Re: 竹刀で防御ばかりする人 ( No.5 ) |
- 日時: 2014/04/21 09:47:32
- 名前: ずんべらぼん
- 米ぬか様
わたしは、攻めをやわらかくしますね。 そういう剣道をする人には、攻めを強くすると余計亀のようになっちゃいますので。
相手も打ちたいはずです。 相手に「あ、打てる」と思わせるとか、 相手が反射的に打ってしまうように攻めます。
防御させるように崩すのではなく 打ち気に火を付けてやるように崩します。
でも待ちではないですよ
意地にならず、張り合わずにって感じでしょうか
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Re: 竹刀で防御ばかりする人 ( No.6 ) |
- 日時: 2014/04/21 10:04:20
- 名前: いもむし
- 私は、子供にも、自分にも「打たれていいから真っ直ぐ打て」「よけるな」と常日頃から言い聞かせています。
でも、やはり打たれたくないですから避けてしまいますね。よけないで自分の打ちが出来るようになるまでには相当な修行が必要です。その壁を乗り越えれば真っすぐ打つことこそが最強であり最大の防御でもあるというのがわかると思うのですが。 米ぬかさんは、そう言ったところもご存知のようですので、もし、剣友であればしつこく言い聞かせるというのも手です。これは相手のためですね。
ご自身のためには、色々な相手がいる。色々な相手にも対峙できなくてはいけない。との気持ちで稽古されたら如何でしょう。 私の周りにも何人かそういった防御をする方がいますが、防御させないようにこちらが打てばいいのです。私は、防御されたら攻め、打ちが悪かったからこっちの負けと思って稽古します。 上手の先生がそのような防御をする時がありますが、そのときはこっちが勝ったと思います。私の攻め、攻撃に対して万歳しかできなかったわけですから。
考え方、気持ちの持ちようで、稽古もかわってきますよね。あまり対立にならないようにされたらいいと思います。
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Re: 竹刀で防御ばかりする人 ( No.7 ) |
- 日時: 2014/04/21 12:31:18
- 名前: 武
- 打たれないように相手を打つのが剣道ですよ・・・。
どーぞ、打ってくださーい。っていう相手を打ちたいなら、基本打ちだけやってればいいんじゃないですか?
失礼ながら、米ぬか様はまだ初心者のようですね。 でしたら、覚えておいてほしいですが、打てないお相手を、どうやったら打てるかを考えて試みるのが、剣道の面白さの一つですよ。 防御一辺倒のお相手、良いじゃないですか。 良い打ち込み台じゃないですか。 打ってこないんだから、こっちのやりたい放題じゃないですか。 そんな相手に工夫もせずに、文句ばかり言う初心者と稽古したい人はいませんよね〜?
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Re: 竹刀で防御ばかりする人 ( No.8 ) |
- 日時: 2014/04/21 18:34:02
- 名前: 米ぬか
- ◆2児のパパ 様
> フェイントの練習、2段〜3段打ちの練習をするんだ!と思い この考え方いいですね!自分はまだ連続技だと小手面しか打てませんし、試合で出せるほどの完成度が無いので、こういう人に当たったら打ち方よりも、崩し方、連続技の練習、と思えば確かに腹も立ちません。貴重なご意見有り難うございます。
具体的な技に関しては……自分は胴ですら相手の脇に入れてばかりで怖くて打てない初心者なので、難易度が高いかも知れません。でも先々の目標として是非参考にさせて頂きます。
> お相手が自分の左面を防ぐような 両腕で顔の前に大三角形を作る感じで両手を面の上まで高々と挙げているのでどちらも打てません。(肘か上膊でも打って構えを崩したろかと思う事はありますが)打突を変えるにしてもこっちが跳んでから相手が手を挙げるので進路変更が難しいです。意図的にどこかを防ぐと言うより単に動きたくないから受けておしまい、という感じなのが嫌ですね。
◆Hide. 様
> グッと間合いに攻めて入って飛び込み胴 そうですか、やはり胴が出来ていると便利なんですね。上述の通り胴にはまだ自信が無いので、胴の完成度を上げるようもう少し重点的に練習した方が良いかも知れないです。
> そのようなお相手とお稽古してもあまりご自身のお稽古にはならない ですよね!(鼻息荒く!)ただ「地稽古」と書きましたが、自分の道場でこう呼んでいる物は他所様では「まわり稽古」と言うやつかも知れません。回転寿司のようにグルグル回って向き合った相手と稽古をするアレなので、相手を選べないです。自分の先生も日頃から、防御していると上達しないと言っているので、こういう人(初心者)に当たると自分の時間と体力が無駄になるのに加えて「人の話を聞いていないだろうアンタは#」と余計にイライラが;
◆ずんべらぼん 様
> 攻めをやわらかくします > 意地にならず、張り合わずにって感じ なるほど、これは考えた事が無かったです。押してダメなら、と言う事ですね。次回に出来るかどうか試してみます。
> 相手が反射的に打ってしまうように攻めます これは自分の実力からしてまだ研究中の範囲です。攻めそのものが「わかる/できる」と言えないので。でも理屈は分かります。是非今後の参考にさせて頂きます。
> 攻めを強くすると余計亀のように 全くその通りです。何で分かるんですか!?ってぐらいズバリです。 てか、これで本人が上達し損ねるだけならまだ良いですが、練習相手にも迷惑だって事を知識として理解して欲しいです。
◆いもむし 様
「よける」という動きは剣道には存在しない、と聞いた気がしますが、こういう人を相手にしていると自分の空耳だったのか?と思ってしまいます。ただ、避ける動きをすると相手の動きをきちんと見ていられませんし、重心や姿勢が崩れてそれをいちいち立て直すのが無駄になりますし、首避けなどは事故に繋がるので危険だと理解しているので、避けるなと言うのは理に適っていると思います。
自分はそう言う避け方をしないように気をつけているので運が悪いと日によってはあちこち痣になりますが、間違って打たれる痛さはある程度慣れますし、打たれて痛いからこそ自分の動きを研究したり、相手のやり方もより集中して観察するのではないかと思います。またそこが面白くてやっているんだと思うので、それをすっ飛ばして「打たれるのは嫌だが相手は打ちたい」というご都合主義な態度の人と当たると、だったらスポチャンでもやれば良いのに、と思ってしまうわけです。(スポチャンが悪いと言うわけではないのですが、何が何でも打たれたくない人はあっちの方が向いていると思います)
自分は打たれそうになったら「打ち返す事で相手の打ちを相殺する」のが唯一できる防御だと教わっています。これは実践が難しいですが、これを目指して打っていると上達すると思います。
> 上手の先生がそのような防御をする時がありますが 自分の道場で上手い人がこれをやる時は、たいてい自分の打ちに問題があって「今のダメ、やり直せ」という意味合いで、受ける側が楽をしたいからただ受けるという感じはしないのでそれほど気になりません。相手がどういう意図でこの動きをしているかの差だと思います。仰るように上手の相手が「受けるしかできない」ような場合は確かに「勝ったw」なんでしょう。
> 剣友であればしつこく言い聞かせる 自分よりちょっと経験の浅い人達に多いのですが、自分が彼らくらいの時に先生でもない相手からこんな事を言われたらどう思うかなと考えると、今の自分の実力で言っても「あいつは威張り散らしている」と思われるだけで説得力は無いと思います。特に初心者は相手の実力を自分で判断する所まで行っていないので、組織の形式的な格付けに頼ってアドバイスの重さを測ると思うので、自分が言ってもダメだと思います。
◆武 様
> 良い打ち込み台じゃないですか。 打ち込み台で練習しても上手くならないから生身の相手が必要なのであって、打ち込み台と同じ役割しかしない人では意味が無いと思います。それを打ちに行っても運動にはなりますが、剣道の上達にはならないと思います。
「打てない相手」には二種類あって、 [1] 剣道が強くて打てない相手 [2] 剣道をしていないから打てない相手
に分かれると思います。自分の問題は後者の人の対策です。それでもどうにか対策方法を立てたくてここに質問させて頂いている訳なんですが……何にせよレス有り難うございました。
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Re: 竹刀で防御ばかりする人 ( No.9 ) |
- 日時: 2014/04/22 07:54:20
- 名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk
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>
- 参照: http://ichinikai.com
- To 米ぬかさん
なるほど、回り稽古かなとは思ったんですが(^^ゞ
どうせ短い時間ですよね。 避けてばかりだとしても、ご自身は「ここだ」と思ったところを思い切って攻撃するばい いんじゃないですか。 たとえ当たらなくても自身のお稽古にはなると思いますが
なお、面小手胴のどれもが打ててはじめて「攻防」が楽しめるのです。 胴もしっかりお稽古なさってくださいね 〜☆
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Re: 竹刀で防御ばかりする人 ( No.10 ) |
- 日時: 2014/04/22 09:15:57
- 名前: ずんべらぼん
- 米ぬか様
「イライラしちゃう」というのはあることですが、 そんなときこそ「いかん、いかん、ここで乱しては。平常、平常」 という気持で稽古できる絶好の機会と思ってます。
攻めには色々ありますが、こういう方には「北風と太陽」の「太陽」で攻めます
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Re: 竹刀で防御ばかりする人 ( No.11 ) |
- 日時: 2014/04/22 10:21:09
- 名前: いもむし
- 「よけるという動きは剣道に存在しない」仰るとおりだと思います。
打たれるということは、自分の弱点を教えて頂いてるということですから、よけていては弱点を把握できませんし、せっかくの相手の指摘に対して失礼とも言えます。 子供にも「先生の打突をよけるということは、「あなたには教えてもらわなくて結構です」と言っているのと同じことだぞ。」と言い聞かせています。
こう言ったことに気づいて、さらに実践できるようになるには時間がかかりますね。誰だって打たれたくないですからね。
よける方には早く気づいてもらいたいものですが、ご自身は人の振り見て我が振り直せで、皆さんが言われるように工夫して稽古をして頂きたいです。
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Re: 竹刀で防御ばかりする人 ( No.12 ) |
- 日時: 2014/04/22 17:13:51
- 名前: 武
- いや、そのですね・・・。
そこを、どうすれば打てるのかを考えるのが楽しいと気付くべきですって。 竹刀で防がれる、ということは、打突動作をすれば相手は防ごうとして動くわけですよね? ならば例えばですけど、 「面を打ってくる!」と相手に思わせられるような動きから小手打ちに変化したり、胴に変化したり、そこが工夫のし所なわけですよ。 どこを打ってくるかわからないor別の所を狙っていると思わせることができれば、1本に繋がる打ちに近づくはずで、その格好の打ち込み台というか練習台じゃないですか、って話です。
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Re: 竹刀で防御ばかりする人 ( No.13 ) |
- 日時: 2014/04/22 23:31:42
- 名前: G流剣士
- 米ぬかさんの仰る事、言いたい事も分からなくもないですが、
失礼ですが、「避けるな」という意味合いを半分しか理解していないようにも思います。
仰る通り、相手の打突に対して、重心や姿勢を崩さない事が次の動作につながる事や、 頭を振らないで、相手の動き、太刀筋を最後まで見極めることが大切ですし、それが不動心、 平常心につながり上達につながるという事は間違いありませんが、それだけでは不十分です。
「避けるな」という意味合いには、 「相手の打突に対して、手元を大きく動かすと隙が出来るので、手元を大きく動かすな」 「相手が打ってくる前に(攻めに対して)手元を動かして避けようとすると隙が出来るので、動かすな」 「相手の打突、攻めを凌ぐときは最小限の動きで捌け」という意味もあると思いますし、 これら全ての根源となる、相手に対して「恐れたり、驚いたり、ハッとするな」という意味も含まれると思います。
ですから、米ぬかさんは、相手の方が剣道をしていないから打てないとの事ですが、そんな事はないと思います。 失礼ですが、お互いに剣道の練度は低いにせよ、上記した通り、お相手の方が米ぬかさんの動作、攻め、打突に対して 手元を大きく上げて防御しているのですから、剣道として成り立っているのではないですか…? 私は立派に剣道が成り立っていると思います。
剣道の練度が高いとか、強いというのは、こういった事も含めて如何に隙を小さくすることが出来るか、 また隙のない相手に対して、攻めでほんの少しでも構えの隙を造り出して、もしくは攻めで相手を引き出して動作の隙を 造り出して、そこを的確に打つ事ができるかだと思います。
今回のお相手の方の場合は、手元を大きく上げて、バンザイして防御する事を繰り返しているのでしたら、 すでに皆さんが答えて下さっているように胴を打つべきだと思います。 手元を大きく上げる相手に対して胴を打つのは定石ですから…。 胴を見事に打つ事が出来れば、お相手の方も手元を上げられなくなり、今度は他の打突部位も狙う事が出来るのでは ないでしょうか。
私も好き好んでこのような方と稽古はしませんが、誰と稽古しても自分の長所と短所を教えてくれる、 気付かせてもらえる部分が有りますので、そういった意味で感謝の気持ちを持って稽古に臨むべきだと思います。
米ぬかさんの場合は、胴が苦手という事を再認識することが出来たようですので、胴の稽古あるのみではないでしょうか…。
私も子供の地稽古の元立ちに立ちますが、決して稽古を途中で中断して口で「ああだ、こうだ」というのは、 指導的な立場であっても原則なしだと思います。 時折、そういった先生も見かけますが、相手の弱い所は打って指導するべき事だと思います。 もちろん口頭での指導もありますが、打ったうえで行うべきだと思います。
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Re: 竹刀で防御ばかりする人 ( No.14 ) |
- 日時: 2014/04/23 05:09:35
- 名前: 米ぬか
- ◆ Hide. 様
> 面小手胴のどれもが打ててはじめて「攻防」 たはは、耳が痛いです…; 元立ち稽古でリクエストを受けてくれる人の時はもう少し胴の量を増やしていこうと思います。 > どうせ短い時間 そぅ〜なんですが、こんな癖のある初心者が何人も居て、それが次から次へと回ってくるのでジワジワと苛立ちが…♯。一時間かけてやる回り稽古のうち、運が悪いと半分近い人がこんな日もあるので、それが何週間か続くとさすがに。
しかもこう言う人達は先生など上手に当たると真面目にやるが、自分のような下っ端だと手を抜いて楽をしているようで、そんな風に(大して上手くもない相手から)人を選んで手を抜かれると、一生懸命やっているこっちの努力を何だと思っているのか、とバカバカしく思えてくるわけです。まあ、「所詮アンタはその程度」と上から目線で考えて、自分の稽古の事だけ集中するよう努力はしていますw
◆ずんべらぼん 様 > 「イライラしちゃう」...そんなときこそ 確かに、感情で打ち方が変わる人と言うのは見ていても分かるので不利だなと思います。
なので、自分は頭の中に「離宮」を設けて、そこで心行くまでイライラして、実際の動きに影響しないよう感情の分離を心掛けています。たまに離宮から「お使い」が来てしまいますが、そういうのはサッサと追い返すようにしています。
この分離方法だと、湧いて来る感情を無理して抑える訳ではありませんが、実際の行動にあまり影響が出ないのではないかと思っています。凝った言い方をすると「メタ認知」と言うやつだと思います。
◆いもむし 様
> 「先生の打突をよけるということは、「あなたには教えてもらわなくて結構です」と言っているのと同じこと ついでに、自分のような下手な人の打ちもよけないでくれたら嬉しいです……w
◆武 様
貴重なご意見有り難うございました。
◆ (8)流剣士 様
> 誰と稽古しても自分の長所と短所を教えてくれる 美しい理想論ではありますが、もし本当にそれで剣道の全てが可能なら、ここのような掲示板も、教本も、段位のような差別化も、果てはそれを基準に運営される道場も一切必要無いことになってしまいます。気持ちとしてそう言う態度を忘れずに、と言うのは分かりますが、それだけでは克服できない事も沢山あると思います。貴重なご意見有り難うございました。
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Re: 竹刀で防御ばかりする人 ( No.15 ) |
- 日時: 2014/04/23 09:09:39
- 名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk
<
>
- 参照: http://ichinikai.com
- To 米ぬかさん
稽古を積んで努力なさる以外にはなさそうですねp(^-^)q
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Re: 竹刀で防御ばかりする人 ( No.16 ) |
- 日時: 2014/04/23 09:15:54
- 名前: ずんべらぼん
- 米ぬか様
あららら。
なるほど。
相手が意固地に「何が何でも、あなたには絶対打たれない」となるのが分かる気がいたします。
米ぬかさんの「このやろう。防御ばっかりしやがって」の心が、相手に映り、鏡のようにそのまま反発で返ってきてるだけのことのようです。
自得するしかございません。あしからず。
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Re: 竹刀で防御ばかりする人 ( No.17 ) |
- 日時: 2014/04/23 15:45:03
- 名前: 米ぬか
- Hide. 様、ずんべらぼん 様
未熟者な自覚はあるので、未熟なりに頑張っていこうと思いますw
> 「このやろう。防御ばっかりしやがって」 相手をちゃんと打てるようになればこれも減ると思うので、今回こちらで頂いたアドバイスを参考に、色々工夫してみようと思います。
今夜も稽古です。まずは出来そうな所から。。。
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Re: 竹刀で防御ばかりする人 ( No.18 ) |
- 日時: 2014/04/24 00:13:34
- 名前: G流剣士
- 米ぬかさんへ
私が書き込みさせて頂いた事は、決して理想ではございません。 綺麗事でも、机上の空論でもございません。
また私は、いちに会を含む剣道の掲示板や、剣道の教本、段位制度、道場の存在を 否定する気は毛頭ございませんので、申し訳ないですが勝手な解釈はご勘弁ください。
私が言いたいのは、剣道に限ったことではないと思いますが、 教えられる事には限度があるという事です。
基本動作、応用動作(対人的動作)は、初心者や経験が浅い人は、良き指導者の 指導の元に、反復練習をして身に付ければよいと思いますし、 高段者であっても、自分で再確認しつつ、その段位に相応しい 基本動作、応用動作を稽古して身に付けなくてはならないと思います。
その上で、剣道は「攻め」を考えなくてはいけません。 「攻め」については、ここでは詳しく書くつもりはありませんが、 「攻め」を意識しはじめると、とても奥が深く難しいので、 剣道を続けていく限り一生のテーマの一つである事は、間違いない事です。
剣道には、「打つまでが剣道、打つのは運動」という言葉があるのをご存知でしょうか? この言葉の「打つまで」の部分が「攻め(技前)」で、それが「剣道」という言葉です。
米ぬかさんの道場に、指導的立場にいらっしゃる先生が何名いらっしゃるか 知りませんが、すべての先生が同じ剣道をされているわけではないと思います。 仮に、指導されている先生が御一人でしたら、他の先輩にあたる剣士のみなさんの 剣道は同じでしょうか?…同じではないはずです。
各先生先輩によって剣道が違うということは=攻めが違うということです。 なぜ、攻めが違うかというと、人は「十人十色」だからです。その上に 身長や体格、年齢や体力も人それぞれ違うからです。
ですから、「攻め」というのは、基本的な理論や考え方は教えられますが それをどこで使ったらいいのか、いつ使えばいいのか、というのを明確に 指導するのはとても難しい事だと思います。先生、先輩方の助言をヒントに して自得するしかないと思います。
そこを踏まえて、私は攻めを工夫して稽古に取り組んでいるので、 「誰と稽古しても自分の長所と短所を教えてくれる、気付かせてもらえる部分がある」 と書き込ませて頂いたわけです。
偶然でも打たせてもらえれば、それを自分の長所として必然の打ちに変える努力をしますし、 打たれれば、攻めが甘かったと反省するわけです。
「打って反省、打たれて感謝」という言葉もありますが、米ぬかさんの周りの先生方や 先輩方もこういった気持で稽古、工夫してきた上で、それぞれのご自身の今の剣道(剣風)が あるのだと思います。
段位が上がったり、年齢が上がるほど、周りの先生方は何も教えてはくれません。 それは、上記した通り「攻め」は自得するしかないという事と、悪い所、弱い所は打って教えた と言う無言の教えだと思います。
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Re: 竹刀で防御ばかりする人 ( No.19 ) |
- 日時: 2014/04/24 09:13:39
- 名前: いもむし
- 防御ばかりする相手に腹を立てる。
まあ、いいところまで来ているような気がしますが、もっと稽古をすれば、そんなことに腹も立たなくなります。
そうなった時に、もう一度ここで皆さんが書かれていることを読み返してみれば、言われていることの真理が理解できると思います。
先生の指導には素直に従って、稽古して頂ければと思います。
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Re: 竹刀で防御ばかりする人 ( No.20 ) |
- 日時: 2014/04/24 16:08:50
- 名前: 米ぬか
- ◆ (8)流剣士 様
そうですね、自分がこの点をとりわけ気にするのは、上手い人とやった時と、こういう避け方ばかりする初心者と稽古した時の手応えに明確な差があるかだらと思います。
しかも以前はこれをしなかった初心者(踏み込むと竹刀より先に足が着地するような)の間でも最近「バンザーイ」が流行ってきたようで、そんな事している暇があったら改善する事がいっぱいあるのにナニソレと思ったわけです。
(8)流剣士様の仰る事には概ね同意するのですが、自分の道場はごく少数の経験者と大勢のアヤシゲな実力の人達で構成されているので、(8)流剣士様の稽古されている環境とはレベルが違いすぎるかも知れません。自分の所はれっきとした道場と言うより、同好会に毛が生えた程度だと考えて頂ければ良いかと思います。
なので、仰る事は分かりますが「それ以前の問題」が自分にも周囲にも山積している事と、今回自分がこのスレッドで求めていたのはより具体的な対策方法のアドバイスだったので、最初に言われた部分が自分には机上の空論に聞こえたのだと思います。
言ったら、国宝と100均の瀬戸物の違いも分からないような相手(自分)に名器の何たるかを説いても有難味が分からないですし、そんな高尚な知識があっても国宝に触れる環境にいないので、知識だけあっても活用場所がない、と言った所です。
ちなみに、昨夜の稽古では試しに面を打ちに行くと見せかけて胴や小手を打ってみましたが、これはかなり有効でした。明らかな手応えの違いを感じたので、ここで皆さんから頂いたアドバイスはとても役に立つと思います。少し上手の人でバンザイ癖のある人にも使えたのは嬉しい驚きでした。
◆いもむし 様
> もっと稽古をすれば 上述のようにやり方を変えてみたら確かな手応えがあったので、いずれはこんな事でカリカリしないようになればと思っていますw
精神論として、何があっても動じないというのは剣道の大事な部分だと理解していますが、同時に気持ちだけ落ち着ける訓練をしても、体の運用が悪ければ悪い方法を何千回繰り返しても向上しませんし、むしろ悪い癖を体に刷り込むので良くないと言う人も居ます。
「気の持ち方」も剣道のうちですが、具体的な技術を伴って初めてそのような精神状態が活きて来るのだと思いますし、どれだけ「気持ち」があっても実際の動きを実現する具体的な知識が無ければやる気だけが空回りして虚しいです。
気持ちだけで良いのであれば禅修行ですし、力任せだけでは暴力です。
自分がやっていた技術と知識で掛かって行ってもバンザイ組に対処できないと限界を感じたので、ここで技術的な知恵をお借りしました。
> 先生の指導には素直に従って 道場の他の人にも是非そうして欲しいんですけどね……。まあこれは飽くまでも願望で
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Re: 竹刀で防御ばかりする人 ( No.21 ) |
- 日時: 2014/04/25 09:18:12
- 名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk
<
>
- 参照: http://ichinikai.com
- To 米ぬかさん
昨晩のお稽古で手応えがあったようですね。 これをきっかけに、その方の攻略法というよりも、攻め全般について色々考えてみてくだ さいp(^-^)q
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Re: 竹刀で防御ばかりする人 ( No.22 ) |
- 日時: 2014/04/25 20:39:32
- 名前: G流剣士
- 米ぬかさんへ
そうですか…。色々となかなか厳しい稽古環境なのですね。 確かに米ぬかさんの稽古環境と、比べさせて頂くと、 私はレベルの高い所で稽古出来ていると思います。
今現在の私の稽古は、自分の所属する道場より、 私の住んでいる地区(支部)の稽古会、私の住んでいる 県の剣道連盟の稽古会等、道場の枠を超えた所での 稽古の割合が多いいです。
また、これらの稽古会の場所が比較的近い場所なので、 そういった意味でもかなり恵まれていると思います。
おそらく、そういった稽古会はどちらの地区にも、 有ると思いますので、機会があれば、積極的に参加して みてはいかがでしょうか? (なかなか仕事や家庭の都合で忙しくて難しいかもしれませんし、 私のように稽古場所までが近いとも限りませんが…)
稽古で手応えが有ったようで良かったですね。 Hideさんの仰られる通り、これを機会に攻め全般を考えて 取り組んで行かれるとといいと思いますので、 頑張ってください。
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Re: 竹刀で防御ばかりする人 ( No.23 ) |
- 日時: 2014/04/25 22:35:44
- 名前: 米ぬか
- Hide.様、(8)流剣士様、
『攻め』はまだまだ(本当にまーだまだ)さわりにも至っていないと思いますが、いずれはその何たるかを自分の言葉で他の人に説明できるくらいしっかり会得していないといけないと頭では理解していますので、あとは色々試してみて、地道に体で覚える事が肝心だと思っています。
稽古会などは立地の関係で限界がありますが、ネットの動画で研究したり(動きを停止したり、コマ送りで繰り返し見られるのはそれなりに便利です)、都合がつけば全日本の試合を見に行ったりして出来る範囲で質の高い剣道に触れるよう心掛けています。
また時々こちらに出没して無理難題を吹っかけるかも知れませんが、宜しければ指南してやってください。
明日も稽古です。ここで皆様に頂いたアドバイスを参考に、回り稽古で色々試してみようと思っています。有難うございました!
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Re: 竹刀で防御ばかりする人 ( No.24 ) |
- 日時: 2014/04/26 07:18:41
- 名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk
<
>
- 参照: http://ichinikai.com
- To 米ぬかさん
少しでも拙サイトがお役に立ちますればうれしく存じます。
私はこのサイトを通じて言葉によって色々と剣道を語っておりますが、剣道ってやはり 「やってなんぼ」だと思います。 「百錬自得」という言葉がありますが、まさにその通り。 ご自身の稽古の体験の中から「つかみとっていく」ものこそ「本物」です
もちろん、大人の剣道は「頭で納得すること」も必要ですが、頭でっかちになりすぎるの も問題です。剣道はその局面局面における瞬間的判断が求められる競技で、8流剣士さん もおっしゃるように、一応のセオリーはあるものの、万人に当てはまる攻めの定石は存在 しません。必殺技もありませんし(^_^ メ)
ご自身の剣風を確立されまして、そこから導き出される答え。それが常に正解です。 頑張ってお稽古を積み上げていってくださいねp(^-^)q
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