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打突時の勢いをつけるには
日時: 2012/10/14 10:05:40
名前: オージン 

打突時に体に勢いが足りないと指摘されます。
勢いをつけるにはランニングなどすればよいのでしょうか。
稽古の機会は限られているので剣道の稽古以外で効果をあげるには何をどの程度したらよいでしょうか。

メンテ

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Re: 打突時の勢いをつけるには ( No.1 )
日時: 2012/10/14 17:29:39
名前: だみ声  < >

身体の動きに勢いをつける方法は、道場をいっぱいに使った激しいかかり稽古が効果的なはずです。
見ていないから想像ですが、「動きに勢いがない」と指摘される要因は、パワーを感じさせる体当たり、
激しい相面後の衝突、あるいはすれ違いなどが見られないからではないでしょうか?

もう一つ、打突後、相手の前で止まってしまう事も、動きがないという指摘につながります。
えてして「オジン剣道」と言われるやつですが、実は足腰が弱ってきた高齢者には、高段者と言えども
大なり小なりこの「動きが少ない」状態はよく見受けられるのです。
しかしよく観察しておれば、動きが少ないだけで、動きに勢いがない事とは違うのですが、若い人には
その違いがまだ見えない事が多いようです。

だから高段者の動きを見て真似てしまうと、却ってまずいことになるのではないでしょうか? つまり
高段者は若いころ、それこそ激しい稽古を重ねておりますので、少ない動きにもパワーは込められてい
るのですが、「真似ただけ」だと「動きに勢いがなく」なってしまいます。

だから動きに勢いをつけるには、激しいかかり稽古が有効なはずです。
「掛り稽古なら今でもやっている」と言う意見もあるでしょうが、僕が言うのは、「激しい」掛り稽古
なのです。  少なくとも普通の試合コート(面積 11m×11m )の端から端までを駆け抜ける事を
繰り返すかかり稽古です。 単純計算で1往復すれば22mを素早く駆け抜けると言う、激しさと消耗
を伴うかかり稽古です。
足が遅い場合など、すれ違いざま、元立ちに背中をドンッと押され、足がもつれでもんどりうって転ぶ
こともあるかかり稽古です。

この掛り稽古は、僕が学生の時2時間ある稽古の内、ほぼ1時間(10分やって、3分休んで、の繰り
返し5回)と言う物でした。 もう心臓パクパクでした。 休憩の3分間は、正座して、前のめりで床
にうつぶせ状態でした。 面は付けたままでしたよ。 ゲロも体験しました。
当時京都武道専門学校を卒業し、警察官を定年退職後、指導者になられた教師七段(当時60歳)の教
えです。 口癖は「若い奴はオジン剣道をするな!」。「既に片足が棺桶に入っているワシなんかに負
けるな!」でした。

激しいかかり稽古の映像もYou Tubeを検索するといくつかあると思いますし、剣道雑誌付録のDVD等か
ら見る事が出来るはずです。 道場の端から端までを走り回るかかり稽古は、剣道試合でも相手を圧倒
し、審判を感心させ、勝利の機会を何倍も作る良い稽古内容だと思います。

残念ながら、剣道の稽古時にこれをやらないと、勝利につながる「勢いのある剣道」にはつながりにく
いのではないでしょうか?  少ない稽古機会ならなおさら他の稽古は後回しにしても、この「激しい
かかり稽古」を実践されてはいかがでしょう。
道場での稽古なら、地稽古抜きで、「掛り稽古お願いしますっ!!」で、激しく消耗する走りぬきの繰
り返しをやって見て下さい。 そして「疲れたもういやだ」からが本当の上達のための稽古なのだと言
う事を肝に銘じて下さい。
メンテ
Re: 打突時の勢いをつけるには ( No.2 )
日時: 2012/10/15 07:47:08
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照: http://ichinikai.com

管理人のHide.です。

稽古でつけるのが一番ですが、稽古以外ですとやはりランニングや縄跳びでしょうね。
脚力を強化することは大切ですから

とくにオススメなのが坂道ダッシュや階段走ですd(^-^)!
メンテ

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