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親の心構え
日時: 2012/03/26 06:14:41
名前: なっちゃん 

今度中学一年になる息子のことです。剣道は小学一年から続けています。当たり前のことかもしれませんが、度々伸び悩みがあり、大事な場面で勝ってこれません。先生はこの頃、うちの子にはあまり何も言ってくれなくなりました。同学年の仲間が勝てていると、いけないってわかっていても、焦ってしまいます。側で見守る親の心構えをご伝授ください。よろしくお願い致します。

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Re: 親の心構え ( No.1 )
日時: 2012/03/26 08:29:36
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照: http://ichinikai.com

管理人のHide.です。

このご相談は、親子関係に関するものですので、ここではなく「親の気持ち、子の心」掲
示板のほうがよかったかもしれませんね(^^ゞ


そうですねぇ、もう中学生ですから小学生の時と親の心構えも若干違います。
思春期を迎え自我が目覚めてきて、他人と自分との違いや関わりを認識し、なんでも親に
相談し判断してもらっていた状態から少しずつ脱却し、友人や仲間との生活の中から自分
を培っていく年代です。

故に親としましては、

1.多くを期待しないこと
2.勝ち負けにかかわらず頑張りを認めてやること
3.子どもの様子には目を光らせ、日々言葉掛けを行うこと

に尽きますd(^-^)!


まず、1ですが、親の期待は子どもの大きなプレッシャーになるということです。
頑張ってもうまくいかないことの方が多くなり、理想と現実のギャップに苦しむのもこの
年代の特徴です。
親がよかれと思ってかける期待が子どもに重くのしかかり、反発を呼んだり心とは裏腹な
言動につながっていくこともあります。


2も1と関連することですが、勝った時に大いに褒めてあげるのはOKですが、負けた時はこ
とさら色々言わないほうがいいですね。
それは指導者のお役目と割り切り、指導者が見えないであろうと思われる、子どもの努力
や頑張りを認め、次のステップに進めるよう、お尻を押してあげるように心がけましょう。

まして、同級生の勝ち負けとお子さんを比較するような発言は厳禁です。
そういった親の気を敏感に察知するのもこの年代ならでは。
同級生の頑張りをたたえる発言は構いませんが、気をつけたいポイントです(>_<)


3も大切です。
自立を促す一方、常に「気にかけている」という姿勢をアピールすることは重要。
「何か変わったことはなかった?」といった質問は、毎日浴びせちゃってください
「自主性に任せる」「もう中学生だから」という美名で放任してしまうことが一番危険で
す。

子どもは「親離れ」したがっている半面、親に一番理解して欲しいと願っているもの。
「親が自分を理解していてくれる」「支えてくれている」という実感は、子どもの情緒の
安定に欠く事の出来ないものなのですd(^-^)!


剣道と同様に、親子関係にも間合いの感覚が大切なんです。
小学生から中学生に上がると、竹刀も3.6から3.7へと3センチ長くなります。
互いに構え合うと6センチ遠くなります。

親子関係も、6センチ遠間にして接してあげてくださいね 〜☆
Re: 親の心構え ( No.2 )
日時: 2012/03/26 14:19:00
名前: なっちゃん 

丁寧なご回答ありがとうございました。
仰ることがいちいち身にしみました。他人と比べることは、本人だけでなく、自分も苦しくて、言ってはいけないことも言ってたかもしれません。Hide.先生の言葉をいつも思い起こしながら、親子で剣道を楽しめるようになりたあと思います。スレ違いどうかご容赦ください。
Re: 親の心構え ( No.3 )
日時: 2012/03/26 22:10:29
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照: http://ichinikai.com

少しでも拙サイトがお役に立ちますればうれしく存じます。

親業は迷うことの連続です。
後悔することも少なくありません。
私も親業の真っ盛り。
互いに子どものため頑張りましょう!p(^-^)q

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