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白防具に紺道着
日時: 2015/07/27 13:34:24
名前: 美穂 

初めて投稿させていただきます。40代半ばで、子供の頃からの憧れだった剣道を始めることができました。
先生から白防具一式を頂いて、普段は白道着に紺袴で稽古しているのですが、体育の授業で剣道をしただけの子供の紺道着がほぼ新品で家にあり、もったいなくて着たいと思っています。
どこかで、白防具に紺道着はおかしいよ、みたいなことを言われた気がするのですが、実際のところどうなんでしょうか?
また、紺防具一式も持ってはいるのですが、初心者のくせに、道着に合わせて防具を使い分けるのも、ひんしゅくをかいそうな気がします。
剣道の先輩の皆様のご意見をいただきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
メンテ

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Re: 白防具に紺道着 ( No.20 )
日時: 2015/08/02 21:22:56
名前: 美穂 

Hide 様

ありがとうございます。
格好ばっかり…ということのないよう、稽古そのものもちゃんと頑張りたいと思います!
メンテ
Re: 白防具に紺道着 ( No.21 )
日時: 2015/08/07 00:31:29
名前: 三七式ヨシ 

三七式ヨシです。

本当は初心者が防具にお金をかけるなら良い小手を求めるのがいいと思います。

剣道の上達のポイントは沢山あるのですが、その中でも手の内は結構重要です。

冴えのある打ち、すりあげ技などは手の内が上手に使えないとできません。

特に小手が固いと横握りの悪癖が付きやすく、横握りの癖がつくと打ちは締まらず
応じ技が決まらなくなります。

前述しましたが、私が小手の筒を緩くして使っているのはこのためです。

ネットで目にするくねくね小手が気になっているのですが、お小遣いの関係と、昇
段審査の旅費確保のためまだ手が出ません。

ちなみに、振りかぶる際に手首を少し使うと良いきっかけになるのですが、手首を
こねる悪癖にも繋がるので要注意です。

親指と人差し指でできるVの字と、竹刀の弦が一直線になるよう習われたはずです。

小手を着けてもこのラインを崩さないようにしてください。

肩関節が軸で繋がるようにイメージし、竹刀を持った左こぶしを前方に押していけ
ば自然に振りかぶれるはずです。

持ち上げる必要はありません。

構えた両腕の三角形を維持しながら、少しだけ縦方向に手の内を起こし、剣先が下
に向かないよう注意して、右腕が耳の所まで上がったら、上腕の小指側の筋肉で引
き下ろすようイメージしながら振り下ろします。

このとき、剣先も柄頭も正中線上を通るようにすること。

左右面は剣先が動きますが、柄頭は正中線上を上下します。

特に、切り返しの際は左手が左右にぶれないよう、また左手の下から元立ちの面が
見えるようしっかり振りかぶってください。

慣れればいくらでもスピードアップします。

速さのみを求め、剣が立ったままで手の内の冴えのない打ちでなく、多少スピード
を犠牲にしても、肩を使い剣先が左右の面に届くよう腕を伸ばして、一本ずつ手の
内に冴えのある打ちを心掛けてください。
メンテ
Re: 白防具に紺道着 ( No.22 )
日時: 2015/08/07 07:29:54
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照:

To 美穂さん

少しでも拙サイトがお役に立ちますればうれしく存じます

はい、そうですね。
いいお稽古を積み重ねて、先生にいただいた白防具をさっそうと身につけられる日を目標
に頑張ってくださいねp(^-^)q
メンテ
Re: 白防具に紺道着 ( No.23 )
日時: 2015/08/08 15:20:13
名前: 美穂 

三七式ヨシ様

再びのアドバイス、ありがとうございます。

>本当は初心者が防具にお金をかけるなら良い小手を求めるのがいいと思います。

そうなんですね。確かに、買いたての小手はカチカチで、竹刀を握るというより、竹刀を『はめる』感じでしたね。一方、先生から頂いた小手は、つけているのにまるで素手で竹刀を持っているような、柔らかさがありました。

>前述しましたが、私が小手の筒を緩くして使っているのはこのためです。

筒を緩く?つまり手首が緩やかになるということですか?

>ネットで目にするくねくね小手が気になっているのです

ネーミングが気にはなっていました(笑)でも、くねくねの白小手はなさそうですよね〜


>ちなみに、振りかぶる際に手首を少し使うと良いきっかけになるのですが、手首をこねる悪癖にも繋がるので要注意です。

手首を使う?釣竿を、クイっとあげる感じですか?

>肩関節が軸で繋がるようにイメージし、竹刀を持った左こぶしを前方に押していけば自然に振りかぶれるはずです。

大鏡の前でやってみましたが、よくわかりません。肩関節が軸で繋がる?何とですか?肩関節同士ですか?
左こぶしを前方に押すとは、右こぶしを中心にして竹刀に回転を加えるように、振りかぶるという意味ですか?前方といっても、上方にもあげますよね?それは、左手で、ですよね?

>特に、切り返しの際は左手が左右にぶれないよう、また左手の下から元立ちの面が見えるようしっかり振りかぶってください。慣れればいくらでもスピードアップします。

そうですね。周りの方が、「め〜んめ〜んめ〜ん!!」とものすごい速さで切り返しをするのを聞いていると、私もつい焦って、バタバタした切り返しになってしまい、先生から注意を受けています。まずは、一つ一つ丁寧に打つことが大事なんですよね。次の稽古の時は、そこを大切に切り返しに取り組みたいと思います。

丁寧に説明して頂いているのに、物分かりが悪くてすみません。また、ご教示頂けると嬉しいです。

よろしくお願いいたします。
あ〜何か、今すぐお稽古に行きたくなりました。無理なんですけど…
メンテ
Re: 白防具に紺道着 ( No.24 )
日時: 2015/08/08 15:29:24
名前: 美穂 

Hide. 様

御サイト、とても助かっています!
と言いながら矛盾していますが、こないだの件は、うちの道場の方が見ていませんようにと願ったりしています…

また、よろしくお願いいたします。
メンテ
Re: 白防具に紺道着 ( No.25 )
日時: 2015/08/09 08:41:08
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照:

To 美穂さん

は〜い、なんなりと。

拙サイトを有効活用して、ご自身の剣道ライフを豊かにする一助としていただければ幸い
です 〜☆
メンテ
Re: 白防具に紺道着 ( No.26 )
日時: 2015/08/09 17:52:56
名前: 三七式ヨシ 

美穂さんへ、三七式よしです。

言葉足らずでした。

>筒を緩く?つまり手首が緩やかになるということですか?
そうです。
筒の紐を締めるより、筒部を緩くしたほうが遊びが出来るため、手の内を使い
安いようです。

>手首を使う?釣竿を、クイっとあげる感じですか?
釣りの合わせの時の手首の使い方に近いかもしれませんね。

>肩関節が軸で繋がるようにイメージ。
左右の肩を一本の軸で繋げ、昔のブリキのロボットみたいな感じでしょうか。
軸を通し剣先を起こすようにしながら、左手で柄頭を押してやるような感じです。

振りかぶりを鏡の正面で見るとわかると思いますが、肘を曲げたのと伸ばしたま
までは小手の見え方が違うと思います。

竿を上げるときは肘を曲げますが、振りかぶりの時、肘はあまり使わないほうが
良いと思います。

両腕の三角形を維持したまま振りかぶる方が出小手を打たれにくいです。

また、大きく振りかぶることを意識するため、振りかぶった後に足運びと打ち
を合わせる指導をされる場合があると思いますが、私は、右足を出しながら振
りかぶり、左足の引付に合わせ振り下ろすようにしています。

私は師匠にそう習いましたし、面も小手も胴も突きも、基本の打ちも試合など
で使う小さい打ちも、ふり幅の違いはあっても相似形で行うべきであるという
ふうに考えていますが、ご指導を受けられている先生に従って稽古を進めてく
ださい。

少し横道にそれますが、私は師匠に切り返しの左右面は正面のようにまっすぐ
振りかぶり、お相手のこめかみから顎に向かって振り下ろすように指導を受け
ました。

これも、切り下した方向に振りかぶるよう指導をされる場合がありますが、ど
ちらが正しく、どちらが間違っているということはないと思います。

それより、元立ちが竹刀で受けても、しっかり左右の打突部位に届くよう、素振
りの左右面さながらしっかり手を伸ばし、一本一本手の内を締めながらスピード
は犠牲にしても丁寧な切り返しをして下さい。

またしても、長文になりましたことをお詫びします。
メンテ
Re: 白防具に紺道着 ( No.27 )
日時: 2015/08/10 08:21:06
名前: 美穂 

三七式ヨシ 様

さらなるご回答、ありがとうございます。

何度もいろいろなアドバイスを頂き、家でじっくり研究し、素振りの際には極力実践するように努めています。
そうしたら、先日の稽古の時は、基本的なことで、ほとんど注意されませんでした!むしろ、「始めて1年経つか経たないかで、これだけできるのはたいしたもんだ」と、ほめられまくりでした!一番嬉しかったのは、高齢の先生に「とてもいい稽古をしていましたね」と言って頂いたことです。

ありがとうございました!三七式ヨシ様をはじめ、こちらでいろいろアドバイスを頂いたおかげです。

>竿を上げるときは肘を曲げますが、振りかぶりの時、肘はあまり使わないほうが良いと思います。両腕の三角形を維持したまま振りかぶる方が出小手を打たれにくいです。

二の腕の下側の筋肉で振りかぶる感じでしょうか?

>元立ちが竹刀で受けても、しっかり左右の打突部位に届くよう、素振りの左右面さながらしっかり手を伸ばし、一本一本手の内を締めながらスピードは犠牲にしても丁寧な切り返しをして下さい。

切り返しについては、いくつか注意されました。「面に届いていない」と「勝手に後ろに下がるな」です。バタバタした切り返しからは脱することが出来ましたが、元打ちの先生の竹刀を、私の竹刀がすべってしまう感じでした。

>またしても、長文になりましたことをお詫びします。

とんでもないです!大感謝です!
これからも、どうぞご教示下さい。よろしくお願いいたします。

ちなみに、『三七式』って、戦車か何かですか?
メンテ
Re: 白防具に紺道着 ( No.28 )
日時: 2015/08/10 08:26:53
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照:

To 美穂さん

割り込みレスです。

私は振りかぶりは「背中で」と教えています。

バンザイをする時の要領を思いだしてください。
背中の筋肉を使って肩関節を大きく引き上げていると思います。あの感じですd(^-^)!
メンテ
Re: 白防具に紺道着 ( No.29 )
日時: 2015/08/10 09:23:04
名前: 美穂 

Hide. 様

割り込みレス、大感謝です!
『背中で』ですね。意識してみたいと思います。

ありがとうございました。これからもご教示下さい。よろしくお願いします!
メンテ
Re: 白防具に紺道着 ( No.30 )
日時: 2015/08/10 22:33:08
名前: 三七式ヨシ 

三七式ヨシです。


昭和37年製53歳の初老のおっさんです。


切り返しにつて、思い入れがあるので、しつこくてすいません。


>「面に届いていない」と「勝手に後ろに下がるな」

ついつい元立ちの竹刀をめがけて自分の竹刀を振りがちですが、元立ちが竹刀を外したら有効打突
(物打ちが面に届いている)になるように左右面を打つことが大切です。
この間合いを維持しながら連続して前進後退すると、元立ちの動きにあわさなくては有効打突にな
らないことがわかると思います。


>元立ちの先生の竹刀を、私の竹刀がすべってしまう感じでした。

竹刀と竹刀が接触する瞬間、素振りに近い要領で竹刀を止めながら、手首が縦方向に伸びる(振り
かぶりのきっかけで折った分)と同時に手の内を締める(薬指と小指を絞る)ことが必要です。

さらに、直後には手の内の緊張を解き、次の振りかぶりに繋げていきます。

また、竹刀の弦を刀の峯として、峯と刃と振り下ろしの軌道を一致させ(刃筋を通すと言います)る
ため、手首を返さねばなりません。

手のひらを合わせ、下敷きを挟み、右面と左面を打った時傾きが垂直に対し反対方向になる必要が
あります。


少し本題から外れます。

美穂さんが料理でカボチャを切るとします。包丁はどのように扱うでしょう。


更に外れます。

肉や魚を切るとき、切断する対象物に対して刃物が動かないと切ることが出来ません。

居合や抜刀術などで巻き藁などを切るのを見られたことがありますか?なければYou Tubeなどで検索
してください。

居合などで多い切り方は、刀を円運動に近い動きをさせながら、腰などを使って引き切りにしています。
合わせて、刀の反りがただ押し当てても、接触する位置が動くので対象物が切れるわけです。

剣道の場合、胴打ちはこの動きに近いのですが、飛び込み面はどうして切れるのでしょう?

切り返しの際、当たったところで緊張を緩めると前述しましたが、これは連続技への繋ぎのためで、手
の内を決め、そのまま押していくと切れるのです。

竹刀の場合、竹の弾力と手の内の締めによる反発力で対象物から浮いてしまいますけど。


切り返しの際、最初の一本目の面の前には「攻め」を形で示すため、遠間から一歩前進し、自分の打ち
間に入り飛び込んで面。二本目以降は最後の左面の後、下がった位置から足を継がずに面を打つことが
出来ていますか?

「構え」=打てる形

を意識し、前進後退、左右への体捌き後には「構え」の姿になることを意識してください。

お相手に、美穂さんが打てる姿になっていることが意識づけられようになると、それが攻めに繋がります。

基本打ちで、面などを打ってすり抜けた後や、切り返しの左面から下がった時、どこならば足を継がずに
打てるのかを考えながら行っていると間合いに明るくなります。

また、元立ちになった時は、打突人形ではなくお相手の動きに合わせ間合いを計ったり、もっと言えば、
礼をするときお相手に合わせた礼を心掛けると試合などの読みに繋がります。

この辺はもう少し余裕が出来ないと難しでしょうが、心の隅に置いておいてください。



振りかぶりについてはHide先生も書かれていますが、ラジオ体操第一の最初の運動「手を前から上に上げ
…」みたいな感じです。

「111105防犯大会での立会い_1」で検索すると、偉そうに言っているおっさん(左側)の動画が…
メンテ
Re: 白防具に紺道着 ( No.31 )
日時: 2015/08/11 04:32:14
名前: 美穂 

三七式ヨシ様

再び、丁寧なご回答ありがとうございます。
『三七式』…そういう意味だったのですね。装甲車をイメージしていました。

>切り返しにつて、思い入れがあるので、しつこくてすいません。

しつこいなんて、とんでもないです!切り返しについては、まだまだわかっていないことが多いので、ありがたいです。

>この間合いを維持しながら連続して前進後退すると、元立ちの動きにあわさなくては有効打突にならないことがわかると思います。

ついつい慌てて、勝手なペースで進める傾向があったと反省しております。

>竹刀と竹刀が接触する瞬間、素振りに近い要領で竹刀を止めながら、手首が縦方向に伸びる(振りかぶりのきっかけで折った分)と同時に手の内を締める(薬指と小指を絞る)ことが必要です。

この手の内を締めるタイミングは、どんな打ちの時でも一緒と考えていいのでしょうか?

>さらに、直後には手の内の緊張を解き、次の振りかぶりに繋げていきます。また、竹刀の弦を刀の峯として、峯と刃と振り下ろしの軌道を一致させ(刃筋を通すと言います)るため、手首を返さねばなりません。

前進しながら、「面!面!」と打ち続ける連続技は割と得意なほうなのです。なのに、切り返しで苦労しているとすれば、この手首の返しがうまくいっていないということなのでしょうね。

>カボチャを切る

そうですね…皮が固いので、かぼちゃに包丁をあてて、体重を乗せて切ります。

>肉や魚を切るとき、切断する対象物に対して刃物が動かないと切ることが出来ません。

そうですね。肉や魚は、押し切りはしないですね。引き切りですね。

>居合や抜刀術などで巻き藁などを切るのを見られたことがありますか?

実は、巻き藁を切ったことがあります。(体験で)

>居合などで多い切り方は、刀を円運動に近い動きをさせながら、腰などを使って引き切りにしています。
合わせて、刀の反りがただ押し当てても、接触する位置が動くので対象物が切れるわけです。

もっとよく考えて切ればよかったです。ただ、「えいっ!」と切りました。ただ、何か切り方が悪いと、藁に剣が引っかかってしまうことがありました。

>剣道の場合、胴打ちはこの動きに近いのですが、飛び込み面はどうして切れるのでしょう?

押し切りということですか?それとも、「面!」とあてていますが、打ちながら前進しているので、結果的に刃が進行方向に動き、引き切りのように(刃の動きは逆ですが)なるということでしょうか?

>切り返しの際、当たったところで緊張を緩めると前述しましたが、これは連続技への繋ぎのためで、手の内を決め、そのまま押していくと切れるのです。

これは、かぼちゃの切り方ですか?

>切り返しの際、最初の一本目の面の前には「攻め」を形で示すため、遠間から一歩前進し、自分の打ち間に入り飛び込んで面。二本目以降は最後の左面の後、下がった位置から足を継がずに面を打つことが出来ていますか?

いえ、何も考えず、何となくの間合いで打っていました。なので、継ぎ足のいらない時と、何歩も継がないとならない時があります(笑)

>「構え」=打てる形を意識し、前進後退、左右への体捌き後には「構え」の姿になることを意識してください。

はい。次回の稽古の、足捌きの練習や、木刀でボールつきの練習の時、意識してみたいと思います。

>お相手に、美穂さんが打てる姿になっていることが意識づけられようになると、それが攻めに繋がります。

最初の頃、『攻め』=『打つこと』 だと思っていました。で、今は違うことはわかったのですが、じゃあ攻めるってどういうこと?と、いつも考えてしまいます。

>基本打ちで、面などを打ってすり抜けた後や、切り返しの左面から下がった時、どこならば足を継がずに打てるのかを考えながら行っていると間合いに明るくなります。

これも、是非次回の稽古の時よく意識してみたいと思います!

>また、元立ちになった時は、打突人形ではなくお相手の動きに合わせ間合いを計ったり、もっと言えば、礼をするときお相手に合わせた礼を心掛けると試合などの読みに繋がります。

元立ちにはまだならないのですが、礼をするときは、相手の動きに合わせようと意識しています。蹲踞する場所やタイミングなど。

>振りかぶりについてはHide先生も書かれていますが、ラジオ体操第一の最初の運動「手を前から上に上げ…」みたいな感じです。

ラジオ体操…わかりやすいですね。実は、素振りの時の、右手の伸ばし具合が良くわかっていません。振りかぶった時は、右肘は軽く曲がっていてよいのですよね?そのあとは、竹刀の先端が一番大きな円を描くように振るということですか?右肘は伸ばすのでしょうか?私は右肘痛に悩まされており、どうしても右肘をかばった、小さい振りになってしまい、そこを注意されてしまいます。

剣道って、何気ない動きに必ず合理的な『理』があって、奥が深くて面白いですね。ただの『打ちあい』とか『斬り合い』じゃなくて。理屈を考えながらお稽古するのは楽しいです。他のスポーツも一緒なのかもしれませんが。

>「111105防犯大会での立会い_1」で検索すると、偉そうに言っているおっさん(左側)の動画が…

是非見てみたいと思います!

いつもありがとうございます。またご教示下さい。よろしくお願いいたします。
メンテ
Re: 白防具に紺道着 ( No.32 )
日時: 2015/08/11 09:49:21
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照:

To 美穂さん

またまた割り込みレスです(^^ゞ


>振りかぶった時は、右肘は軽く曲がっていてよいのですよね?そのあとは、竹刀の先端
>が一番大きな円を描くように振るということですか?

構えた形をできるだけ崩さないように振りかぶることが「ムリムダのない振りかぶり」と
いうことになります。故に、右肘は構えた状態ですから、ナチュラルに曲がっているはず
ですd(^-^)!

振り下ろしは、左拳をお相手にめがけてぶつけるように進め、分解しますと「右肩-右肘-
右手首-剣先」と順に決まっていきます。つまりムチのようにしなやかに振り下ろすこと
によって、剣先に大きなパワーが生まれるのです。

これは刀の振り方とは全く違います。
この振り方では切れる刀を持っていてもモノを斬ることは不可能です。
竹刀剣道独特の振り方だと思いますが、これだと右肘に負担はかかりません 〜☆


なお、肘を痛めるのは、右肘の伸び切りが早すぎ、完全に伸びきった状態でお相手を打突
しているからです。ウチの剣友会にもこの手の振り方で肘痛に悩む人がおられます。

打突の(竹刀が部位にあたった)瞬間は、実は右肘は伸びきってはいないのです
メンテ
Re: 白防具に紺道着 ( No.33 )
日時: 2015/08/11 22:38:22
名前: 三七式ヨシ 

三七式ヨシです。

Hide先生、ありがとうございます。

構えについては、剣道をされる方は独自の考えがありますので、こんなのもあるのだと
一例として聞いて(読んで)下さい。

これは、雑誌の記事+全剣連講習会+読みかじった本などを総合して最近使っている方
法です。

まず、手を伸ばした状態で手のひらを合わせます。

右手のひらを上、左手のひらを下に竹刀を握った間隔に離し、いくらか肘を曲げながら左
手を構えの位置に収めることをイメージして下さい。

実際の左手の位置は、柄頭が臍前一握りから一握り半程度離れ、高さは親指の中指骨関節
が臍の高さ及び、正中線上に来るようにしています。

素振りの場合は、剣先が喉らへんに合わせますが、お相手がいる場合はのど元より若干下
がり気味になっています。

親指の中指骨関節が中心に来ると、剣先はわずかに右方向に向き、概ね自分と身長が同じ
人の左目に剣先が向くようですが、あくまで目安として下さい。

また、師匠から左手は竹刀の場合、小指を柄頭に半掛け、木刀はつら一、刀は巻き止めの
内側を握るように習いました。

PL出身の方は、柄頭を余して握られる方が多いですが、胴打ちがしやすいからでしょうか?

さて、前に出ていた手を、上記のようにしていくと、両脇が自然に締まり、両肘はいくらか
曲がった状態になります。

柄の長さは、右手で鍔元を握り、肘の内側に柄頭が当たる程度が目安ですが、遠間での飛
び込み面が得意な人はいくらか短め、応じ技が得意な人は少し長めになる傾向があるよう
です。

振りかぶる際、構えた形を維持するようにと書きましたが、実際は振りかぶる途中で構え
た時より幾分肘が伸びます。(ラジオ体操第一程度?)

Hide先生の書き込みにもありますが、あまり肘を伸ばすと打突の衝撃で故障します。

また、曲げたままだと出小手の餌食なので、いい塩梅に伸ばし気味で振りかぶり、打突の
瞬間、拳半分程度肘に負担がかかりすぎないぐらい伸びるみたいな感じです。

少し、あいまいさも残りますが、個人差の出るところとご承知ください。

ご指導を受けられている先生方からも、色々アドバイスがあると思います。美穂さんの中
で上手に消化してください。

切り返しの竹刀を打つ時と、面、小手、胴を打つときの感じですが、切り返しの竹刀は、
元立ちにもよりますが、竹刀が1本から2本分動く程度の強さを目安にし、その他の部位も
それを基準にすればよいと思いますが、上手(うわて)の先生は強く、小学生の女の子に
はいくらか加減をするなど、TPO(死語?)に合わせ、KY(死語?)にならないようにし
て下さい。

竹刀の打ち終わりの感じは、切り返しの打ち終わりと同様、素振りの打ち終わりのように
竹刀が止まるのに合わせ、手の内(手首の動き+締め)をしっかり使い、直後に脱力開放
から残心、さらに次の攻めに繋がっていきます。

残心については、ニュージーランド人のアレキサンダー・ベネット先生が解説されてます
ので検索してみて下さい。


さて、「攻め」ですが、観念的に言えば自分が刹那に打突に移れる体制を維持しつつ、自
分の打突できる間合いに侵攻していくことだと思います。(この辺は、剣道をする人、一人
一人違うので、聞き流してください。)

構えから、実際の打突までの間に、有効打突を取れる機会をいかに作るかの方法の一つです。

有効打突を得るためには、機会(チャンス)を捉えなければなりません。

これを、こちら主導でお相手を動かし、創作出来た場合を攻め勝てたと称するわけです。

従って、

前に出ること=攻め

ではない(下手をするとお相手に打突されます)のですが、後退していては攻めにはなら
ないので、形としては自分から間合いに入って行くことになります。

概念的には書けますが、お相手に攻められている感を与えねばなりませんので、こうすれ
良いというのは自得していくしかありません。

アクションの起こし方は、他のトピにありますので、検索してみてください。

では、いったん筆(キーボード)を置きます。
メンテ
Re: 白防具に紺道着 ( No.34 )
日時: 2015/08/12 05:28:05
名前: 美穂 

三七式ヨシ 先生

再びのご回答ありがとうございます!

道場でも、先生によってお考えが異なる点がありますので、自分で本で読んだことと、先生のお話をミックスして、自分なりのやり方を探っています。
ですので、今回の、貴重なアドバイスも、よく読み、よく咀嚼して、自分のものに取り入れていきたいと思います。

ありがとうございました。またご教示下さい。よろしくお願いいたします!
メンテ
Re: 白防具に紺道着 ( No.35 )
日時: 2015/08/12 09:42:05
名前: 美穂 

Hide.先生

割り込みレス、大歓迎いたします!すみません、さっきは寝ぼけて、お返事が遅くなりました。

>振り下ろしは、左拳をお相手にめがけてぶつけるように進め、分解しますと「右肩-右肘-右手首-剣先」と順に決まっていきます。つまりムチのようにしなやかに振り下ろすことによって、剣先に大きなパワーが生まれるのです。

鏡を見ながら、研究したいと思います。

>これは刀の振り方とは全く違います。
>この振り方では切れる刀を持っていてもモノを斬ることは不可能です。
>竹刀剣道独特の振り方だと思いますが、これだと右肘に負担はかかりません 〜☆

刀は引かないと切れないからですね。

>打突の(竹刀が部位にあたった)瞬間は、実は右肘は伸びきってはいないのです 。

そのためには、右手に相応の握力が必要なのでしょうか?わたしは握力が少ないため、右肘をロックするようにして竹刀を止めているのかもしれません。

ありがとうございました。またご教示下さい。よろしくお願いいたします!
メンテ
Re: 白防具に紺道着 ( No.36 )
日時: 2015/08/13 07:17:09
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照:

To 美穂さん

>そのためには、右手に相応の握力が必要なのでしょうか?わたしは握力が少ないため、
>右肘をロックするようにして竹刀を止めているのかもしれません。

竹刀を止めるのにそんな握力は必要ありません。
確かに打突の最後には手の内を締めますが、強大な握力などは必要としません。

そも、腕の力で竹刀を止めているのではありません。
ボディの締めですd(^-^)!
メンテ
Re: 白防具に紺道着 ( No.37 )
日時: 2015/08/13 09:46:38
名前: 美穂 

Hide. 先生

またまた、ありがとうございます!

握力が少なくても大丈夫とのこと、ほっといたしました。ただでさえ、1年前に比べ、肩から二の腕にかけて逞しく(!)なってしまっているのに…と思っていたところです(^^;;

ですが、ボ、ボディの締め!?打突の最後に、脇を締めるということですか?

メンテ
Re: 白防具に紺道着 ( No.38 )
日時: 2015/08/14 06:01:23
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照:

To 美穂さん

>ただでさえ、1年前に比べ、肩から二の腕にかけて逞しく(!)なってしまっているの
>に…と思っていたところです(^^;;

あはは、多少は筋肉がつくとは思いますよぉ(笑)


>ですが、ボ、ボディの締め!?打突の最後に、脇を締めるということですか?

はい、カラダが開いてしまわないように左脇を締めますd(^-^)!
左肩を前に出すことではありませんのでご注意を。
メンテ
Re: 白防具に紺道着 ( No.39 )
日時: 2015/08/14 18:47:40
名前: 美穂 

Hide.先生

ご回答ありがとうございます!

>あはは、多少は筋肉がつくとは思いますよぉ(笑)

そうですね。だんだん筋肉フェチみたいになって、鏡の前で二の腕の筋肉を惚れ惚れと見ています…

>はい、カラダが開いてしまわないように左脇を締めますd(^-^)!

左脇だけなんですか?てっきり右脇も締めると思っていました。右脇を締めると、右肘に激痛が走ります。

何度もありがとうございます。またよろしくお願いいたします!
メンテ

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