このフォームからは投稿できません。
name
e-mail
url
subject
comment
トップページ > 記事閲覧
大きい面うち(昇段審査)
日時: 2013/09/05 01:07:19
名前: raul23 

四段の昇段審査についてお伺いいたします。

私は高校3年生の夏に引退して約25年振りに剣道を再開致しました。気持ちは高校生時のままで体がついてこず、肉離れをおこしたり靭帯を伸ばしたりで大変です。

この度、お世話になっている教士7段の先生から四段の審査を受けなさいと言われました。
私としましては、再開間もないことでまだ時期尚早と思っていますが、まぐれでも合格すれば、風格は後から不思議とついてくるから兎に角受けなさいとのことです。
また、全然合格の可能性のないものに受けろとは言わないとも言われ、受ける決心をした次第です。

さて、本題に入ります。
それは大きい面うちのことです。私の先生は、大きい面うちだけ練習しなさいとおっしゃいます。審査の実技では面は振りかぶって大きく打ちなさいと。もちろん試合とは違いますし、もしかしますと私の小さい面うちでは合格レベルにないという判断なのかもしれませんが、とても勇気が要ります。
四段審査の動画をいろいろ見ましてもあまり振りかぶって面うちされている方は少ないように思います。
五段までは面うちは大きくていいともおっしゃってた様な気がします。
もちろん、もちろんのこと先生のお教え通りに本番は望むつもりですが、少しご意見をお伺いしたい所存でございます。よろしくお願いいたします。
メンテ

Page: 1 |

Re: 大きい面うち(昇段審査) ( No.1 )
日時: 2013/09/05 07:06:57
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照: http://ichinikai.com

管理人のHide.です。

そうですねぇ。ひょっとするとrail23さんの打ち方が、高校生の時のまま「前傾して刺す
ような打ち方」になっているのではないでしょうか?
そこで先生は、「大きく打ちなさい」とおっしゃられるのでは?

できるだけ「剣先を振って打つ」を心がけ、姿勢が崩れないようにお稽古されるのがいい
と思います。それは審査だけではなくご自身の剣道の転換(無理、無駄のない剣風に)き
っと役に立つはずですよd(^-^)!
メンテ
Re: 大きい面うち(昇段審査) ( No.2 )
日時: 2013/09/06 00:04:08
名前: 大きい面うち(昇段審査) 

Hide.さん、早々にお返事ありがとうございます。

確かに「前傾して刺すような打ち方」のまんまだと思います。25年前から進化しているはずがないですものね。言うていただいてますように「剣先を振って打つ」を心がけ、姿勢が崩れないように稽古したいと思います。

師曰く「審査で大きい面うちすれば、審査員も『おおっ』(評価してくれるの意)となるんやで。」です。
本当でしょうか?四段審査実技では、しっかり打てていれば大きくとも小さくとも関係がないと考えてよろしいでしょうか?
よろしくお願いします。
メンテ
Re: 大きい面うち(昇段審査) ( No.3 )
日時: 2013/09/06 01:08:08
名前: だみ声  < >

僕は剣道再開後、審査を受ける時「そんなに大振りばっかりでは、相手に読まれてしまう」と言われま
した。 52歳にして三段を受ける前の話です。
僕が大学で教わった先生は、昭和35年頃、京都武道専門学校卒業後京都府警察を定年退職された方で
した。 当時60歳でした。
約2年間、前だっ! 振りかぶれ! 振り下ろせ!だけの指導を受けました。 そして一切「下がるな!」
に終始しました。 本当ならこの後、小さく打つ事、引き技等のメニューがあったのだと思うのですが、
残念なことに、3年目に学校が統合移転に成り、その後の指導を頂けなくなったのです。
つまり僕は「小技」を知らないまま、ブランクの15年間も含めて、剣道を再開したのでした。

そして初めて、小技を教わったのです。 かと言って「ちょこん」とやると「そうではない!!」と怒
鳴られました。 「小さく鋭くだっ!!」そして「左手を緩めるなっ!」でした。 ここはいまだに修
業中です。

raul23 さんの今の状況は、僕と正反対の状態ではないでしょうか?
試合剣道に終始して来られたraul23 さんにとって、審査に求められる大きく、鋭く、早く、正しく
の指導を受けておられるのだと思います。
もちろん審査に於いても、駆け引きの中には、大技・小技を使い分けながらも、きれいな姿勢を保つ
所を見せる事は重要なはずです。 打った、打たれた、は審査では気にしない方がいいのはお分かり
のはずです。

そういうメリハリの所を先生は言っておられるのではないでしょうか?
と、勝手な感想を書かせていただきましたが、見えていない訳だし、とにかく先生が「よしっ!」と
言われる技に集中して稽古をお続けいただくのが良いと思います。

いずれにしろ受けるからには合格目指して、真剣に稽古に励んでいただきたいです。
メンテ
Re: 大きい面うち(昇段審査) ( No.4 )
日時: 2013/09/06 06:14:23
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照: http://ichinikai.com

To 大きい面うちさん

>師曰く「審査で大きい面うちすれば、審査員も『おおっ』(評価してくれるの意)とな
>るんやで。」です。
>本当でしょうか?四段審査実技では、しっかり打てていれば大きくとも小さくとも関係
>がないと考えてよろしいでしょうか?

「竹刀の振れ」というのはとても大切です。試合や審査を見ていても「振れている選手」
というのは目にとまりますね
一流選手の打突はものすごく早いですが、けっして小さく打っているわけではありません。
スローで再生してみますと、「大きく」しかも「早く」振っているのです

大きく振りかぶることが大切なのではなく、しっかりとした「振れ」を作ることは大切と
考えますd(^-^)!
メンテ
Re: 大きい面うち(昇段審査) ( No.5 )
日時: 2013/09/09 15:21:27
名前: raul23 

だみ声さん

 お返事ありがとうございます。ご自身の体験までお教えいただきいろいろ参考になります。
 先生は今の私に足りないものを端的に指導くださっているのだと思います。先生が「よしっ!」言ってくれるまで(簡単ではありませんが)頑張ります。

Hide.さん

 お返事ありがとうございます。私40代なもので高校当時どのような剣道をしていたかビデオで見たこともなく「振れ」ているかわかりません。ただおそらく「振れ」てないのだと思います。
「振れ」。わかるようで理解できてません。理解できるまで頑張ってみます。先ずはビデオで現状分析してみます。


 極端な話、最近剣道に人生掛けてもいいと思うぐらいになってます。楽しいです。高校生のときには思ってもない気持ちです。家では防具(奮発して手刺しを買いました)を触ったり、燻した鹿皮のにおいを嗅いではニタニタしております。
すごいものですね、剣道って。
メンテ
Re: 大きい面うち(昇段審査) ( No.6 )
日時: 2013/09/09 17:48:14
名前: だみ声  < >

raul23 さん
>極端な話、最近剣道に人生掛けてもいいと思うぐらいになってます。楽しいです。
  リバ剣なさる寸前、すなわち久しぶりに道場の床を踏んだ時、あの「忌まわしい記憶」と共に、又
  あの「苦しい稽古」をやるのか… と、再開を決意したにもかかわらず、「何で又…」と言う思い
  が脳裏をよぎりませんでしたか?
  にもかかわらず、今は躊躇せずに「楽しいです」と書く事の出来る心境って、不思議だと思いませ
  んか?

>高校生のときには思ってもない気持ちです。家では防具(奮発して手刺しを買いました)を触ったり、
 燻した鹿皮のにおいを嗅いではニタニタしております。
  本当に学生の頃のあの目のくらむ稽古と、意識が遠のいていく稽古の繰り返しが「再び訪れる」。
  それでも剣道を再びやりたくなる気持ちと、何で又… の気持ちの葛藤はいかがなものだったでし
  ょう?

多くのリバ剣剣士の感想が、「何で又…」に始まって「楽しいです」になり、その次には「何でもっと
早くリバ剣しなかったのだろう?」となります。
このあとが僕の場合ですが、「失われた時」を求めて猛烈に稽古します。 当然それなりに上達もしま
すが、ここで注意すべきは「怪我」です。
最初にも書いておられますが、リバ剣した時、脳細胞には「若かりし肉体」への指令プログラムが残っ
ております。
ところがそのプログラムに反応すべき「若かりし筋肉」には、サビと老化が訪れています。 サビは磨
けば元に戻りますが、「老化」はいかんせん若くなりません。 ここで必要なのが、老化した筋肉に適
した「指令プログラム」なのです。

そして面白い事にこの年になって組み替えるプログラムには、おのずと年齢加算として「円熟」した内
容が「サブルーチン回路」として備わって来ます…(と、僕の勝手な理屈なのですが…)
そう言う部分が「剣士の風格や品格」になってくるのだと思います。

そして稽古内容は、もちろん苦しい部分もあるのですが、「あの忌まわしい記憶」とは本質的に異なっ
ています。 求めない限り指導者もあの「意識が遠のく」稽古はしません。
そしてはっきり意識に置くのが、自分で気付く「課題」です。 その部分を特化した稽古に集中し、そ
の間少々打たれても、動じない自分も見えて来ます。
こう言う部分に気付き始めると、お気の毒ですがあなたも「剣道中毒重症患者」と言う名誉ある病名が
付けられます。

>すごいものですね、剣道って。
  すごいものですねえ。 この年になると、「道場で竹刀持った状態で死ねる」と言うのが身近な願
  望になって来ます。(本当にそうなると相手の方や、道場には申し訳ない事なのですが、本心でも
  あります。)
メンテ
Re: 大きい面うち(昇段審査) ( No.7 )
日時: 2013/09/09 22:39:26
名前: raul23 

だみ声さん

リバ剣剣士の心理分析ありがとうございます。笑っちゃいました。概ね仰る通りです。
少し違いますのは、私、まず防具を一式揃えちゃいまして、そうすると次にこの防具を
つけて動きたくなるのが心情ですよね?そして道場さがしとなりました。(この時点では、
まだあの練習のしんどさのことは思い出していません。)

いろいろ紹介も受けたのですが、ありがたいことに小学校時代所属していた団体が規模
を百分の一程に落としながらも存続しており、諸条件面は他より悪いもの(Hide.さんが「剣
道人口減少の原因は?(1)」で書かれているものそのもの)の思い入れを優先してそこで
週一程度でお世話になることに。

当初は面をつけることを許されず、垂れだけ付けて大先生が基本稽古の相手をしてくだ
さいました。(この時点でも、まだあの練習のしんどさのことは思い出していません。)
まさに子供の運動会で父親が足がもつれてこけるような状態。実際何度もこけました。脳
細胞に残る「若かりし肉体」への指令プログラム、恐るべしです。そりゃ、更新されてま
せんものね

 単なる筋肉痛以外の痛み(老化した筋肉や腱の悲鳴)のため週の残り3日以上は鍼灸整
骨院通い。その痛みさえも再開できたうれしさの前では喜びに変わっておりました。

 数か月がたったころ、面の着用許可が出ました。そして、大先生とのいきなりの地稽古。
当然なにもできません。しんどい、、、、苦しい、、、、。そして掛稽古に、、、、。し、死ぬ、、、、。
もうやめさせて、、、、、。ここで漸く思い出したのです。私、練習嫌いだったんです。
 すべて忘れてたんですが、体がすべて思い出させてくれました。

 その日の稽古の後少し考えました。今の私には高校時代のように練習をさぼるという選
択肢は当たり前ですがありません。続けるか辞めるかです。もちろん続けます。いつか、
息子二人が剣道を始めて一緒に稽古できるその日を夢見て。。。。

 これから先はだみ声さんの書いていただいたように進んでいきたいと思います。でも「
剣道中毒重症患者」にはなりませんよw「剣道中毒軽症患者」くらいにしておきます。

 いろいろコメントありがとうございます。以上は直接メールさせていただいたほうがい
い内容だったかもしれません。管理人様すいません。
メンテ
Re: 大きい面うち(昇段審査) ( No.8 )
日時: 2013/09/10 08:49:28
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照: http://ichinikai.com

To raul23さん

少しでも拙サイトがお役に立ちますればうれしく存じます。

剣道、昇段審査を目標にされるのも悪くはありませんが、全国の剣士との交剣知愛もまた
楽しいものです。
もしよかったら、電剣行事などにもお運びください。
さらに「ハマる」こと請負ですよ 〜☆
メンテ
Re: 大きい面うち(昇段審査) ( No.9 )
日時: 2013/11/25 16:40:03
名前: 梵我 

raul23様

ちょっと便乗気味で恐縮なのですが、ここに書き込みさせて頂く事
ご了承ください


Hide.さん ご無沙汰しています 上のコメントへの質問なんですが
2月頃に東京電剣って開催されるのでしょうか?
日程と場所等は決まっていますか?
参加資格等はあるのでしょうか?

実は昨日、初めての昇級審査があって無事に一級を取得しました
けっこう緊張したけど、同年代、同程度の実力の方との立ち会いは
非常に面白かったです !!  知らない人と剣を交える事に
緊張とそれ以上の興奮を覚えました。

私を含めて同じ歳が三人いたので隣町の道場の方と立ち会った形に
なりましたが、床のグリップがいい為か
普段の稽古よりよく動けたような気がします。。


審査を受けて思った事

反省点、、、
面以外の技が 出ばな小手一回しか出せなかった事、
抜き胴(苦手ですが)や小手技など もう少し多彩な技と攻めを工夫する余地あり

一度、先をとられて 打たれはしなかったものの受けて捌いて間を取り
仕切り直し的な動きをしてしまったのですが、
後から合わせる形でも相面で相殺するような選択を取るのが正しい
判断だったかも。。。受けてしまうよりは。。。
(終始、もっと前に出る姿勢でもよかったかな?と思いました)


良かった点
ここ一番の場面で思ったより いい声が出た事。。

以上です♪ 笑


でも大勢の前で立ち振る舞ったのは
貴重な経験だったし 試合にでてみたいという欲求が
かなり高まりました !!

2月の昇段審査でも又、同じ人達と当たる可能性も高く
お互いに切磋琢磨してそれまでに自分も腕をあげたいと思います。。


一級を取得して思う事
今の自分の目標は三ヶ月後の初段審査と そこから半年後にある試合に
初めて出場してみようかと思っています。。
(近隣地区の道場の交流戦で三人一組の団体戦です)

hhttps://www.facebook.com/photo.php?fbid=579173718819468&l=e939e0117f



梵我一如
メンテ
Re: 大きい面うち(昇段審査) ( No.10 )
日時: 2013/11/26 07:24:19
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照: http://ichinikai.com

To 梵我一如さん

管理人のHide.です。

1級合格おめでとうございます。
大勢の前で立ち会うって難しいですよね。いろいろな反省点があるとは思いますが、それ
を踏まえてお稽古を頑張っていってくださいp(^-^)q


はい、電剣東京は2月に開催予定です。
まだ、会場確保ができておりませんが、予定では2月16日(日)に例年通り東京練馬区の
光が丘第三中学校体育館で行います。

いずれ、拙サイトにトピが立ちますので、ご覧になってくださいd(^-^)!
メンテ

Page: 1 |