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飛び込み面のあとの振り返り、残心について
日時: 2010/06/09 14:55:51
名前: 見取り剣士 

すみません。小学生の息子のことですが、教えて下さい。
ある稽古会で、飛び込み面を打ち相手の横をすり抜け、そのままの形(上段のような)で振り返り、そのあと中段に構え残心しなさい。
という風に指導され、またその方の形の美しさ?に息子共ども魅了され、その残心を、基本稽古時の面打ち等では行っています。(試合ではなかなか )、
しかし他の先生には、中段に構えながら?素早く振り返るよう指導されてしまいます(次の打突の為?)。
表現力に乏しく、解り難いでしょうが、皆様どのように思われますか?

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Re: 飛び込み面のあとの振り返り、残心について ( No.1 )
日時: 2010/06/09 16:16:10
名前: 横からすみません。 

丁度、昨夜の稽古で「残心」に触れました。
お相手は「小・中学生」ですが、個々にクセがあって色々な“振り返り方”をしておりました。
その時に私が注意したのは「剣先を相手の喉元よりも下げないこと(中段に構えた時の剣先の位置が基本)」ということと合わせて、
「振り返ってから、“もう一本行くぞ!”という気構えを相手に見せること。
反撃に備えるのではなく、自分から前に出て行く体勢が必要」
という事を申し伝えました。
やはり「気構え」「気持ち」が大切だと思います。
抽象的かもしれませんが、端的にいえば私はそのようにお話ししています。
Re: 飛び込み面のあとの振り返り、残心について ( No.2 )
日時: 2010/06/09 16:20:41
名前: オキクルミ 

どちらも正しいし、理にかなった残心の示し方、振り返り方だと思います。

少なくとも、打った後、腕を縮めて竹刀を立てて回るよりは、遙かに良い振り返り方です。

打った後の展開から考えると、前者の方が「面開いて面(正面を打ち抜けながら、振り向きざまに引き面を打つ技)」等を繰り出せるので、有利だと思います。

だけど、後者の振り返り方も間違いではないし、その方を重視する指導者もいますので、要は「今、その場で教わってる先生の指導に従いましょう」って事ですね。
前者の振り返り方を指導してくれる指導者に教わっている場合には、そういう振り返り方をすればいいですし。
Re: 飛び込み面のあとの振り返り、残心について ( No.3 )
日時: 2010/06/09 16:56:42
名前: 見取り剣士 

横からすみません様、オキクルミ様
まさに私の欲しかった意見をいただきありがとうございます(あの解り難い文章で驚きです!)。
私としては、前者の残心を指導して下さった時の先生の、「上段で振り返った姿」が凛としてあまりにも格好良く(こんな表現しかできず …)、
以来息子も「上段で振り返り、中段に構え直す残心」をしておりました。ところが、最近部活動の指導者から「振り返りながら素早く中段に構える」よう注意を受けるようになり、
ちょっと悩んでいるようでした。早速息子にも報告したいと思います。ありがとうございました。
Re: 飛び込み面のあとの振り返り、残心について ( No.4 )
日時: 2010/06/09 22:39:53
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照: http://ichinikai.com

管理人のHide.です。
すでにお悩みは解決しているようにみうけられますが、私見を書かせていただきます。


>ある稽古会で、飛び込み面を打ち相手の横をすり抜け、そのままの形(上段のような)
>で振り返り、そのあと中段に構え残心しなさい。

う〜ん、面を打ってそのままの形でしたら「上段のような」形にはならないと思われますが(>_<)


オキクルミさんは反対意見のようですが、私は、振り向くときには腕を縮めて最短距離で
中段に構えなおしながら振り返る方法を基本として教えておりますd(^-^)!
Re: 飛び込み面のあとの振り返り、残心について ( No.5 )
日時: 2010/06/10 00:27:14
名前: 剣吉 

横から失礼致します。

実は私が師と仰ぐ先生も、見取り剣士様と同じような事を言ったおられました。おそらくは、メンを打って竹刀を斜め上に
突き出した形を崩さずに、上段の構えで相手に向き直り残心し、中段に構える。という事ですよね?私の意見を述べさせて
頂きますと、向き直る際に竹刀を下ろす動作を入れない=「息を切らさない、気を抜かない」=残心という事ではないでしょうか?
形はともかく、無駄な動きが無く「お相手のどんな動きにも対応する気構え」が一番と師より教えて頂いたと考えております。
的外れでなければよいのですが…失礼致しました。
Re: 飛び込み面のあとの振り返り、残心について ( No.6 )
日時: 2010/06/10 09:28:38
名前: ずんべらぼん 

前者は振り返った形が胴や突きが丸空きなんでしょうか。
打突後もすぐに次の攻め転ずる、もしくは相手の攻めにも対応できるようにするには、hide様のおっしゃるように「振り向くときには腕を縮めて最短距離で中段に構えなおしながら振り返る」がベターではないかと個人的には思います。
ただ、指導中は色んな意味合いで色んなことをさせる(例えば、悪い癖がついてればそれを解消させるために極端なことをやらせてみる)こともあるので
個々の指導に従って素直にやってみるのがいいとおもいます。
you tube等で全日本選手権等々の試合を見るのも参考になると思います。
Re: 飛び込み面のあとの振り返り、残心について ( No.7 )
日時: 2010/06/10 10:18:18
名前: 見取り剣士 

Hide先生、剣吉様、ずんべらぼん様
様々な意見ありがとうございます。
>前者は振り返った形が胴や突きが丸空きなんでしょうか。

それは仰るとおりです。

小学生に真の残心の意味を伝えることも、言葉ではなかなか困難なことと考えます。
先生は同時に「発声も切らすな!」と言われてました。残心を体と声で表現すると、このような形となるのではないかと、
皆様のご意見を見ながら、思いました。
剣道は奥が深いですね!私は息子のサポーターとして、見取り稽古で「剣の理法」を修練していきたいと思います。
意見を寄せていただいた皆様、貴重なご意見ありがとうございました!

Re: 飛び込み面のあとの振り返り、残心について ( No.8 )
日時: 2010/06/10 23:08:15
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照: http://ichinikai.com

To 見取り剣士さん

少しでも拙サイトがお役に立ちますればうれしく存じます。

高校大学にあがっていきますと、振り返り方ひとつが勝負の明暗を分けることもあります。
なにが理なのかってことは、剣道をしている我々にも難しいことですが、見てくれだけで
はなく、そこもよくご理解いただくとよろしいかと存じます

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