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日本剣道形に関する質問です。
日時: 2016/02/17 09:30:21
名前: みやもとむさし 

六本目の打太刀の所作です。小手を打たれた後、左ななめ後ろへ下がるとき、剣先は下げますが、このときの刀の刃の向きです。
平成17年の社会体育教本には、「刃を右斜め下に向けないように」とあります。 一方、平成20年の剣道講習会資料には「刃は右斜め下に向ける」とあります。どちらも全剣連が出している指導書です。
このことが私の道場でも話題になっていて、刃を右斜め下に向けるが正しい、という結論に一応なったのですが、調べたら上記のように相反する記述を見つけました。全剣連で形を主幹する先生が変わると、細かい所が変わるのでしょうか? 現在は、どれが正しいとされているのでしょうか? お教え頂けますか?
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Re: 日本剣道形に関する質問です。 ( No.1 )
日時: 2016/02/17 17:07:25
名前: 長幼の序 

仕太刀の右小手を小技で打つ所を 小さい半円を描くようにすり上げられる訳です。
反時計まわりにきれいにすり上げられると、その時点で刃先は、やや右斜め下を向きます。(払いでは、こうなりません)
そして剣先を下げて左足から左斜め後ろに「正対せずに」ひきます。
この一連の流れを自然にやると、どうしても刃先は右斜め下を向きます。
ポイントは、「すり上げ」と「正対しない」。

旧大日本武徳会が大正元年に制定した「大日本帝国剣道形」を基に 全剣連が昭和56年に制定した「日本剣道形解説書」にも、この2点は(注)で付け加えられています。
また平成24年の剣道講習会資料にも補足説明として〜刃先は、右斜め下を向く〜となっています。
よってこれが正しいと言う事です。

社会教育教本は、手元にありませんのでコメントできませんが、甚だ「?」では、あります。
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Re: 日本剣道形に関する質問です。 ( No.2 )
日時: 2016/02/18 07:32:44
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照: http://ichinikai.com

管理人のHide.です。

とくに意識せずとも「半円を描くように」木刀を操作すれば、刃の向きはナチュラルに斜
めになると考えます。

ことさら教本に明記するようなことでもないと思います( -o-) フゥ
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Re: 日本剣道形に関する質問です。 ( No.3 )
日時: 2016/02/18 12:16:18
名前: みやもとむさし 

ありがとうございました。
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Re: 日本剣道形に関する質問です。 ( No.4 )
日時: 2016/02/18 17:14:22
名前: もやしん 

すみません、六本目ですが、
お互いに3歩前に出て、仕太刀が下段から剣先を上げ、
打太刀が右足を引きながら、諸手左上段となりますが、
そのとき、仕太刀は、1歩詰めながら、
剣先は、どこにむけるのでしょうか?

中段のまま、剣先は変えないという先生と、
五本目のように、
右拳に付け、刃先は左斜め下を向くという先生がいます。

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Re: 日本剣道形に関する質問です。 ( No.5 )
日時: 2016/02/19 00:11:49
名前: みやもとむさし 

これは一瞬仕太刀の左小手に付ける(右ではなく)のでしょう。打太刀が中段に戻すので、仕太刀も中段にもどす。
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Re: 日本剣道形に関する質問です。 ( No.6 )
日時: 2016/02/19 01:14:50
名前: 三七式ヨシ 

三七式ヨシと申します。
剣道談話室の「剣道形、太刀の形四本目と小太刀の形三本目について」に記載しましたが、六本目に関しては、仕太刀が下段から攻めあげるのを、打太刀が抑えようとして抑え切れないため、右足を引きながら位の高い上段に取る。

引いたとこをさらに仕太刀が左拳に剣先を付け攻め込むため、打太刀は守りのため中段に下ろす。

仕太刀は打太刀が中段に取るため、合中段になろうとし左拳に付けた剣先が降りるところを、打太刀が小手を打ち、小技で擦り上げ小手に返す。

仕太刀は剣先は打太刀の中心を圧しつつ左足を出しながら、左上段で残心を示すのに合わせ打太刀は引くと習いました。

従って、五本目同様に仕太刀の剣先は、打太刀の左こぶしに付けるものと考えます。
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Re: 日本剣道形に関する質問です。 ( No.7 )
日時: 2016/02/19 07:43:14
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照: http://ichinikai.com

To もやしんさん

高野×中山を見ますと、中山は顔の真ん中につけて出ているように見えますが、現代の剣
道形は、「左拳につける」でよろしいかと
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Re: 日本剣道形に関する質問です。 ( No.8 )
日時: 2016/02/19 09:19:48
名前: 長幼の序 

6本目は、まさに「勝って打つ」の見本ですね。
下段からの攻めに、我慢できず退がり左上段
即座に左上段の剣先である左拳を攻められ左足を引き中段
この時点でほぼ、相手の攻めに負けています。
その状況での心理として、臆した打太刀は一番手前にある小手に小さく切り込む訳です。
結果、すり上げられるという流れ。
まさに「打って勝つな、勝って打て」
先を取り、相手を引き出すお手本ですね。
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Re: 日本剣道形に関する質問です。 ( No.9 )
日時: 2016/02/19 12:30:37
名前: もやしん 

失礼しました。
左拳ですね。

皆さんありがとうございます。
理合いも勉強していかなければなりませんね。
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Re: 日本剣道形に関する質問です。 ( No.10 )
日時: 2016/02/20 09:03:06
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照: http://ichinikai.com

To もやしんさん

少しでも拙サイトがお役に立ちますればうれしく存じます。
剣道形は面白いですから、しっかりとやりこんでみてくださいp(^-^)q
メンテ
Re: 日本剣道形に関する質問です。 ( No.11 )
日時: 2016/08/28 20:57:35
名前: もやしん 

すみません、六本目ですが、
仕太刀がすりあげて小手を打つ際、
開き足を使うという先生と、その場から右足、左足と前に出るという先生がいますが、
どちらが正しいのでしょうか?


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Re: 日本剣道形に関する質問です。 ( No.12 )
日時: 2016/08/29 07:08:05
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照: http://ichinikai.com

To もやしんさん

開き足ではありません。
左開き足ですと左足前になってしまいます。

また、その場から右左でもありません。


正しくは、すり上げの動作と同時に左足を左斜め前(右足とほぼ同じくらい)に出し、打
突と同時に右足を前に送るのです(右足前左足後ろになります)。
故に斜めに追い込んで残心をとることができるのですねd(^-^)!
メンテ
Re: 日本剣道形に関する質問です。 ( No.13 )
日時: 2016/08/29 12:24:56
名前: もやしん 

ありがとうございます。

足さばきをなんと表現していいかわからず、
開き足という言葉をつかいましたが、
私の理解している足さばきでした。

剣道形の講習会の映像で先生がおっしゃっており、
確認ができ、よかったです。
メンテ
Re: 日本剣道形に関する質問です。 ( No.14 )
日時: 2016/08/30 07:13:48
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照: http://ichinikai.com

To もやしんさん

少しでも拙サイトがお役に立ちますればうれしく存じます。

形稽古は竹刀剣道にも大いに役に立ちます。
審査のために勉強するのではなく、積極的に勉強なさってくださいね
メンテ

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