Re: 小手すりあげ面の打ち方について教えてください。 ( No.20 ) |
- 日時: 2016/05/06 00:19:49
- 名前: 三七式ヨシ
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- 三七式ヨシです。
動画をスロープ再生するとわかると思いますが、面に来られたのを竹刀で受け、斜めに切おろし、胴に当たった後、抜くときに剣先が上がっています。
また、右脇腹に竹刀が当たっているのもわかると思います。
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Re: 小手すりあげ面の打ち方について教えてください。 ( No.21 ) |
- 日時: 2016/05/06 07:19:29
- 名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk
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- 参照: http://ichinikai.com
- To もやしんさん
>右半身を作るとは、具体的にどのようにするのでしょうか?
読み方は「みぎはんみ」ですね
右胴を打った瞬間に、腰の向きはお相手に正対していません。左拳の位置は正中線を外し ませんが。 この状態ですと、左脇を空けずともしっかりと振り抜くことができますd(^-^)!
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Re: 小手すりあげ面と面返し胴の打ち方について教えてください。 ( No.22 ) |
- 日時: 2016/05/06 23:58:58
- 名前: もやしん
- 三七式ヨシ先生、繰り返し動画を拝見し、
勉強します。
Hide.先生、 打ったときに左足が右足を追い越さないのがポイントのようですね。
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Re: 小手すりあげ面と面返し胴の打ち方について教えてください。 ( No.23 ) |
- 日時: 2016/05/07 08:40:30
- 名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk
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- 参照: http://ichinikai.com
- To もやしんさん
面でも小手でも胴でも、打突後に左足が右足を追い越すなんていうことはありえませんが
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Re: 小手すりあげ面と面返し胴の打ち方について教えてください。 ( No.24 ) |
- 日時: 2016/06/22 11:28:48
- 名前: もやしん
- 胴を斜めに打つにはやはり素振りを繰り返すしかありませんか?
何かこつはありますか?
また、胴だけに限らず、 試合で一本にならない理由としてよく「冴えがない」と表現されますが、 これは、 「充実した気勢、適正な姿勢をもって、竹刀の打突部で打突部位を刃筋正しく打突し、残心あるものとする」のどれに該当するのでしょうか?
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Re: 小手すりあげ面と面返し胴の打ち方について教えてください。 ( No.25 ) |
- 日時: 2016/06/23 07:14:05
- 名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk
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>
- 参照: http://ichinikai.com
- To もやしんさん
>胴を斜めに打つにはやはり素振りを繰り返すしかありませんか?
そうですね、素振りのほかに打ち込み代などがあれば、それを繰り返し打つこともいい稽 古になります
>試合で一本にならない理由としてよく「冴えがない」と表現されますが、 >これは、「充実した気勢、適正な姿勢をもって、竹刀の打突部で打突部位を刃筋正しく >打突し、残心あるものとする」のどれに該当するのでしょうか?
有効打突には、この「要件」以外にもいくつかの「要素」があります。 ・手の内の冴え ・攻め ・流れ ・打突を出す試合場の位置 ・お相手の体勢・状態 ・彼我の心理状態 ・動作の切れ味 ・所作礼法やマナー などですd(^-^)!
攻めている側の打突は、攻められている側よりも一本になりやすいですね。
流れに乗っている(勢いのある)選手の打突も、一本になりやすいでしょ?
試合場の中央から追い込んで打った打突の方が、ラインやコーナーを背にして打った打突 折も決まりやすいです。
お相手の手元が上がった、構えが崩れた、姿勢が崩れた、首でよけた…などの状況ですと、 旗が上がりやすいですね。 出鼻や引き鼻、振り向きざま、追い込まれたところ…なども上がりやすい打突ポイントで す。
弱気になっている選手の打突よりも、強気で自信をもって攻めてる選手の打突が上がりや すいですし、「守ろう」と受けに回っているとお相手に旗が上がりやすいです。
動作がきびきびとしている選手の打突は有効打突になりやすいものです。
所作礼法やマナーがよく、立ち上がりから大きな声が出ている選手の打突は上がりやすい 傾向にあります。
剣道は人間が有効打突を判断しますのでこうしたことが起こるわけですが、これらは「有 効打突の要件のどれに当てはまる?」とはなかなか言えません。
私なんかは、そのあいまいさが剣道の良さだと思うわけですが、こうした非合理的な部分 が剣道の国際化に歯止めをかけているといえるかもしれませんね(^_^ メ)
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Re: 小手すりあげ面と面返し胴の打ち方について教えてください。 ( No.26 ) |
- 日時: 2016/06/23 16:01:44
- 名前: もやしん
- 打ち込み台は道場にありませんので、
素振りしかないのでしょうか。
私の道場で、胴を斜めに打っているのは、 七段の先生一人だけです。 それだけ胴は難しいのですね。
全剣連講師招聘事業の審判講習会に参加したとき、 「有効打突にならないのは、 有効打突の条件のどれかが欠けているからだといえなければダメだ」というようなことを講師の先生が言われていたと記憶していますが、 有効打突の条件は、それだけではないということでしょうか?
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Re: 小手すりあげ面と面返し胴の打ち方について教えてください。 ( No.27 ) |
- 日時: 2016/06/24 07:26:33
- 名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk
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>
- 参照: http://ichinikai.com
- To もやしんさん
胴は難しいですよぉ。 面、小手とは全く技術体系が違いますから
>有効打突の条件のどれかが欠けているからだといえなければダメだ」というようなこと >を講師の先生が言われていたと記憶していますが、有効打突の条件は、それだけではな >いということでしょうか?
・充実した気勢 ・適正な姿勢 ・竹刀の打突部で打突部位を刃筋正しく打突 ・残心あるもの
のどれか一つでも欠ければ有効打突にならないとする説明は間違いではありません。 ただ、試合審判規則には明記されていませんが、私の挙げたような要素が存在することも 事実です ~☆
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Re: 小手すりあげ面と面返し胴の打ち方について教えてください。 ( No.28 ) |
- 日時: 2016/06/24 08:58:40
- 名前: 長幼の序
- 有効打突の条件は、皆さん周知の通りです。
これは、1本(有効)に必要な絶対的要件です。 どれか1つでも欠ければ、有効にはならない。 そして、その要件を満たす為の要素も有効打突を求める上で必要なモノです。
有効打突の条件は、構えから残心までの一連の過程を説明していますが、剣道の場合、最初の礼からの所作礼法、そこからの気構え、身構え、間合、打つべ機会、体の捌き、手のうちの作用、強さと冴え等もその条件を満たす為の必要要素、更にそれを判定する審判員が、眼で見、耳で判断して、納得して初めて「有効」と成るわけです。 その一連の流れが「気剣体の一致」という事です。 よって、このすべての要件、要素を満たすべく、平素の稽古から取り組む事が大切です。
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Re: 小手すりあげ面と面返し胴の打ち方について教えてください。 ( No.29 ) |
- 日時: 2016/06/25 23:15:17
- 名前: もやしん
- ありがとうございます。
今後も、審判講習会に参加して、 研鑽を、積むことを、心がけます。
胴も素振りから、積み重ねます。
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Re: 小手すりあげ面と面返し胴の打ち方について教えてください。 ( No.30 ) |
- 日時: 2016/06/26 07:51:14
- 名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk
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>
- 参照: http://ichinikai.com
- To もやしんさん
少しでも拙サイトがお役に立ちますればうれしく存じます。
有効打突の見極めは「慣れ」がいちばんですが、審判をせずとも見取り稽古の中から学ぶ ことができます。 数多くの稽古、試合を観戦することも意識してみてくださいねp(^-^)q
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Re: 小手すりあげ面と面返し胴の打ち方について教えてください。 ( No.31 ) |
- 日時: 2016/07/31 19:25:04
- 名前: もやしん
- すりあげ技の半円を描くようにというのは、
竹刀でもおなじでしょうか?
面すりあげ面を表からすりあげて打つと、 元打ちになってしまいます。 やはり間合や打つタイミングが遅いのでしょうか。
直線的に竹刀を振り上げるという方法もありますが、 剣道具をつけての稽古では、その方法が基本でしょうか?
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Re: 小手すりあげ面と面返し胴の打ち方について教えてください。 ( No.32 ) |
- 日時: 2016/07/31 22:21:36
- 名前: 三七式ヨシ
- 三七式ヨシです。
剣道形の太刀の形五本目では、体を引きながらすりあげます。
竹刀での面すりあげ面でも同じことをしても間違いではないとは思いますが、剣道と刀を使って の切り合いでは体の使い方が異なるので注意が必要です。
刀の場合、基本的には引き切りですので、打つ際には一歩前進しますが、腰を据えて刀は円運動 となり引き切りになります。
剣道では、打った瞬間に手の内を決め、体が前に進み押切になります。
竹刀ですりあげる際には、剣先はよく半円を描くようにといいますが、剣道形のように剣先が後 を向くまで振りかぶっていてはお相手が前進してくるため打てません。
お相手が振りかぶった竹刀を振り下ろしてくる途中で、適切な表現が出来ませんが迎えに行きな がら自分の物打ちで、お相手の竹刀の刃部の鍔側の1/3程度のところを振りかぶる途中ですりあげ て、そのまま振り下ろすので、半らせんのような感じで剣先は動きます。
お相手の竹刀が振り下ろされ始めるか否かのところでは、こちらも出ていないと間に合いません。
成功の秘訣は、よく言われるのですがこちらは攻めて隙あらば出るぞの準備が出来た居るときに お相手が先に仕掛けてくるところを機会としてとらえる必要があります。
すでに、お相手が打ちにこられたのを確認してから動作を起こしても中々間に合いません。
構え=打ちに行ける
となると、左足、腰などの準備が重要ということになります。
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Re: 小手すりあげ面と面返し胴の打ち方について教えてください。 ( No.33 ) |
- 日時: 2016/08/01 08:14:12
- 名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk
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>
- 参照: http://ichinikai.com
- To もやしんさん
>すりあげ技の半円を描くようにというのは、 >竹刀でもおなじでしょうか?
もちろん同じ使い方です
>面すりあげ面を表からすりあげて打つと、 >元打ちになってしまいます。 >やはり間合や打つタイミングが遅いのでしょうか。
面のコースに身体を置いた状態ですり上げても打ち遅れてしまいます。 お相手の動き出しに合わせて右斜め前に足を進めながら半円を描くようにすり上げること によって、お相手の面を的確にとらえることができます。
もちろん、意識としては「前ですり上げて前で打つ」が大切ですd(^-^)!
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Re: 小手すりあげ面と面返し胴の打ち方について教えてください。 ( No.34 ) |
- 日時: 2016/08/01 23:13:21
- 名前: もやしん
- Hide.先生、右斜め前に足を出すということは、
相手を打つ瞬間は自分の中心から、 手は左にずれているのでしょうか?
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Re: 小手すりあげ面と面返し胴の打ち方について教えてください。 ( No.35 ) |
- 日時: 2016/08/02 08:44:01
- 名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk
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>
- 参照: http://ichinikai.com
- To もやしんさん
左拳は中心からずれませんよ。 右腕を半円を描くように動かすので、剣先は中心から左にずれますけどね
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Re: 小手すりあげ面と面返し胴の打ち方について教えてください。 ( No.36 ) |
- 日時: 2016/08/02 17:09:02
- 名前: もやしん
- 半円を描くとき、左手はほぼ正中線上を上下し、
右手だけ、左に半円を描くようにするということでしょうか?
もう一つ質問です。 面を打ったとき、左手の高さはみぞおちで、右手は肩の高さで、 剣先は、面布団ではなく、面金の一番上のつなぎ目を狙いなさいという先生がいます。
この打ち方だと冴えがないように思います。 左手と右手が水平に近い高さになるようにしたほうが、 剣先が振れている(走っている)ように思うのですが、 先生方はどのように考えていますか?
ただ、私の場合は、左手と右手の高さを水平にすると、 面を打ったとき、わきが開いてしまっているようです。
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Re: 小手すりあげ面と面返し胴の打ち方について教えてください。 ( No.37 ) |
- 日時: 2016/08/03 07:04:46
- 名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk
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>
- 参照: http://ichinikai.com
- To もやしんさん
>半円を描くとき、左手はほぼ正中線上を上下し、 >右手だけ、左に半円を描くようにするということでしょうか?
表の面すり上げ面の場合はそうなりますね
>この打ち方だと冴えがないように思います。 >左手と右手が水平に近い高さになるようにしたほうが、 >剣先が振れている(走っている)ように思うのですが、
同じ身長のお相手の面を打突する場合、左拳がみぞおちの高さで竹刀が面布団にあたらず 「冴えがない」とするならば、それは手首が「切り手」になっていない可能性が考えられ ます。
手首を十二分に伸ばしてやれば、右手と左手を水平にするなんて言うことをしなくても、 きちんと面布団を捉え冴えのある打突ができるものです
まして左脇が開いてしまうような面打ちはNGですねd(^-^)!
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Re: 小手すりあげ面と面返し胴の打ち方について教えてください。 ( No.38 ) |
- 日時: 2016/08/04 08:49:26
- 名前: もやしん
- 別のトピックスを拝読しました。
切り手について大変参考になりました。
すりあげは、左手を中心に竹刀の角度が開いたような状態になるのですね。
裏のすりあげ面は、 面すりあげ面も小手すりあげ面も、 竹刀の動きは、左手は正中線上を上下し、 右手が半円を右に描くようになる表のすりあげの逆になるのでしょうか?
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Re: 小手すりあげ面と面返し胴の打ち方について教えてください。 ( No.39 ) |
- 日時: 2016/08/07 07:01:12
- 名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk
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>
- 参照: http://ichinikai.com
- To もやしんさん
>すりあげは、左手を中心に竹刀の角度が開いたような状態になるのですね。
表のすり上げで右に体さばきをした場合はそうなります。
裏のすり上げ面でも、左(あるいは左斜め後方)に体さばきをした場合は同じように左拳 が正中線ですが、左右にさばかずに(前に出ながら)小手すり上げ面を打つ場合は、左手 もやや右に寄せながらすり上げますd(^-^)!
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