このフォームからは投稿できません。
name
e-mail
url
subject
comment
トップページ > 過去ログ > 記事閲覧
剣道形七本目
日時: 2011/06/08 22:59:19
名前: 南雨 

HIDE先生こんにちわ。先日はご丁寧にお答え頂きありがとうございました。
お陰様で、一段と稽古が楽しくなりました。本も購入させていただきました。DVDは、財務大臣の決済が下りず苦慮していますが…

本題の七本目ですが、仕太刀が何歩目で胴を打ち抜くかの議論は、教えて頂いてる道場の先生達も諸説ありまして、
当サイトの検索で過去のスレットを読ませて頂き時分なりに理解したのですが、打ち抜き方の質問です

昔、父からは
「七本目のコツは、拝一刀、腰の回転で打ち抜く」
わからないのでさらにつっこむと、バット打ちとは違うという前置きの後
「切り終えた時の刃がほぼ地面と平行と言うことを考えて斬れ」
「刀の切先に、胴を打ち切れるだけの、遠心力が加わっていたら、自然と残心の時は、膝が付いているはずだし、そうした打ち込みをするためには、必然的に足裁きがついてくるはず」
と、教えられ、何歩目に斬るかということは、あまり重要視していなかったような気がします。
あくまで、胴を斬り抜く、太刀筋を説いていたような気がするのですが、
そうしたことを言う先生は今の道場にはおらず、父独自の考え方かなと、最近思っています。

リバ剣なので、形さえそれなりにやればいいと、アドバイスしていただくこともあるのですが、
せっかくですから、稽古に生かしていきたいと思い質問させて頂きました。
腰の回転で、斬るという考え方は違うのでしょうか?
上手く文章で伝えられませんが、見解をお持ちの方、よろしくお願いします

Page: 1 |

Re: 剣道形七本目 ( No.1 )
日時: 2011/06/09 00:47:37
名前: 新米 

7本目の仕太刀の胴は、腰の回転ではないです

日本剣道形の原本になる大日本帝国剣道形にはこう書いてあります
〜中略〜
仕太刀ハ右足ヲ右ニ披キ左足ヲ踏ミ出シテ体ヲ摺リ違ヒナガラ
(此時仕太刀ハ其ノ体変化スルモ着眼ヲ相手ノ体ヨリ離サズ)
諸手ニテ打太刀ノ右胴ヲ打チ右膝ヲ蹲踞脇構ヲナシ残心ヲ示シ
(仕太刀ガ右胴ヲ切ル場合ノ体ノ変化ハ足ハ右左右トシ左足ノ
右斜前方ニ軽ク右膝ヲツキ左膝ヲ立テ右爪先ヲ立ツ諸手ハ充分ニ伸シ
刀ハ手ト略々平行ニ右斜前方ニトリ刃ヲ右ニ向ク後刀ヲ反シテ脇ニトリ残心ヲ示ス)
〜後略〜

相手から視線を外さず、腰を回転させ胴を打ち、かつ太刀を右前方にとるのは無理があります
Re: 剣道形七本目 ( No.2 )
日時: 2011/06/09 07:54:35
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照: http://ichinikai.com

管理人のHide.です。

昔は、一歩目で肩に担ぎ、二歩目にすれ違いざまに打つ(左足が前に出たとき)と教わり
ましたが、私が剣道形のバイブルとして常に勉強させていただいている「高野×中山」を
見ますと、中山は、一歩目、つまり右足を右斜め前に出しながらすでに斬りつけています。

そこで、私はそのように打っています。


近年、講習会などでも「一歩目」と教えておられる講師がおられるようですが、まだ、明
確ではないようですd(^-^)!
Re: 剣道形七本目 ( No.3 )
日時: 2011/06/09 21:12:27
名前: 南雨 

新米様。HIDE様
ありがとうございます。

相手から視線を外さない方法として、首だけ回して、視線を打太刀にむける肩を中止に腕で斬る。
腰もひねって上半身も打太刀に向ける。首と腰から背骨の回転もある。

等々、いろいろ稽古させていただいています。

私は、幼少期に、「振りかぶってメン」と教えられた口なので、(注意されることもありますが)

一歩目から、斬る方法の方がしっくりいきますが。。
同じ形でも、解釈がいろいろあると思いますから、師によって微妙に違うと思いますが、そこがまた奥深さを感じています。

いつもは決まった道場で、決まった方にしかお尋ねする機会がないので、勉強をさせて頂きました。頭でっかちになりすぎても困るかもしれませんが…(苦笑)
(また、違うスレットも勉強させて頂いています)
重ねてありがとうございます。
Re: 剣道形七本目 ( No.4 )
日時: 2011/06/10 00:10:54
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照: http://ichinikai.com

To 南雨さん

少しでも拙サイトがお役に立ちますればうれしく存じます。

形ってやり込んでいくほど、自分なりの解釈ができてくるものだと思っています。
もちろん、身勝手な解釈で打てば、お相手になってくれた人に失礼なことではありますが、
それが「理に叶ったもの」であれば何ら問題ないはずです。

あ、もちろん、審査においては「全剣連流」をきちんと打てることが必要です

Page: 1 |