このフォームからは投稿できません。
name
e-mail
url
subject
comment
トップページ > 記事閲覧
片手上段について
日時: 2024/07/10 07:28:00
名前: 指導者見習い 

片手上段について、とくに右片手上段について教えていただきたいです。

私が教えているクラブで、社会人で剣道を再開されたい方がおられます。
事故の影響で、左手が使えず、首について、目線を落とすのがつらいと仰っておりました。

中段で振り回すような剣道に無理があると思い、右片手上段をお教えしようと思っているのですが、当方は構え方くらいしか存じておりませんでした。

つきましては、右片手上段での基本的な戦い方(相手が攻撃してきたものを抜いて面を狙う、など)について、ご指導ご鞭撻いただければ幸いです。

なお、誰にでも剣道をする権利があると思っておりますので、誹謗中傷に類する指導(「難しいので、諦めてもらってください」など)はご遠慮ください。
差し出がましいお願いで申し訳ありません。
よろしくお願いいたします。
メンテ

Page: 1 |

Re: 片手上段について ( No.1 )
日時: 2024/07/11 00:07:51
名前: 鉄心 

数年前に片手上段の選手を指導しておりました。
動画等で打突の参考にしやすいのは二刀の選手、特に正二刀の方ですかね。
竹刀の長さや小刀のあるなしの違いはあるものの、片手打ちのポイントなど参考になると思います。

慣れるまでは応じ技は考えず、上から圧しての面打ちや小手打ち、相手を引き出して出頭の面打ちを稽古させることです。
元々経験のある方でしたら、感覚は掴みやすいと思います。

慣れてきたら面を攻めて右捌きの逆胴打ち。これで技の幅が広がります。
これは諸手打ちのように切り抜かずに、打った形のまま右に捌きます。
これも二刀の面返し胴打ちが参考になるかと思います。

他にも柄スライド等のテクニックもありますが、まずは片手で上段に構え、
尚且つ片手で振り続ける筋力がつくまでは無理をさせないことです。
手首の靭帯を痛めやすいので、親指からぐるっと巻くタイプのサポーターがあると予防になるかと思います。
メンテ
Re: 片手上段について ( No.2 )
日時: 2024/07/11 07:37:17
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照: http://www.ichinikai.com

管理人のHide.です。

鉄心さん、丁寧なご回答ありがとうございました。
私は諸手左上段と諸手右上段の指導経験はありますが、片手上段は執ったことも指導したこともありません。
よって、どのように指導したらいいかの問いにお答えすることが出来ません。
申し訳ありませんm(__)m

ただ、基本的には鉄心がおっしゃる通りと考えます。
諸手上段の指導経験から付け加えるとすれば、まずは右片手での構えを安定させること。
上段の構えは中段に比べ重心が高くなります。慣れないと軸がふらついたり構えが安定しなかったりしますの
で、構えた形での送り足(すり足)などを数多く行い、どんな動きをしても構えが崩れないようにしていくこ
とも重要です。

怪我に関しては、上段は手首の腱鞘炎に見舞われることが多いですのでご注意を。

隻腕選手の動画がユーチューブ上にいくつかありますので、参考にされるといいでしょう
メンテ

Page: 1 |