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起こりがわかりやすいと言われます
日時: 2016/01/23 12:34:25
名前: もやしん 

先生にかかっていくとき、起こりがわかりやすいと言われます。

私は、後ろに反ったような構えになっていたので、
構えたとき、少し右足に重心がのって、
水月が床と垂直になるようにしています。

先生から、前に頭が倒れかかってきてから面を打っていると言われます。
自分では全くわからず、困っています。
やはり左足のひかがみが緩んでいるのでしょうか?
メンテ

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Re: 起こりがわかりやすいと言われます ( No.2 )
日時: 2016/01/24 19:34:14
名前: 三七式ヨシ 

三七式ヨシと申します。
もやしんさんの実際に構えられているお姿を拝見していないので、具体的なアドバイスができませんが、参考になればと書き込みします。
指導を受けられておられる先生方からのご指摘ですが、「打って出られるのがわかる。頭が先に出る。」と言うことなので、構えの態勢と打ちに出られる態勢が一致していなくて、形が変わるということだと思います。
こちらで攻めの形を示し、お相手の変化を誘って機会を作る、お相手が先に打ちにこられて対応(出端や応じ)する、竹刀を払ったり抑えたりして剣先を動かして打つなど、打突の仕方にはいくつかあり、構えと打ちに行くときに形が変わってしまうのがすべて悪いわけではないと思います。

ただし、攻め合いの中で間合いに入り、こちらから打突を仕掛ける場合、お相手にこちらの出端を捉えられにくくするのであれば、構えから打突に行くために形が変わるのはあまり良いことではありません。

水月が床に垂直で、後ろに沿って右足に体重が乗り気味とのことですが、右足前の中段の構えから打突する場合、歩み足でなければ右足が先に床から浮きます。
この時、右足に体重が乗っていると、いったん左足に体重を乗せ換えないと右足を浮かすことはできません。
更に体重を前側にもっていこうとするため、体が前傾になり頭が下がるという状態ではないかと推測します。

私はある先生からのアドバイスもあり、「構え=打突に行ける状態」を目標にしています。
その中で、試行錯誤の中、足運びは歩きをベースにするのが良いのではないかと思っています。
交差点で、信号待ちから踏み出す一歩は、立って居るときとそれほど形を変えなくても踏み出せるのではないでしょうか。
そして、実際に有効打突をするのには80cm程度、肩と腰が前に出れば十分で、体が起きているほうが手の内も使いやすいのです。

剣先を届かせようと前傾になり、頭が下がると腰が残り、顎が上がり、差し面になると手の内が使えません。
それより、腰と肩を元の位置より前方に進め、体が起きているほうが腰が入り手の内が使えるのでしっかりした打ちが出来ます。
繰り返しになりますが、打突時は体はまっすぐ立って(健康診断の身長測定器に乗った感じ)、普通に歩きだす時の足運びを元にすればよいと思います。

1.小学校の整列時の「気を付け」の姿勢。
2.そこから右足を普通に踏み出します。
3.左足を引きつけます。
4.気を付けから、足先はそろったまま、かかとのみ開いて足の内側をおおむね平行にします。
5.2の要領で右足を出します。
6.左足を引きつけます。
7.4に加え右足かかとと左足つま先をそろえ、2の要領で右足を出します。
8.左足を引きつけます。
9.7の形から右足のつま先にそろえて座布団(60cm角程度)を置きます。
10.7の要領で、右足かかとが座布団を超える程度に足を進め、左足を引きつけます。この時、左足の蹴りで腰を水平に送り出す(膝を使うと力が斜め上向きになります)ようにします。

別のトピに書き込みましたが、15cm程度剣先が交差するくらいの間合いなら、80cm程度前に出れば十分有効打突(面)できます(60cmの座布団を超えると、足首は80cm程度前に出ます)。

後はご自分に合わせてアレンジしてください。

子供のころから「飛び込む」ものだと意識つけけされ、大人の場合、三九の竹刀だと1.2m×2と物打ちがしっかり乗るために、飛ばねばならないと思いこんでいますが、実際はそんなに遠くないのです。


Yahooで「ひかがみ」を検索して下記のHPなどを見つけたので参考にしてください。
Yahoo知恵袋・佐藤忠三範士九段 剣道 「足の踏み方」
ひそかに剣道で全日本を目指している理学療法士さんのHP
常歩(なみあし)身体研究所のHP
剣道上達〜技・剣道具・一刀流のHP
メンテ
Re: 起こりがわかりやすいと言われます ( No.3 )
日時: 2016/01/24 21:32:44
名前: もやしん 

三七式ヨシさんありがとうごさいます。
以前書かれたそのトピックスを教えていただないでしょうか?

長幼の序さん、ありがとうごさいます。
こちらでも勉強していますが、
間合いだけでなく、
自分から仕掛けるか、応じるかでも重心の位置は、
変わってくるのですね。


最近、模擬審査の本(DVD付き)を読みました。
そこで、立会の講評である先生が、
ただ、小手面と渡ってはいけないとおっしゃっていました。

相手が、技をなかなか出してこない場合、
何か狙っているなと思うと思いますが、
そんな場合でも自分から仕掛けて、
小手面を打つのは良くないのでしょうか?
それより、捲いたり払ったり、張ったりしたほうがいいのでしょうか?
先生方のご意見をお願いします。


メンテ
Re: 起こりがわかりやすいと言われます ( No.4 )
日時: 2016/01/25 00:59:17
名前: 長幼の序 

実際、小手面と云う有効打突は、ありません。
仕掛けていく小手面は、
小手で1本を取りにいったが、決まらず、そのままの流れで面に渡り1本、
若しくは、小手で切り込み、意識を下(手元)にもたせ隙のできた面に渡り1本。
大きく分けて、この2つのパターンが小手から面に渡り、結果「面1本」となる仕掛けです。

もやしん様の言われる、相手が技をなかなか出してこない時に単に小手面と渡る事は、非常に危険な動きです。
これは、小手での入り、いわゆる「入り身」が、強引な「間詰め」になり、小手を打った瞬間、面部に隙が出て、相手に面に乗られる、という状況を生みます。
なかなか打って出てこない相手は、この「出鼻」の一瞬を待って狙っている事が多いようです。

全日本選手権等で活躍される一流選手も この間詰めが、やや大きくザクッと入った瞬間に出鼻面を頂くという場面をよく見ます。

状況としては、似たような場面と感じます。

よって、小手から面に渡る場合は、書かれているように、剣を殺したり、張って気を殺したりといった打つ前に攻め勝っている事が大切です。

その為には、稽古で小手面をやる場合には、実戦を想定し、小手も面も有効になる100%の打突を心がけるべきです。

相手が仕掛けて来る所に打つ、「相小手面」は、また違ったタイミング、体の運用になります。

どちらにしろ、相手との攻め合いの中で、引き出された状況を作らないが為の、打つ前の動きは、とても重要です。
メンテ
Re: 起こりがわかりやすいと言われます ( No.5 )
日時: 2016/01/25 07:15:57
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照: http://ichinikai.com

管理人のHide.です。
書き込みが遅くなってしまい申し訳ありまえん。

>先生から、前に頭が倒れかかってきてから面を打っていると言われます。

ここがポイントのようですね。
膕が緩んでいるかどうかまではわかりませんが、左足で床を押すことが打突のきっかけに
なっているのではなく、倒れこんで重心を移動させることによって打突していることが想
像できます。

足さばきの稽古や素振りなどの時から「左足で床を押す」という感覚を身につけるように
しましょうd(^-^)!
メンテ
Re: 起こりがわかりやすいと言われます ( No.6 )
日時: 2016/01/25 08:13:14
名前: もやしん 

長幼の序先生、Hide.先生ありがとうごさいます。
三七式ヨシ先生も、ぜひご意見お願いします。

やはり重心が前にかかりすぎているのでしょうか。
次の稽古で意識してみます。

剣先の柔らかい相手にはやはり払うのが効果的でしょうか?
私が払おうとしたその瞬間に面を打たれます。
かといってただ飛び込み面を打っても乗られてしまいます。
メンテ
Re: 起こりがわかりやすいと言われます ( No.7 )
日時: 2016/01/25 15:58:27
名前: 長幼の序 

剣先が柔らかいという表現の場合、
相手の剣先が、常に自分の竹刀にまとわりついている状態、中心を取ろうとすると、裏から取り返され、裏に回すと表から・・・といった感じでしょうか・・・剣先、鍔元を中心とした円運動で常に正中線を取る相手には、払いはあまり使いません。
というより払った瞬間に小手等が跳んでくるのが、想定できるので中々安易に払えません。
仮に払う場合でも、その辺りの事を常に頭におき、間合い、払いの強度等、細心の注意が必要です。

表裏の払いや、押さえ、捲き、担ぎ、及び踏み込み等の「フェイント」の場合、それにより相手の動揺を誘い、反応して崩れた所を打つ、が狙いですが、往々にして仕掛けた側が、フェイントをかけた事が崩れになるという悪しき状態になることも多いようです。
もやしん様が、払おうとした瞬間に面を打たれるのは、その辺りに原因があるように感じます。

払いが、効果的な相手は、払っても中心を即座に取り返さない、または、逆に過剰に反応して、力みが生じつつ取り返す相手です。

跳び込み面を打っても乗られる・・・

やはり、前記したように、打突に至るまでの攻防の中で、剣道でよく云われる
「打って勝つな、勝って打て」
を稽古の中で、如何に体得していくか、それが、どういう意味か、を理解していくかが、大切です。

単純に運動能力、スピードだけでなく、
何故、年配の高段者の先生方が、現役バリバリの選手に相面で乗れるのか、自身の稽古、見取り稽古を含め研鑽することが、必要です。
常に考える、これが、真の稽古です。
よって必然的に相応の時間が、かかるのは仕方ありません。
メンテ
Re: 起こりがわかりやすいと言われます ( No.8 )
日時: 2016/01/25 20:47:32
名前: もやしん 

もう一つよろしいでしょうか?

私は身長170cmで、至って一般的ですが、
同じ身長の方は、柄の長さはどれくらいでしょか?
私は、Hide.先生の本の、肘に竹刀をのせた長さにすると、
柄革が29cmです。これはかなり短いですよね?
この測り方にも例外はあるのでしょうか?
メンテ
Re: 起こりがわかりやすいと言われます ( No.9 )
日時: 2016/01/26 00:09:38
名前: 三七式ヨシ 

三七式ヨシです。
小手面は二段打ちの代名詞で、切り返し、正面打ちの後、基本稽古によく取り入れられます。
小手面、払いについては、長幼の序先生が書き込みされておられる通りだと思います。

さて、間合いの件で前回80cm出れば打てると書き込みましたが、実際に計算してみました。
体格差もありますが、三九の竹刀を1.2mとし、こぶし一握り柄頭から体まで0.1m離れ、竹刀の角度が25度とします。
構えたところから打ち終わりで左こぶしが0.3m動き、竹刀の角度が15度まで浅くなったとすると、
cos25°×(1.2+0.1)-0.3-(cos15°×(1.2+0.1)-cos25°(1.2+0.1))=0.82m
となります。

一足一刀の間合いは人それぞれですが、15cm竹刀が交わると実際は30cm近くなり、面布団に剣先が15cm乗るとすると、
0.82-0.3+0.15=0.67

70cm肩が前進すれば十分な打突となります。

ひかがみの件ですが、前述のように気を付けの要領で立った状態だと、膝は伸びています。
ここから、右足のかかとと左足のつま先がそろう程度に前に出し、左右の足のかかとを外旋させるとひかがみに張りが感じられると思います。(前述・佐藤忠三のお話を参照)

さて、柄皮の長さですが、身長175cmの私は30cmのものを使っています。
飛び込み面が得意な方は短め、応じ技などが得意な方は少し長めとききます。
また、出展は忘れましたが、右手がつばに触り、左小指を半掛けにして、間に握りこぶし一つ開けるというのを読んだことがあります。

竹刀についても、剣先に近いほうが重い、手前に重心があるなど好みがあると思いますが、目安はあくまでも参考値として、もやしんさんがしっくりくるものを選ばれればよいと思います。
メンテ
Re: 起こりがわかりやすいと言われます ( No.10 )
日時: 2016/01/26 06:57:40
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照: http://ichinikai.com

To もやしんさん

>やはり重心が前にかかりすぎているのでしょうか。
>次の稽古で意識してみます。

前にかかりすぎているというよりも、上半身が必要以上に後方に反っていることが考えら
れますd(^-^)!


>私が払おうとしたその瞬間に面を打たれます。
>かといってただ飛び込み面を打っても乗られてしまいます。

払いの動作が手先だけになっている可能性がありますね。
飛び込み面は、起こりを読まれているのでしょう。

剣先の柔らかいお相手には、私は払い技を使いません。
むしろ中心を確かにしっかりと攻めて、お相手の崩れを誘って打つことを考えます。
ムリ打ちはお相手の思う壺になってしまうと思いますm(_ _)m


>私は、Hide.先生の本の、肘に竹刀をのせた長さにすると、

この長さがもやしんさんにとって短いかどうかは不明です。
私の測り方はあくまでも目安です。
ただこうやって測ったよりも長いと、正しく握った場合、右腕が突っ張ってしまう可能性
があると思われますd(^-^)!
メンテ
Re: 起こりがわかりやすいと言われます ( No.11 )
日時: 2016/01/26 09:03:32
名前: 長幼の序 

柄の短い方が、面を打つ際によく見かけるのが、起こりの際、足や剣先より手元が先に上に動く打突です。
長尺のモノ、例えば物干し竿とかの端っこを持って持ちあげる際のあの動きです。
一瞬、先端が下りますよね。
また加えて先に重心があれば、尚更その傾向が強いようです。
この状態で面を打突する方は、ほぼ手が「張り手」で伸びきって、煽ったようになり、冴えのある打ちは、中々出来ていないようです。
必然的に相手にあたかも「今から打ちますよ」と合図を送ってるようになってしまいます。
メンテ
Re: 起こりがわかりやすいと言われます ( No.12 )
日時: 2016/01/26 22:03:18
名前: もやしん 

確かに先生にかかっていくときに、
剣先が一度下がってから打っていると言われましたが、
下手と稽古するときにそのようになっていれば問題なのでしょうか。

三七式ヨシ先生、
先生は、175cmもあるのですね。
うらやましいです。

その身長の方が、30cmなら、やはり個人差があるのでしょうか。
自分に適した柄革の長さも使い比べて、
検証していきます。
メンテ
Re: 起こりがわかりやすいと言われます ( No.13 )
日時: 2016/01/27 21:06:41
名前: 三七式ヨシ 

三七式ヨシです。

剣先が下がるのは、横握りになっているとか、腕の力で竹刀を持ちあげようとしている可能性が高いです。

剣道日本で読んだ方法を私も実践していますが、
1.腕を伸ばし、前にならえの状態で手のひらを合わせます。
2.手のひらを開いた状態で、左手親指の上に右手小指を乗っけます。
3.ひじを楽にして、左手へそ前におろします。
4.左右の親指を開いて、竹刀を握ると、ひじが締まり、左右の親指と人差し指でできるVと弦が一直線になり、前腕の尺骨が立て向きで構えられます。
5.振りかぶる際は、腕を伸ばしながら、左右の肩を繋ぐ軸を意識し、左手を前に出すと剣先が上がります。
6.他のトピでHide先生も書かれていますが、肩甲骨と背筋を働かせることを意識して下さい。

攻めの中で、お相手の剣先を抑えると言うのはありますが、振りかぶりの一連の動作の中で、振りかぶるきっかけとして剣先が下がるのはどなたをお相手にしても褒められることはないと思います。

メンテ
Re: 起こりがわかりやすいと言われます ( No.14 )
日時: 2016/01/28 07:58:17
名前: 長幼の序 

剣先が、打突の際、下るのは上手、下手関係無く、よろしくありません。
メンテ
Re: 起こりがわかりやすいと言われます ( No.15 )
日時: 2016/01/28 08:52:25
名前: もやしん 

私の先生は、「上手の先生にかかるときに力が入って崩れてしまうのは、致し方ない。
下手と稽古するときに、崩れてしまうのが問題なんだ」
とおっしゃっています。

別の先生に、左足のタメを意識し、重心を真ん中に置いて、面を打っていくと、
面打ちが良くなったとのお言葉をいただきました。
面を打ったときの姿勢もよくなりました。

長幼の序先生、三七式ヨシ先生、Hide.先生ありがとうごさいます。


メンテ
Re: 起こりがわかりやすいと言われます ( No.16 )
日時: 2016/01/29 08:43:33
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照: http://ichinikai.com

To もやしんさん

少しでも拙サイトがお役に立ちますればうれしく存じます。

当てることよりも基本に忠実な打突を心がけてお稽古に取り組んでいってくださいねp(^-^)q
メンテ
Re: 起こりがわかりやすいと言われます ( No.17 )
日時: 2016/03/27 16:29:35
名前: もやしん 

前述の小手面に関することですが、
相手がなかなか打ってこない場合に、
相小手面を狙って、表からの払い面を打つのは、
理合としていかがでしょうか?

相手が出小手に来た場合は、相小手面の形になりますが、
審査員からは小手面との違いはわかるのでしょうか?
メンテ
Re: 起こりがわかりやすいと言われます ( No.18 )
日時: 2016/03/27 23:24:40
名前: 三七式ヨシ 

三七式ヨシと申します。
余計混乱するかもしれませんことをお詫びします。
面を打つ手法として、いくつかあるうち小手から面を打つのに、発声としても「小手、面」という打ち方はありますが、有効打突としての「小手面」はありません。
本来の二段打ち、三段打ちは、一本目、二本目が有効打突にならなかったので、連続に打突していくことなのだと思っています。

各道場、指導者のお考えがあるので、一概には言えませんが、小手面の練習方法は大きく二つに分かれます(アレンジはあるでしょう)。
一つは、小手も、面も一本になるようにしっかりと打ち、木刀による基本技稽古法のような練習方法、もう一つは面を有効打突にするように、小手から面に渡っていくような練習方法です。

もやしんさんがイメージされている打ち方がわかりませんが、文章から勝手に判断して、後者の打ち方ではと想像しています。

私が子供のころ指導してくださった先生は、「出小手」はお相手が打突しようと手もとが上がろうとするところで、動き始めてから打つのは「抑え小手」と区分されていました。

従って、出小手が決まった場合には、打たれた側が、何の技を出そうとしたかわからないことがままある訳です。

相小手面を狙っての払い面とは、お相手が小手を打ってくるのに、小手面で返すことを想定しておられるのでしょうか。

私の理解としては、払うというのは自分の剣先を横に動かすことにより、お相手の剣先を中心から外す動作だと思っています。

どちらかといえば打落しに近いのではないでしょうか。

「相手が出小手に来た場合は、相小手面の形になりますが、審査員からは小手面との違いはわかるのでしょうか?」

自分が小手面を打つっていったとして、お相手がじっとしていれば小手面で、それに対して出小手狙いでお相手が動けば相小手面になるのがわかるかの質問の意図が私には理解できていません。

打ちに行く前の仕掛けなどにも違いや試合者との位置関係その他で、ケースバイケースでわかる場合もあるでしょうが、どちらかといえば、有効打突を見極めるのが仕事なので、わからない場合もあると思います。
メンテ
Re: 起こりがわかりやすいと言われます ( No.19 )
日時: 2016/03/28 07:04:34
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照: http://ichinikai.com

To もやしんさん

>相小手面を狙って、表からの払い面を打つのは、
>理合としていかがでしょうか?

お相手の小手を読んで払い面を打つのは理に適っております


>相手が出小手に来た場合は、相小手面の形になりますが、
>審査員からは小手面との違いはわかるのでしょうか?

もちろんわかります。
お相手の先の小手を打ち落として勝つのが相小手面ですからd(^-^)!
メンテ
Re: 起こりがわかりやすいと言われます ( No.20 )
日時: 2016/03/28 12:52:57
名前: もやしん 

三七式ヨシ先生、ありがとうございます。

私が、「相小手面を狙って」と書いたために、
誤解を招いてしまったのですね。

私は、相小手面という技は、本来ないもの(ありえないもの)と思っています。
相小手面ではなく小手打ち落とし面だと思っています。

小手の相打ちは、刀であればあり得ないと思います。
相手の刀を自分の刀で、打ち落としての面が本来の技ではないかと思います。
相手の刀を自分の刀で上からたたくのも刀法として難しいところですが。
確かHide.先生の本にも、
上級者は、小手ではなく相手の竹刀を打ち落とす方法もあると書かれていたと思います。

小手打ち落とし面の打突部位呼称は、「コテ、メン」と言わず、
「メン」だけにしています。

相手が構えたままの場合は、ただの表からの払い面になります。


Hide.先生、
私が払い面を打ったときに、
相手が返し胴を打ってきた場合は、
昇段審査では、マイナスでしょうか?
メンテ
Re: 起こりがわかりやすいと言われます ( No.21 )
日時: 2016/03/29 06:56:24
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照: http://ichinikai.com

To もやしんさん

審査における打突でマイナスなのは、
 1.機会でないときに打った
 2.機会を逃した
 3.姿勢を崩して打った(よけた)
くらいです。

ご質問のケースで機会をとらえて払い面を打ったものであれば、お相手がどういう反応を
しようがマイナスになどなりません。
むしろ、そんな風にあれこれ考えることの方が、受審するうえでマイナスです。

審査はご自分の普段の取り組みを評価していただく場。
あれこれ画策して「いいところを見せよう」と思っても、審査員にはすぐに「よそ行きの
剣道」を見抜かれてしまいます。お稽古での取り組みを披露するように心がけてください。
メンテ

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