Re: 下手な人に防具以外を打たれた時の元立ちの対応 ( No.1 ) |
- 日時: 2011/12/29 04:06:31
- 名前: だみ声
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- HN:「だみ」は間違い「だみ声」に訂正しました。
普通に地稽古やっている時、竹刀が防具以外の所に当たるのは、剣道やる限り時々あるのは当たり前ではないでしょうか。 僕の場合ですが、たいていは「いてっ」ぐらいで、すぐ忘れる事が多いです。 それを理由に稽古中断した事はありませんし、その程度の当たりではないでしょうか。 それでも後で見ると、場所によっては、「赤い筋」が付いている事もありますが、その程度です。
学生の頃、左手親指の先に当てるのが上手な先輩がいて(狙っている訳ではありません)、爪が剥げる当たりが2度ありましたっけ? あの時は痛かったけれど、「稽古中断」したのはそれだけですね。 しかも相手は先輩だったので、「すまんのお」でお終いでした。 15秒ほど中断して、最後までやりましたが、小手を取ると親指の爪全部が紫色でした。
まあ「打っちゃった」と思った時は、その場で「失礼!」「ご無礼!」と言って、「なんの!」とやり取りして継続するものです。 後で改めて謝りに行かれたのだから、十分だと思います。 「いいとこ打たれた」もあながち外交辞令ではないかもしれませんよ。
特に元立ちの場合、相手が空振りでも「まいった」と言うタイミングの打突もあるし、防具のない所でも、「ここを打たれてはいかん!」と言う部位もあるのです。 いずれ「お互い様」の範疇ですから、双方で声がけ出来ておれば問題ないし、気にし過ぎて萎縮しない方が重要だと思います。
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Re: 下手な人に防具以外を打たれた時の元立ちの対応 ( No.2 ) |
- 日時: 2011/12/29 07:37:10
- 名前: 米ぬか
- だみ 様
アドバイス有り難うございます。
>親指の爪全部が紫色 ひええぇぇ……! でも、狙いの正確な人ってガッチリ同じ所当ててきますよね(涙)
私も右の親指の第一関節を立て続けに当てられて神経が損傷したのか、現在は親指半分の感覚が少し痺れています(切れていないから自然に治るはず)。その後は親指部分にシリコンパッドを仕込んで悪化しないように対処もしてあります。根性だけで怪我は治りませんからね。
>「いいとこ打たれた」もあながち外交辞令ではないかもしれませんよ。 (だったら凄く嬉しいんですけど!)でも後々、『いや、そんな都合の良い話があるだろうか』と。何せ自己判断できないので。
以前同じ方が元立ちで良い打突が出せた時は、その方はただ会釈して地稽古を続けていたので、今回は声が飛び出してよっぽどマズイ当て方をしたのかと焦りました。(なので後から平謝り)
仰るように上級者に共通して下手な相手に「痛くない」などと言って、はぐらかす事が常套手段として存在しないならば、多分その地稽古がたまたま、間違って当たる事も綺麗に打てる事も多かったケースなのか?と考える事も出来ますが。
自分が打たれる分には痛さも分かっているから赤や紫や黄色になってもてんで気にならないんですが、人様に当てるとどれくらい痛いのか分からないので、逆に異様に心配してしまいます。打突を繰り出している瞬間は『狙って打つ』しか頭にないので全然そう言うことを気にしていないのですが、防具以外の感触が竹刀に当たった瞬間にハッと我に返る感じです。アレは嫌ですね〜。
それを避ける意味でも早く狙いの正確な竹刀捌きを身につけたいです。(+.+)
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Re: 下手な人に防具以外を打たれた時の元立ちの対応 ( No.3 ) |
- 日時: 2011/12/29 08:38:11
- 名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk
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>
- 参照: http://ichinikai.com
- 管理人のHide.です。
概ねだみさんが書かれているとおりと考えます。 って、「だみ」ではなく「だみ声」さんですよね?(^_^ メ) だみ声さん、ご回答ありがとうございました。
それにしても、
>「いや、上手く打たれから参りました、という意味で言ったんです」と言われました。
は大人の言葉ですねぇ。
私も受け損じで、部位でないところを打たれることがあります。ちょっとやそっとの場合 は顔をしかめることすらいたしませんが、たまたまものすごく痛いこともあるんですね。 そんな時は、「今、ちょうど痛めているところに当たったもので。申し訳ありません」な んて言い方をします(^^ゞ
上位から見れば下位の人の打突は、どんなところに来ても「さばけるのが当然」なんです。 かかり稽古や打ち込みなどで打たせる時は、お相手の太刀筋を見て、それている場合はち ゃんと物打で当たるように部位を持って行ったりもします。
「打たれ上手は打ち上手に通じる」んですね
だから、基本的に「部位から外れる」なんてことはめったに起こりません。 地稽古でも、カウンターで想定外のところを打たれた時くらいでしょうか(^_^ メ)
ま、その先生もご自身の未熟を恥じられてのお言葉だったと拝察いたします。
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Re: 下手な人に防具以外を打たれた時の元立ちの対応 ( No.4 ) |
- 日時: 2011/12/29 17:29:00
- 名前: 米ぬか
- Hide. 様
アドバイス有り難うございます。
(だみ声 様) (お名前間違えていました!失礼いたしました; orz)
>どんなところに来ても「さばけるのが当然」なんです。 >基本的に「部位から外れる」なんてことはめったに起こりません。
うーん、だったら良いのですが……自分は下手すぎて、元立ちが思ってもいないような所を打ってしまうような気がしています。(面を開けてくれているのにそれを見もしないで力任せに胴を打ちに行って腕をガン!とか。)最近は減りましたけど。
何にしても、正確な打突が繰り出せるようになれば、しなくて済む心配ですよね。でもこれがなかなか……。
打突を繰り出している瞬間は面白くて熱中しているので萎縮はしていないのですが、後々自分の当てた所を思い返してみて『あれは外れていたような』と思い始めると止まりません。
>「打たれ上手は打ち上手に通じる」んですね
なるほど、元立ちされている側も相手をする事で得ることがあるなら、少し気が楽です 。初心者の相手をしてもらえるだけでも有り難いのに、思いっきり外した所を打たれて申し訳ないと思っていました。
大晦日に今年最後の稽古、年明けは4日から一週間の寒稽古があって楽しみです。ケガをしないように、させないように、気を引き締めて頑張ろうと思います!
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Re: 下手な人に防具以外を打たれた時の元立ちの対応 ( No.5 ) |
- 日時: 2011/12/30 08:38:56
- 名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk
<
>
- 参照: http://ichinikai.com
- To 米ぬかさん
少しでも拙サイトがお役に立ちますればうれしく存じます。
>何にしても、正確な打突が繰り出せるようになれば、しなくて済む心配ですよね。でも >これがなかなか……。
えっとぉ、一言申し上げておきますが、正確に打突部位に当たったからといってOKってわ けでもないんです。 当たった瞬間に止める、つまりきちんと手の内ができていない打突は、飛び上がるほど痛 いんです(>_<)
部位を外れたとしても、手の内の効いている打突はそんなに痛くはありません。
打ち込みなどの元立ちとしましては、部位にあたっているのに「痛がる」訳にもいかず、 苦しみと痛みに耐えながら立ち続けることになります。
小手などは、当たる瞬間に少し下げる、面は若干上をむいて面金を打たせる、などの方法 で衝撃を緩和できるのですが、痛みが「自分の元立ちの未熟」ではないだけに、つらいで すね(>_<)
大人になって剣道をはじめられた方は、手の内ができていない方が少なくありませんので、 空間打突(素振り)などでしっかりとそういう意識を作っていただきたいと切に願います(^^ゞ
>大晦日に今年最後の稽古、年明けは4日から一週間の寒稽古があって楽しみです。ケガ >をしないように、させないように、気を引き締めて頑張ろうと思います!
おお〜、年末年始、充実したお稽古ですね! がんばってくださいねp(^-^)q
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Re: 下手な人に防具以外を打たれた時の元立ちの対応 ( No.6 ) |
- 日時: 2011/12/30 21:06:08
- 名前: 米ぬか
- Hide. 様
>手の内
あ、これを手の内って言うんですね。日ごろ「当たった瞬間手ぬぐいを絞る感じ」とは繰り返し言われていましたが、手の内という用語での説明は無かったような(聞いていなかった?)。
子供のころにドラムを習っていた時期があるので、スティックの『握り』と『放し』に(もちろん同じではないでしょうが)似ているのかなと思っていました。当たった瞬間に浮かして止める(握る)感じというか。ドラムは振り下ろして打面にスティックが触れたままだと深く響かないので、打ったらスティックを打面すれすれで浮かして止めると教わりました。
竹刀とスティックじゃ大きさも持ち方も全く違うのでそのまま適用は出来ないでしょうが、もし竹刀と打たれる部位の関係が似たような感じなら雰囲気だけはつかめていると思います(実際出来ているかどうかはさておき;)。
>飛び上がるほど痛い
うちの道場では『重い・痛い打突は間違い』と教えられています。それは、真剣で戦ったときに相手の骨に刃が食い込むほど打ち込むと自分も相手の剣先の到達範囲から素早く出られず、まだ息のある相手が闇雲に振り回した剣にやられる可能性があるから、という事でした。致命傷となるような大動脈を切るような打突が出せれば良いので、深く切るような重い打突は必要は無いと指導されています。
このせいか、打突があまりにも痛い相手には口頭で伝えるようにとも指導されています。ムカツク程度の痛さなら相手に同じ重い剣を返して伝えても良いが、力任せの打突に黙って甘んじている必要は無いという事でした。握りはゆるく、中段で構えた状態で誰かが竹刀を手前に引っ張ったら、力を入れずに引き抜けるくらいで良いとも言われています。
さて、これが全部すんなり出来れば苦労はしないのですが…;
>大人になって剣道をはじめられた方は、手の内ができていない方が少なくありませんので
そうですね〜『基礎の基礎固め』で5年、と思っています(ちょうど始めて一年経つのであと4年ですね)。それでもだいぶ急いでいる感じかとは思いますが。ただぼやぼやしていると頭も体力も衰えるので、基礎は常に積み上げながらも、習える事は節操無くどんどん習得して行こうと思っています。その道すがら、時たま綺麗な打突が出せれば儲けものだと思っています 。
何の予備知識も無く思いつきで始めた剣道ですが、一年経ってみて始めて良かったと思います。
Hide. 様、並びに だみ声 様、良いお年を迎えられますように!
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Re: 下手な人に防具以外を打たれた時の元立ちの対応 ( No.7 ) |
- 日時: 2011/12/31 14:08:22
- 名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk
<
>
- 参照: http://ichinikai.com
- To 米ぬかさん
>日ごろ「当たった瞬間手ぬぐいを絞る感じ」とは繰り返し言われていましたが、手の内 >という用語での説明は無かったような(聞いていなかった?)。
「手ぬぐい」ではなく正しくは「茶巾」ですね。
手ぬぐいは親指と人差し指でねじるように絞りますが、茶巾は小指薬指側で「しごくよう に」絞りますd(^-^)!
>子供のころにドラムを習っていた時期があるので、スティックの『握り』と『放し』に >(もちろん同じではないでしょうが)似ているのかなと思っていました。
はい、そんなニュアンスです。 私はよく太鼓にたとえて話をします。
乾いた通るような音を出すためには、力任せに叩いてもダメですね。 打った瞬間、適度な脱力がなければいけません
>うちの道場では『重い・痛い打突は間違い』と教えられています。
いい師匠に剣道を教わっているようですね。 それでしたら大丈夫でしょう(^0^)
>そうですね〜『基礎の基礎固め』で5年、と思っています(ちょうど始めて一年経つの >であと4年ですね)。
私は45年ほど剣道をやってますが、未だに基礎を大事に稽古しています。 というよりも、基礎に取り組むからこそ「落ちない」と考えているからです。 互いに頑張りましょうp(^-^)q
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