Re: 親の心構え ( No.1 ) |
- 日時: 2012/03/26 08:29:36
- 名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk
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- 参照: http://ichinikai.com
- 管理人のHide.です。
このご相談は、親子関係に関するものですので、ここではなく「親の気持ち、子の心」掲 示板のほうがよかったかもしれませんね(^^ゞ
そうですねぇ、もう中学生ですから小学生の時と親の心構えも若干違います。 思春期を迎え自我が目覚めてきて、他人と自分との違いや関わりを認識し、なんでも親に 相談し判断してもらっていた状態から少しずつ脱却し、友人や仲間との生活の中から自分 を培っていく年代です。
故に親としましては、
1.多くを期待しないこと 2.勝ち負けにかかわらず頑張りを認めてやること 3.子どもの様子には目を光らせ、日々言葉掛けを行うこと
に尽きますd(^-^)!
まず、1ですが、親の期待は子どもの大きなプレッシャーになるということです。 頑張ってもうまくいかないことの方が多くなり、理想と現実のギャップに苦しむのもこの 年代の特徴です。 親がよかれと思ってかける期待が子どもに重くのしかかり、反発を呼んだり心とは裏腹な 言動につながっていくこともあります。
2も1と関連することですが、勝った時に大いに褒めてあげるのはOKですが、負けた時はこ とさら色々言わないほうがいいですね。 それは指導者のお役目と割り切り、指導者が見えないであろうと思われる、子どもの努力 や頑張りを認め、次のステップに進めるよう、お尻を押してあげるように心がけましょう。
まして、同級生の勝ち負けとお子さんを比較するような発言は厳禁です。 そういった親の気を敏感に察知するのもこの年代ならでは。 同級生の頑張りをたたえる発言は構いませんが、気をつけたいポイントです(>_<)
3も大切です。 自立を促す一方、常に「気にかけている」という姿勢をアピールすることは重要。 「何か変わったことはなかった?」といった質問は、毎日浴びせちゃってください  「自主性に任せる」「もう中学生だから」という美名で放任してしまうことが一番危険で す。
子どもは「親離れ」したがっている半面、親に一番理解して欲しいと願っているもの。 「親が自分を理解していてくれる」「支えてくれている」という実感は、子どもの情緒の 安定に欠く事の出来ないものなのですd(^-^)!
剣道と同様に、親子関係にも間合いの感覚が大切なんです。 小学生から中学生に上がると、竹刀も3.6から3.7へと3センチ長くなります。 互いに構え合うと6センチ遠くなります。
親子関係も、6センチ遠間にして接してあげてくださいね 〜☆
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Re: 親の心構え ( No.2 ) |
- 日時: 2012/03/26 14:19:00
- 名前: なっちゃん
- 丁寧なご回答ありがとうございました。
仰ることがいちいち身にしみました。他人と比べることは、本人だけでなく、自分も苦しくて、言ってはいけないことも言ってたかもしれません。Hide.先生の言葉をいつも思い起こしながら、親子で剣道を楽しめるようになりたあと思います。スレ違いどうかご容赦ください。
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Re: 親の心構え ( No.3 ) |
- 日時: 2012/03/26 22:10:29
- 名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk
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- 参照: http://ichinikai.com
- 少しでも拙サイトがお役に立ちますればうれしく存じます。
親業は迷うことの連続です。 後悔することも少なくありません。 私も親業の真っ盛り。 互いに子どものため頑張りましょう!p(^-^)q
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