記事タイトル:息はいつ吸う? 


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お名前: Hide.    URL
To 親鳶さん

>これって、こちらの面のスピードが上がったため、今までのタイミングでは受けきれず
>に返しのタイミングがずれたためと考えてよろしいのでしょうか?

スピードが早くなったかどうかは不明ですが、呼吸を読まれなくなったガゆえの効果では
ないかと思われます(^^)


>今日はお相手の竹刀が当たる感触と自分の竹刀が当たった手ごたえがほぼ同時という感
>じでした。

そうですか、それはよかったですねヽ(^.^)ノ


>ただ「一呼吸一打突」というパターンになってしまって、仕掛けが単調なパターンにな
>ってしまったかな…というのが反省点です。この仕掛けのタイミングを変化させられる>ようにというのが今後の課題でしょうか。

そうですねぇ、上手に息継ぎすることができれば、仕掛けも楽になりますね。
「いつでも打てる態勢」っていうのは、「気構え」「「身構え」だけではく「呼吸の備え」も
必要っていうことでしょう(^0^)

お名前: 元立ち   
親鳶さん

>息を吸わない為に速度が上がった
それは少し違いますよ。
打ち込む前に息をしてたので打ち所が見え見えだったってことではないかと愚考します。
息を止めるもしくは吐き出しながらの打突でお相手が打ち所を読めなくなったのではないでしょうか?
スピードは足の鍛錬や合理的な踏み込み、振りの鋭さなどに拠るものです。
息でスピードが上がるものではありません。
オヤジは『間』を盗む為日々努力をしてます(爆)

でももっと早く振りたいっす・・・

お名前: 親鳶   
元立ちさん Hide.さん
いつも丁寧なアドバイスありがとうございます。

今日は
●打ち間に入る前に充分に呼吸を整えておく
●打ちまに入る直前に短く深く息を吸う
●打ち間に入ったら息を少しずつ吐きながら仕掛けのタイミングを計る
●打突に入ると同時に大きく発声して息を吐き出す
●残心をとる直前に息を吸う
●息を吸うときは短く深く吸う
●仕掛けのタイミングが取りきれなかったら大きく発声して息を吐き出しながら一旦離れて息を吸う
これらのことを心掛けて稽古してみました。

以前のように動作の変わり目に息を吸わないため、面打ちの速度がほんの僅かですが
向上したような感じがします。今まで先生に「面返し胴」を打たれると100%胴を
的確に打たれていたのですが、今日は5回に3回くらい胴をはずれました。
これって、こちらの面のスピードが上がったため、今までのタイミングでは受けきれずに
返しのタイミングがずれたためと考えてよろしいのでしょうか?

お相手の仕掛けに対するレスポンスは向上したような感じがします。今までは「相面」のとき
●お相手が仕掛けてきた!
●息を吸いながら竹刀を振り上げて相面
という感じでしたので、お相手の竹刀が面に当たった感触がしてから自分の竹刀が
当たった手ごたえがあるという感じでしたが、今日はお相手の竹刀が当たる感触と
自分の竹刀が当たった手ごたえがほぼ同時という感じでした。

ただ「一呼吸一打突」というパターンになってしまって、仕掛けが単調なパターンになって
しまったかな…というのが反省点です。この仕掛けのタイミングを変化させられるように
というのが今後の課題でしょうか。

今日は「お相手はどこで息をしてるんだろう?」という事を最優先に考えながら稽古して
いたので、今まで出来ていた技の半分もできませんでしたが、呼吸を考えながら剣道をする
ことのメリット(?)も少しですが感じられました。

これから更に研究あるのみですね。

お名前: Hide.    URL
To 親鳶さん

そうですね、互いに打ち間に接したときに不用意に呼吸するべきではありません。でも人
間はそんなに長く息をつめていられるわけもなく、苦しくなってしまえば打たれるだけで
す。私はできるだけ息は止めないようにしていますよ(^^)

一般的には「足が止まると息も止まる」んじゃないですかね。
いや、「息が止まるときに足が止まる」かな? そこが狙い目であり、狙われるポイント
でもあるわけで。

大先生方を見ていると、実にゆったり剣道をしておられる。剣道も呼吸も楽な証拠ですね(^0^)

お名前: 元立ち   
親鳶さん

要は間合いに入ってからの息継ぎは「打たれる」と認識しましょう。
Hideさんが仰ってるように最初は圧力に負けて息を継げなくなることもありますが
どこまで息をしないで我慢できるかが「打つ打たれる」の境目になります。

私は現在間合いを切った連続面打ちで、声を出し続け息継ぎしないで4本までは
打てるようになりました。(道場の子供達には6本ををノルマにしてますが)
三楽メンバーでも「よく4本打てるね」とお褒め頂いきました。(約一人?)(爆)

自分は基本稽古が充分できてるわけではありませんが、子供達の元に立ってる時に
子供と同じように声を出し続けた成果と思ってます。

お名前: 親鳶   
Hide.さん 義さん アドバイスありがとうございます。

●呼吸の切り替わり時(吸う→吐く・吐く→吸う)に身体の動きが鈍る(止まる)
という感じがするのですが、いかがでしょうか?

せっかくお相手に隙が見えたのに、呼吸の切り替わり時だったので技を仕掛けられなかったり、
逆にお相手から技を仕掛けられてそれに応じる場合、呼吸の切り替わり時のタイミングで技を
仕掛けられると、応じきれずに打ち込まれることが多い感じがします。

呼吸についてはHide.さんがおっしゃる通り「攻防の要」ですから、そう簡単に答がでるとは
思えませんので、明日の稽古の時にHide.さんや義さんのお話を元に、いろいろ試してみます。
その結果を元に、またお尋ねしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

明日は義さんの「間合に入る前に息を吸って打突まで息を止める」を試してこようと思います。

お名前: 義   
親鳶さん こんにちは
福岡の義と申します。
面白いお話でしたので、私も参加させて下さい。

あくまで私の場合です。
私は学生の頃(大学)の師範に教えていただいて以来ずっと続けてきていますが
一足一刀の間合いに入る前にヤーと掛け声を掛けて一度大きく息を吸います。
そこで息を止め攻め合いへと入り打突をするまで息を吐きません。
対するお相手でよく前後に動きながら息をされている方がいらっしゃいます。
前(息を吐く)後ろ(息を吸う)これが見えた時はチャンスと思い、息を吸って吐
こうとする瞬間に思い切って面に行きますと、お相手は打突の意思が無く息を吐い
てしまうので良く決まることが多いです。
基本的に息を吐きながら受けたり避けたりと言うのは難しいのかなと思います。
ただ最近では年齢的に延長等長引いた時に、息が続かず、ブハッ〜と吐いた瞬間に
打たれることがあります。

当道場の師範先生に以前聞いたのですが、吸う時も吐く時も長くはせずに、ホッ・
ホッ・フッ・フッといった表現でしょうか短く短く呼吸をされているそうです。
私には難しいのですが。

又、師範先生の定期的な道場での形講習の時に、形は呼吸法を意識して行うことが
良い形、良い剣道へとなって行きます。とのお話がありました。
以下呼吸法です。
・構える時に一度大きく息を吸い丹田に溜め息を止める。
・ヤー、トーで息を吐き、息を止める。
・元の位置に戻り構えを解いて戻る時に呼吸を始める。
お稽古していますが、すごく苦しいですが、形が良くなった気がします。

ご参考まで。

お名前: Hide.    URL
管理人のHide.です

そうですね、あくまでも基本打ちに限ったことですが、私が考える(指導している)方法をお話いたしましょう。

まずは、親鳶さんが挙げてくださった項目に番号を振りまして、

 1.一足一刀の間合いで構える
 2.立ち位置はそのままで、正中線にそって大きく振りかぶり正面を狙う
 3.左足の押し出しとともに身体を前に出し、竹刀を振り下ろす
 4.右足から踏み込んで正しく正面を打つ
 5.そのままの形を崩さずに、すり足で前に進む
 6.振り返って残心

とします。
1で、「イヤァ〜」という掛け声ですね。
2で、息を吸います。
3〜4で息を吐き出すと同時に「メーン」と発声します。
5も発声の続きです(=吐き出し続ける)
6で残心し終わってから息を吸います。


これは大きく打つ場合ですが、小さく打つ場合でもほぼ同じです。
剣道の呼吸法は、「短く吸って長く吐く」です。遠間の攻防ならいざ知らず、攻め合いに
おいて呼気はすべて吐き出すようなことはせず、丹田に落ち仕込むような形で、体内に保
たれています。打突動作に入った瞬間に短く息を吸い、打突に移ります。
ゆえに、攻防の要は「呼吸を読む(呼吸を読ませない)」ということにもなります(^^)


私らもよく、息を吸う瞬間を狙って技を出したり攻めを効かせたりします。先生方とお稽
古していると、打ち合ったりしていないのに呼吸が苦しくなってくることはありません
か? それは、呼気から吸気に移るところで攻められるので、十分に吸気できず、体内の
酸素が減少してくるからですねd(^-^)!

お名前: 親鳶   
いつも妙な質問で恐縮ですが、ふと疑問に思ってしまったもので…
よろしくお願いいたします。

打突の瞬間は「め〜ん」「どぉ〜」「こて〜」と発声しているので、息を
吐いているというのは解るのですが、問題はその前「息を吸うタイミング」です。

今まで1年ちょっと剣道をやってきて、その間ずっと
「振り上げ時に吸って振り下ろしで吐く」
とやってきたのですが…

このやり方だと振り上げから振り下ろしの切り替わりのタイミングと呼吸の吸う吐く
が一致するし打突時のパワーも増すような気がしていたのですが、ふと今日の稽古で
「呼吸の切り替わり時に竹刀の動きが止まる(鈍る)」感じがしたのです。加えて
「呼吸の切り替わり時に妙に力が入ってしまっている」感じがしたものですから…。

試しに、基本稽古の面打ちの時に
●竹刀の振り上げ時に息を吸い、振り下ろしの時に吐く(従来のやり方)
●竹刀を構える直前で息を吸い、打突してすり抜け、振り返る直前まで息を吐きっぱなしで
振り返りと同時に息を吸う
の2種類を試してみたところ…
お相手の方(お相手の方には呼吸のことは一切お知らせしませんでした)の感想としては
●前者は「力強く打てている感じがする…悪く言うと力任せに打ってる感じ」
●後者は「滑らかに打てている感じがする…悪く言うと力強さがない感じ」
という結果になりました。

試合の時などは呼吸をお相手に読ませないためにいろいろな呼吸法があり、
それはある意味、個人の技(秘密)なのでしょうから、呼吸法にセオリーはない
のかも知れません。でも、呼吸の基本は必ずあると思いますので…

基本技術の稽古「正面打ち」を具体例に

●一足一刀の間合いで構える
●立ち位置はそのままで、正中線にそって大きく振りかぶり正面を狙う
●左足の押し出しとともに身体を前に出し、竹刀を振り下ろす
●右足から踏み込んで正しく正面を打つ
●そのままの形を崩さずに、すり足で前に進む
●振り返って残心

このプロセスにおいて、どこで息を吸って、どこで吐くのか、ご指導ください。

長々と申し訳ありません。よろしく願いいたします。

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