Re: 聞きたいさんへ ( No.1 ) |
- 日時: 2009/06/16 10:25:56
- 名前: さくらママ
- 息子の高校では、普通に先生係(当番制)があります。私は、先生係はとてもよいと思っています。
先生方のお世話をさせていただけるのは、人に気を遣う事や、将来社会に出てからの下済みの訓練にも役に立ち家庭では教えることの出来ない素晴らしい経験だと思っております。
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Re: 高校の剣道部って…? ( No.2 ) |
- 日時: 2009/06/16 12:23:57
- 名前: カメ
- 次男の通う高校でもありますよ
一般の先生方が来る時は、防具などを受け取り、稽古が終われば、防具、稽古着・袴をたたんだりしますよ。 私の高校時代は片付けをしながら、先生方がどんな防具や竹刀を使っているかを見たりして楽しかった記憶がありますよ。 恐らくどこの高校でも同じでしょう。 考え方の違いでしょうが、私は自分の防具などは人に触らせるのは嫌ですね
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Re: 高校の剣道部では、先生の防具持ちなどはあたりまえのこと? ( No.3 ) |
- 日時: 2009/06/16 13:14:31
- 名前: えーじ
- 聞きたいサンさん
こんにちは。一般的にはよく行なわれていますね。 私も学生のとき1年生が「おつき(先生係り)」やってました。
でも、先生の身の回りのお世話をし、名前を覚えてもらい、先生と一緒に行動する間にいろんな話を聞かせていただいたりして、私にとっては貴重な時間でした。
先生によっては固辞される先生もいらっしゃいますが、もともと剣道は先生と弟子という関係で教えていただくもの。 先生への質問などできる時間と考えれば、イヤではなかったです。
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Re: 高校の剣道部では、先生の防具持ちなどはあたりまえのこと? ( No.4 ) |
- 日時: 2009/06/16 15:29:09
- 名前: 忍
- 皆さんが書かれているように、よくあることだと思いますよ。
今はどうなっているか知りませんが、私が通った学校の剣道部は、1年生は3年生の お付きをして、2年生が先生とお客さんのお付きをしてましたね。
学校の部活に限らず、大人でも八段の先生やお客さんなどにはお付きが付く事が多 いですよ。 私はオジサン・リバ剣士ですが、大人になるとお付きをするのにもある程度のレベル とある程度の若さがないとさせて頂けないので(先生やお客さんより年上や同世代が お付きをやることはあまりありませんからね)、お付きに選ばれるとラッキーと思ってい ます。色々と得る事が多いですからね。
しかし、客扱いで自分にお付きが付くのは嫌です。 なんか自分のかたずけ方と違ってしっくりこないし、人に触れるの嫌なんですよね。 自分の事は自分でするから、ほっといてくれと思ってしまいます。従って、お断りする ようにしています。 ただ、学生の部活にお邪魔させて頂いた場合は、1度断ってもしつこく言われる場合 はお任せするようにしています。 理由は、かたくなに断ることによって、後で先輩からなぜかたずけなかったと怒られ るケースがあるからです。
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Re: 高校の剣道部では、先生の防具持ちなどはあたりまえのこと? ( No.5 ) |
- 日時: 2009/06/16 22:54:53
- 名前: 親馬鹿一刀流
- 聞きたいサン
>中高合同の稽古会の時の話です。 との事ですが、ある高校の生徒さんと、先生の関係が本来の師弟関係であれば当たり前の事と思います。
顔見知りの先生程度だと少々疑問には思います。
私には、ただ一人と思う師匠が居ます。 師匠の袴をたためるのは、特定の先輩の役割で、私には一切触らせてもらえませんでした。 師匠の袴をたためるのは名誉な事なのです。
それとは別に指導してくださる先生に感謝の気持ちがあれば、当たり前の行動と思いますがいかがでしょうか。
蛇足です。 例が適切かどうか分かりませんが、家族を養ってくれている、お父さんの靴を磨く子供が見たら不快に思いますか? そんなところです。
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Re: 高校の剣道部では、先生の防具持ちなどはあたりまえのこと? ( No.6 ) |
- 日時: 2009/06/16 23:28:45
- 名前: 悩める中年剣士
- この手の話題は以前もあったですね。私は安易に防具を持って貰うことを潔しとしない
立場なのですが、高校生くらいならば、一時的な訓練期間として、そういう体験も必要 なのかもしれません。 私は、大学時代の師範が「自分の防具を自分で運べないようなら剣道をする資格がない」 と言って厳しく自身を律しておられたのに倣って、後輩が「防具をお持ちします」と 寄ってきても丁重にお断りしています。でも、「あんまり断るとかわいそうかな」と 思うこともあって、時々ちょっとだけお願いすることもあります。 本当であれば、高齢の先生が辛そうだなと感じたら、そのお手伝いをするとか、相手が 気遣いせずにすむようにさりげなくやるとか、そういう配慮ができるようになることが、 目指すべきところだと思うのですが、実際先生や客人の防具運びをお手伝いする体験が ないと、その目指すべきところに近づくことは出来ないので、一時期の“訓練として”は あって然るべきと見ています。
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Re: 高校の剣道部では、先生の防具持ちなどはあたりまえのこと? ( No.7 ) |
- 日時: 2009/06/16 23:46:50
- 名前: 和洋折衷
- これは、昔の高校剣道経験者は当然のこととして受け止めますね。
しかし、未経験者の方から見ると違和感を感じることも理解できます。 これからますます時代が進むとこの辺も変わってくるかも知れませんが。 多くの方のレスで触れておられますが、その‘心’にはご理解をいただけると剣道愛好者としては嬉しいです。 私は高校一年の時、尊敬する3年の先輩の防具持ちと胴着の洗濯係りを志願してさせてもらいましたが、「ありが とう」の一言がとても嬉しかったですよ。 私の高校では、はっきりと先生係は決まっていませんでしたが、機会があれば皆先を競って防具持ち等させても もらっていました。 先生も別にふんぞり返っていた訳ではありません。また、部員達もいやいやとか義務感ではなかった、という のが正直なところです。‘心’があったと思います しかし、一方逆の立場になると自分も固辞することが多いですねえ・・・。
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Re: 高校の剣道部では、先生の防具持ちなどはあたりまえのこと? ( No.8 ) |
- 日時: 2009/06/17 08:11:52
- 名前: 聞きたいサン
- 皆さん、お返事ありがとうございます。
私の感じていた事とは逆のご意見で驚きましたが、 どの方も師に仕える事に抵抗なく、楽しみであったようで、 少し私も理解できました。
今度は見る目を変えて生徒さんを見てみます。
ありがとうございました。
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Re: 高校の剣道部では、先生の防具持ちなどはあたりまえのこと? ( No.9 ) |
- 日時: 2009/06/17 08:26:00
- 名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk
<
>
- 参照: http://ichinikai.com
- 管理人のHide.です。
えーとぉ、トピ主さんは、先生の剣道具を運んだり剣道着や袴をたたんだりする生徒の姿 をご覧になって、 ●先生が横着をしている ●生徒を奴隷か付き人のように扱っている ●礼節の意味を履き違えている とお考えになられたわけですね。
でもそれは誤解です
剣道はもともと、徒弟制度のうえに成り立っていた競技でして、師匠のところに内弟子に 入り、生活全般を共にしながら剣道の修行に励んだのです。その中でも、先生もおそばに 仕えさせていただくのは一部の高弟であり、そうした人たちのみが、先生から高い教えを 得る機会をいただけたのです 現在でも、歌舞伎、落語、日舞など一部の芸事では徒弟制度が残っているところもありま すね。
さて、時代は変わって現在の剣道ですが、徒弟制度というのはすっかり崩壊し、学校教育 を主体とした剣道に変わりつつあります。そうした中でも、「先生のお世話をする」とい うのは、お弟子さん(生徒)にとって重要なポジションなんですよ
まず、先生に顔と名前をいち早く覚えていただけます。 そして、声をかけ、さまざまなコミュニケーションをとっていただけます(ほかの生徒が 教えていただけないようなアドバイスをいただける)。 これは、入部したばかりの新入生の中でも、とくに目をかけられた(期待された)選手が その任にあたりますので、みんな率先してやりたがるんです。けっしてイヤイヤやってい るわけでありませんし、先生も「威張ろう」とか「楽をしよう」と思ってやっていること ではありません(^^;
同様に、「先輩係」「OB係」などという役を与えられる生徒もおります。「●●先輩専属」 なんていう生徒もいますね。先輩から直接ご指名がかかる場合もある。これもけっこう生 徒たちの中ではステイタスなんですよ(笑)
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Re: 高校の剣道部では、先生の防具持ちなどはあたりまえのこと? ( No.10 ) |
- 日時: 2009/06/17 11:53:05
- 名前: 草鶏
- とある先生が子供たちとの合宿で、給仕を全部生徒にさせて、食事の途中でも、カラになった自分のコップを指差して、「おい、お茶!」と言っている光景を目にしました。僕はそれを見て、「横柄で偉そうな先生や…。」と思ってしまいました。あくる日、先生のコップがカラになりそうになったとき、一人の生徒が「先生お茶いかがですか?」と問いかけました。すると先生は「おう、ありがとう。よう気がついたな。」と笑顔でお茶を受けていました。
そのことをその先生と話をすると「俺は、出来る限り生徒に世話をさせる。家でも親の手伝いをするように言ってる。自分以外の人のお世話をすることで、相手の気持ちがわかるからや…。相手の気持ちがわかったら、剣道なんか勝つの簡単や!ハハハっ。」と笑ってました。 敵を知り己を知れば百選危うからず。
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Re: 高校の剣道部では、先生の防具持ちなどはあたりまえのこと? ( No.11 ) |
- 日時: 2009/06/17 12:01:01
- 名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk
<
>
- 参照: http://ichinikai.com
- To 草鶏さん
管理人のHide.です。 ステキなお話、ありがとうございました 〜☆
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Re: 高校の剣道部では、先生の防具持ちなどはあたりまえのこと? ( No.12 ) |
- 日時: 2009/06/17 18:01:24
- 名前: ちゅうけん
- 人間性の問題だと思いますよ。
我が師匠(範士)は「私も修行の身自分で片付けます」て言われます。
中高の先生も、いろいろな方が居られますが やはり世間一般の考えとかけはなれた、子供に 偉そうに言う先生居ますよ。
人間形成の道ですからどちらがカッコイイか 分かって欲しいですね。
郷に入ればでしゃあないときもありますけどね。
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Re: 高校の剣道部では、先生の防具持ちなどはあたりまえのこと? ( No.13 ) |
- 日時: 2009/06/17 22:53:06
- 名前: メタボの星@埼玉
- そもそも剣道修行とは剣道の技術のみを学ぶものではなく、
礼節や上下関係などを学ぶことも含めて剣道なのではないでしょうか。
私は中学、高校と先生、先輩の防具を片付けたり運んだり していましたがやらされていると感じたことは一度もありませんでした。
むしろ強い先輩にお付に指名されるのはかなり嬉しかったです!
目上の人にはこうするのが当然という意識が子供の頃からあったおかげで 社会人になった今もお酒の席で先輩のグラスを空にするようなことは 滅多にありませんww
最近そういった学校、道場が減っていますが逆に高校生くらいになって 自主的にそれくらいのことが出来ないと社会に出てから 苦労することになるのではないでしょうか?
先生の防具を片付けることも含め、良い指導者にしっかり教育されている子供は リーダーシップや自主性も身に付けることができると思いますよ!
昔、東松館の合宿に参加させていただいた時のバーベキューやレクリエーションの際、 子供たちが先生に言われる前に自分たちで率先して準備を進めていたのが印象的でした。
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Re: 高校の剣道部では、先生の防具持ちなどはあたりまえのこと? ( No.14 ) |
- 日時: 2009/06/18 15:25:05
- 名前: 私は顧問
- 私は自分でやる姿を生徒に見せます。
それが「自分のことをきちんと自分で行う。」 ことにつながると信じています。
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Re: 高校の剣道部では、先生の防具持ちなどはあたりまえのこと? ( No.15 ) |
- 日時: 2009/06/18 17:21:16
- 名前: ミューオン
- 息子の卒業した高校の剣道部では、顧問はもちろん、OBの方々がおいでになっても、皆さん自分のことは自分で全部なさっていたようです。
そういう高校もあります。
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Re: 高校の剣道部では、先生の防具持ちなどはあたりまえのこと? ( No.16 ) |
- 日時: 2009/06/19 00:58:55
- 名前: 悩める中年剣士
- 物事には唯一絶対ということはないので、これが正しくて、これは間違いとは言えない
のでしょうね。問題は、ちゃんと目的をもって指導しているかどうかだと思います。 つまり、自分のことは自分でやるという方針で指導するのか、他人への配慮を学ばせる という方針で指導するかの違いだということでしょう。 その前提に立てば、指導者が ぶれないことが大事なのでしょうね。
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Re: 高校の剣道部では、先生の防具持ちなどはあたりまえのこと? ( No.17 ) |
- 日時: 2009/06/19 07:57:10
- 名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk
<
>
- 参照: http://ichinikai.com
- 指導がぶれないこと…、この件ばかりでなく、とても大切なことだと思います。
剣道は使い方によってさまざまなことを教えられる、実に便利な教育手法なんですね。 指導者はまず、確固たる哲学を持ち、それを自ら実践して見せることによってお弟子さん を引っ張っていく使命を有します。
本件も、指導者の心映えのいかんにより、同じ「防具を運ばせる」でも違った意味になっ てしまう危惧を、指導者は常に自覚しなければいけません。
そういった意味から再度考えますと、聞きたいサンのご質問は、私たち指導に携わる者へ の警鐘とも受け取れます。 心したいですね
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