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道場のスタイル
日時: 2013/06/17 01:53:46
名前: サラ・ブライアント 

ここに書くべき内容かどうかわからないのですが、剣道に関する質問ではあるのでこちらに投稿させていただきます。

ブログで息子が習っている少年剣道のことを書いたのですが、読者の方から「これから習わせたいと考えているので参考にしたい」とコメントをいただきました。

私は息子を最初に道場に入れた時には、どういうタイプの道場があるのか全然知らず、ちょっと失敗してしまったので、これから始めたいという方にわかりやすい案内を書きたいと考えました。

そこで質問なのですが、少年剣道の道場のスタイルをおおまかに分けて説明するとしたら、どんな感じになるでしょうか。

私のわかる範囲内では「個人道場」「警察」「公営の場所を借りた、指導者がボランティアの剣友会」「スポーツ少年団」あたりかと思うのですが…

しかし剣友会もいくつかタイプがあるような気がするのですが、どう分類していいのかよくわからないのです。

それぞれの指導の特徴、稽古日の多少、会費、保護者のサポートの有無、などがざっくりとわかる程度でいいので、どなたか詳しい方、お教えいただけないでしょうか。

教えていただいた内容はブログに転載させていただく、ということを前提でお願いいたします。

ネットで検索してみましたが、こういった情報がまとまっている所はほぼありませんでした…。
これから子供に剣道を始めさせたい保護者に、参考になるものが書ければと思っています。よろしくお願い致します。
メンテ

Page: 1 |

補足します ( No.1 )
日時: 2013/06/17 07:57:25
名前: サラ・ブライアント 

質問内容について補足します。

同じくくりにしている道場の中でも、それぞれの道場によってかなり違いがあることは認識しております。
結局のところは入ってみないとわからなかったりする部分も多いわけですが、それでも事前にどういうタイプの道場があるのか知っておけば、見学の時の参考にもなるかと思います。

各々の中で例外があったりするのは承知ですが、一般的にはこんな感じ…ということを教えていただければと思います。
剣道未経験者の保護者だと、本当に何もわからないものですから…。
メンテ
Re: 道場のスタイル ( No.2 )
日時: 2013/06/17 09:10:57
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照:

管理人のHide.です。

私もサラ・ブライアントさんの書き込みを受けて、そんなことをまとめようと色々考えて
いたところです(^^ゞ


簡単に書きますと、剣道団体は大別すると、

1.個人道場
2.警察署で開催される剣道教室
3.地域密着型の剣道教室or剣友会
4.学校開放型の剣道教室or剣友会

1は月謝という名目で、指導料を支払います。月8000円〜の月謝が必要になることが多い
ですが、親の当番等の負担はほとんどありません。稽古日も週4日以上と頻度が高く、門
下生も多く大会などでも安定して上位の成績を収めていることが多いです。
指導者も高段位の先生方が多いと思われます。

2は、警察の剣道場を利用し警察官が地域の青少年育成活動の一環として行なっているも
ので、その警察署の取り組みにより熱心なところからあまりそうでもないところまで「バ
ラつき」がありますが、月謝ではなく会を維持する「会費」ということで、1000円程度の
活動費を徴収しています。稽古日も1〜3回/週程度でしょうか。
会の運営その他、保護者が手伝わなければならないことはあまりありませんが、これも、
警察署の方針によって差異があるようです。

3は、地域の剣道連盟やスポーツ少年団などが中心母体の団体です。これも、その運営母
体の熱心さにより、大会成績にかなりの差異があります。こちらも公共施設を利用する関
係から月謝ではなく「会費」として月に1000円〜の活動運営費が徴収されます。
こちらの場合は、お当番等保護者のお手伝いがそこそこありますが、運営そのものは事務
局が行いますので、その部分の手間が省かれると考えます。
指導陣は、母体が連盟系の場合は地域の有段者がこぞって指導にあたる場合が多く、大会
等での成績も比較的安定しています。スポーツ少年団系の場合は、4に近い形になります。

4は、地域に在住している有段者が青少年育成を目的として指導をはじめるもので、公共
施設を使っていますので、こちらも月謝ではなく「会費」として会の活動運営費用を1000
円〜徴収されます。指導者は必ずしも多くなく、低段位の保護者等も指導者に加わってい
る場合もあり、稽古日も週1〜3日と少なめです。
指導者がボランティアである分、運営を保護者(会)が担当しなければならないことが多
く、お当番以外に「役員」「執行部」などに駆り出されることも少なくありません。


いずれにしましても、指導の中心(または会の中心)に位置している先生の考え方によっ
て、「大会参加に積極的な団体」「大会等にあまり参加しない団体(あまり強くはない)」
に分けられますし、技術面と精神面の指導バランスにも違いがあります。いくつかの団体
を見比べて、どこが我が子に向いているか、自分がサポートできる団体かを見極めること
が肝要になるでしょう。


と、書き足りないこともありましょうが、これをたたき台にみなさんに補足していただき
ながらまとめられたら「いい資料」になると考えます(^^ゞ
メンテ
ありがとうございます ( No.3 )
日時: 2013/06/17 14:29:12
名前: サラ・ブライアント 

Hide.さま

さっそくの詳しいレス、ありがとうございます。さすが、上手くまとまっていてわかりやすいです。

しかしこういう情報、本当になかなかありませんね。ひとつふたつ道場に通わせただけではここまではわかりませんし…。
せっかく剣道をやりたくて始めても、自分の考えているところとあまりにも違うと「こんなつもりじゃなかった」とやめてしまう子もいそうな気がします。

剣道人口は年々減少しているとのことなので、もっと保護者にも情報発信していけるといいですね。
私も微力ながら、そうしていきたいと考えています。

他にも何か補足、助言等あればぜひお願いいたします。
メンテ
Re: 道場のスタイル ( No.4 )
日時: 2013/06/17 21:08:40
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照:

とりあえず、他の方からの加筆訂正を待ちたいと思います 〜☆
メンテ
その他費用について ( No.5 )
日時: 2013/06/18 19:18:57
名前: サラ・ブライアント 

Hide.さんの書き込みをもとに、私なりにまとめているのですが、書いていてわからないことが出てきたのでまた質問させていただきます。

うちの子はまだ試合に出たことがなく、級なども取得していないので、登録料などの名目でかかる費用がいくつかあるのが、何にどのくらいかかるのかよくわからないのです。
ネットでもちょっと調べてみたのですが「何に登録するのに、いくらかかっているのか」がよくわからないんですよね…。

全日本剣道連盟の下に、各区域の剣道連盟が所属していて、そこに登録料を払うのでしょうか。登録料などは各地方連盟によって違うのでしょうか。

またスポーツ保険にも加入しているようですが、これは必ずどこの団体も入っているものなのでしょうか?

また道着、竹刀や防具以外に後から費用がかかってくるものがありますでしょうか。

なお話がややこしくなるので、今回は成人のことは含まず、小学生、中学生のみのことをお願いします。
メンテ
Re: 道場のスタイル ( No.6 )
日時: 2013/06/19 09:17:10
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照:

>うちの子はまだ試合に出たことがなく、級なども取得していないので、登録料などの名
>目でかかる費用がいくつかあるのが、何にどのくらいかかるのかよくわからないのです。

級や段位を受験するにはまず所属する市区町村の連盟への登録料、級や段位の受験料、合
格すると登録料(まぁ、免状代ですね)がかかります。
これは、各都道府県の連盟によって違いがあります。


大会に出場する場合は、参加料のかかる大会とそうでない大会があります。「招待親善試
合」と言われるようなものは、一般的に参加費がかかりませんが、それ以外は団体戦、個
人戦とも参加費がかかります。

団体戦は道場や剣友会として出ますので、所属する団体から支出されるのが一般的ですが、
個人戦へのエントリーは、「会の代表」であっても個人負担にしていることが多いですね。


なお、審査にしても大会にしても、現地までの交通費が別途必要になりますし、飲み物や
お弁当も自分で用意しなければなりません。

大会の場合、保護者の車に分乗するとか、会でマイクロバスをもっているのならそれに乗
っていく、マイクロバスを借りる、大型観光バスをチャーターするなどで移動する場合も
ありますが、それらの費用(実費)は受益者で分担ということになります。


>またスポーツ保険にも加入しているようですが、これは必ずどこの団体も入っているも
>のなのでしょうか?

今は、どこの団体もスポーツ傷害保険に入っているはずです。
こちらは、300円/年くらいからだと思われますd(^-^)!
メンテ
Re: 道場のスタイル ( No.7 )
日時: 2013/06/19 14:20:51
名前: サラ・ブライアント 

Hide.さま

さっそくのレスありがとうございます。
自分の市の剣道連盟のページなども見てみたのですが、はっきりと書いてなくてよくわからなかったのです。
説明していただいたおかげで、やっと登録料系の謎が解けました。これをもとにまたまとめてみます。

剣道連盟のHPって、わかりづらいのが多いですね…。ブログ形式になっていたりとか、どこを見たらいいの?ってところが多いです。

剣道の保護者の会からも、その時にならないと説明されないことが多いんですよね…。何か事前に文書等で説明があるといいと思うのですが。(そういう団体もあるのでしょうけれども)

以前の会もそうでしたが、どうも役員さん達には質問しづらいというか、質問はしているんですが最低限の返事しか返ってこないというか(笑)。
詳しいことを聞くと「その時にならないとわからない」的なことをよく言われるんですよね…。
なんか、これ以上聞いちゃいけないのかな?という雰囲気があって、あまり詳しく聞けないんですよね。

組織として「こうしよう」という方針が薄いのかもしれないのですが、たまたまそういうところに当たってしまっただけなのですかねえ…。
メンテ
Re: 道場のスタイル ( No.8 )
日時: 2013/06/19 23:20:57
名前: 相生の 

サラ・ブライアントさんへ

hideさんがご教示されたことを念頭に、親子共々何度か道場に行かれ、道場の雰囲気・指導者の人柄・門下生の態度などを見られ、門下生の父兄と話されるなどをして判断されることが大切と思います。

道場を訪ねるときには、指導者に拝見させて頂く旨の断りを述べるのも大切です。

それぞれに、相性が有るので此も重要と思います。
それと、剣道を習わせるのに何に主眼を置くかでも違ってきます。

具体的には、下記の二点に絞られるのではと思います。
1.体力の向上や躾に重点を置く。
2.試合に重点を置く。

但し、1の場合でも稽古を積んでくると試合に出たいという気持ちが湧いてくることも事実です。

個人道場(謝金を徴収しているところでも道場維持はだけか、それに近い金額のところが殆ど)以外は、無償奉仕又は無償に近い状態での指導者が殆どですので、父兄としての協力は不可欠な場合が多いです。

最も重要なことは、指導者の人格の見極め(難しいですが、何度か道場に通えば色々と見えてきます。)と親御さんが子供さんに何かの区切り(例えば、小学卒業まで等)までは続けさせるという強い決意も不可欠です。

小生も、五十年来少年剣道に拘わってきましたが、子供に負けて、中途半端な時期に退会した子供の多くが以降、何をしても長続きしないことを目の当たりにしてきているので、十分に留意すべき事です。

これらも、補足として記述されればと思います。

初心者を育てることは子育てと全く同じで、辛抱と手間暇が掛かることも事実です!!

回答にならないかも知れませんが、参考になれば幸甚です。

良い「入門前の手引き書」が出来ますよう念じております。
メンテ
Re: 道場のスタイル ( No.9 )
日時: 2013/06/20 07:43:13
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照:

To サラ・ブライアントさん

>剣道連盟のHPって、わかりづらいのが多いですね…。ブログ形式になっていたりとか、
>どこを見たらいいの?ってところが多いです。

全剣連のHPからしてそうですからねぇ(^_^ メ)
いくつかの県は、非常に使いかってのいいHPを作っているところもあります。


>以前の会もそうでしたが、どうも役員さん達には質問しづらいというか、質問はしてい
>るんですが最低限の返事しか返ってこないというか(笑)。
>詳しいことを聞くと「その時にならないとわからない」的なことをよく言われるんです
>よね…。

保護者会にしても、連盟から流れてくる文章をそのまま会員にお伝えしているのが現状で
しょうから、役員さんが変わりますと、その程度の引継ぎしかなされていないのでしょう。


>組織として「こうしよう」という方針が薄いのかもしれないのですが、たまたまそうい
>うところに当たってしまっただけなのですかねえ…。

4のタイプの団体では、保護社会の運営や引継ぎがよほどしっかりしていないと難しいで
しょうm(_ _)m



To 相生のさん

管理人のHide.です。
補足ありがとうございます


>初心者を育てることは子育てと全く同じで、辛抱と手間暇が掛かることも事実です!!

ホントですね。
剣道の高段位だからといって、人格的に完璧な人などそうはいません。親が子育てで様々
に悩み手探りで進めていくのと同じように、指導者も苦労しているのです(>_<)

とくに小学生の間は、指導者に足りない部分は、技術面を除いて親のサポートが不可欠と
考えます。
メンテ
Re: 道場のスタイル ( No.10 )
日時: 2013/06/20 10:26:18
名前: サラ・ブライアント 

相生の 様

補足説明をいただき、ありがとうございます。
それも加えて、入会前の注意としてまとめさせていただきます。

>最も重要なことは、指導者の人格の見極め(難しいですが、何度か道場に通えば色々と見えてきます。)と
>親御さんが子供さんに何かの区切り(例えば、小学卒業まで等)までは続けさせるという強い決意も不可欠です。

今それを聞くと、なるほどそうだなと思います。
うちの息子は最初入った剣友会をやめ(というか親がやめさせたのですが)、今は警察にお世話になっているのですが、師の違いというのがどれほど大きいか日々実感しています。
最初の剣友会では私のほうが全くやる気になれず、ただ付き添っているだけになっていたのですが、今はとてもいい先生、道場なので私自身ががぜん興味が湧いてきて、なんとしても子供に続けてほしいという気持ちになっています。

しかし、昨日主人に言われて気づいたのですが、警察剣道というのは先生が異動で変わってしまうことも多いのですね。
今の先生は大変すばらしいと思っているのですが、次はいつどういう方が来るのかは全くわからず、その点がちょっとネックかなとは思います。

>小生も、五十年来少年剣道に拘わってきましたが、子供に負けて、中途半端な時期に退会した子供の多くが以降、
>何をしても長続きしないことを目の当たりにしてきているので、十分に留意すべき事です。

うちの息子についてはその「長続きしない」をなんとかしたくて入れましたので…
今度は私も腰を据えてサポートしたいと思っています。今4年なので、せめて小学校卒業までは続けてほしいですね。

>初心者を育てることは子育てと全く同じで、辛抱と手間暇が掛かることも事実です!!

そうですね、私もそれを実感しています。以前は道場に行かせていてもどこか「他人事」でしたが、今度の先生はとてもよく見て下さるので、私もその教えを無駄にしないようなんとか尻を叩く手間を惜しまないよう、がんばります。

>回答にならないかも知れませんが、参考になれば幸甚です。
>良い「入門前の手引き書」が出来ますよう念じております。

いえ、指導者からの立場のご助言、大変参考になりました。ありがとうございました。
まだブログにアップしていないのですが、アップしたらこちらにもお知らせさせていただきます。
けっこうまとめることがあるので、ちょっと時間がかかりそうです。


Hide.様

>保護者会にしても、連盟から流れてくる文章をそのまま会員にお伝えしているのが現状で
>しょうから、役員さんが変わりますと、その程度の引継ぎしかなされていないのでしょう。

いえ、会そのものの活動方針というか、いつ何をやるか、どういう内容なのかというのも聞かないと答えていただけないのです。
いちおう「年間活動予定」を書いてある紙はもらいましたが(それも5月過ぎなので、最初のうちは全く予定がわかりませんでした)、「出げいこ」とか「錬成会」とか、ぱっと見何をやるのか、自分の子は参加するのかどうかとか、初心者にはまったくわからないというか…。
年度初めに入門者の親を集めて説明する、というようなことはあまりやらないのですかねえ。

>4のタイプの団体では、保護社会の運営や引継ぎがよほどしっかりしていないと難しいで
しょうm(_ _)m

今いるところは剣友会ではないのですが…似たりよったりな感じがします。
保護者同士が親睦する機会も少ないんですよね…。今は見学は強制ではないので、負担が少ないという意味ではいいのかもしれませんが、現在の道場に入門以来、ほぼ毎回のように見学に行っている私ですら細かいところがよくわかってこないというのがなんとも。
まあ、そのあたりは剣道の指導とは関係なく私のほうの問題なので、そこは目をつぶってがんばります。
自分が役員になったら、入門者にはもう少し丁寧に説明してあげたいと思っています。

まだ、他の方から何かありましたらよろしくお願い致します。
メンテ
Re: 道場のスタイル ( No.11 )
日時: 2013/06/20 15:08:14
名前: 相生の剣きち 

いちに会の他のコラムにもお詫びを投稿しましたが、名前が「相生の」となってしまっておりましたので、
改めてここに訂正させて頂きます。

正しくは、「相生の剣きち」です。

お恥ずかしい誤りで、お詫び致します。
メンテ
Re: 道場のスタイル ( No.12 )
日時: 2013/06/20 15:31:46
名前: 相生の剣きち 

hideさんのおっしゃる
>とくに小学生の間は、指導者に足りない部分は、技術面を除いて親のサポートが不可欠と
考えます。

技術面を除いては、非常に大切な事です!!
親御さんが少し慣れてくると、指導者そっちのけで技術面まで踏み込んでくる事が散見されます。
「そこで打て!!」・「なぜ打てないのか!!」等ですが、これが出来ないから剣道を志すものは、稽古に励んでいるのです。
すんなりと出来れば、範士八段(以前は九段までありました。)です。

指導する者でさえ、人(指導者)が変わると同じ事柄でも表現が違い子供が迷ってしまうことも多々あり、
心ある指導者は、相手の習熟度に合わせ工夫しながら話しておりますし、他の指導者の指導状況にも留意しているものです。

親御さんは、衛生と健康に注意することに専念するべきかも知れません。

学校の先生も同じですが、子供さんの前で先生への批判は絶対に避けるべきでしょう!!
メンテ

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