記事タイトル:くやし泣きの後に流した大粒の汗 


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お名前: Hide.    URL
To トッポさん

>どうも見ていると「負けたくない」という気持ちが、
>消極的な試合運びで、鍔迫り合いが多くなり、
>その気持ちの隙をつかれてしまうのでしょう。

試合内容は拝見しておりませんが、おそらくトッポさんが分析されたとおりなのだと推察
いたします。


>今回の試合で何か自分なりに考えていると思いますので、
>そっと、見守りたいと思います。

そうですね。
教えられてわかるよりも自分で苦しんで「気付いた」モノは確固たる血肉になるものです。
「一本先行すれば有利なんだ」
「お相手は焦って取り返しに来るから隙が多いんだ」
ってプラスに考えられれば、そのような悔しい負け方は少なくなるはずですね(^_-)~☆


>勝って「ガッツポーズ」で大喜びしたい気持ちを押さえて、
>冷静に自分を落ち着かせて、感謝の意味を込めて
>相手や審判の方にしっかり礼をする。
>逆に負けても、気持ち良い礼が出来る。
>ホント素晴らしいですね。

私たち親も、また、指導者も、目先の勝ち負けに一喜一憂せずに、その子が「試合を通
してなにを学んだのか」を最大限に考えてあげられれば、きっと、子どもにとって大きな
学びの機会となることでしょうヽ(^.^)ノ
[2004/07/10 10:09:18]

お名前: トッポ   
トッポです。

To Hide.さん

いつも明快なご回答、ありがとうございます。

最近の息子の試合を見ていると、
先に1本取りその後に1本返されて、
引き分けになることがとても多いように思います。

「勝ちたい」と思うか、「負けたくない」と思うか、
その微妙な気持ちの差なのでしょうか?

どうも見ていると「負けたくない」という気持ちが、
消極的な試合運びで、鍔迫り合いが多くなり、
その気持ちの隙をつかれてしまうのでしょう。

「負けたくない」の気持ちから、
もう1本取って「勝ちたい」と言う気持ちに
なってくれるといいなと思いますが、
今回の試合で何か自分なりに考えていると思いますので、
そっと、見守りたいと思います。

「敗者へのいたわり」「相手対して最大限の礼を尽くす」
武士道ですね。私も歴史小説が大好きで、
戦国時代のものを良く読みますが
今忘れかけている日本の素晴らしい文化だと思います。

勝って「ガッツポーズ」で大喜びしたい気持ちを押さえて、
冷静に自分を落ち着かせて、感謝の意味を込めて
相手や審判の方にしっかり礼をする。

逆に負けても、気持ち良い礼が出来る。

ホント素晴らしいですね。


To Yasu.さん

いつも、本当にありがとうございます。

> 99%勝ちからの負けだけに、皆それぞれが、1本、1勝の
> 重みを勉強させられる試合だったと思います。

その通りですね。
4月の大会では、優勝と言う「勝つ」ことの素晴らしさを学び、
今度は「負ける」ことの悔しさ、1本の大切さを学びましたね。

この両極端の経験が出来たことは、
これから子供達の人生にとって、とても良い経験が出来たと思います。

子供同士がいろいろ話し合い、アドバイスがお互いできるような
関係でいられるよう、親としても見守っていきたいですね。

明後日に予定している、父の会主催のBBQ大会。
親子共々、とても楽しみにしています。

食材の準備や、当日の設営・ゲームなど、
いろいろ大変だと思いますが、
お互い仕事に差し支えない程度に
大いに騒ぎましょうね(笑)

ではでは。
[2004/07/09 12:54:38]

お名前: Yasu.   
to トッポさん

我慢できず、書き込んでしまいます。すみません。

>同じチームの先生や選手・親御さんには、
 本当に申し訳ございませんでしたが、

負けたことが悔しくないと言えば、嘘になりますが、
決してトッポさんが申し訳なく思う必要はないと思います。

我が息子にも、帰宅後、トッポさんの息子さんの涙をどう
感じたと尋ねると、「自分が引き分けじゃなく、勝っていれば、
チームは勝ちだったのに・・・。」と言っていました。
負けた子が勝っていれば、引き分けた子が勝っていれば、
勝った子がもう一本とっていれば・・・、
99%勝ちからの負けだけに、皆それぞれが、1本、1勝の
重みを勉強させられる試合だったと思います。

逆に言えば、勝ったチームのお相手の大将は、ほぼ負けが決まりつつある
試合を最後まであきらめず、ひっくり返したすばらしい精神力だったと思います。
子供たちにも見習ってほしいですね。

トッポさんの息子さんは、たぶん今後も、大将のポジションで戦うことが多く、
今回のようなプレッシャーのかかった試合が多々あると思います。
これも、大将ゆえの宿命ですので、「君より、前の選手は、君につなげば、
決して負けない、負けたとしても仕方がないという気持ちで戦っている。
今回の結果を良い経験として、真の大将になってくれ。」とYasu.が
言っていたとお伝え下さい。

我が息子にも、少しでもトッポさんの息子さんが楽な試合ができるよう、
全力で試合に臨んでくれることを期待しています。
これからも、がんばりましょう。

全国の大将のお子さんをお持ちの皆様、
トッポさんのためにも、大将としての試合の色々な経験談等あれば、
お聞かせ下さい。よろしくお願いします。
[2004/07/06 18:29:41]

お名前: Hide.    URL
管理人のHide.です。

剣道の試合は「勝てば自信につながり、負ければ勉強になる」といわれ、勝っても負けて
も自分のためになるものなんです。その中でも、ご子息のように、99%勝ちに手が届い
ていたのに負けてしまったという経験は、選手としてかなりのダメージがあるもの。しか
し、いつまでも落ち込むことなく、次のステップに向かって早々にスタートを切れたご子
息は立派ですねヽ(^.^)ノ

剣道はいろいろなことを教えてくれますが、その際たるものは「敗者へのいたわり」です。
勝つ人がいれば、必ず負ける人がいる。試合を戦う上でお相手に最大限の礼を尽くす意味
はこんなところにあります(^^)
人生には努力しても成し遂げられないことがたくさんあります。剣道も同じですね。でも、
その一瞬一瞬に心栄え正しく対処することこそ求められます。

ご子息のこれからが、ますます楽しみですね(^0^)
[2004/07/05 21:37:15]

お名前: トッポ   
いつも大変お世話になっております。

昨日お隣の市で青少年剣道大会があり、その時の出来事ですが、
息子(小6)が所属する武道館チームは、
1回戦は何とか勝ち進み、2回戦では同点のまま大将戦へ。

相手の鍔迫り合いでの反則と場外の2回の反則で1本を取り、残り時間も僅か。
このまま行けば、3回戦進出!

っと思った瞬間、相手の竹刀が息子の籠手に入り1本。
その数秒後、無情にも時間切れのブザーが鳴りました。

引き分けのまま代表戦へ。
同じ相手に開始早々、またもや籠手を決められてしまい、
試合終了でした。

本当に残念な幕切れでした。

試合が終わって、普通だと直ぐ面を取るのですが、
ちょっと躊躇した様子で面を取ると、息子の目に涙が...

絶対、人前では涙を見せない息子が泣いていました。

今まで、試合に負けても、一切涙を見せることが無かった息子に、
「もっと口惜しがれ!!」と言ってしまったこともありました。

親として、あまり感情を表に出さない息子が涙を見せたことに対して、
今までも、ずっと悔しがっていたんだなぁ〜と、前述の発言を反省すると共に、
感情を素直に出してくれたことが、とっても嬉しく、いとおしく思いました。

この口惜しい「負け」を息子は多分、一生忘れないでしょう。

その後、家に帰って妻と私が夕食の買い物に出掛けている間に、
息子は自発的に試合のビデオを見て、
自宅の外で素振りをやっていたようで、
私達が帰って来た時には、大粒の汗でびっしょりでした。

試合にはあとほんの数秒のところで、残念ながら負けましたが、
息子にとって何かとっても大きな「贈り物」を頂いたような気がして、
同じチームの先生や選手・親御さんには、
本当に申し訳ございませんでしたが、
私としては、とても嬉しい1日でした。

親としても、ちょっぴり(かなり!)成長させて頂きました。
これからも「剣道」を通じて親子共々いろいろ勉強させて頂きます。

ありがとうございました。
[2004/07/05 17:37:17]

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