いと感じます。 
メンテ
Re: 構えとは? ( No.3 )
日時: 2016/05/13 23:38:41
名前: もやしん 

なるほど、そういう意味だったんですね。

自分なりにいろいろ工夫、研究してみます。
 
私は稽古をしていると、左手が高くなってくると言われます。
稽古で意識するしかないのでしょうか?
左手が上がってくる癖の傾向のようなものはありますか?

メンテ
Re: 構えとは? ( No.4 )
日時: 2016/05/14 08:01:23
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照: http://ichinikai.com

To もやしんさん

>自分なりにいろいろ工夫、研究してみます。

そうですね、持ち技によっても構えは変わってくるはずです。
自分と同じような体型、同じような剣風の方を真似してみるといいかもしれませんね


>私は稽古をしていると、左手が高くなってくると言われます。
>稽古で意識するしかないのでしょうか?

握り方が「横握り」になっていると位置が高くなりやすいですね。
かといって「上からがっちり」握ってしまうと左肩に力が入ってしまいます。

正しい握りで親指が「前下方」を向くようにすれば、左拳の位置を上げようと思っても上
がらないはずですd(^-^)!
メンテ

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