このフォームからは投稿できません。
name
e-mail
url
subject
comment
トップページ > 記事閲覧
四段審査に7回不合格
日時: 2009/11/11 17:11:55
名前: 鬱々サイクロン 

36歳の社会人からの遅剣です。
4段を受け初めて3年目になります。
東京で受けているのですが、先の審査にもしくじり7回目の不合格となりました。

ここ4回は相手のどちらかが受かっています。また、今回は両方受かっていました。

四段は、剣道の基本と応用を修熟し、技倆優良なる者と定義されていますが、その求められているところの具体的な意味がいまいちわかりません。

勝手にイメージするには、自分が不用意に面に行ったところを出小手とられた感があるので、それが後の先の技があると看做されたのかとも思います。

だいたい稽古は週2-3回で道場や剣連の合同稽古にも出るようにしています。
また修正するように努力はしているつもりです。
たとえば、ヒカガミが曲がっているので伸ばすようにとか、足幅をもう少し狭くとか、攻めて打つようにするとか、理合を考えて打つとか、下半身から打つとか、身長(180位あります)があるので触刃の間合いで勝負するとか言われています。
もっと基本的なところだと着装とか礼から気合を感じさせろとか。
それでも受かりません。

今回特に凹んだのは、同業者の剣道大会でよく見かける人が受かっていたことです。
この人について言えば、同業者の剣道大会で見ている人すべてが理合がないと思うような人なのです。攻めているわけでもなく感覚的に打って有効打突はとるという感じです。でも合格しました。

審査は試合と違うといいますが、実際のところ試合と変わらなくて当てればいいのでしょうか。
世間で言う汚い剣道でもいいのでしょうか。
自分の場合は修正したことによって素直な剣道になりすぎて鴨にされているのでしょうか。
煮詰まってしまってわけがわからなくなってしまっています。
どなたかご教示いただければと思います。
よろしくお願いします。
メンテ

Page: 1 | 2 |

Re: 四段審査に7回不合格 ( No.1 )
日時: 2009/11/11 19:36:10
名前: 好月 

To 鬱々サイクロン  さん

なんともお気の毒だとは思いますが、冷静にお聞きください。

 今回、対したお二人とも合格されたということで、あながち、あなたの剣道が
間違っているわけではないと、想像出来ます。

>今回特に凹んだのは、同業者の剣道大会でよく見かける人が受かっていたことです。
  この人について言えば、同業者の剣道大会で見ている人すべてが理合がないと思う
 ような人なのです。攻めているわけでもなく感覚的に打って有効打突はとるという感
 じです。でも合格しました。

 6人中4人の審査員が合格とみなした人ですから、この感想はあなたの認識の違いだ
と思わざるを得ません。たぶん、あなたが教わり苦労して矯正を試み目指しておられる
剣道とは、似ても似つかぬところをその方は、やっているのでしょう。
 しかし、その方の剣道には、あなたの気づかない攻めがあり理合があったはずです。
感覚的であろうがなかろうが、攻められての打突は評価されません。

 また、美しい剣道だから必ず受かるというものではない…というのも事実です。


>四段は、剣道の基本と応用を修熟し、技倆優良なる者と定義されていますが、その求
 められているところの具体的な意味がいまいちわかりません。

 私は、他県ですが審査員を何回か経験しております。四・五段の審査基準と着眼点を
抜粋します。これは、毎年さらに審査当日も、共通認識として確認される事項です。
 
 
 審査基準  ・理合いのある打突 ・剣先の攻め合い ・気品 ・気位 ・・・
 着眼点   ・応用技の錬熟度 ・鍛錬度  ・勝負の歩合

 『3段までの審査基準の上に・・・』という文言もありますから、打突の機会・先と
後・間合いの理解…は、当然備わっているものとしています。


 私があなたの剣道を想像するには、先生に懸かりすぎていて互格稽古が足りない・苦
手との稽古が足りないために、素直に相手の誘いに乗ってしまう…つまり熟練度・鍛錬
度・歩合すべてにおいて物足りないのではないか(失礼!)と感じます。
 審査は試合ではありません。しかし、崩れずとも打たれっぱなしや相手を崩すことも
出来ないようでは、合格はありえません。

 打つ:打たれる、合格:不合格、いずれにも理があります。剣道は平常心・不動心の
崩しあい・高め合いです。凹んでいては前には進めませんよ!

 
 なあに・・・しばらく休んで笑えるようになったら、知らないうちに強くなっている
というのも剣道の一面です。余り気張らず、気楽に取り組むのも方法論…ですよ。 -☆
メンテ
Re: 四段審査に7回不合格 ( No.2 )
日時: 2009/11/11 21:28:02
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照:

管理人のHide.です。

好月さんが私の思うところをほぼカキコしてくださいましたので、私から補足することは
ほとんどありません。
でもなんか、「考えすぎなんじゃない」って感じもしないでもありませんが(^_^ メ)

自分を「よく見せよう」とか「うまく立ち合おう」とか「理合で攻める」とか考えすぎて
ませんか? そういう「よそいきの意識」を審査の先生は敏感に察知するものです。
普段着の剣道こそ審査で望まれることで、それこそ「その人の錬度」と考えられるのではな
いでしょうかd(^-^)!
メンテ
Re: 四段審査に7回不合格 ( No.3 )
日時: 2009/11/11 22:24:26
名前: 鬱々サイクロン 

好月さん
Hide.さん
コメントありがとうございます。

>今回、対したお二人とも合格されたということで、あながち、あなたの剣道が間違っているわけではないと、想像出来ます。

道場でも言われたのですが、このあたりがよくわからないのです。詳しく教えていただけますでしょうか。

>あなたの気づかない攻めがあり理合があったはずです。
感覚的であろうがなかろうが、攻められての打突は評価されません。

この同業者の話を続けると色々な意味で泥沼になりそうですが、自分が試合をした限りでは、攻めて打ってくる感じではありませんでした。
うまく言えないのですが、一度重心が後ろに下がってから打ってくる感じで、それでなにか一拍子狂わされる感じです。
それが、崩しているとか攻めているというのであれば、私にはできないことですし、ああそうですかと受け入れるしかないわけですが。

また御指摘があった互角稽古の量ですが、量的には、稽古時間の半分は互角稽古です。ただ、道場と職場の剣道部に限定されているので、相手についてはマンネリ化しているのかもしれません。
ただ、これを増やす手段というのもあまりないかなとも思います。剣連の合同稽古などに行っても元に立つのは6段とか7段以上の先生だったりするわけですから。
たまに開かれるSNSのコミュニティーの稽古会に出たりもしますが、定期的に開催されてもいないですし。

7回も落ちるとあーだこーだと考えすぎてしまいます。もっともくどくどと考えて落ち込む面倒くさい性格というものもありますが。

メンテ
Re: 四段審査に7回不合格 ( No.4 )
日時: 2009/11/11 23:54:42
名前: 悩める中年剣士 

鬱々サイクロンさん

広告料を貰っているわけではありませんが、スキージャーナル社から発刊されている
「悩める剣士に贈る剣道昇段審査合格術」を読まれてはどうでしょうか。これは著者
の吉山先生(教士七段)が、ご自身の五段7回不合格体験とその後の経験を基に書か
れた本です。吉山先生には縁あって年に数回ご指導頂いていますが、面白おかしく語り
ながらも、本質をついた指摘をされる方です。きっと参考になると信じます。

先生から聞いたお気に入りの言葉をひとつだけ紹介します。「審査で、貴方は貴方の
人生や生き様をかけて、相手に切りかかっていますか?」
偉そうなことを言ってスミマセンが、だまされたと思って読んでみてください。
メンテ
Re: 四段審査に7回不合格 ( No.5 )
日時: 2009/11/12 07:31:10
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照:

To 鬱々サイクロンさん

>7回も落ちるとあーだこーだと考えすぎてしまいます。もっともくどくどと考えて落ち
>込む面倒くさい性格というものもありますが。

私が申し上げているのはその部分です。
「審査で受かること」が目的化したお稽古になってませんか?(^_^ メ)


ご自身で理想とする剣道あるいは理想とする剣士というものがありますよね。また恥じぬんが信奉するお師匠様がいらっしゃるのではありませんか?
攻めにしても理合にしても、そうしたものを具現化する、あるいは師匠の教えを具現化す
るために積み上げていくのが本来の修行のあり方です。

審査に落ちたから「ああしよう、こうしよう」ではなく、もう少し違った視点でご自身の
剣道に取り組んでみてはいかがでしょう。


繰り返しになりますが、借り物の剣道では審査は通りませんぞ ~☆
メンテ
Re: 四段審査に7回不合格 ( No.6 )
日時: 2009/11/12 15:34:51
名前:  

サイクロン様
福岡の義と申します。

横から失礼します。
私の経験です。
上位の先生方とのお稽古も大事ですが、同レベル、同年代
の方とのお稽古も大事だと思っています。
審査ではいきなり打ち込んで来られる方もいらっしゃいます。
それに反応して打って行かずに前で受けたり、制したりして
自分の初太刀を大事にするお稽古を私はやりました。
色んな方とのお稽古をお勧めします。
又、その方と先生のお稽古を見取稽古するのも参考になりました。
色んな話を聞きすぎたり色々と考えてしまうのも
良くなかったですので、ここと言うときに体が動く
ように、掛稽古を常に行うようにしました。

あまり悩まれずに「今出来る事を出し切る」が好結果
につながるように思います。
実は、娘が2月に四段受審しますので同じような事を
話したばかりですので気になり書き込みさせて頂きました。

頑張って下さい! ご参考まで。
メンテ
Re: 四段審査に7回不合格 ( No.7 )
日時: 2009/11/12 17:38:47
名前:  

私もリバ剣で4段受審に5回失敗した経験者です。6回目の受審でようやく合格はしましたが、その際も、たまたま相手との相性が良く運良く合格させていただいたという次第です。しかし不思議なもので合格して心のモヤモヤが晴れたとたんに、これが不合格になった要因だということが稽古の中で気づいてきたのです。一言で言うと”自分勝手な剣道”をして来ていたということです。 立会いの時に私が何を考えていたかと申しますと、審査の場合には殆どの人が初太刀で面を打ってくる! 相手が面に来ようとするところに相手より早く出鼻面を打つ! または返して胴! 要するに審査ならではの確立の高い相手の技を予想?して勝手に動いていたということです。応じ技といえば応じ技ですが、まったくこちらからの働き掛けのない出たとこ勝負の応じ技です。私が合格後に気づいたのは相手が面を打ってくるのを待つのではなく、こちらが能動的に動いて(体攻め、剣先の攻め)を効かせて相手を面に打ってこさせるという意識が足りなかったということです。それを意識してから本当に剣道が楽しくなりました。まだまだ未熟ではありますが、相手を動かすに一番大切なのは正しい中段の構えであると感じています。 正しい中段の構で、お互いに気を張り合っている状態から中心を取りながら小さくスッと攻めてみる・・・ 相手は動きますよ! そこを面に乗る! 胴に返す! ということでしょうか。3段から4段は相手を動かすことを考えているかどうか?の差があるのではないでしょうか。 考え方を変えると剣道も変わるということを感じた次第です。何かのご参考になれば幸いです。
メンテ
Re: 四段審査に7回不合格 ( No.8 )
日時: 2009/11/12 18:58:53
名前: 好月 

To 鬱々サイクロン さん

>道場でも言われたのですが、このあたりがよくわからないのです。詳しく教えていた
 だけますでしょうか。

 道場でも言われるのなら、その身近な先生に聞いてください。あなたの熱意も伝わり
より親切に教えてくださるでしょう。私の出る幕ではないと思います。


 36歳で週2・3回の稽古に180センチとくれば、人は羨むものですよ。(^_^;)
文面には、悔しさよりも言い訳がこもった諦めの方が滲んでいます。(?_?)
あなたは、恵まれているのに気づいていらっしゃらないのが残念です。

 稽古は足りています。問題は中身です。つまり質の問題。互格稽古の方法を知らない
か、工夫が足りない。集中力が足りないか、偏っている・・・。
 この辺も含めて、身近な先生に聞いてみたらいかがですか?
「先生、ネットで見たこともない人から、こんな風にいわれたんですけど・・・」

 きっと、「なんで先に、ワシに聞かんのじゃ!」ってな具合になると思いますよ。


 ちなみに、私はあなたの倍以上落ちても、頑張ってる人を何人も知っています。
まぁ、まずはしっかり休んで事実を受け止められるようになってから・・・
メンテ
Re: 四段審査に7回不合格 ( No.9 )
日時: 2009/11/13 01:27:41
名前: 鬱々サイクロン 

みなさまさまざまな助言ありがとうございます。
結局今日も職場での稽古をしてしまった剣道馬鹿です。
職場の人間には打ちに冴えがないとか伸びる感じがないとか中心を取ろうとするあまりに腕というか上半身に力が入りすぎると言われました。
結局社会人からの剣道と子供の頃からやっている人間とを比べると柔軟さやしなやかさが欠けるからそのあたりの改良が必要ではないかと、そのためには打ち込みや掛稽古が必要なのではないかという話になりました。

吉山先生の本は知っていましたが、立ち読み程度です。
ですが、先生の上司の先生が、過去に今自分が所属する道場に所属していたことがあり、年に1-2回見えることがあります。
身長的にも近い先生で、動作がすっと一拍子な風に感じられ、ああいう動きを自分もできたらと稽古のたびに思います。ただ、接する機会が少ないのが難ではあります。

また、言い訳をするつもりではありませんが、自分の思考はいつも諦念が滓のように沈んでいると言われもします。このあたりは様々なことにおいて成功体験のなさに起因するのかと思っています。あるべき自分といまある自分との乖離に思いをはせてしまって、常に脳内で自己矛盾を起こしてしまっている状態です。だからもやもやと悩んでしまうわけです。

とりあえず、あまり時間はないのですが、次回までになるべく稽古する機会を作る感じで進んでいくのかと思います。
メンテ
Re: 四段審査に7回不合格 ( No.10 )
日時: 2009/11/13 01:57:29
名前: だみ声  < >

鬱々サイクロン さん
つい一月前(正確には10月18日)7回目を持ってやっと五段に合格させていただいた僕
からも一言書かせていただきます。
(このイントロが、すでに「上から目線」とお感じになると思いますが、受かってから読
み返すと「感じない」はずです)

すでに皆様が書いておられるので、本当はそれで十分なのですが、あえて蛇足としてお読
みください。
悩める中年剣士さんご紹介の「剣道昇段審査合格術」の25pには、『審査に落ちてしまう
と、剣道が見えなくなってしまうんですよね。 しかし、これが面白いもので、合格する
と今まで不合格になった理由、原因がとたんに見えてくるから不思議なものです。 悩ん
でいた者が合格すると、その日の帰り道から、合格者の話し方になってしまうから剣道は
面白い……』とあります。

全くこの通りなのですが、極めて残念なのは、合格しないと不合格の理由や原因が見えな
い点なのです。
さらに言うと受けてる指導の内容にも「?本当なの?」と言う感覚が心のどこかにあるは
ずです。
これらを払拭して、言われた言葉を信じて、それだけを真剣に稽古すれば、すなわち合格
前に不合格の原因を克服していることになるのです。
逆説的な表現をすれば、一心不乱(理屈抜き)に学ぶ姿勢が生じたとき「合格の切符」を
手に入れたと言っていいと思います。

僕の事例ですが、3回目不合格の時点で、高段者が集まる稽古場に「こないか」と誘われ
ました。 1月1日の稽古始めのとき顔を出しておりましたが、「きつい稽古場」なので
「その内」と答えました。
結局この稽古場に姿を現したのは、6回目の不合格を宣告された後でした。
この稽古場は、しごく、走り回す、たたきのめすと言うきつさではなく、「気剣体」のずれ
を修正してくださいます。(と、合格後に気づきました)

7回目に合格して筆記試験の答案を提出したとき「今日は勢いがあり、攻める姿勢が良か
ったです」と言われました。 僕の答えは「本当ですか? お恥ずかしい」でした。
帰宅してビデオ(同僚に頼んで撮ってもらいました)を確認しましたが、なるほどここが
「勢い」なのだなと言う場面が認識できました。(これも合格したから分かる事のようです)

上記の吉山満先生の本は、とても参考になりますので、是非お読みいただきたいです。そ
して指導を受ける時、自己流の解釈は一切白紙にして、いただく言葉を体が表現できるよ
う繰り返し稽古することが「合格術」だとご理解ください。

そのほかにも読んでおくと、ご自身の剣道に深みや風格が出るのではないかと思われるの
を紹介しておきますね。
1.吉山満  スキージャーナル 悩める剣士に贈る「剣道昇段審査合格術」
2.石渡康二 ふくだ企画    「心と技の道標」 (武道具店にて販売)
3.好村兼一 スキージャーナル 「剣道再発見」
4.角 正武 日本武道館    「人を育てる剣道」
5.石 平  致知出版社    「論語道場」
6.アレック ベネット(株)小学館 「ボクは武士道フリークや!」
7.漫画では「六三四の剣」「バンブーブレード」
8.小説では「武士道シックスティーン16〜18」など

7.8.は子供と話題を合わせるのに欠かせません。特に指導者の場合「このおっさん知
    っとるやんけ」で心を繋げることが多いです。
メンテ
Re: 四段審査に7回不合格 ( No.11 )
日時: 2009/11/13 07:11:54
名前: 好月 

To 鬱々サイクロン さん

>結局今日も職場での稽古をしてしまった剣道馬鹿です。

 私は好きですよ、あなたのような人。生真面目で突き詰めすぎて、抜こうと思っても
頑張りすぎちゃう人。周りの人たちも、たくさんの助言をされているようですし、ここ
でもいろんな意見を持った人たちが、異口同音にアドバイスを下さっています。
 愛されるタイプのようですから、しっかり受け止めなきゃね。 -☆

>あるべき自分といまある自分との乖離に思いをはせてしまって、常に脳内で自己矛盾
 を起こしてしまっている状態です。だからもやもやと悩んでしまうわけです。

 自己矛盾⇒悩む になっていますが 自己矛盾⇒さかのぼり⇒自己肯定or自己否定⇒
実践⇒失敗⇒反省&修正⇒実践……と続けると悩んでいる暇はないですよ。まぁ、それ
が出来るなら苦労するか!って言われるんでしょうけど。(^_^;)
 
 あなたには、剣道が持つ真・善・美を解する力があり、自分で深いふちに沈むほど悩
める能力があるのですから、プラスの部分の理想だけをイメージして突き詰めたら、も
のすごいことになりそうですね。
 それから、皆さんの仰るように、助言を頂いたらいかなる疑念も捨てて取り組むのが
その先生に対する礼儀です。助言はいつも心に留めて、次回の稽古では出来のいかんに
かかわらず、教えを守っている姿をお見せするのが、習技者の義務と言うものです。
-☆
メンテ
Re: 四段審査に7回不合格 ( No.12 )
日時: 2009/11/13 08:54:04
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照:

To 鬱々サイクロンさん

>職場の人間には打ちに冴えがないとか伸びる感じがないとか中心を取ろうとするあまり
>に腕というか上半身に力が入りすぎると言われました。

おお、ちゃんと技術的課題が出ているではありませんか。
それらは、ご自身では自覚のないことなのでしょうか?(^^;


>結局社会人からの剣道と子供の頃からやっている人間とを比べると柔軟さやしなやかさ
>が欠けるからそのあたりの改良が必要ではないかと、そのためには打ち込みや掛稽古が
>必要なのではないかという話になりました。

柔軟さやしなやかさは、やはり足さばきに起因することが多いですね。
打ちこみやかかり稽古ももちろん大切ですが、それ以上に足さばきや素振りなどの基礎稽
古も必要だと思います。子どものころから剣道をしている人でも、そうしたものをたくさ
んやってきた人とそうでない人の剣道には、けっこう差があるものですからd(^-^)!


>また、言い訳をするつもりではありませんが、自分の思考はいつも諦念が滓のように沈
>んでいると言われもします。このあたりは様々なことにおいて成功体験のなさに起因す
>るのかと思っています。

考えることは大切です。
とくに大人の剣道は、「理を知ってお稽古する」ことによって目標に早く到達することが
できるものだと考えます。だみ声さんが上げてくださった書物のほかに、剣道専門誌の特
集記事なども、様々なヒントを得ることができるはずです。

そうしたものを鵜呑みにするのではなく、自分の中に取り込み咀嚼し、自分なりの解釈で
ご自身の剣道に活かしてみる。また、先生はじめお仲間の皆さまから評価をいただき、ま
た工夫考察してみる…。大切にすることは常にプラスに考えることですねd(^-^)!
メンテ
Re: 四段審査に7回不合格 ( No.13 )
日時: 2009/11/15 01:53:23
名前: 鬱々サイクロン 

中心取るのに腕に力が入るというのは自覚がありませんでした。というか、相手の中心のとり方が強引な場合は向こうもそうやって力入れているのだと思ってやっていました。

冴えがないのと伸びがないのは自覚があります。たぶんセットで考えていかないといけない問題だと思っています。
普段の稽古では打った後に抜けずに相手にぶつかってしまうことが多いです。ぶつかってそれでも、上手くさがって残心をとることがあまりできないかなと。それよりはむしろ相手を押し切る勢いで前に行くことが多いかなと。前にぬけるにしても打った後に少し体の軌道変えてぬけるというのが少し苦手かなと思っています。
またちょっと、怖いんです。ぶつかって倒してしまうのが。かつてもう亡くなった8段の先生にそういう感じでかかって行ったら、こっちの体の具合も考えろ的なことを言われて、そのあたりがトラウマになっているのかもしれません。
今日の稽古は自分の軌道は変えず、相手に道を明けさせる位の感じでの稽古をしてみました。
だた、これだと力に頼って強引過ぎるかなとも思いました。
今日の稽古は道場の稽古だったので、そんなにわがままにはできないので、こんな感じでした。

職場の稽古の方が年齢的に近い人ばかりなので、気心も知れている部分があるので、打ち込みなども取り入れていってもらうつもりでいます。

メンテ

Page: 1 | 2 |