Re: 六段審査 ( No.1 ) |
- 日時: 2024/10/29 18:44:33
- 名前: だみ声
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- こんばんわ HN「だみ声」と申します。
>攻め、溜めを意識して… 特に「溜め」をどのように表現するかですが、一歩間違えると「居付き」となり、相 手にとって絶好の打突のチャンスになりかねません。こっちの「攻め」に対して相手 が恐懼疑惑の反応をすれば、その後の一瞬の「溜め」は効果を発揮し、「先」をかけ た次の打突動作が有効になると思います。 ところが攻めが効いてないのに溜めをやると、相手にとって「打突の好機」ではない でしょうか?
だから相手の方が合格してしまうのではないでしょうか? よって「攻め」の後は「崩し」 があって、「崩れ」を感じたら、一瞬の「溜め」から打突へとつながるのではないでしょう か?
さも分かったようなことを書きましたが、あくまで僕の感覚で、お書きになった文章から感じた所を書かせていただきました。
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Re: 六段審査 ( No.2 ) |
- 日時: 2024/10/30 07:09:11
- 名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk
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- 参照:
- 管理人のHide.です。
そうですねぇ、私もだみ声さんがおっしゃる通りなのではないかと思います。 「溜め」は「攻め」が効いてこそ生きてくる技法です。 「攻め」が効いてないとすると、「溜め」た瞬間はお相手から見るとただの「機会」にしか過ぎません。
また、「攻め」たところでお相手が打ってくるなら、それに対処(応ずる、出頭を捉えるなど)すれば済む 問題です。そうすればお相手も、「即打ちはいかんな」と考え打ってくることを控えるはず。 そこに「攻め」「溜め」が有効に使えるのではありませんか?
まずは「お相手に攻めさせない」「先で仕掛ける」という気で立ち上がることがベストだと思います
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Re: 六段審査における「攻め」と「溜め」 ( No.3 ) |
- 日時: 2024/10/30 21:37:06
- 名前: 悩める中年
- ダミ声様、ヒデ様ご回答いただきありがとうございます。
思い返してみると、攻めが効かないまま溜めに入っているかもしれません。構えた状態から剣先を下げて小手を攻めるようにしていたのですが、竹刀を下げた時に面に飛んでこられることが多いです。構える、中心をとる、払う、抑えるなどして攻めを効かせ、溜めてから打つということでよいでしょうか。
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Re: 六段審査における「攻め」と「溜め」 ( No.4 ) |
- 日時: 2024/10/31 06:49:08
- 名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk
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- 参照:
- to 悩める中年さん
うーん、ひとつお聞きしたいのですが、何のために「溜め」ているのですか? あなたが考える「溜め」の効果とは何でしょう?
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Re: 六段審査における「攻め」と「溜め」 ( No.5 ) |
- 日時: 2024/10/31 07:14:08
- 名前: 悩める中年
- ヒデ様
溜めが必要だと言われたものですから、あまり深く考えたことないですが 溜めは合気になるための手段(我慢)ですかね。
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Re: 六段審査における「攻め」と「溜め」 ( No.6 ) |
- 日時: 2024/10/31 20:18:25
- 名前: 道心
- 横から失礼します
六段審査に何回も落ち続けている者です。 読んでいるうちに気になり、書き込みいたしました。 参考にさせていただきたいです。
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Re: 六段審査における「攻め」と「溜め」 ( No.7 ) |
- 日時: 2024/10/31 21:47:05
- 名前: 悩める中年
- 道心さん初めまして。
11月10日に愛知で審査を受けてきます。
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Re: 六段審査における「攻め」と「溜め」 ( No.8 ) |
- 日時: 2024/11/01 07:04:09
- 名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk
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- 参照:
- to 悩める中年さん
>溜めは合気になるための手段(我慢)ですかね。
そこが間違っています。 「溜め」とは、「攻め」の中の一つの技法でしかありません。 一足一刀もしくはそれよりも中に入って「どうしますか?」とお相手に問う行為を「溜め」と言っていま す。その結果、 ・隙があれば打つ ・居つきを感じたら打つ ・崩れがあったら打つ ・打ってきたら応ずる ・崩れも隙もなければ間を切って攻め直す と言う選択肢があります。
当然、「溜め」なく一気呵成に打つと言う「攻めの技法」もあります。 ・中心を攻めて入り打つ ・表(または裏)抑えしながら間を侵し打つ ・表(または裏)から捲きつつ間を侵し打つ ・表(または裏)から払って打つ ・二段またはフェイントで入って打つ これらの攻め方(作り)には、一般的に「溜め」は存在しません。 もちろん、これらの攻め方で間に入った後に「溜める」というやり方もあります。 この場合は、割とゆっくり目に入る方が効果的かなと考えています。
お相手が打ち間に入ってくる瞬間を狙う技法もありますね。 ・入り端を狙う ですね。
これらを、お相手との攻め合いの中で駆使して、お相手を攻略するのです。 その攻め合いの中で「合気になる」「合気を外す」といったやりとりがあるわけですね。 ご理解いただけましたでしょうか?
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Re: 六段審査における「攻め」と「溜め」 ( No.9 ) |
- 日時: 2024/11/01 20:19:25
- 名前: 悩める中年
- ヒデ様ありがとうございます。
理解できました。 例えばなのですが、具体的にどのような動作をすれば「どうしますか?」の状態になるのでしょうか?ヒデ様はどのようにしているか知りたいです。
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Re: 六段審査における「攻め」と「溜め」 ( No.10 ) |
- 日時: 2024/11/01 21:34:12
- 名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk
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>
- 参照:
- to 悩める中年さん
ご理解いただけたようでなによりです。
私の手法が悩める中年さんが真似できるかどうかは不明です。 私は163センチで58kg、男性の中では小柄です。 歳は食ってまずが、それなりにスピードがあり、足捌きが闊達なタイプです。
ちなみに、私の剣道をご覧になったことがありますか? その中では、しょっちゅう「お伺い」をたてつつ攻めを展開していますが
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Re: 六段審査における「攻め」と「溜め」 ( No.11 ) |
- 日時: 2024/11/01 21:40:36
- 名前: 道心
- 悩める中年さん
頑張ってください。合格をお祈りします。 私は自分の欠点があれもこれもと自覚でき、それらを 直すので手一杯で、今回は受けませんでした。
Hide.さん 溜めについて知ることかでき、感謝申し上げます。 自身に置き換えると、攻めが利いていないのが原因とわかりました。
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Re: 六段審査における「攻め」と「溜め」 ( No.12 ) |
- 日時: 2024/11/02 07:08:26
- 名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk
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>
- 参照:
- to 道心さん
少しでも拙サイトがお役に立ちますれば嬉しく存じます。
「攻め」は本当に難しいです。 「打ち方は教えられても、攻めは教えられない」と言うのが剣道界の定説です。 それは、有名選手や高段者の「攻め」を真似したからといってうまくいくわけではなく、年齢、運動能力、 体型、持ち技によって攻めの展開が一人ひとり異なるためです。 ですから、比較的これら条件が似通った選手の「攻め方」を参考にするのはありでしょう。
ただ、「攻め」って、同じ技法でもお相手によって「通じる場合」と「通じない場合」がありますし、同じ お相手であっても「通じる瞬間」と「通じない瞬間」があります。 お相手の精神状態や状況に応じて、「どの攻めが効果的なのか」を瞬時に判断することが、有効打突へのポ イントになります。 その判断材料(データ)を集めることが、日頃のお稽古ということになるのです。
ただ「打った打たれた」だけをやっていてもダメってことですし、高段位の先生にかかったから「いいお稽 古ができた」というわけではありません。 それは自分自身で体得(データ収集)していくものだからです。 それが「百錬自得」という言葉の意味ですね
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Re: 六段審査における「攻め」と「溜め」 ( No.13 ) |
- 日時: 2024/11/02 20:18:59
- 名前: 悩める中年
- ヒデ様
当方、ヒデ様と同じく身長163cmです。 YouTubeで動画を拝見させてもらいました。参考にさせていただきます。
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Re: 六段審査における「攻め」と「溜め」 ( No.14 ) |
- 日時: 2024/11/03 13:18:56
- 名前: 道心
- Hide.さん
ありがとうございます。 本当にそうだと思います。 前までは高段者の先生に懸かって良い稽古と思っていましたが、そこで自己満足していることに気づきました。 一から勉強し直すつもりで頑張ります。
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Re: 六段審査における「攻め」と「溜め」 ( No.15 ) |
- 日時: 2024/11/03 22:31:28
- 名前: 教員剣士
- Hideさんの言う通り、「溜め」という行動が具体的に決まっているわけではなく、
その人その人の理解の仕方や感覚による部分も大きいので、直接的な助言になる分かりませんが、 私は、六段は相手の起こり打てることを、七段は相手を引き出して打てることが合格と言われました。 (この二つが似て非なることなのは七段に合格した立ち合いを経てやっと分かりましたが笑)
あと、溜めよりも合気を間違ってとらえている気がします。 『相手がお構いなしに(合気ではない)』や『溜めは合気になる手段』という言葉に違和感があります。 合気とは「互いに相手と気攻めを合わせる」ことではなく、 「自分が相手の気持ちに合わせる(なる)」という行為だと思います。 だからこそ、合気になることで、相手が打ってくる瞬間などを察して攻撃ができるのです。 もし合気になれていれば、相手がただ単(お構いなし)に打ってくるのは返し技の絶好の機会なはずです。 私の感覚だと、触刃から間を詰めるときも合気になるように努めています。
最後に、私は悩める中年さんと同じ年代で六、七段と合格をいただきましたが、これだけはという助言を一つだけ。 年代の離れた方の「まだ早い」や「もっと溜めなさい」といった直接の助言はあまり鵜のみにしない方がいいです。 35歳だと相手も若くてバリバリの方のことが多いです。 スピードも距離も違うので、50、60、70代の方のイメージしている溜めが30代では溜めすぎや居着きになる可能性が高いです。
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