Re: 巻き技について ( No.1 ) |
- 日時: 2011/07/25 23:11:15
- 名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk
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- 参照: http://ichinikai.com
- 管理人のHide.です。
竹刀を中心からはずすだけではなく、その後できた隙を打突するための技法ですd(^-^)!
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Re: 巻き技について ( No.2 ) |
- 日時: 2013/06/29 08:33:21
- 名前: もやしん
- 巻き落としは、上手の先生にやってはならなという考え方があることを知りました。
しかし、払う、張る、など崩しの一種でしてはならないことはないという意見もありました。
私は所属している道場の先生や出稽古に行った先の先生に時々使っていますが、 いけないのでしょうか? 私自身、技に優劣はないとは思っていますが、 それでも突きは上手の先生にはまず使いません。 巻き落としは先生に使うと失礼なのでしょうか?
巻き落としを使う先生は、 七段や八段の先生には使いません。 互角稽古をしてくださる先生に使っています。
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Re: 巻き技について ( No.3 ) |
- 日時: 2013/06/30 08:26:30
- 名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk
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- 参照: http://ichinikai.com
- To もやしんさん
管理人のHide.です。
そうですねぇ、巻技を上手の先生に使うことが「失礼」に当たるとは思いませんねぇ。 ただ、何回も執拗に巻くのは失礼だと思いますが(^^ゞ
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Re: 巻き技について ( No.4 ) |
- 日時: 2016/09/09 18:58:23
- 名前: もやしん
- Hide.先生、なかなかお礼のコメントができずに、
申し訳ありません。
こちらの掲示板でしたでしょうか。 捲き技をかけられた相手が竹刀を落とすと、 落とした方ではなく、 捲き技をかけた方が、反則になると聞きました。
実際にそのようなことは、あるのでしょうか? あるとすれば、 「相手の竹刀を奪う卑怯な行為」ということですか? 審判規則のどの項目に抵触しますか?
また、捲き技で、 相手の右手を竹刀から離したり、 竹刀を落としたりするコツは、 捲きながら間合を詰めることと書いてあるサイトがありました。 意外と簡単にできるものだそうですが、 私には到底できません。
相手の竹刀を巻いて落とすコツは、 やはり手の内ですか?
昔、先生から「こんな技もあるよ」と捲き技を教えてもらいましたが、 かけられた私は竹刀を落としてしまいました。 そんな捲き技を目指しています。
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Re: 巻き技について ( No.5 ) |
- 日時: 2016/09/10 08:34:17
- 名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk
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- 参照: http://ichinikai.com
- To もやしんさん
>捲き技をかけられた相手が竹刀を落とすと、落とした方ではなく、捲き技をかけた方が、 >反則になると聞きました。
ウチの掲示板ではないと思われますし、そんな話は聞いたことがありません。
捲き技は「技」とついている通り、剣道で認められてる正式な技です。 ただ、執拗な体当たりで場外にお相手を押し出そうとする行為が反則であるように、竹刀 を落とすことが目的とみなされた場合は反則になる可能性があるでしょう。 それは「公正を害する行為」ですからd(^-^)!
>捲きながら間合を詰めることと書いてあるサイトがありました。
ウチにもどこかに書いてなかったですかね 
腕だけの力で、かつ、その場で捲いても大した効果は期待できません。 前進しながら捲くことによって、自分の竹刀が螺旋状にお相手の竹刀に絡みつきますので 大きな力を生むことができるわけです ~☆
なお、くれぐれも言っておきますが、捲き技は「竹刀を落とすこと」が目的ではなく、お 相手の剣を殺し崩して打突するための技術であることを認識してくださいm(_ _)m
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Re: 巻き技について ( No.6 ) |
- 日時: 2016/09/10 08:46:46
- 名前: 長幼の序
- 竹刀を捲くのは、相手の竹刀を落させるのが狙いでは、ありません。
中心を中々割らない人、自分の竹刀に常に纏わりつくように攻める人等の竹刀を捲く事で、隙を作って打突するのが目的です。 よって、剣道の1つの大切な崩しの技ですので、機会があれば例え先生相手でも使っていいと考えます。
但し、捲く技術は、手首の運用等、難しい旨、安易に繰り出そうとすると、自身が崩れて打たれるという事につながります。 ましてや、高段者の先生方は、中々崩れません。 時には、逆に捲き返される事もあります。
捲きの要領としては、できるだけ相手の鍔元に近い所で一気に捲く事が大切。 剣先だと、すかされた形で抜かれやすい、また小手先でやると力が伝わりにくく、捲きにくい。 ポイントは、身入り(間合詰め)のスピード。 そこが虚を作りだす要因です。
昔の先生方には、一様に捲きが上手な方が多かったと感じます。 そこからの多彩な攻めは、実に味わい深いものでした。
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Re: 巻き技について ( No.7 ) |
- 日時: 2016/09/10 18:33:41
- 名前: もやしん
- その場で捲いても、相手の手が竹刀から離れなければ、
面をすぐに防がれてしまいます。
確かに、動画などでは、 竹刀を捲いてだけで打突しない方も見受けられますね。 前に出ながら、間合を詰めようとすると、 空振りしてしまうのですが、 やはり捲くタイミングが早いのでしょうか。 捲き始めてから、間合を詰めるといいのでしょうか。
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Re: 巻き技について ( No.8 ) |
- 日時: 2016/09/11 06:08:34
- 名前: 長幼の序
- 捲き方をもう少し細かく見てみましょう。
空振りをするという事は、おそらく捲きはじめの上からの抑えの状態だけで、下からの手首を使っての捲き上げが出来てないのだと思います。 そこがないと単なる抑えの状態で捲く事は出来ません。 結果、空かされた、滑ったような状態で空振りになるのでしょう。
稽古法としては、相手に構えてもらい、竹刀の表から左回り、裏から右回りをクルクル回転させながら継続して、回す感覚を養う事。 要領としては、手首だけでなく、腕を巧く使う事。 そして捲き上げる時、やや押しこむ感覚。
行儀は悪いですが、お箸を使って真似てみると判りやすいかもしれません。
間合により、体を詰めるかどうかは決まります。 詰める場合は、捲くと同時に間詰めします。
また打突部位も、面ばかりでなく、捲いた事により、相手がどう動いたかで、空いた部位を打突するのが良いでしょう。
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Re: 巻き技について ( No.9 ) |
- 日時: 2016/09/11 07:23:13
- 名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk
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>
- 参照: http://ichinikai.com
- To もやしんさん
>その場で捲いても、相手の手が竹刀から離れなければ、 >面をすぐに防がれてしまいます。
「その場」で捲いているからですね。 上述した通り、捲きながら前に出て一気に打突するのです。お相手の手が離れなくても十 分に打突できます 
ただ、巻き終わりに自身の剣先がそっぽを向いていたのでは打突までにタイムラグができ ます。ゆえに、せっかく捲いても打てないばかりか、悪くするとお相手に打ち込まれる隙 を作ってしまいます(>_<)
>確かに、動画などでは、 >竹刀を捲いてだけで打突しない方も見受けられますね。
竹刀を払う、や竹刀を抑えるといった動作もよく見かけると思いますが、そういう動作を したからといって必ず打突しているわけではありませんよね? それらは攻めの過程で生 じる動作であって、お相手の虚実を確かめているのです。 それは捲きにしても同じです。そういう運用の仕方もあるのですd(^-^)!
>前に出ながら、間合を詰めようとすると、空振りしてしまうのですが、やはり捲くタイ >ミングが早いのでしょうか。
拝見していないのでどこに欠点があるのか不明ですが、空振りしてしまうということは、 そもそも捲き始めの時にお相手の竹刀と自分の竹刀が接していないのではありませんか?
竹刀は真っ直ぐ(直刀)ですから、捲き技を行うのが難しいのです。 稽古法としては、反りのある木刀を使う方法があります 
互いに剣道形で使う木刀を持って、前に出ながら捲くことを繰り返しお稽古してみてくだ さい。 捲きはじめゆっくり、巻き終わりに従ってスピードを上げるようにします。 最初から力が入って早く捲こうとすると、お相手の木刀に自分の木刀が絡まずに逃げてし まいますゆえ。 なお、左脇を空けることなく腕でこねないようにしてください ~☆
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Re: 巻き技について ( No.10 ) |
- 日時: 2016/09/11 23:50:37
- 名前: 三七式ヨシ
- 三七式ヨシと申します。
私も巻技は得意ではありませんが、面打ちの練習のレパートリー組込んでいます。
巻技の成功させるポイントとしては、自分とお相手の竹刀がどこで接触しているかが鍵です。
理科的に言えば、こちらの剣先が触れているところが力点、お相手の手もとが支点、お相手の 剣先が作用点としましょう。
つまり、自分の竹刀の物打ち付近で、お相手の手もとに近いところに力を加えると、お相手の 剣先が大きく動くわけです。
従って、動画の中では近間で巻技が成功したものがあるのです。
間合いが遠くて、物打ち付近同士だと、同じ程度剣先が動くので回している途中で外れてしま います。
従って、交刃の間程度から巻技をする場合、巻いている途中で接触する位置をお相手の手元に 近い方に移動させる必要があるのです。
諸先生方が前進しながら巻くよう指導されていますが、それは上記のように接触する位置を移 動させるためです。
こちらは物打ち付近で接触しているのが前提です。
後は巻くスピードです。
腕や肩を使うより、手の内の作用がポイントだと思います。
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Re: 巻き技について ( No.11 ) |
- 日時: 2016/09/13 12:12:43
- 名前: もやしん
- みなさんありがとうございます。
みなさんに教わったことを稽古して、 技が出せるようにしていきたいと思います。
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Re: 巻き技について ( No.12 ) |
- 日時: 2016/09/14 09:13:08
- 名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk
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- 参照: http://ichinikai.com
- To もやしんさん
少しでも拙サイトがお役に立ちますればうれしく存じます。
しかし、老婆心ながら申し上げますと、捲き技は難しい技術です。 そこをマスターする前に、 ・触る ・つける ・(外す) ・押す ・たたく ・はじく ・払う ・抑える など、攻めにおける基本的な竹刀操作をマスターすべきと考えます。 それらがうまくできるようになってはじめて、 ・捲き抑える ・捲き落とす ・捲き上げる という竹刀操作にたどり着けるものと考えておりますゆえm(_ _)m
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