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試合で勝てない…
日時: 2025/09/07 10:23:38
名前: 寝不足 

初めまして、社会人剣士です。
試合でなかなか勝てません…

普段の地稽古や一本勝負では相手がかなり強くても負けることが少なく、打突機会も自ら誘ったり竹刀の表裏を使い分けいわゆる「つくって打つ」という事も出来ています。ですが、公式戦のような緊張感のある試合になるとその「つくり」も上手くできず頭が真っ白になったような感覚に襲われいつも通りの動きが出来ませんし仮に打ちが当たったとしてもどこか浅く旗が上がりません。
私自身一般の人と比べて神経質、心配性でメンタルが弱い節があるのでメンタルの問題かと思っています。
何か変われるきっかけのようなアドバイスを頂きたいです。
よろしくお願いします。
メンテ

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Re: 試合で勝てない… ( No.1 )
日時: 2025/09/08 07:22:33
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照: http://www.ichinikai.com

管理人のHide.です。

そうですねぇ、「稽古は試合のように、試合は稽古のように」と言われますが、稽古の時から試合と同じよ
うな緊張感を持って取り組んでおられますでしょうか?
また試合の時に「打たなきゃ」「勝たなきゃ」と思いすぎてはいませんか?
試合の時に緊張してしまうのは、日頃の稽古から試合と同じような緊張感を持って取り組んでいないためです。

試合とは日頃の稽古の成果を「試し合う」場です。
つまり、日頃の稽古の延長に試合があるわけです。試合だからといって特別なことをしようとすることはな
にもないのです。
そこの意識を変える必要がありそうですね。


あとは「決め方」「見せ方」の工夫でしょうか。
稽古だと「打った、打たれた」はお互い同士の判断で行っていると思いますが、試合の時は審判という当事
者以外の第三者が有効打突の判定を行います。審判をしていると「あたっているけど取りにくい打突」「あ
たっていないけど一本に見える打突」というのがあるもの。それは例えば、
 ・打突前、打突時、打突後の姿勢、態勢
 ・手の内の冴え
 ・竹刀の振れ
 ・発声
 ・打突後の余韻
 ・竹刀さばき(面、小手、胴の打突後の適切な形)
 ・自信と確信、余裕のある攻め、所作
などです。
これらは試合の時だけ「やろう」と思ってもできるものではありません。普段の稽古から意識し取り組んで
いくことが肝要です。

ご自身の試合や地稽古の動画を撮影してみたことはありますか?
ご自身が審判だった場合、自分の打突を一本と判断できるかを検証してみるのもいいでしょう。
メンテ
Re: 試合で勝てない… ( No.2 )
日時: 2025/09/08 10:35:14
名前: 寝不足 

hideさん、返信ありがとうございます。

たしかに今の稽古環境だとなかなか同じレベルの方と稽古する機会がなく緊張感がかけた練習になっているかもしれません。
つまり、自分が出来ていると感じている「つくり」も相手のレベルが低いから出来ていると勘違いしていたかもしれません。

稽古環境はなかなか変えられないので自分の意識を変えて、
相手を動かす、機会をつくる、よりも格上、同等の相手に実戦で打ち負けないように自分の動きに意識を向けて稽古に励もうと思います。
本当にありがとうございました。
メンテ
Re: 試合で勝てない… ( No.3 )
日時: 2025/09/09 06:55:04
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照: http://www.ichinikai.com

To 寝不足さん

少しでも拙サイトがお役に立ちますれば嬉しく存じます。

私も同レベルや格上のお相手とのお稽古が殆どできない環境です。
でも、そんな中でも自身の意識を高めることで、良質のお稽古ができるものです。
一つ一つの稽古の意味を考えることも大切。「この稽古はここをとくに意識しよう」など、重点項目を徹底
的に意識して取り組むことで、自身の剣道を高められるはずです。
下手の方とのお稽古では、自分の苦手な技や攻めを意識して、自身の技の幅、攻撃の幅を広げる工夫をして
みましょう。

また、出稽古に出かけてみるなどもいいかもしれません。
最近はSNSを利用した稽古会が全国各地で盛んに行われています。こうしたところでの武者修行も、自身の
剣道の幅を広げることに役に立つはずです。

私どものいちに会でも「電脳剣士稽古会」という稽古会を実施しています。
よかったらお運びください
メンテ

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