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出稽古
日時: 2010/04/06 14:46:20
名前: もやし 

 先日はレスありがとうございました。
 この度昇段審査を受けることとなりましたが、学校の授業の関係で週二回の稽古が週一回となろうとしています。
 とある雑誌で全日本選手権で優勝された内村選手が「警視庁の稽古だけでなく、どこへでも防具を担ぎに行って、色んな方と剣を交え…」とおっしゃっていました。「ウチの道場の稽古とダブるのなら…」と考え、それを補うため…という訳とは言いませんが、他の道場に出稽古に行くという結論が出ました。
 でも、出稽古って言ったって、いきなりお邪魔してしまうのもまずいですし、矢張り出稽古先の人に「お願いします」と申し出るのが常識的ですよね。出稽古にいらっしゃった方は御座いますが、逆に出稽古に行く立場の人間として必要なものは、何でしょうか?

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Re: 出稽古 ( No.1 )
日時: 2010/04/06 21:55:59
名前: だみ声  < >

今まで何回か質問されていた「もやし」君? さん?
出稽古に関するご質問ですが、そもそも出稽古とはどういう事かご存知ですか?

ある道場なり剣友会に所属したとします。 ここでやる稽古がメインなのです。 
この剣友会以外の所でやる稽古全てが「出稽古」なのです。

出稽古は古くはよその道場の稽古内容や、レベル調査という意味合いもあって、いきなり訪問するのではなく、手続きが望ましいのです。 単に稽古量を増やしたいと言う事もありますね。

まず所属の先生に「出稽古したい」と相談し、許可を求めるのが良いと思います。 場合によっては先生から出稽古先の先生に連絡してくれたりします。
連絡してくれておれば、受け入れOKみたいなものですから、「こんにちは、○○道場の△○です、よろしく」でそちらの道場のやり方に沿って稽古すればいいです。

連絡がない場合は、早めに行って「こんにちは、○○道場の△○といいます。 良かったら稽古させてください」とお願いすればいいと思います。 理由は幾つかあると思います。 「審査に向けて稽古量を増やしたいから」とか「ウチの先生に、よその稽古を経験してみろと言われました」とか「こちらの□○先生の指導を受けてみたいから」とかだと思います。

出稽古先での振る舞いの基本は、「最下位」を意識すれば問題はないはずです。 並ぶ時は末席です、所属では指導者でも出稽古先では「弟子」として振る舞う事です。

稽古で立ち会う場合は、遠慮はいりませんが、逆に消極的なのは嫌われます。 休息はなしで、思う存分自分の力を出し切ってください。
おのずと相手の皆さんが、その後の扱いをしてくれます。

礼法さえちゃんとできておれば、自然と受け入れてもらえるはずです。 先方の皆さんに挨拶し回って、「あの人だれ?」と言う事にならなければ大丈夫なはずです。

稽古後は、出来るだけ多くのあちらの方に「感謝の挨拶」をしておけば問題ないです。
Re: 出稽古 ( No.2 )
日時: 2010/04/06 22:54:36
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照: http://ichinikai.com

管理人のHide.です。

出稽古のマナーにつきましては、だみ声さんがくわしくお書きくださってますので割愛さ
あせていただきます。

でも、「昇段審査のために稽古を増やす」という理由は、出稽古に受ける側としてはあま
り愉快なものではないということも理解していただいたほうがいいでしょうね。

そういう理由ですと、審査に受かったとたんに出稽古に来なくなるという例が多いもので
す。たとえ合格した後、御礼のご挨拶に伺ったとしても、そのあと出稽古に行かないって
ことになりますと、「なんだ、あいつ。うちを利用しやがって」ってな評価になります。


本来、自分のところに月謝なり会費を払ってお稽古してくれるお弟子さんのための稽古時
間ですから、そこにタダで割り込ませていただくということの持つ意味をよくお考えにな
りませんと、大きな過ちを犯すことになります。
だみ声さんが「最下位」とおっしゃっているのはそこですねd(^-^)!


「元にたってください」と依頼された場合、たとえ自身が下から先生方にお稽古を願いた
くても、元立ちとしてきちんとお稽古をつけた後にうえの先生にお願いするのが筋になり
ます。
ホント、出稽古って気を遣うものなんですよ(>_<)


出稽古のマナーや考え方に関しては、過去ログにも優れたものがたくさんありますので、
「ichinigle」を使って、いろいろ参照してみてくださいm(_ _)m
Re: 出稽古 ( No.3 )
日時: 2010/04/08 00:34:50
名前: もやし 

 有難う御座います。確かに自分、学校の同好会でも初段受かるために稽古をお願いしていましたが、受かった後もお願いし続けてました。

 だからもっと段審査の勉強より、元々、色々な方々と稽古するという喜びが大きな理由でした。今でもそうです。

 出稽古の場合、やっぱりお邪魔している立場だから、振る舞いにも気を付けなければならないと思います。

 だみ声先生、hide先生のお言葉を肝に銘じて、これからも頑張ります。
Re: 出稽古 ( No.4 )
日時: 2010/04/08 07:13:59
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照: http://ichinikai.com

To もやしさん

少しでも拙サイトがお役に立ちますればうれしく存じます。

出稽古は所属のお稽古以上に緊張感が伴います。その分、自分が磨かれるチャンスでもあ
りますが、下手をすると迷惑をおかけしたり、ご自身の評判を落とすこともないとはいえ
ません。

単に昇段審査のためではなく、所属と出稽古を上手に組み合わせて、ご自身の剣道ライフ
を充実させるべくがんばってくださいねp(^-^)q

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