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平常心は難しい
日時: 2015/08/25 13:55:46
名前: 剣道おばさん 

40歳になり剣道を始めた、ズブのど素人の剣道おばさんです。
習い始めて、かれこれ6ヶ月。
週2回の稽古をしております。
12月には級審査、来年2月には初段の昇段試験を目標にしております。
が、この11月に市の小さな大会に出場が決まり、今は試合に向けての稽古となっております。
地稽古をしている時も、試合を意識しておりますが、面を打たれたり、男性を相手の時も次々面や小手を打たれ、その都度
「くそーっ」とメラメラ、カッカッしております。

その「くそーっ」も大切な事だとは思うのですが、なにぶん剣道は”平常心”を心がけないといけない・・・という教えなのですが、なかなか・・・。
日常生活でも、私は喜怒哀楽が激しいほうだと思います。


”平常心””冷静さ”というのは、やはり稽古を重ねる事によってしか、身につかないものなのでしょうか?
メンテ

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Re: 平常心は難しい ( No.1 )
日時: 2015/08/26 07:13:09
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照:

管理人のHide.です。

平常心は剣道の極意でもありますので、何十年も修行してもなかなか身につくものではあ
りません…なんて書くと身も蓋もありませんので、どのように取り組んだらいいかをお話
しましょう(^^ゞ


剣道では「稽古は試合のように、試合は稽古のように」と言われます。
これは、「稽古の時に試合と同じ緊張感を持って取り組みなさい。試合の時には稽古のよ
うに力みのない状態で取り組みなさい」という教えです。

稽古の時って、頑張ってやっているようでも緊張感が欠けていることが少なくありません。
打たれても旗が上がるわけではありませんし、自分の打突が当たらなかった時「次の一本」
を出さなくても別に構いません。でも、試合の時は違います。
「試合の時だったらどうするかな?」ということをイメージしながら、その緊張感を保っ
てお稽古をするのです。とはいっても、トピ主さんの場合、試合経験そのものもなさそう
ですので、なかなか難しいかもしれませんが(^_^ メ)


打たれて頭に血が上るのはいけません。
これは、お稽古であっても試合であっても厳禁です。
頭に血が上れば冷静さを失い、自らの剣を遣うことができなくなります。私の師匠は「剣
道は理性の炎を燃やすのじゃ」と教えて下さいました。
「頭はクールに、心を燃やせ」ということですねd(^-^)!

打たれたところは自分の弱いところです。それをお相手が教えてくださった。「ありがと
うございます。でも、次はそこは打たせませんよ」という気持ちでお稽古をする。ここが
大切です。そして、自らの技は、全てを捨てて思い切って打つこと。「避けられたらどう
しよう」「応じられたらどうしよう」「打っていったら打たれるのではないか」という恐
れの気持ちを捨てて打つのです。

もしそれが外れたならば、「決まるまで(当たるまで)打つ」という姿勢が肝要です。ま
た、少しでもあたったものは、しっかりと声を伸ばして「決め切る、打ち切る」が大切で



日常生活では喜怒哀楽が豊かな方がよろしいかと思いますが、剣道ではポーカーフェイス
が大切。お相手に感情を読まれれば、簡単に制せられてしまいます。
こんなところを意識して日々の稽古に取り組んでみてください。
勝っても負けても試合は楽しいですよお。非日常の緊張感が味わえます。
自分のベストを出し尽くせるように頑張ってくださいねp(^-^)q
メンテ
Re: 平常心は難しい ( No.2 )
日時: 2015/08/26 08:18:09
名前: 剣道おばさん 

アドバイスありがとうございます

管理人Hideさんがおっしゃられたことを肝に銘じて、日々是精進でがんばってまいります!!!
メンテ
Re: 平常心は難しい ( No.3 )
日時: 2015/08/26 10:15:03
名前: 長幼の序 

興味あるお題であると同時に、私自身の目標でもあります。

「平常心」を身に付けるには、「今」を一生懸命に生きることと考えます。
言葉だけ切り取れば、さも難しそうに聞こえますが、その一瞬一瞬を大切に生きる事が何事にも動じない心を作る根幹と考えます。
剣道の稽古もその一端です。
そこに「感謝」が加われば尚更素晴らしい。
平素の日常生活の中にヒントは、いっぱい溢れているのでは、ないでしょうか。


メンテ
Re: 平常心は難しい ( No.4 )
日時: 2015/08/26 11:47:58
名前: 剣道おばさん 

長幼の序さま・・・

なんとも心に響く言葉、ありがとうございます。
と同時に己の生き方、考え方がなんとも甘いものだと、恥ずかしくなってきました。

うまくはいえませんが・・・
当たり前の日常をないがしろにしているといけませんね。
剣道をできる幸せ、させて頂いているという感謝の気持ち・・・
教えを頂いている先生方や先輩、そして協力してくれている家族に対しても感謝です。


「平常心」

剣道、人生における教訓です。


メンテ
Re: 平常心は難しい ( No.5 )
日時: 2015/08/26 23:29:54
名前: 三七式ヨシ  < >

三七式ヨシと申します。
平常心、無念無想、明鏡止水心の置き方についての種々の言葉があります。
私を教えて下さった先生は、
「意識せず技が出せるようになったら本物」
と仰っておられました。

稽古では、やはり打たれず、有効打突を頂戴するのを目標にするのが第一で
はないでしょうか。

例えば、肉じゃがを作るのが最終目的とします。
レシピ本を参考に、材料を購入。
2から3人前なら牛肉150g〜
ジャガイモの皮をむき、人くち大に切り〜
鍋に油を引いて〜

慣れれば最初に肉じゃがを作ろうと決めれば、家族の好みにより材料を増減し、
甘めな味付けのために大匙半分砂糖を多めになど、意識しなくても手が進むので
はないでしょうか。

悔しさは上達の糧になると思います。

しかし、囚われすぎるのは考え物でね。

この辺のバランス感覚を意識されては如何でしょうか。
メンテ
Re: 平常心は難しい ( No.6 )
日時: 2015/08/27 02:01:06
名前: 美穂 

剣道おばさん 様

何のアドバイスも出来ませんが…

私も約一年前に、40歳を過ぎて剣道を始めた、美穂と申します。最近まで、週一で1時間、しかも途中は隔週で1時間とか怪我で1ヶ月休み…とかあったため、大真面目に週一3時間の稽古を始めたのがここ3週間です。なので、審査に出なさいとはまだ言ってもらえていません。

>メラメラ、カッカ

ある意味、私には羨ましいです。私は逆に「ほら、また遠慮しちゃうんだから」と、気持ちの大人しさを注意されています。「もっと闘志を出さなくちゃ。ここはお座敷じゃないんだよ」などと言われてしまいます。

お互い、頑張りましょうね。
メンテ
Re: 平常心は難しい ( No.7 )
日時: 2015/08/27 08:56:57
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照:

To 剣道おばさんさん

少しでも拙サイトがお役に立ちますればうれしく存じます。


とにもかくにも、大人の剣道は「楽しんで行うこと」が一番です。
毎日数時間の稽古に耐えられる中高生とは違います。

 ・怪我をしないこと(ムリをしない)。
 ・仕事や家庭の妨げにならないこと。
 ・オーバーワークにならないこと(翌日に疲れを残さない)。

その上で、

 ・コンスタントにお稽古に取り組むこと

これが肝要なのではないでしょうか


剣道の上達は「質×量」の掛け算です。
回数が少なかったとしても、その分気合を入れて充実したお稽古をすれば、力はついてき
ます。「試合前だから」「審査前だから」なんてその時だけ頑張ろうと思うのはNG。それ
こそ「平常心」ではありません。

平常心はまさに、常日頃のお稽古を大切にするところから養われていくのだということも
ご理解くださいd(^-^)!
メンテ
Re: 平常心は難しい ( No.8 )
日時: 2015/08/27 09:25:07
名前: 剣道おばさん 

−三七式ヨシさま、ありがとうございます。

肉じゃがの例え、わかり易くおもしろいです。

今の状態は、稽古内容を把握し、ついて行くのが精一杯です。
先生や先輩方が「ここっ!」と空けて頂き、必死で「メンっ」「コテッ」と打っていますが、中々打ち所、空き所が掴めずで。
「メンッ」「コテッ」と掛かっていくと、バンバン返され、「くそーっ」となります。
たまに空いていないところを打ってしまったりで、迷惑かけています。

三七式ヨシさまがおっしゃる”囚われすぎるのは考え物”というのは、まさに私のことで、頭でっかちになるところもあるので、考えすぎて体と頭がバラバラになっております。
この年齢になると、頭ではわかっているものの、体が中々それに反応しないというか、なんというか・・・。
自然と考えず、スッと打てるようになるには、とにかく稽古ですよね。

剣道って本当に、難しいです。
メンテ

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