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基本打ちで勝ちたい!!!
日時: 2016/02/28 17:19:19
名前: おやじま 

現在45歳、剣道歴7年です。来年、四段受験します。先生から「四段は刺し面では受からない」と言われ、肩を動かす面、いわゆる基本打ちを意識して稽古をしてきましたが、刺し面のスピードには到底かないません。
竹刀を振り上げるスピード、振り下ろすスピードを上げる為に背筋のトレーニング・左足の引き付けを速くする練習をしてきましたが今一つ思う様な面が打てません。
良い練習方法や心構えがありましたら教えて下さい。


メンテ

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Re: 基本打ちで勝ちたい!!! ( No.1 )
日時: 2016/02/29 07:17:24
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照:

管理人のHide.です。

剣先のスピードを上げるということであれば、脱力をしてゆっくり振り上げてスパっと振
り下ろすという感じの素振りを繰り返すといいでしょう。

しかし、先生がいっしゃる「刺し面」がどのようなものかわかりませんが、小さく早い面
で受からないということはありませんよ。
その面が基本に忠実で理にかなったものならまったく問題はありませんd(^-^)!
メンテ
Re: 基本打ちで勝ちたい!!! ( No.2 )
日時: 2016/02/29 12:25:43
名前: 長幼の序 

「刺し面」という表現は、目標に向かって一直線に素早く跳んでいく動きを表現したモノです。
(鳥刺しとも言われます)

剣道におきかえると、面に対し、構えた位置から直接面の打突部位を刺すが如く直線的に無駄なくスピーディーに打つ事をさす言葉です。

しかし、その動きの特性上、手首を使いスナップで小さく「打つ」事をせず、あたかも刺すが如く、部位に乗せたような全く冴えの無い動きをされる剣士が多い事から「刺し面」という表現に対し、あまり好意的でない事が多いのも事実です。

ただし、それなりの稽古、基本打ちができている剣士の打つ「刺し面」は、手首を使い、小さい円運動でしっかり打突されるので、問題無く有効、及び審査でも評価されます。
実際、某全国区の剣道強豪校でも「刺し面」と表現されています。

そこにたどり着く、体得する最初の段階、基本として肩を大きく使った大きな打ちが有る訳です。
そこの基礎を徹底して、徐々に小さな打ちにシフトしていくことが、大切です。
「刺し面」で1本取る事のできる方は、ほぼ皆さん大きな打ちを体得し、かつその基本打ちを欠かさず継続されいるはずです。

必然的に、その体得には相応の稽古、時間を要します。
メンテ
Re: 基本打ちで勝ちたい!!! ( No.3 )
日時: 2016/02/29 17:03:23
名前: 趣味剣 

剣道歴からすればストレート状態での昇段かと思います。
これまで師事されてきた先生の教えを守れば良いのではないでしょうか。(ニュアンス的に小手先で打つなかと・・・・。)




メンテ
Re: 基本打ちで勝ちたい!!! ( No.4 )
日時: 2016/03/01 23:54:29
名前: おやじま 

皆様、ご回答ありがとうございます!
hide.様
「脱力をしてゆっくり振り上げて」という事は振り上げを速くする事はあまり重視しなくても良い・・・のでしょうか?
長幼の序様
私の尊敬するN先生の面打ちがまさに「肩を大きく使った大きな打ち」です(刺し面では受からないとアドバイスして下さった先生とは別人です)。相応の稽古とはどんな事か、具体的に教えて頂けないでしょうか。
趣味剣様
「小手先で打つな」なるほど、先生のおっしゃった事はその様な意味であったかもしれません。私的には「肩を使った打ち=小手先ではない打ち≠基本打ち」と解釈しますが、趣味剣様のおっしゃる事はその様な事なのでしょうか?

また、個人的に昇段試験に受かる為ではなく「基本打ちを極めてみたい」という野望もあるので質問させて頂きました。
メンテ
Re: 基本打ちで勝ちたい!!! ( No.5 )
日時: 2016/03/02 07:11:00
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照:

To おやじまさん

>「脱力をしてゆっくり振り上げて」という事は振り上げを速くする事はあまり重視しな
>くても良い・・・のでしょうか?

はい、振りかぶりはゆっくり「背中を使って」引き上げるようにしてください。
肩ではなく背中を使う感覚が身につくと、剣先のスピードがUPしますよd(^-^)!


ちなみに、刺すようにして剣先を乗せるような打ち方は「基本」とはいえませんが、小さ
く打っても基本に忠実な打突というのはあります。
長幼の序さんも書いておられますが、それを体得するのは錬度が必要なことです。
大きく振りかぶった打突をマスターすることが「基本打ちを極める」ということではない
と考えております
メンテ
Re: 基本打ちで勝ちたい!!! ( No.6 )
日時: 2016/03/02 08:08:28
名前: 長幼の序 

おやじまさま

相応の稽古とは・・・書かれているような大きな打ちから、合わせて小さな打ちも稽古していく。
それを数掛けていく中で、本当に無駄のない小さく素早い打ちができてくる。
人によっては、それを「刺し面」と表現するのかもしれません。

前記でHideさんも書かれていらっしゃる通り、それを体得するには練度が必要、必然的に時間がかかるという事です。

読むからに、先生方の大きな打ちが目標とお見受けしますが、その先生方も小さな素早い打ちを追い求め、時間をかけ体得された時期、経験があるはずです。
それからの大きな打ちへの回帰では、ないでしょうか(実際、そのような先生は、多くいらっしゃいます)
それを時間をかけ厳しい稽古で体得された先生方の真似だけしようとしても、中々難しいでしょう。

また小さい素早い打ちが、あたかも基本打ちで無いように書かれています。
基本打ちを体得できたからこその、小さい打ちと解釈されたほうが、今後の昇段審査等には、役立つと考えます。

「基本打ちを極める」・・・これが1番難しい。
「剣聖」と云われた、あの持田盛二範士十段の有名な言葉を最後に
「私は、剣道の基礎を体でを覚えるのに50年懸かった・・・」
遠く遠く・・果てなき道です。
メンテ
Re: 基本打ちで勝ちたい!!! ( No.7 )
日時: 2016/03/03 22:03:35
名前: おやじま 

お世話になります。

ご指摘をうけて、色々と考え違いをしていた様です。基本打ちの究極を目指す事は、基本打ちで刺し面に勝つとではない。「極める」などと軽々しく口にする事ではないと気付きました。
しかし、それとは別に自分の大きな面打ちをより良い物にする努力は続けて行こうと思います。ありがとうございました。
メンテ
Re: 基本打ちで勝ちたい!!! ( No.8 )
日時: 2016/03/04 07:06:16
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照:

To おやじまさん

少しでも拙サイトがお役に立ちますればうれしく存じます。

大きな面打ちを自分のものにできるようお稽古をがんばってくださいねp(^-^)q
メンテ
Re: 基本打ちで勝ちたい!!! ( No.9 )
日時: 2016/03/04 08:53:59
名前: 長幼の序 

剣道の修練において大切なものに「気付き」が、あります。
継続していくことによって、「ああ〜、あん時は、こんな事言ってたな〜、考えてたなあ〜・・」って回想する時期が必ずあります。
それも大切な稽古です。

おやじまさんも、その相応の稽古の1歩目に踏み込みました。
今後も色々な疑念が生まれるでしょう。
それと向かい合うのも修練です。

大きな面打ちの習得に向け、素直な心で愚直なまでの稽古をお続け下さい。

四段受審頑張ってください。応援しています。
メンテ
Re: 基本打ちで勝ちたい!!! ( No.10 )
日時: 2016/03/04 21:08:10
名前: 趣味剣 

何の番組かは忘れましたが、
他種目のトップアスリートが【基本は大切だ。ただ、辛くて、きついのも基本だ】と言っていました。

素振りにしてもただ、熟すのであれば、ある程度の本数を振ることは可能かと思われます。
しかし、意識して振れば(剣先を走らせる、足を先行させる等)厳しいと思われます。
今になって、正直熟していたと後悔してます。

大きな打ちを学ぶことにより、各部位の使い方が分かり、小さな技への応用も可能となると考えております。

大人になってからのほうが基本打ちの重要性に気付かされております。
メンテ
Re: 基本打ちで勝ちたい!!! ( No.11 )
日時: 2016/03/06 18:54:39
名前: おやじま 

趣味剣様
最近、寒さのせいか道場に人が集まらない事が多いので、鏡の前で素振りをする事が増えました。鏡の中の自分を相手にして中心を取り合ったり、打突の機会を窺い合ったり、より正しい基本打ちの稽古を繰り返しています。いつの日か、鏡の中の自分に「まいった!」と言わせることができる大きな面が打てる様に頑張っています(・・・非現実的ですが)。脱線しました。これからも基本打ちを大切にして「剣の道」を歩みたいと思います。ありがとうございました。
メンテ

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