記事タイトル:稽古と試合 


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お名前: Hide.    URL
To たっかたかさん
>負けつづけの6年生3人も中学でも続けると言っているようです。
>(私の息子も含めてですが・・・・・)
すばらしいではありませんか!
先生はいいご指導をされておられるようですねヽ(^.^)ノ
勝ち負けではない「剣道のよさ」を伝えることに成功されているわけですから(^^)


To まささん
>素朴な疑問なのですが、基本稽古と試合のための稽古はどこがちがうのでしょうか。
>掛かり稽古は試合のための稽古なんでしょうか。
どんなものでも「試合のため」という意識を強く刷り込んで取り組ませれば「試合のた
めの稽古」になり得ます。

とくに特徴的なのは「打たれることを恐れずに基本正しく打つ」とした場合は「基本」にな
るでしょうね(^^)
それに対して、お相手の反応は返し技まで想定してしっかり攻めを聞かせてお稽古をする
のが「試合のため=実戦的」って言えるのではないでしょうか(^_-)~☆
[2004/02/17 09:39:24]

お名前: まさ   
素朴な疑問なのですが、基本稽古と試合のための稽古はどこがちがうのでしょうか。
掛かり稽古は試合のための稽古なんでしょうか。

フェイント技と返し技は、基本ではなく、試合のための稽古にるんでしょうね。
小手面や小手胴等の2段技は基本ですか?
[2004/02/17 09:13:35]

お名前: たっかたか。    URL
皆さん、有難うございます。(⌒-⌒)ニコニコ...

やはり基本ですね、大事だとは理解しているつもりですが
あれだけ負けが続くと、つい勝たせてやりたいなと思ってしまいます。
親のエゴかもしれませんがアセアセ...A=´、`=)ゞ

負けつづけの6年生3人も中学でも続けると言っているようです。
(私の息子も含めてですが・・・・・)
それからの成長を見てやりたいと思います。
[2004/02/16 21:49:03]

お名前: あつし   
正しい基本で勝つことは出来ると思いますよ。
基本=全てに通用する技でないといけないと思います。
構え、間合い、攻め足、詰め足、一拍子の打ち、打突を出す機会
これらを徹底的に指導すれば勝てると信じています。
私が思いますに、基本=大きく振りかぶって打つと思っている
指導者が多いように思います。段階的に初歩段階では大きく振りかぶって
2拍子の打ちでもよいかと思いますが。次のステップとして踏み込み足の
中に振りかぶりと振り下ろしをいれる1拍子の打ちを稽古し、次に間合い
遠間から攻め込んで打突、遠間から間合いを盗んで打突、中間から継足なしで
打突を稽古します。そうして次にどこで技を出すかの稽古です。
相手が入ってくる一瞬を逃さず打突。相手が出ようとする機会で打突
相手が下がったところを追い込んで打突、相手が打って振り返るところを打突
の稽古です。あとは懸かり稽古で地力と打突を持続できるように鍛えます。
私が思いますにこれが剣道の基本であると思っています。
基本=試合に勝てないは、指導者の逃げでもあり。正しい基本=どこにいっても通用
すると思っています。
ただ小手打ちに関しては全剣連の指導要綱では相手の小手が見えるところまで
振りかぶって打突とありますがこれには疑問を持っています。
小手は構えたところから振りかぶらずに肘から先を使って小さく打突するべき
ではないかと思います。
いろいろと書きましたが、正しい基本の徹底した指導=簡単には負けない剣道
になると信じています。
[2004/02/16 17:59:12]

お名前: 太陽丸   
町の剣友会で指導者の末席に加えさせていただいています、太陽丸と申します。
私もあつしさんのご意見に全く賛成です。
ウチの剣友会では1時間30分の稽古時間の中で、切り返しに30分を費やしています。
切り返しには剣道の全てが含まれているからです。
しかしいくら切り返しが上手く出来たとしても切り返しでは試合には勝てません。
が、剣道の基礎は身に付けることは出来ると信じて行っています。

ご父兄のお気持ちとしては「勝たせてあげたい」「勝つ所を見たい」と言うのは
正直おありだと思います。実際当剣友会でもその御意見は耳にします。
しかしその子の長い剣道生活の初歩の段階において
勝負の結果を追い求めることは剣道の精神においても本来ではないと思います。
ご父兄の方は勝ち負けを問題にせず、お子様の試合に対する気組み、姿勢を評価して
あげて頂きたいと思います。
「大きな声が出ていたね」「前へよく攻めていたね」等と。
逆に勝っても褒めることの出来ない試合もよくあることです。
「正しく勝つ」事は理想ですが、よほどの稽古を積まないとそうは行かないものです。
生活=剣道 というほどやれば正しく強い子供は育つと思いますが…
(実際近県の強豪チームは毎日朝晩稽古しているそうですが、試合態度、試合内容、技、足捌き
等素晴らしいです)

勝つ楽しみはもう少し先まで待ってあげて下さい。
基本技の試合(基本打ちや切り返しなどを行い優劣を競う)と言うのもあったと思いますよ。
[2004/02/16 16:14:22]

お名前: Hide.    URL
管理人のHide.です。

基本重視、たいへんけっこうではありませんか。しっかり攻めてしっかりしたい一本が打
てるようにしてやること。それこそが小学生のときに大切です。
また、試合の勝敗だけが「大事」という価値観をつけないことですね。指導者は子どもを
多面的に評価してあげられるようにし、負けたからといって興味や意欲がうせるようなこ
とがないようにしてらる努力が必要です(^^)

負けてうれしい選手がいないように、指導者だって教え子の負けを見るのはつらいことな
んです。「基本重視」が剣士さんがおっしゃるような「逃げ口上」になっているとすれば
問題ですが、「勝てる間だけ楽しい剣道=弱いものいじめの剣道」ではなく、自分の弱さ
を克服し人間としてしっかりと成長する糧を養う息の長い剣道を指導したいですね(^0^)
[2004/02/16 16:08:39]

お名前: 剣士   
あつしさんの意見に賛成です。

ただ、うちは、勝つ剣道をしないとか、基本重視だとか言って逃げている指導者も多いと思います。
よくうちは、勝つ剣道はしないとか、あそこは、
勝つ剣道教えているとか言う先生がいますが、
その先生が勝つ剣道を教えて、本当に勝たせられるのかが疑問です。
私には、勝てないから、うちは基本重視と逃げているようにしか思えません。
強豪と言われる道場は基本ができていないと言う事はあまりないと思います。
他の道場より多く基本打ちをしていると考えられると思いますが?

あつしさんの様に、将来が見える指導者は別物と考えますが。
この子は、今こういった剣道をしてますが、あと何ヶ月後、何年後には、こうなっていますと言える指導者になりたいものです。
[2004/02/16 12:30:49]

お名前: えび丸   
toけんパパさん
年間2試合とわ・・・今は8試合ですか、やはり個人戦より団体戦の方が盛り上がりが全く違い
ますよね。一人は皆のために、皆は一人のためにがんばる!!チームワークが大切!!
あと・・・小学生のうちはとにかく自分から技を出して攻める。攻める技が無いと大きくなったら伸びないような気がします。
小さいうちは親もイライラする事が多々あると思いますが、長い目で見て行きましょう。
親が焦ったり、イライラすると子供にも影響します。
親はどしっとかまえて、おもいっきりやってきなさいって言ってます。

最後に生意気なカキコになりましたが、お許しください。
[2004/02/16 10:57:50]

お名前: けんパパ   
TO たったかさん
小学5年生の剣道好き少年の父親兼指導の補助をしているオヤジです。
我が道場の子供達(うちの息子を含めて)も
2年前までは団体戦5コロ10本負けはいつものことでした。
2年前から指導の方針と試合数が変わり前年はそれなりの成績をおさめることができました。
その指導の方針ですが以前よりまして「基本稽古」の多さでした。
切り返し、打ち込み稽古、連続かかり稽古はとくにたくさんやっています。
ただ試合数は少々増やしました。
それでも同市の強豪道場の三分の一ですが。
ただ子供ってひとつの試合でたまたま入った正面打ちが旗3本上がったりすると、
それがすごく励みになりそれからの稽古で別人に変貌することもあるんですよね。

TO えび丸さん
>特に足さばきを注意します。
継ぎ足をしないで一足一刀で打ちなさいと、

うちの道場の先生も毎回、毎回、お経のように子供達に
「足継ぐなぁ〜足継ぐなぁ〜」と言っております

>また試合数も少ない(大、小合わせて
10大会くらい

うちは2年前まで年間2試合でした・・・
それも市の個人戦のみ・・・
現在は団体戦含めて年間8試合に増やしました。

TO あつしさん
>相手の入りばな、引き際、息を吸ったところなど指導していけばそこそこの
結果は出ると思います

うちの愚息の試合での初勝利はお相手の引き技に乗った「面」でした。

>正しい基本を徹底して指導する。その姿勢で試合に
のぞむ。

あらためて基本に勝る稽古はないとおもいます。
[2004/02/16 08:11:41]

お名前: あつし   
少年指導をしているものですが、先生のおっしゃるとおり基本が大事です。
小学生の間に勝ちに走って小さな剣道になってしまってはいけません。
私も指導を始めて間もないころは試合に勝たそうと技やフェイントなどを指導
して、小学生はそこそこ試合に勝つことが出来ました。しかし・・・
その小学生で強かった子供達が中学生になるとあまり勝てなくなるのです。
反省しました・・体が完成しスピードに差がなくなってくるとフェイントや
技はなかなか通用しなくなります。そこで基本中心の稽古に切り替えました。
特に足を徹底的に指導します。えび丸さんが書かれているように大きくても
一拍子の打ちを出せるように稽古しました。すると子供は地力がついてくる
といいますか、勝てない子供には勝てませんが(全国クラス)地方の大会では
そこそこ勝ってきます。それで何が違うかというと中学、高校で化けるんです。
正しい足を指導していると中学、高校でグングン強くなってくれます。
それこそ小学生の間に勝てなかった相手でも問題にしない位になってくれます。
私の結論としては小学生の間は試合のために勝つ剣道を指導するのではなく
徹底的に基本動作を習得させて生涯剣道の礎となるように指導するべきではないか
と思っています。しかし試合がどうでもよいということではなく、徹底した基本
の指導と懸かり稽古による地力UPと正しい打突でどこで技を出せばよいか。
相手の入りばな、引き際、息を吸ったところなど指導していけばそこそこの
結果は出ると思います。しかし先に話したように打つためにフェイントをかけたり
返し技や引き技ばかり指導するのは子供の将来のためによくないことだと思います
試合に勝たせたいと思う気持ちはどんな指導者やご父兄の方々も同じだと思います
しかし、それに走るのは指導者のエゴであり、本当の剣道を教えていないことに
なるのではないでしょうか?正しい基本を徹底して指導する。その姿勢で試合に
のぞむ。これであとの勝ち負けは時の運ということで勝っても負けても普段指導
している剣道が表現できていれば誉めてあげるべきではないかと思います。
試合が多い昨今なので試合も減らすべきであるとも思っています。
剣道において小学生時代の試合の占める割合なんかほんの小さなものですよ。
[2004/02/16 01:40:05]

お名前: えび丸   
toたっかたかさん 
お気持ちはわかります。うちの道場の先生も基本が大切だと言い、特に足さばきを注意します。
継ぎ足をしないで一足一刀で打ちなさいと、!!基本は基本でしっかりおぼえ、試合は自分で
工夫して技を身に付けなさい。
低学年の時はかなり負けてました(面しか打てなかった)また試合数も少ない(大、小合わせて
10大会くらい)それでも、5・6年でまあまあ勝てるようになり、中学ではけっこう勝てる
ようになりました。今、息子(高2)は剣道強豪高に進み全国大会に出場できることになりました。
ちなみに息子(高2、兄)小学生の時の団体戦は1・2回戦でほとんど負けてました。
[2004/02/15 22:40:16]

お名前: たっかたか。    URL
今日は久しぶりに次男の試合に付き合いました。

もともと小学生の数も少なく、大会の規定によってはチーム
が組めないこともあるんですが。
どちらにしても団体戦で勝った所を見たことがありません。
今日も大将戦が3分フルタイムで1本負け、後は全部2本負け
試合時間5人合計が6分半くらいです。
確かにあいては優勝候補ではありますが、もう少し何とかならないかな
と感じた次第です。

今日監督をしていただいた先生とお話ですと、確かに試合に勝てる
稽古はあるのだが、師範代の方針で小学生のうちはとにかく基本
で試合は負けてもということでした。
師範代自信も7段受審の時に我流が強くて、受かるまでに苦労されたそうです。

一緒に稽古するものとしては基本が大事というのも理解できますが、
子供達に勝つ喜びも味あわせてやりたいとも思います。

皆さんはいかがお考えですか?
[2004/02/15 21:22:31]

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