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全剣連の上意下達
日時: 2013/06/15 22:30:42
名前: 相生の剣きち 

全剣連の姿勢等について、批判ではなく一介の剣道愛好家としての疑問を呈します。 皆様のご意見が拝聴できれば幸甚です。
1.竹刀を持っての立礼と剣道形で木刀を持っての立礼では、何故左右反対になるのか。 小生が習い始めた時(昭和30年代)は、竹刀でも右手に持って立礼をしておりましたが、いつの頃からか現在のようになってしましました。少年期だったので、その理由を聞き漏らしたか失念したかは不明です。 少年たちへも、確たる違いの説明が出来ません。礼法からすれば右手だと確信しているのですが・・・
2.以前の昇段審査では、実科合格後の形又は、学科で不合格になった場合には、実科から再受験しておりましたが、近年の改訂(改悪?)で不合格のところからの再受験となりました。初級に限るので有れば剣道の普及の為と一応は納得できるのですが、高段位にまで適用させたことには納得が出来ません。特に形の重要性を唱えている事と矛盾しませんか?
3.最高段位の形審査が、刃引きから木刀になったことは、たださえ剣道だけを修行している剣道家の抜刀・納刀及び刀の扱いの拙さを助長していると思われる。(大会などで、剣道家の演武する剣道形と居合道の演武がなされる場合、恥ずかしい場合がある。)
4.審判法で、弦の回った状態を注意できるのは主審の専権事項となってしまいましたが、地方大会(県大会級でも)では、主審が見落としていることが散見される。従前のように副審も注意喚起をすることに何の不都合があるのでしょうか?伝達講習会で改訂の理由を質問しても「審判は、誰もが事象を見極める力量を備えるべし」との理想解答のみで現実に即していません。極端な例では、副審ををしていて、主審に目で合図を送っても気付かず、確実な打突であったが弦が回っていたので有効打突にしなかった為、観客席や選手席から批判めいた喚声を聞きました。刃筋正しくはどこに行ってしまったのでしょう?
5.反則の宣告が「反則」のみに改訂(改悪!!)されたが、従前のように「何々 反則」と宣告することに何の支障が有るのでしょうか? 極端な場合、試合者本人が何の反則なのか分からない場合が有る。
6.面下(近年では面タオルと称することが多いが、タオルと日本手拭いは全く別物)は、面に置いた状態で手前端を持ち装着する通達が出ていると聞き及んでいるが、これでは装着後は裏になってしまい、文字の書かれた物では、字が反対になってしまい日本人の美意識からは容認できますか? 小生は、手拭いの向こう端を持って装着すべきと確信し指導も致してておりますが・・・
これらの変更に対する、変更理由が明示されればもっと合理的な全剣連通達となると痛感しております。又、全剣連の講習会でも、都道府県の代表的な受講者に補足説明するだけでももっと良い方向に向かうと思いますが・・・
メンテ

Page: 1 |

Re: 全剣連の上意下達 ( No.1 )
日時: 2013/06/16 08:12:35
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照:

管理人のHide.です。

納得のいかないことはたくさんありますよ。


座礼を「両手同時に」にしてしまったのは最大の改悪でしょう。

剣道形で立ち会いの位置(9歩の間隔)には復するとき、剣道形では5歩なのに「3歩でも
いい」とは整合性は? ご指摘の1の持ち替えての立礼も然りですね。整合性がとれませ
ん。

切返しで「体当たりをしなくてもいい」ということにしてしまったため、元立ちも含め正
しい体当たりができる人が極めて少なくなってしまいました。

昇段審査における時短作戦の「同時礼」に至っては、お相手を尊重して立ち会うという最
も大切な部分をないがしろにする措置です。だから、「打った打たれた」にしか重きを置
けない高段者が増える。八段選抜などの立ち会いを見ても、礼法にハッとさせられるよう
な「気」が込められている先生が非常に少ないのに愕然とします。

今度の中学校の指導マニュアル(?)の中には、「黙想は手を組まないで正座の形で行わ
せる」とあるそうです。手を組む(法界定印)は禅宗から来ているので、公教育の現場で
特定の宗教を押し付けることになる…との判断らしいですが、「歴史」とか「文化」とい
うものを無視した措置ではないでしょうか?

昇段審査における高齢者の特例措置の撤廃。あれもなんなんでしょう?
高齢社会になり元気なお年寄りも増え、会社をリタイヤしてこれまで出来なかった剣道に
励もうとか、60の手習いで剣道を始められた方から「昇段の機会を奪う改悪」であること
は明白です!

審判にしても、最も大事な「有効打突の見極め」よりも「所作事」のことばかりが先に立
ってしまう審判講習会。現場の指導者を全く無視した剣道形や基本技稽古法の「解釈の変
更」など、「勝手にやるな!」と言いたいことだらけです。

そもそも、審判服がおかしいでしょ。
日本で生まれた競技なのに、なぜ、西洋の服装で審判をするのでしょう?
「紋付袴を正装とするが、剣道着袴でも可」とし「両足足袋を着用すること」とすべきは
ずです。


相生の剣きちさんがご指摘の2ですが、私は悪くないと考えています。ダメな部分から受
け直せばいいのではありませんか
でも、剣道形を大切に考えるのでしたら、薙刀と同じように「形審査を最初」にしてみて
はいかがでしょう。形が通らなければ実技審査を受けられなくするのです。
学科試験も、指導者になる可能性のある四段以上には、「筆記」ではなく「口頭試問」に
するのです。「自分の言葉で剣道を表現する」ということができなければ指導者としての
資格はありませんからd(^-^)!


3はおっしゃる通りですね。
範士の先生でも、居合を嗜まない私が見ても納刀抜刀が目を覆いたくなるような方がいら
っしゃいます。少なくとも全国審査は刃引きで行うべきでしょう。
刃引きで剣道形のお稽古をするとわかりますが、「刃で受ける」なんてことをすれば、刃
がギザギザになってしまいます。すり上げも「平」ではなく「刀背鎬」を使うべきという
ことが理解できるはずです。

4も同意いたします。
副審をやっていてストレスが溜まります(>_<)

5も選手・監督・観客に優しくない改悪と断じていいでしょう。

6は「そんなことまで決める必要があるの?」と思いますね。
私も、手ぬぐい(面タオルではない)の文字を読んで「その言葉を胸に刻みつけてから」
かぶりたい人ですので、「なんじゃそりゃ」って感じです。


>これらの変更に対する、変更理由が明示されればもっと合理的な全剣連通達となると痛
>感しております。又、全剣連の講習会でも、都道府県の代表的な受講者に補足説明する
>だけでももっと良い方向に向かうと思いますが・・・

残念ながら、全剣連としては「説明しているつもり」なんだと思います。
これだけの組織と会員数を誇りながら、スポークスマンがいないんです。そうしたしかる
べきセクションもありません。このあたりの組織的な硬直が問題の根源でしょう。
メンテ
Re: 全剣連の上意下達 ( No.2 )
日時: 2013/06/17 09:39:25
名前: 相生の剣きち 

Hideさんへ
早速のご意見を有り難うございました。


1.【「座礼を「両手同時に」にしてしまったのは最大の改悪でしょう。】

**全くその通りです。左手から先に降ろし、右手から先に起きるのは、お相手に敵意のないことを示しているものだと教わりましたし、実際にこのようにすれば不意の抜刀は不可能ですよね。居合の刀礼も同じ意味を持つと聞き及んでおります。居合部門に何故諮問しないのでしょうか? 全く整合性に欠けた通達です。


2.【剣道形で立ち会いの位置(9歩の間隔)には復するとき、剣道形では5歩なのに「3歩でもいい」とは整合性は?】 

**「でもいい」というような中途半端な通達を出したが為に我々末端の者が混乱してしまうのですよね。 5歩で何の支障が有るのでしょうか?5歩の方が腰が安定し美しく振る舞えるし、剣道形の整合性をどのように指導すればよいのでしょうね。立ち居振る舞いや竹刀の持ち方から指導している地方の現場の困惑を考えたことが有るのかと疑問に感じております。


3.【切返しで「体当たりをしなくてもいい」ということにしてしまったため、元立ちも含め正
しい体当たりができる人が極めて少なくなってしまいました。】

**全く仰るとおりで、骨格の欧米化でただでさえ腰の据わりの良くない若者多く見受えられる(腰椎帯装着者が散見される)昨今、よけいに腰の据わりが無くなり剣道断念者の増加が心配です。


4.【昇段審査における時短作戦の「同時礼」に至っては、お相手を尊重して立ち会うという最
も大切な部分をないがしろにする措置です。だから、「打った打たれた」にしか重きを置
けない高段者が増える。八段選抜などの立ち会いを見ても、礼法にハッとさせられるよう
な「気」が込められている先生が非常に少ないのに愕然とします。】

**合理化と手抜きの違いですね。世の中でも、剣道でも手抜きは、本質を歪める危険性が潜在します。小生は、しっかりと相手を見、その後に礼をし、礼の後もしっかりと相手を見、その後に次の行動に移れと指導していますが、先生といわれる方でも、此方が礼を済ませて起きると前にいないと云うような方が散見されます。嘆かわしい限りです。


5.【今度の中学校の指導マニュアル(?)の中には、「黙想は手を組まないで正座の形で行わ
せる」とあるそうです。手を組む(法界定印)は禅宗から来ているので、公教育の現場で
特定の宗教を押し付けることになる…との判断らしいですが、「歴史」とか「文化」とい
うものを無視した措置ではないでしょうか?】

**そこまで神経質になる必要があるのかと、もっと神経を配らねばならないことが有るのではと・・


6.昇段審査における高齢者の特例措置の撤廃。あれもなんなんでしょう?
高齢社会になり元気なお年寄りも増え、会社をリタイヤしてこれまで出来なかった剣道に
励もうとか、60の手習いで剣道を始められた方から「昇段の機会を奪う改悪」であること
は明白です!】

**高齢者への段位の乱発はすべきではありませんが(高齢の昇段者に精神的な負荷がかかりすぎる。)励みになる特例は残してしかるべきでしょうね!!特に次の段位受審までの修行期間短縮処置は絶対に考慮すべき事と思います。


7.【審判にしても、最も大事な「有効打突の見極め」よりも「所作事」のことばかりが先に立
ってしまう審判講習会。現場の指導者を全く無視した剣道形や基本技稽古法の「解釈の変
更」など、「勝手にやるな!」と言いたいことだらけです。】

**全く同感です。!!


8.【そもそも、審判服がおかしいでしょ。
日本で生まれた競技なのに、なぜ、西洋の服装で審判をするのでしょう?
「紋付袴を正装とするが、剣道着袴でも可」とし「両足足袋を着用すること」とすべきは
ずです。】

**紋付き袴は特別な大会のみとしても(審判員の購入費や保管・手入れの負担が大きい)、紺の稽古着袴と黒足袋(洗濯しても取れない汚れが目立たない)にすれば現在の審判のズボンのように黒に近い灰色から白に近い灰色というばらつきが無くなり、剣道本来の美しさと統一感が得られやすいし、審判員も一層気持ちが充実するのではないかと考えます。


9.【相生の剣きちさんがご指摘の2ですが、私は悪くないと考えています。ダメな部分から受
け直せばいいのではありませんか
でも、剣道形を大切に考えるのでしたら、薙刀と同じように「形審査を最初」にしてみて
はいかがでしょう。形が通らなければ実技審査を受けられなくするのです。
学科試験も、指導者になる可能性のある四段以上には、「筆記」ではなく「口頭試問」に
するのです。「自分の言葉で剣道を表現する」ということができなければ指導者としての
資格はありませんからd(^-^)!】

**仰ることに同感で「目から鱗」です。現在の改悪?では、人間の心理として取り敢えず実科だけ合格すれば、形は後から何とかなるとの傾向が強まり、形の軽視にも繋がると思います。


10.【3はおっしゃる通りですね。
範士の先生でも、居合を嗜まない私が見ても納刀抜刀が目を覆いたくなるような方がいら
っしゃいます。少なくとも全国審査は刃引きで行うべきでしょう。
刃引きで剣道形のお稽古をするとわかりますが、「刃で受ける」なんてことをすれば、刃
がギザギザになってしまいます。すり上げも「平」ではなく「刀背鎬」を使うべきという
ことが理解できるはずです。】

**同じ考えの方がおられ、少しは救われましたが、全剣連の先生方が気付いて下されば良いのですが・・・


11.【4も同意いたします。
副審をやっていてストレスが溜まります(>_<)】

**地方の審判技量のばらつきを全剣連が理解して頂けることを願うのみです。


12.【5も選手・監督・観客に優しくない改悪と断じていいでしょう。】

**もっと一般の方に剣道を理解してもらうためにも旧来に戻すべきでしょうね。理解して頂くことにより剣道の普及振興の一助にもなると思うのは、少数意見でしょうか?


13.【6は「そんなことまで決める必要があるの?」と思いますね。
私も、手ぬぐい(面タオルではない)の文字を読んで「その言葉を胸に刻みつけてから」
かぶりたい人ですので、「なんじゃそりゃ」って感じです。】

**面下を付けたとき字や図柄が第3者から正しく見えるように付けましょう位で十分ですよね!!


14.【残念ながら、全剣連としては「説明しているつもり」なんだと思います。
これだけの組織と会員数を誇りながら、スポークスマンがいないんです。そうしたしかる
べきセクションもありません。このあたりの組織的な硬直が問題の根源でしょう。】

**地方の末端指導者が困惑しないだけの配慮が出来る組織になって欲しいものですね!!高段位の各部会の先生方も、辞を尽くして討論すれば解って下さると思うのですが、無理なのでしょうか?それとも、ご無理ごもっともの委員が多いのでしょうかね?
メンテ
Re: 全剣連の上意下達 ( No.3 )
日時: 2013/06/17 21:34:17
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照:

To 相生の剣きちさん

ちょっと読みにくかったので、No.2の書き込みですが間に改行を入れさせていただきまし
たm(_ _)m
なお、横も40文字くらいで改行する方が、読みやすいと思われます。


なお、掲示板のルールといいますか慣例なのですが、他人の書き込みを引用する場合は
行の頭に「>」または半角の「>」「>>」などを入れることになっています。
覚えておいていただけますと助かります(^^ゞ


>居合の刀礼も同じ意味を持つと聞き及んでおります。居合部門に何故諮問しないのでし
>ょうか? 全く整合性に欠けた通達です。

まったくです。
居合の刀礼は「両手同時」にしていないのになぜなんでしょうねぇ、居合道連盟は剣道連
盟の傘下なのに…。


>**紋付き袴は特別な大会のみとしても(審判員の購入費や保管・手入れの負担が大き
>い)、

少なくとも、都道府県以上のレベルであれば、紋付袴が望ましいでしょう。


>**もっと一般の方に剣道を理解してもらうためにも旧来に戻すべきでしょうね。理解
>して頂くことにより剣道の普及振興の一助にもなると思うのは、少数意見でしょうか?

同意いたします。
そも、この変更は「審判員の負担を減らすため」という名のもとに行われたものですが、
選手も監督も観客も「なんの反則だったの?」なんてことが少なからず起こっています。

反則事項を決定した審判員ですから「なんの反則か」を宣告することが「負担」なわけも
なく、意味不明の改悪でしたね。
メンテ
Re: 全剣連の上意下達 ( No.4 )
日時: 2013/06/18 23:07:10
名前: 相生の 

他の方の文章を引用する場合は、行頭に>又は>>を付けることが約束事だったとは知りませんでした。(汗)
hideさんの投稿の引用文に>が付けておられる意味がやっと理解できしました。
小生が勝手に引用文を【 】で括っておりまが、次回の投稿から留意致します!!
メンテ
Re: 全剣連の上意下達 ( No.5 )
日時: 2013/06/19 09:06:01
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照:

To 相生の剣きちさん

「掲示板におけるネチケット」などとGoogleなどで検索して頂けますと、様々なサイトが
ヒットいたします。参考までに、一度そんなものをお読みになるといいかもしれませんね
メンテ
Re: 全剣連の上意下達 ( No.6 )
日時: 2013/06/20 14:30:43
名前: 相生の 

hideさんへ
早速ご教示のサイトを検索し、勉強させて頂きました。
ご教示を感謝するとともに、本サイトの献身的な運営に感謝致します。

大変な作業ですが、斯道発展のため宜しくお願い致します。
メンテ
Re: 全剣連の上意下達 ( No.7 )
日時: 2013/06/20 14:34:50
名前: 相生の剣きち 

閲覧のみなさまへ
名前が「相生の剣きち」と入力したつもりなのに「相生の」になっていることが判明致しました。(冷や汗!!)

以降、十分に注意致します。
メンテ
Re: 全剣連の上意下達 ( No.8 )
日時: 2013/06/21 09:08:47
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照:

To 相生の剣きちさん

恐れ入ります。

でも、これがもう日課のようになっておりますし、自分が一番勉強させていただいており
ますので楽しいですよ 〜☆
メンテ
Re: 全剣連の上意下達 ( No.9 )
日時: 2013/06/27 10:44:28
名前: 埼玉都民 

最近、公式戦の審判会議で高体連か全剣連かは忘
れましたが、通達ということで団体戦の対戦前、
対戦後の主審の“礼”を“相互に礼”と改めるよ
うにと話がありました。かなり前は“お互いに礼”と言っていましたが、いつからか“礼”だけで良い、と指導され、また根拠は告げられず“相互に礼”にしなさいと。“礼”だけの何がいけないの
かと感じます。先に指摘されています昇段審査の
礼のように大事なものを省略しどうでもいいよう
なものを復活、又は新たに導入して現場を混乱さ
せているように感じます。
団体戦のベンチ?での並び方も上座に近い方に大
将が座るようにとお達しがありました。向かい合
った座り方でしたら同じ条件ですが、副審側に赤
白一列に並ぶ場合には、片方は監督の横に大将が
片方は監督の横に先鋒が座ることになります。
作戦上も試合の後半に副将・大将に指示を与える
場面は多々あると思いますが、これでは平等性に
欠けるし左右対称の方が(監督側に大将、若しく
は先鋒)すっきりするし、美しいと思うのですが
HIDEさんが仰るとおり意味不明の改革(悪)が多
いですよね。
メンテ
Re: 全剣連の上意下達 ( No.10 )
日時: 2013/06/28 09:19:48
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照:

To 埼玉都民さん

管理人のHide.です。

ありゃ、そうなんですか?
それは全国的な通達なのでしょうか?(>_<)


「相互の礼」も二転三点ですね。
並び順に関しましては、言わんとすることはわからないではありませんが、試合場の武者
溜まりの位置によっては、かえって不揃いになってしまいかねません。


これらは「剣道試合者要領」や「剣道審判員要領」に記載されている事項なのでしょうか?
メンテ
Re: 全剣連の上意下達 ( No.11 )
日時: 2013/06/29 19:27:13
名前: 埼玉都民 

自分も剣道試合・審判規則や審判細則を細部まで
見ましたが剣道試合・審判運営要領に団体試合の
整列方法というのはありますが、ベンチでの座り
順については一切見当たりませんので、後付けか
と(新規の通達)思われます。
メンテ
Re: 全剣連の上意下達 ( No.12 )
日時: 2013/06/30 08:20:09
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照:

To 埼玉都民さん

新しい通達を出したら、すぐにHPの記述を直すべきですよね。
講習会等の話を聞いて確認しようと思っても「明文化」したものがなければ、確認の使用
がありませんし。

こういうところが「お粗末」ですね(-_-)
メンテ
Re: 全剣連の上意下達 ( No.13 )
日時: 2013/07/03 23:01:15
名前: iaider 

当方、現在全剣連傘下にて居合道の修行に励んでいる者です。

上記に上がっている座礼、刀礼について意見を述べさせていただきます。
(あくまで検証不足の点がある個人的な意見であるので、認識不足の点ご指摘いただけると幸いです。)

座礼についてですが、相手に敵意がないことを示すのであれば両手同時に手を着く形式で良いと考えます。

No.2にて相生の剣きちさんが述べている意見と逆になるのですが、
左手から先に降ろし、右手から先に起きるのは、右手を使用できる時間を最大にするためであり、
有事の際に右手で刀を抜くなどの対処をしやすくするための所作であると当方は伺っております。

ですので、座礼を恩師、先輩に対して敬意を示す礼と捉えるならば、
両手を同時に着く形式で良いと考えます。

関連して刀礼についても述べさせていただきます。
全剣連居合については刀に対して左手から先に降ろし、右手から先に起きるようになっておりますが、
これは礼法の最中に敵に刀を取られそうになった場合、右手で抜刀し対処する
対敵という思想が反映されていると思われます。
(この所作にした背景としては全剣連傘下の2大流派、夢想神伝流、
無双直伝英信流が類似の所作だったためそれに合わせたと思われます。)
ただし、一方で刀礼時にも両手を同時に着き、刀に対する敬意を示す流派も多く存在します。
歴史の古い流派ほどその傾向があるように思われます。

まとめますと、座礼にせよ、刀礼にせよ、何のための礼なのか、どういう想定なのかによってあるべき礼の姿が変わると思われます。

全剣連にもその解釈を明確にして欲しいところですが、
古流の思想が関わってくるだけにデリケートな問題だと思われます。
(剣道のみを修行されている方には分かりづらい感覚と思いますが…)

以上、座礼、刀礼について居合道の観点から意見を述べさせていただきました。
長文失礼しました。
メンテ
Re: 全剣連の上意下達 ( No.14 )
日時: 2013/07/04 12:08:34
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照:

To iaiderさん

管理人のHide.です。

居合道における座礼につきましてのご説明&お考えをアップしていただきまして、ありが
とうございました。

おっしゃる通り「何のための礼なのか」が大切ですね。
その部分の解釈を抜きに形だけ変更」するから訳がわからなくなってしまうのです。


さて、昨日、全剣連の理事会において長きにわたり全剣連会長をお勤めになられた武安義
光会長が勇退されました。
これで少し、組織改革が出来ればいいな…と期待しております。
メンテ
Re: 全剣連の上意下達 ( No.15 )
日時: 2013/07/06 22:19:15
名前: 相生の剣きち 

iaider さんへ
ご教示を有り難うございました。
仰る通り、礼の何たるかを心に留めておけば自ずから心のこもった礼になることを再認識させて頂きました。

もう一点ご教示下されば幸甚です。
>右手で抜刀し対処する

刃部を自分の方に向けて置いている場合でも、抜刀が出来るのでしょうか? 又、右手だけで抜刀が可能なのでしょうか?
門外漢ですが自分なりに行ってみましたが上手く行きませんでした。
但し、納刀したままでの状態で何らかの対応(防御)は可能と感じました。
メンテ
Re: 全剣連の上意下達 ( No.16 )
日時: 2013/07/08 23:41:56
名前: iaider 

相生の剣きちさん

No13にて座礼中に右手で抜刀するという書き方をしてしまいましたが、刀を体の右側に置いての抜刀は難しいかと。
ただ古流の中では座礼の際、刃を外側に向けて礼をする流派もあるので、方法はあるのかもしれません。
不勉強で申し訳ありません。

座礼の最中というわけではありませんが、以下の動画のような対処方法は古流の中にはあります。
http://youtu.be/75jPgBAXn70
メンテ
Re: 全剣連の上意下達 ( No.17 )
日時: 2013/07/09 23:33:21
名前: 相生の剣きち 

iaiderさんへ
ご教示の映像を拝見させて頂きました。

古流とのことですが、門外漢の勝手な解釈で「柄頭で機先を制し(当て身?)、すかさず抜刀するやいなや突きに移る。」演武に感動致しましたし、左手での刀の操作も初めては意見させて頂きました。

本当に有り難うございました。

メンテ

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