記事タイトル:手刺しとミシン刺し |
昔はミシン刺の道具は、存在しなかったのです。剣道具といえば手刺が当たり前だったのです。 一つ一つを職人が作っていました。戦後、剣道の再開と剣道ブームにより安価で大量生産のできるミシン刺が実用化され、最初は、初心者を中心に広く普及したようです。私が子供の頃は、 手刺といえば丈夫で、使い心地の良い最高の道具のことでした。ただし、今は状況が違います。 ogaさんのおしゃるとおり一言でいうことは難しいのです。手刺の糸締め。運針の違いがわかる 人は少ないと思います。私は、ミシンと手刺の両方を持っていますが、体になじむのは手刺の方 です。ただし、剣道する上でどちらも支障はありません。
管理人のHide.です。 Ogaさん、毎回に関しての適切なご回答ありがとうございますm(_ _)m
剣道具を製作する側の条件、使用する側の条件が千差万別ですから、単純に比較はで きませんが・・・。 同じ生産地(日本・中国)で、同じ程度の技量の職人さんが製作にあたり、同じ価格 帯で、同じ利益率だったと仮定すると、人件費よりも材料費にお金を回せるミシン刺 の方が、いくらか丈夫かもしれませんね。それだけよい材料を使えるということです から。 ただ、面や甲手などの布団がよく糸締めをしたもので、かつ柔軟なものであれば、手 刺の方が長持ちするという人もあり、そこは材料だけで決まるものではないようです。 ミシン刺にも手刺とほとんど変わらない使用感を実現したものがありますが、糸締め による糸の沈み込みだけは、手刺でしか実現できない部分があります。 もし同等の手刺とミシン刺を、平行して同程度に使用した経験のある方がいらっしゃ いましたら、私も興味がありますので情報をいただきたいと思います。
非常に間抜けな質問なんですが、手刺しの防具とミシン刺しの防具ってどっちが丈夫なんですかね?こんな素人みたいな質問でごめんなさい!!!