記事タイトル:理合の文学的解釈 


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剣道 いちに会はネチケット強化月間です!

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3.
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お名前: Hide.    URL
To 目から鱗さん

お久しぶりです。
そうですか、お仕事がお忙しくいらっしゃったのですね(^^)


ご子息のご卒業、おめでとうございます!
いやぁ、卒業式前日まで後輩とともにお稽古ですか。すばらしい心がけですね!
きっとそうした取り組みが、また、大学で実を結ぶことでしょうヽ(^.^)ノ

大学でのご活躍とお目にかかる日の遠からんことをを念じております!!

お名前: 目から鱗   
TO Hide.さん

ご無沙汰しております。本業の新人研修本番をひかえあわただしい毎日を過ごしております。
昨日(3・16)愚息も無事卒業することができました。
クラブ活動を通じて、学園のために大いに貢献した人に与えられる賞もいただきました。
何よりも嬉しかったのは、「先生への恩返しは、後輩を育てること」との
Hide.さんからの指導をうけて卒業前日まで、一日も欠かさず後輩との練習を
やりきっての卒業を親として誇りにおもいます。
3月21日から早速大学の合宿に入るそうです。
(Kaz君(たぶん東京校)ともあえるかもしれません。)

親子でHide.さんと会える日を楽しみにしています。

お名前: Hide.    URL
To 目から鱗さん

>先達が命がけで、英知として結晶したものを後継し、未来に伝えることは
>もはや我々の義務であるように思えます。

おっしゃるとおりです。
しかし、現代剣道を学ぶ我々には剣道を通じて「命を見つめること」がなくなってしまい
ました。ゆえに、「打った、打たれた」という現象面での追求のみが主となり、剣道を通
じて自己を見つめなおすという大切な作業を怠るようになってしまったのです。

ここが「剣道がスポーツ化した」といわれる所以なのですが、多くの人はその根本にある
原因を理解できていないと思われます(^^;


>変な質問ですが文章の最後に書かれる記号(^^;←これはわかりやすいのですが)
>規則みたなものがありますか。

これは「顔文字」と呼ばれるもので、インタネの前、パソコン通信の時代から使われてい
る「感情表現をサポートする手段」です。
とくに規則はありません。「。」の代わりに、好きなものをつけます(笑)
ただし、あまりつけすぎますと文章がうるさい感じになりますね。

剣道って難しい言葉や硬い文章でしかいえないことがたくさんありますので、顔文字をつ
けることによって雰囲気を和らげる効果を期待していますd(^-^)! 

使い方や種類は無数にありますので、ご自信なりの表現方法を編み出されるといいと思い
ますよ。

お名前: 目から鱗   
剣の理法と徳
探索メモ

「攻め」に発達段階があり、それがそのまま人間形成(徳形成)となっている。
攻めの発達過程は、もしかしたら「理合」の発達段階か?
「攻め」を学び、懸命に稽古する。そうすると徐々に理に合ってくる。
理に合った「攻め」が出来るようになってくる。ということか?
この時の「理」とは何か?天然自然の理?虚実の理?
もしかしたら、人間の理、徳の理?
理合・間合・気合、その奥には何があるというのだ?

お名前: 目から鱗   
to Hide.さん

>剣道以外のことをやっても、五徳を得ることは可能ですが、剣道の修行法はそれで
>いいのだと思います(^^)

アウトラインがみえてきました。
不動智さんの書き込みを詳細に検討すると
「攻め」の発達過程は人間の成長過程とも読めます。
「攻め」ひとつをとってもこうですから、「間合」「打突の機会」「気」「虚実」
これらの要素が含まれる理法の修練は、自ずと人間形成の因となる。
このことは自明であり、この板を残してくださった板主さんに感謝・感謝です。
人間同士が殺しあう中で、人間は「人間の尊さ」を無条件に見つめざるを得なかった。
「人間の条件」を再読したい衝動にかられます。
先達が命がけで、英知として結晶したものを後継し、未来に伝えることは
もはや我々の義務であるように思えます。

変な質問ですが文章の最後に書かれる記号(^^;←これはわかりやすいのですが)
規則みたなものがありますか。

お名前: Hide.    URL
To 目から鱗さん
    

>私はまだ一度も全剣連HPにいっていないのでなんともいえませんが
>「啓蒙活動」はこのサイトの使命と位置づけられてはどうでしょうか?
>その意味で、このテーマが完了した暁には、研究室に論文として発表される
>ことを切望します。

まぁ、全剣連にできないことをするのが拙サイトだと思ってますので(^_-)~☆


>鶏が先か、卵が先かになってしまうのですが
>剣の理法を修練することで、自然と剣徳が会得され、人間の言動に五徳として
>顕現するという解釈でいいですか?

むろん、剣道以外のことをやっても、五徳を得ることは可能ですが、剣道の修行法はそれで
いいのだと思います(^^)

お名前: 目から鱗   
to Hide.さん

>「啓蒙活動」というのも全剣連には必要な仕事だと思うんですがね(^^)
私はまだ一度も全剣連HPにいっていないのでなんともいえませんが
「啓蒙活動」はこのサイトの使命と位置づけられてはどうでしょうか?
その意味で、このテーマが完了した暁には、研究室に論文として発表される
ことを切望します。

>五徳を意識して積むことによって剣徳が自然に会得されるのではd(^-^)!
鶏が先か、卵が先かになってしまうのですが
剣の理法を修練することで、自然と剣徳が会得され、人間の言動に五徳として
顕現するという解釈でいいですか?

お名前: Hide.    URL
To 目から鱗    

>メモはあくまで、日々私が妄想したことで、多くはピントがずれている(苦笑)。
>彼らにとってはそうでないのかもしれません。

「啓蒙活動」というのも全剣連には必要な仕事だと思うんですがね(^^)


>五徳と剣徳の記述位置に迷っています。   

五徳を意識して積むことによって剣徳が自然に会得されるのではd(^-^)!

お名前: 目から鱗   
to Hide.さん

>なぜ、全剣連がそのHPのなかで、こうした話をしていかないのか不満ですね(苦笑)

メモはあくまで、日々私が妄想したことで、多くはピントがずれている(苦笑)。
彼らにとってはそうでないのかもしれません。

>人間は真から善の存在ならば・・・
悪と戦うことによって、善が生じる事を徳と。
このあたりは(急ぐ必要はないのですが)理合のところで再度
ご教授願いたいと思います。

人間形成ー剣の理法の修練(五徳)ー中核たる理合(剣徳) 
                 ↑
                 もしかしたら善(悪と戦う)
五徳と剣徳の記述位置に迷っています。   

お名前: Hide.    URL
人間は真から善の存在ならば、教育も規範も法律もモラルも慣習も何もなくてもいいこと
になります。それが必要なのは、人間が奔放に生きたときに混乱を招くからでしょう(^^)

集団生活に秩序は不可欠なものであり、それに従って行動することが善であり、善行の最
上のものが徳といわれると考えます。


To 目から鱗さん
なぜ、全剣連がそのHPのなかで、こうした話をしていかないのか不満ですね(苦笑)

お名前: 目から鱗   
剣の理法と剣道修練の心構え
探索メモ

剣の理法の修練、剣道修練の心構え、人間形成
もし、私の直感的な閃きが真実なら

おお、なんとういう英知であろう。
彼らは「剣」を守ったのだ。後世に存続させたのだ。
武士道精神を、大和魂を守ったのだ。
武士道精神という言葉も使えない。日本刀も使えない。徳という言葉も。
全てを「剣の理法の修練、剣道修練の心構え、人間形成」の奥底に秘沈したのだ。
正しく剣道を学べば、必ずや再興する。その日を待とうと。
「正しく学べ」遺言として残したに違いない。

お名前: 目から鱗   
to Hide.さん

性善説、性悪説は「あること」の視点の違いであり、一面ではないのでしょうか
人間が固定的に善であり、悪であるというよりも、
同一の人間にも、ある時は善、ある時は悪となる状況が発生する。
これは、現代心理学の証明内容でもあると思われます。
儒教においてもその歴史的過程で、性善説・性悪説が混在した。
同一教において、説が2つに分かれた事実。探求課題でもありましょう。

武士道精神(剣道修練の心構え)人間としてのあるべき姿。5常の徳。目標・規範
剣の理法の修練に内包する剣徳                  修行法

実は剣の理法の修練=修行法にも徳が内包する
即ち、精神と剣、心と剣。人間としてのあるべき姿は、剣の理法の修練によって達成可能。

剣の理法の修練(修行)によって「内発」し、顕現する。
修行によって徳は顕現し、修行の持続によって個人の「人格」「精神」「魂」となる

従って剣の理法の中核となる「理合」が修行の核心となる
そのように思えます。

お名前: Hide.    URL
To 目から鱗さん

私は人間の性根を「善」だと捉えておりません。ゆえに後天的に「徳を積む」のだと考えてお
ります。

さらに、社会規範と個人の徳との合一が望ましいと思いますね。
なかなか難しいことですが、教育活動としてはそうあるべきと考えますが(^^)

お名前: 目から鱗   
剣の理法と剣道修練の心構え
探索メモ

もしかしたらこう言うことか?

個人の行動→ルール→道徳
人間としての行動は、最低限守らなければならないルール(法律や規則)がある。
しかし、ルールさせ守っていれば何をしてもよいという訳ではない。
勝てばいいと言うわkではない。手段を選ばないやり方だってある。
ルールは悪用することだって出来る。
そこに規範としての「徳」の徳たる価値がある。
徳行(正義、廉恥、武勇、礼節、謙譲)こそが、人間を人間たらしめうる価値なのである。
例えば、礼と師が弟子に徳行を促す作法であり、弟子がそれを実践する誓いの儀式ともとれる。
剣の理法の修練は、ここでいうルールであり、剣道修練の心構えは規範
全人格的的一致、一如があってはじめて、「心栄え正しき」人間が形成される。

ヒリエモン、君も剣道をしたらどう?

お名前: 目から鱗   
剣の理法と剣道修練の心構え
探索メモ

「剣の理法(剣で戦う上での理に適った法則)」
「心構え(自己修養、徳行によって社会・政治の確立)」

異なる「道」の融合に自己矛盾はないのか?
 

お名前: 目から鱗   
to Hide.さん

>「何が徳かわかっていない」というのも表面的過ぎますか?(^^)

はい。徳は人間の本性であり、わかるわからないの問題ではないと思えます。
徳(善根)をつむことが悪いという人はいないと思うのです。
正義、廉恥、武勇、礼節、謙譲は元来備わっている。引き出し方だと。
剣の理法の修練←これがほころびかけているのでは?
日本刀が竹刀に変わった→剣道が変質した。それ以前の問題なのではないのでしょうか。

お名前: Hide.    URL
To 目から鱗さん

>最近の研修施設はインターネットが使用できないことを除けば快適です。
>隔離(少々オーバー)されると、自分を取り戻す良い機会になります。

なるほど、あわただしい毎日の中にあっては、なかなか自分を見つめなおす時間や場所が
ありませんからね(^^;


>徳の概念、徳の価値観が薄れてしまったというのは表面に過ぎます。
>若者の奥底には美徳に対する強い願望が脈動しているのですが、
>素直に出す機会がない。といったところが真実でしょう。

なるほど、「何が徳かわかっていない」というのも表面的過ぎますか?(^^)


>このサイトにきて、日ごろの疑問をぶちまけて、議論して
>大いにすっきりしてもらいたいものです。

そうですね、拙サイトが皆さまのよき研鑚の場になりますことを管理人としても願ってお
ります。
私自身も大いに勉強させていただければと考えておりますしね(^0^)

お名前: 目から鱗   
hide.さん

>お疲れ様でした。いかがでしたか、成果は上がりましたでしょうか?(^^)

最近の研修施設はインターネットが使用できないことを除けば快適です。
隔離(少々オーバー)されると、自分を取り戻す良い機会になります。

徳の概念、徳の価値観が薄れてしまったというのは表面に過ぎます。
若者の奥底には美徳に対する強い願望が脈動しているのですが、
素直に出す機会がない。といったところが真実でしょう。
剣道に期待するもは大です。
大きな声を張り上げて、思い切り汗を書くだけでも
温泉に入ってすっきりしたのと同じでしょう。
すっきりすれば人間素直になれます。
このサイトにきて、日ごろの疑問をぶちまけて、議論して
大いにすっきりしてもらいたいものです。今はひたすら勉強して
多くの疑問に答えられるよう成長していきます。

お名前: Hide.    URL
To 目から鱗さん

この寒空に山篭りですか。
お疲れ様でした。いかがでしたか、成果は上がりましたでしょうか?(^^)

まったく下界は、相も変わらず下劣な事件でうんざりです。
いつから日本人はこんなに身勝手になってしまったのでしょうね。
個人からも企業からも「倫理」という言葉が抜け落ちてしまったようです(-_-)

お名前: 目から鱗   
to Hide.さん

ご無沙汰しております。合宿研修で山篭りしておりました。
外部との接触を遮断された世界もたまにはいいものです。
下界の動きをみるにつけ、倫理・道徳の荒廃もここまできたかという感じです。
手段も選ばぬ、ルールも守らぬ「勝てばいい」の言動には、あきれ返るばかりです。
剣道がこのあたりを厳しく戒めている理由がわかる気がします。

「人間形成」という言葉の重みがズシッときます。

お名前: Hide.    URL
To 目から鱗さん

>では理法の中核たる「理合」、象徴的には「理合」そののものを修練すると
>人間はどのように、自己変革を成すことができるのでしょうか
>そのことが「理合」の中にヒントとして隠されている。

それが「剣徳」とか「武徳」と呼ばれるものですね。
このあたりを調べていくと、「人間形成」に求められているものが具体化してくるのではあ
りませんか(^_-)~☆

お名前: 目から鱗   
TO Hide.さん

>むしろ胡散臭いのは、「剣道の」といわず「剣の」といっているあたりにあろうかと(笑)

柔道とは柔の理法の修練による人間形成
合気道とは合気の理法の修練による人間形成
剣道とは剣の理法の修練による人間形成

これらに共通な事項は「理合」であることがわかります。
すなわち「柔」「合気」その言葉自体が「理合」の象徴的表現、シンボルとなっています。
したがって「剣」もまた理法の中核たる「理合」の象徴的表現、シンボルであると。
では理法の中核たる「理合」、象徴的には「理合」そののものを修練すると
人間はどのように、自己変革を成すことができるのでしょうか
そのことが「理合」の中にヒントとして隠されている。

人生、人間としての生き方、人間としてのあるべき姿を
「理合」の中から汲み取る必要があるのではないでしょうか
理合の修練の中で、剣道が理想とする「人間像」を形成することができる
それこそが剣道の精神、魂、このことを「剣の理法」という言葉で呼んでいるのでは。
剣を具体的な刀や竹刀とするのではなく、そこから更に一重攻め入り、
突き抜けたところに「剣の理法」はあるのでは。

「理合」の修練過程で、人間として最も必要なことを私たちは知り、身につけることができる
このこと(自己変革)をもって、社会に世界に貢献していこう。

「理合」の修練過程で、知り、身につけることのできる「人間として最も必要なこと」
それが何であるのか考えてみたいと思います。

お名前: Hide.    URL
To 目から鱗さん

「理法」は「理合または理に基づいた方法(実践)」ってなニュアンスなんじゃないです
かね。

「修練」は「練って修得する」でしょう。

むしろ胡散臭いのは、「剣道の」といわず「剣の」といっているあたりにあろうかと(笑)

お名前: 目から鱗   
「剣の理法」探索メモ

剣の理法とは何か、様々な解釈があるだろう。
しかし、様々な解釈のどれが正しいのか見極めなければならない。
どの解釈でもいいといった曖昧なものではないはずだ。
この解釈は部分的だとか、本質と言い当てていないとか、何か基準がある?
たぶん、その基準のヒントは人間形成にあるはずだ。
正しい解釈なら、必ずその解釈の中に
人間形成(果)に繋がる「因」が説明されているはずだ。このあたりからアタックしてみよう。
また、これまで追跡してきた「理合」にもつながらなければいけない。
人間形成と「理」そして「理合」、剣の理法という言葉にはその底に何かが隠れている。
剣の理法の修練、「修練」という言葉もどうもくさい。
いざ、悶絶の世界へ。

お名前: 目から鱗   
「剣の理法」探索メモ
剣の理法は日本刀でないと学べないのか?
回答は明らかに「NO」である。
剣の理法は日本刀であろうが、竹刀であろうが学ぶことはできる。
では、何をもって証明するのか?
あらゆる「道」が人間形成を根本とする。
本来なら剣道と他の「道」を比較し、「道」の優劣を比較検討し、その本質を
見極める必要があるが、今回はさておき別の方法で剣道の本質を探していきたい。
日本刀に剣道の本質があるか?

体系図?人間形成ー剣の理法の修練。ここまでは誰も認めることが出来るだろう。
他の「道」と決定的に異なる点「剣の理法」こそ剣道の本質と考えられる。
剣の理法の解明の中に、日本刀と竹刀がある。
先に、日本刀か竹刀かの論争は無意味であろう。

お名前: Hide.    URL
to 目から鱗さん

>一番怖いのは、日和見主義者。
>この愛すべき人々を啓蒙していくのは、このサイト(Hide.さん)の使命なのでしょう。

問題を問題と認識していながら、どうすることもできない人のほうが多いと思うんです。
ただ、問題意識だけは持ち続けていただきたいと考えているんですがね(^^)

とりあえず私にできることはいたしました。少しでもこの問題が多くの剣道愛好家の知る
ところになり、問題意識を持ってくださる方が増えますことを祈るのみです。

お名前: 目から鱗   
to Hide.さん

剣道談話室 昇段審査・国会議員は特別扱い? じっくり読んでみました。
どの「道」もその本質が失われていく過程では、必ず3つの「悪」がうごめきます。
・政治権力の手先となる既得権者
・自己の利益のための扇動屋
・見て見ぬ振りをする日和見主義
一番怖いのは、日和見主義者。
この愛すべき人々を啓蒙していくのは、このサイト(Hide.さん)の使命なのでしょう。
力をつけていきます。師匠の戦いに参戦できるように。

お名前: Hide.    URL
to 目から鱗さん

すばらしい目標ですね。
とくに4番が気に入りましたヾ(・_・;)オイオイ

森はなかなか深いですし罠もたくさん仕掛けられております。
まぁ、あわてずにじっくりと進めていくことにいたしましょう(^_-)〜☆

お名前: 目から鱗   
to Hide.さん

新年あけましておめでとうございます。
愚鈍の弟子でありますが、今年も引き続きご指導くだしますようお願いします。

目標
?剣道という森がわずかばかりですが見えてきたような気がします。
 これを機会にアウトラインを体系図としてまとめる。
?ワークシートの完成を目指す
?(出来たら)4軸のモデルを完成させる
?なによりも、Hide.さんといっぱい飲む

お名前: Hide.    URL
to 目から鱗さん

昨年はこのトピで大いに楽しませていただきました。
今年も、大いに「理合の研究」にいそしみましょうヽ(^.^)ノ

お名前: 目から鱗   
to Hide.さんへ

>それは、お一人お一人の修行の家庭で体得されていくもの
>このあたりは「これだ」って言い切れないのではないでしょうかねぇ(^^;

確かに、呼吸法は全ての人が使っているとは限りません。
「理合」のレベルになると誰にでもあてはまる、普遍的な共通性が要求されるのだと
了解しました。

以上を持ちまして、本年は納めとさせていただきます。
今年一年本当にありがとうございました。
今後ともよろしくご指導くださいますようお願いいたします。

良いお年をお迎えください。
世界の心を繋ぎ行くサイトに成長されんことを
ご祈念させていただきます。

お名前: Hide.    URL
to 目から鱗さん

>最初は「一致」は実現目標と考えていましたが、これも理合と考えるべきで
>どこかに「その具体的な方法」が存在する。
>今回の呼吸法の検証でそのようなことが閃いたのですが、いかがでしょう?

誰にでもあてはまる「一致のさせ方」があるわけではないと思うんですよ。
それは、お一人お一人の修行の家庭で体得されていくものだと思いますし。
呼吸法もそのひとつであることは想像できますが、すべてではないはずです。このあたり
は「これだ」って言い切れないのではないでしょうかねぇ(^^;

お名前: 目から鱗   
to Hide.さん

>タメにおいて呼吸を止めてやるのが一番簡単な方法
>初期段階としてはそれでOKですが

ご指摘のとおり、「溜め」でも息を止めず(断続的に呼気を繰り返す)ともあります。
かなりの上級技術とおもわれます。なんとか検証していきたいとおもいます。

調身(姿勢と体の運用)、調息(呼吸法と気)、調心(悟りのメカニズム、
   平常心、明鏡止水)

気・剣・体の虚実は気法・剣法・体法として個々に理合を持ち
究極の理合として「一致」がある。
最初は「一致」は実現目標と考えていましたが、これも理合と考えるべきで
どこかに「その具体的な方法」が存在する。
今回の呼吸法の検証でそのようなことが閃いたのですが、いかがでしょう?

お名前: Hide.    URL
to 目から鱗さん

いやぁ、ご熱心ですね(^^)
呼吸法は、なかなか意識しにくいですがとても大切ですね。
息は「意気」に通じ、気力の源となります。呼吸法を制する者は、気を制することも可能
ですから。

ただ一点気になりますのが、
>?(攻め・溜め・打突)一瞬息を止め、残りの息を一挙に吐き出す
の部分です。

タメにおいて呼吸を止めてやるのが一番簡単な方法ではありますが、それだとホントに瞬
間的にしかタメられませんよね。だから、「攻め・溜め・打突はほぼ一瞬のように感じら
れました」ってことになってしまうわけです。

むろん、初期段階としてはそれでOKですが、上位者同士の立会いになれば、「タメ会い」
といった状態も起こりうるわけでして、タメにはある程度の持続性も必要になってくるん
ですね(^^)

お名前: 目から鱗   
to Hide.さん
今日は久しぶりに、近くの公園で息子と稽古をしました。
導入時期が早すぎるかとも思いましたが、呼吸法を取り入れてみました。
1.呼気を取り入れた切返し
 ?始めに息を一挙に吐き出して面(同時に吸気)
 ?呼気のみで横面を打ち続ける(最後の横面を打った時、息が少し残しておく)
 ?最後に一瞬息を止め、残った息を全て吐き出す瞬間に面を打つ。
2.以上の呼吸を触刃、交刃、攻め、溜め、打突に応用する
 ?(触刃、交刃まで)細く長く息を吐きながら前進し
 ?(攻め・溜め・打突)一瞬息を止め、残りの息を一挙に吐き出す

3.呼気と吸気の変わり目(残りの息を吐き切るあたりで)
  相手の「攻め」が入ると身動きができない・苦しいことの確認

以上一時間位稽古したのですが、呼吸の大切さが感じられました。
相手の呼吸を観て取るのはまだできませんが、呼吸を使うことはできそうです。
攻め・溜め・打突はほぼ一瞬のように感じられました。
これまでとの違いは、更に集中力が増したように感じられたこと。
手元の浮くのがボヤッとですが見てとれます。
「気の虚実恐るべし」でした。
第4の軸に「気の流れ」を指摘されましたが、確信できました。
息子も感心しきりでした。以上について、アドバイスお願いします。

お名前: Hide.    URL
to 目から鱗さん

>身法::身体を理合にそった法則通りに動かす

そうですね、問題ないと思います。


>心法::相手の攻撃意欲を気の流れや微妙な動きによって事前に察知する

う〜ん、「攻撃意欲」ばかりではないんですよね。
「防御の意識」なども察知するわけですから(^^)


そして、「身法」と「心法」は互いに干渉しあっていて別々に存在するわけではありませ
ん。ちょうど手のひらと手の甲のような関係でしょうか。どちらがなくても「手」は構成で
きませんからd(^-^)!

お名前: 目から鱗   
TO Hide.さん

>う〜ん、しばらく表とにらめっこしてましたが、よく理解できませんでした(^^;
>すみませんm(_ _)m

申し訳ありません。なんとか意を汲んで表現しようとしているのですが、力不足です。

質問です。
身法::身体を理合にそった法則通りに動かす
心法::相手の攻撃意欲を気の流れや微妙な動きによって事前に察知する
こんな感じでよろしいのでしょうか?

お名前: Hide.    URL
To 目から鱗さん

う〜ん、しばらく表とにらめっこしてましたが、よく理解できませんでした(^^;
すみませんm(_ _)m

お名前: 目から鱗    URL
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お名前: 目から鱗   
to Hide.さん

>虚も心の実像のひとつと考えなければいけません(^^)
了解です。



お名前:
Hide.    URL
To 目から鱗さん

>虚は心の写像(現実)であって、「心」そのものではないのではないか?

ここは難しいところですね。
ただ「意図的に虚を作り出す」という行為もあるんです。
虚の隙を「誘い」に使うやり方です。
ゆえに、虚も心の実像のひとつと考えなければいけません(^^)

お名前: 目から鱗   
to Hide.さん

>でも、これだと、理合の部分に心法が絡んでこなくなってしまいます。
>理合は「気」も「剣体」も包括する存在だと考えますがd(^-^)!

はい。図はモデルの4軸を検証しようとして作成したものです。
方法としては、事理一致、懸待一致、攻防一致、気剣体一致等々代表的なキーワードを
並べ意味的な関連付けを行ったものです。
指摘の部分は(虚実の段階から気になっていましたが)図を描いていて、
無理があるなと思いました。
虚は心の写像(現実)であって、「心」そのものではないのではないか?
目に見えないものは、何かに変換する必要があった。
虚(気剣体)の経験則から、推定できる実(心)の傾向性を「心法」としたのでは?
○×一致の「一致」は「一に到る」と読みかえられます。即ち「心」との深い関係性を
示唆しているのでは?
結論して、我見を述べますが虚実の解釈が多様化している。
ここで間違うと、モデルの軸が(たぶん)決定できない。

(素人は悶絶すると何を言い出すかわかりません。悪しからず)

お名前: Hide.    URL
To 目から鱗さん

>「技」の底に秘された真実
>種類の多さは、人間の心がかくも複雑であること示しているのか?
>       それとも、心を動かすための必要性の度合いなのか?

小野派一刀流では
「一刀は万刀(ばんとう)に化し、万刀は一刀に帰す」と言ってますよ(^_-)~☆


>だいぶつながってきました。

つながってきましたね(^^)
でも、これだと、理合の部分に心法が絡んでこなくなってしまいます。
理合は「気」も「剣体」も包括する存在だと考えますがd(^-^)!

お名前: 目から鱗   
to Hide.さん
だいぶつながってきました。

        ┏━━━━━虚実━━━━━━━━━┓
        ┃  ┏━身法  ━┓  ┏━心法  ━┓┃
        ┃  ┃          ┃  ┃          ┃┃
        ┃  ┃          ┃  ┃          ┃┃
        ┃  ┃┏━━━━気剣体━━━━┓┃┃
        ┃  ┃┃剣体          気      ┃┃┃
        ┃  ┃┃│            │      ┃┃┃
        ┃  ┃┗┿━━━╋━╋┿━━━┛┃┃
        ┃  ┗━┿━━━┛  ┗┿━━━━┛┃
        ┃      │            │          ┃
        ┗━━━┿━━━━━━┿━━━━━┛
                │            ├────────────┬
                │                                      │
        ┏━━━━剣体━━━━━━━━━━┓            │
        ┃                                ┃            │
        ┃┏━技━━━━┓  ┏━理合━━┓┃            │
        ┃┃仕掛け技    ┃  ┃三つの先  ┃┃            │
        ┃┃応じ技      ┃  ┃先々の先  ┃┃      ┏━四戒━━━━━━┓
        ┃┃            ┃  ┃体の先    ┃┃      ┃驚き懼れ          ┃
        ┃┃            ┃  ┃後の先    ┃┃      ┃疑い惑い          ┃
        ┃┃    │      ┃  ┃          ┃┃  ├─┨                  ┃
        ┃┗━━┿━━━┛  ┝━━━━━┛┃  │  ┗━━━━━━━━━┛
        ┗━━━┿━━━━━┿━━━━━━┛  │
                │          │                │
            ┏━許さざるところ━┓        目付け
            ┃出頭              ┃            │
            ┃居着き            ┃            │
            ┃気の抜け          ┃───────
            ┗━━━━━━━━━┛

お名前: 目から鱗   
虚実探索メモ

剣術68手→手法50種→仕掛け技・応じ技
「技」さんあなたは誰ですか、あなたは何ですか

何を観じろというのですか
あなたは、どのようなモデルを使って生まれてきたのですか

「技」の底に秘された真実
種類の多さは、人間の心がかくも複雑であること示しているのか?
       それとも、心を動かすための必要性の度合いなのか?

お名前: Hide.    URL
To 目から鱗さん

>もうひとつは、外側の大きな三次元空間(場)の中に、二つの小さな三次元空間(個
>体)を置く手もあるかもしれません。

これがよくわかりませんね。
もう少し説明していただけますか(^^)


>攻めと現す心の相関を確認 (どうする?)  

この部分がいわゆる「心眼」の部分。
誰にでもできるものではないと考えますので、いわゆる「数値化」は不可能なのでは(^^;

お名前: 目から鱗   
「Welcome to 蘭崎 剣さん」に訂正してください。
 固体は「個体です」
 以上お詫びいたします。

お名前: 目から鱗   
Welcome to 欄崎 剣さん
>是非お二人の問答を続けてください。
ありがとうございます。そう言ってもらうとうれしいです。
三人寄れば文殊の知恵。

>私も稽古を通じて”実験”してみます
検証データの提供よろしくお願いします。

to Hide.さん
>Y軸を「技量(技能)」とし、α軸に「気の流れ(心術)」を加えてみてはいかがでしょう?
各軸を統一的に制御する、4つめの軸(気の流れ)← ぴったりかもです。
もうひとつは、外側の大きな三次元空間(場)の中に、二つの小さな三次元空間(個体)を置く手もあるかもしれません。

X軸(時間の経過とともに変化する虚実)構え→攻め→打突→残心の虚実
Y軸(虚実を現す実体 動作と心の虚実)
Z軸(理合 X・Yの法則性、技量)
α軸(意思というかX・Y・Zを統一制御するもの)
 
虚実探索メモ
心の動きを測定する必要がある
たぶん、かなりの実験が必要

攻めの種類 現す動作 心の動きの仮説
↓
攻めと現す動作の相関を確認(ここまではできる)
↓
攻めと現す心の相関を確認 (どうする?)  

お名前: Hide.    URL
To 目から鱗さん
>固体としての虚実の相関           仮に虚実の理その1
これは「固体」ではなく「個体」ですよね?(^^)

>もう一つ軸が必要(なような) 時空を超えた何か 本源 無 無意識
Y軸を「技量(技能)」とし、α軸に「気の流れ(心術)」を加えてみてはいかがでしょう
かd(^-^)! 


To 蘭崎 剣さん
アハハ、他にも読者の方がいらっしゃいましたか(^^)

>剣道の稽古(試合も含め)は人生もしくは人の生き方のシミレーションのようですね。
まさに!
師匠はそれをもって「剣理精通」という言葉を私にくださいました(^_-)~☆

お名前: 蘭崎 剣   
このトビにかなりはまっています。是非お二人の問答を続けてください。私も稽古を通じて”実験”してみます。剣道の稽古(試合も含め)は人生もしくは人の生き方のシミレーションのようですね。

お名前: 目から鱗   
to Hide.さん

>ニュートラルな状態こそ「空(くう)と考え、「無」よりも上の状態と認識
ありがとうございます。だいぶ絞られてきました。

虚実探索メモ

自然の理(主として物理)、心の理(心理)
固体としての虚実の相関           仮に虚実の理その1
自分の虚実と相手の虚実の相関        仮に虚実の理その2
これに時間軸を加え(三次元)でとらえると「先論」が姿を顕す(ような)
X軸 時間(プロセス)
Y軸 修練の度合い
Z軸 虚実

もう一つ軸が必要(なような) 時空を超えた何か 本源 無 無意識
悶絶

お名前: Hide.    URL
To 目から鱗さん

>心のエネルギーとしての「気」もこの理に従う。
>「気」が虚から実(又はその逆)に変転する、正にその瞬間=虚実の中点こそ「未発の
>気」か?

虚実の中点は、車のギアで言うなればニュートラルのところです。
正逆、どちらへも転換可能な部分。それは、有意識と無意識の間にも存在しますね。
私はこのニュートラルな状態こそ「空(くう)と考え、「無」よりも上の状態と認識して
います(^_-)~☆

お名前: 目から鱗   
虚実探索メモ

(肉眼でとらえている)動作(虚)は心(実)の所作である。
心が変化すれば、動作もかわる。鍛えられた心が顕す動作、未熟な心が顕す動作、
これらは一様ではない。
見る方についても同じことがいえる。相手の動作は、見る人間の心によって異なる。
相手の動作に惑わされることなく、その動作の元(心)を観る(心眼)。
隙を虚というのは、心の隙。隙がないというのは修練による心の充実。

虚実には、「場とエネルギー」の観点から「虚実の中点」が存在する。虚実の「0」ともいうらしい。全ての物質は必ず、虚→虚実の中点→実(又は逆方向)と変化する。
上がるものは下がる。下がるものは上がる。

心のエネルギーとしての「気」もこの理に従う。
「気」が虚から実(又はその逆)に変転する、正にその瞬間=虚実の中点こそ「未発の気」か?

「お蔭さま」という感謝を現す言葉がある。
自分を一本の木にたとえる。この木に光があたり成長する。
光によって蔭が生じているが、蔭の部分を良く見るがいい。
雑草があり、水分保っている。実はこの蔭が自分を生かし支えてくれている。
蔭に感謝。お蔭さま。なるほど。

お名前: Hide.    URL
To 目から鱗さん

>未発の気を気(心)の虚実で考える=先々先が虚実の観点から説明可能なはず。

頑張ってみてください!(^_-)~☆

お名前: 目から鱗   
to Hide.さん

>気の抜けた状態=空虚」ですから、気と虚実は密接な関係にあります。

>円錐を想像してください。真横から見れば三角ですが、真上もしくはましたから見ればそ
>れは円です。攻めにおいても、「虚実」の観点と「先論」とでは、同じものの見ている角度
>が違うのだと考えます(^^)

了解しました。その線で考えてみます。
未発の気を気(心)の虚実で考える=先々先が虚実の観点から説明可能なはず。

悶絶の世界へいってまります。

お名前: Hide.    URL
To 目から鱗さん


>昨日息子と道場にいってしっかりと確認してきました。
>虚実が見え出すと剣道観戦の楽しみが倍増します。ルンルン状態でした。

そうですね、そうしたところまで思いが及ぶと、これまで単に現象だけしか見えていなか
ったものに、そこに横たわる確固とした「理合」が見えてくるのがわかります。とくに、高段
者や熟練者の立会いは、そうしたものが随所に散りばめられています(^0^)


>「構え」も流転の連続です。初期状態は、攻め合い・打ち合いの中では一時たりとも
>原型を止めていません。

その中でも「崩れが少ない「収まりがいい」といわれる構えというのが厳然として存在し、そ
うした方が「隙がない」「品通い」と表されるわけですd(^-^)! 


>もしかしたら、「攻め」にも気剣体一致の攻めを実、
>気だけ・剣だけ・体だけの攻めを虚とする考え方もあるのではないかと思えたほどです

修行段階によって「虚の攻め」を見抜く眼力が備わってくるわけですが、「実の攻め」には動
かされてしまいます。
剣道のセオリーのひとつに
 ●上を攻めて下を打つ、下を攻めて上を打つ
 ●表を攻めて裏を打つ、裏を攻めて表を打つ
というのがあります。
私どもも、「面を攻めて面はなかなかあたらないので、面を打つときはしっかりと手元を攻
めて」などとアドバイスをしてしまいます。「面のための面」は難しいんですね。
でも、修行を深めてまいりますと、「面を攻めて面面」「小手を攻めて小手」が打てるよう
になる。これが「実の攻め」の一種です。こうなりますと、かなりすごいことになりますね(^0^)

「●●の面」なんて称される先生は、それが確立しておられるわけですヽ(^.^)ノ


>あれはきっと、未発の気を打ったのではないかと思われる一打がありますた。
>タイミングが合わずフライングになりましたが、完全に動体視力を使った
>打ち方でした。

う〜ん、これは実際に拝見しておりませんので、なんともコメントのしようがありません
ね(^^;


>これは閃きの範囲内なのですが、剣道が見つめているものの中には
>もしかしたら、虚でもない、実でもない、その中間の状態があるのではないか
>もしあるとしたら、虚実の理では説明しきれない。
>虚実の理をもとに、この中間の状態を取り入れ、モデルを再構築しようとしたものが
>「先論」の内容なのではないか。
>気は明らかに存在する。しかし、未発(空みたいなもの)といゆう中間の状態は説明で>きていない。虚実はあくまで有を前提とした概念モデルである。
>有るでもなし、かといって無いでもない。
>そう思われた昨日の観戦でしたが、いかがでしょう。

「気の抜けた状態=空虚」ですから、気と虚実は密接な関係にあります。

円錐を想像してください。真横から見れば三角ですが、真上もしくはましたから見ればそ
れは円です。攻めにおいても、「虚実」の観点と「先論」とでは、同じものの見ている角度
が違うのだと考えます(^^)

お名前: 目から鱗   
追記

これは閃きの範囲内なのですが、剣道が見つめているものの中には
もしかしたら、虚でもない、実でもない、その中間の状態があるのではないか
もしあるとしたら、虚実の理では説明しきれない。
虚実の理をもとに、この中間の状態を取り入れ、モデルを再構築しようとしたものが
「先論」の内容なのではないか。
気は明らかに存在する。しかし、未発(空みたいなもの)といゆう中間の状態は説明できていない。虚実はあくまで有を前提とした概念モデルである。
有るでもなし、かといって無いでもない。
そう思われた昨日の観戦でしたが、いかがでしょう。

お名前: 目から鱗   
to Hide.さん

>このトピが見事帰結した暁には、一杯やりたい気分ですねヽ(^.^)ノ
それを励みにがんばります。

> ●虚の隙、実の隙
> ●虚の攻め、実の攻め
>この組み合わせによって「虚をもって実を攻める」とか「虚をもって虚を攻め」

昨日息子と道場にいってしっかりと確認してきました。
虚実が見え出すと剣道観戦の楽しみが倍増します。ルンルン状態でした。

「構え」も流転の連続です。初期状態は、攻め合い・打ち合いの中では一時たりとも
原型を止めていません。

「攻め」については更に興味ある状態が発生しました。
六段といえども、攻め方によっては簡単に崩れるということです。
小手先のフェイントでは、ビクッともしません。むしろ反撃の好機にされます。
しかし、充実した気勢、気も剣も体も渾然一体となって出たとき、この時だけは
一瞬、居着いた状態になったり、飛び込んできたりします。
もしかしたら、「攻め」にも気剣体一致の攻めを実、
気だけ・剣だけ・体だけの攻めを虚とする考え方もあるのではないかと思えたほどです

長くなりますがもう一つ。
あれはきっと、未発の気を打ったのではないかと思われる一打がありますた。
タイミングが合わずフライングになりましたが、完全に動体視力を使った
打ち方でした。

お名前: Hide.    URL
To 目から鱗さん

アハハ、大仰な(^^;
でも、このトピが見事帰結した暁には、一杯やりたい気分ですねヽ(^.^)ノ

お名前: 目から鱗   
to Hide.さん


涙あふる、止まることなし。
師とはかく有難き。
道をもって道を示し、更なる精進をと励ます。抱えるがごとし。
山より高き、海より深き師の恩
如何に報いるや

(取り急ぎ)

お名前: Hide.    URL
To 目から鱗さん

>勝機はどうしたらつかめるのか→やみくもでなく、理に適ったものが要求される。
>では理(再現可能で、努力すれば誰にでも修得可能な法則)はあるのか
>YES その1つが虚実の理
>構え(どこかを守れば、どこかが空く)
>動き(剣先の上下左右、体の前後、気の張り・緩み)
>これらの状態は一定ではなく、振り子のように際に達すると変転する傾向性をもつ。
>(勝機の視点からすると)強弱をもち、強弱を繰り返す。

すばらしい!
目から鱗さん、本当に剣道をおやりになっていらっしゃらないのですか??
剣道愛好家、いや、剣道専門家でも、ここまできちんと理解している人がどれだけいるかど
うかヽ(^.^)ノ


>小手を守って(実)面をあけている(虚)。「虚を攻める」と実であったものが、虚に
>転じるその際を打つといったニュアンスです。

けっこうです。この部分においてはまったく間違いはありません(^^)


私の説明もよくなかったのですが、「虚実」には2方向の切り口があるんですね。
 ●虚の隙、実の隙
 ●虚の攻め、実の攻め
この組み合わせによって「虚をもって実を攻める」とか「虚をもって虚を攻める」・・・
なんて具合になりまして、さらに、
 ●虚を打つ、実を打つ
というところにつながります。


ちなみに「虚の攻め」とは「打突」という実を伴わない攻め(無形の攻めではない。つまり
「打つという意思はないのだが打つと見せかけた攻め」フェイントや表押さえの動作な
ど)であり、「実の攻め」は打突そのものあるいは打突の明確な意志及び動作(それに付随
する竹刀操作も含む)です。
この両者は、外見からは窺い知る事のできない部分ですが、ここまで掘り下げてきますと厳
密に区別する必要がありましょう(^^)


なお、「虚を打つ」いうのは、虚を打つ事によって次に開かれる「実の隙」を誘導する事にあ
ります。小手の一本打ちが防がれている場合、小手から面に渡る技などがこれに相当しま
すし、もっと長期に「布石」として使われる(「剣道時代」2005年12月号では「複合技」とい
ういい方をしておりました)場合もあります。
私は拙サイトで「見せ技」と呼んでおりますがd(^-^)!

お名前: 目から鱗   
to Hide.さん

>かなりまとまってきていると思いますよ(^^)

ありがとうございます。悶絶の甲斐がありました。

>最初の「剣の理法」は「理合」にした方がより具体的かもしれません。

了解しました。

>なお、「虚を攻める」ですが、どのようなニュアンスで使っておられるのか気になります。

悶絶の成果が問われる重要なチェックかと思います。
勝機はどうしたらつかめるのか→やみくもでなく、理に適ったものが要求される。
では理(再現可能で、努力すれば誰にでも修得可能な法則)はあるのか
YES その1つが虚実の理

構え(どこかを守れば、どこかが空く)
動き(剣先の上下左右、体の前後、気の張り・緩み)

これらの状態は一定ではなく、振り子のように際に達すると変転する傾向性をもつ。
(勝機の視点からすると)強弱をもち、強弱を繰り返す。

今回使用したものは以下のようなものです。気の虚実にしたい。が、私の気は現在「虚」です。

小手を守って(実)面をあけている(虚)。「虚を攻める」と実であったものが、虚に転じる
その際を打つといったニュアンスです。

お名前: Hide.    URL
To 目から鱗さん

>以上の方向性が正しければ、前回のワークシートを使って具体化していきたいのですが
>どうでしょう?

かなりまとまってきていると思いますよ(^^)

最初の「剣の理法」は「理合」にした方がより具体的かもしれません。
なお、「虚を攻める」ですが、どのようなニュアンスで使っておられるのか気になります。
心の「虚」でしょうか? それとも、「実の隙」に対する「虚の隙」を攻めることを意味してい
るのでしょうか??

お名前: 目から鱗   
to Hide.さん

>この表のグレーの部分「先々の先」はとった方がいいかもしれませんね
了解です。Tableタグの使い方の勉強とはいえ恥ずかしいものをアップしてしまいました。

現在の状況です。(まだ森がみえません。森の中の一本一本の木が大きすぎて手に負えない)

剣の理法    ::勝機を得るための「基本となる考え方」、「プロセス」、「技」の体系
基本となる考え方::虚実+先論(先々の先、対の先、後の先)
プロセス    ::虚実又は先論に対する時間軸の対応づけ(身法と心法を考慮すること)
技       ::プロセスと対応した具体的な技

モデル    (一般形式)
       攻め→反応・変化→打突      
         
       (虚実の概念を組み込む)
       虚を攻める→反応・変化(技の起こり)→実の打突
       
       (未発の気を考慮)        
       虚を攻める→反応・変化(兆し(気の起こり))→実の打突   
       
以上の方向性が正しければ、前回のワークシートを使って具体化していきたいのですが
どうでしょう?

今回、虚実については前提として取り扱いました。
   虚を攻めて実を打つパターンのみとしました。

お名前: Hide.    URL
to 目から鱗さん

この表のグレーの部分「先々の先」はとった方がいいかもしれませんね。
これは、動作としても攻めに対する対応表であって、「先後の問題」とは切り離して考える
べきと思いますゆえ・・・。

お名前: 目から鱗   
to Hide.さん


  
  
  
   
  
  
  
  
  
  
先々の先
 1自分(打つ)相手(打たれる) One Point Lesson
STEP   動作 読み筋・見合い 動作 心理 虚・実等
攻める 押す 押し返しなら小手へ押し返しなにすんじゃ
乗り抑える 手元まで押し込んだらよけようとするよけるこのままジッとしていたら打たれてしまう
裏に回す 気づかない前に出る_
目から鱗のワークシート 未経験者の私としては、剣道を論理的に考えることのできる ツールが欲しかったところです。本当にありがとうございました。 実際に記入してみて、いかに基本概念があいまいであるか おもいしらされました。(要はわかっていない(*^^*)) 「行」なき「学」が本当に必要かともおもいまいしたが せめて、「学」だけでも愚息と共有しておきたいとの親心です。 実際に剣道をしている人にとっては、スキルチェック表、 イメージトレーニング表として 剣道をしない親にとっては、「剣の理法の修練」についての 参考となればとがんばっていきたいと思います。 攻めにも段階があるようですが、初歩から指導いただければ幸いです。

お名前: Hide.    URL
To 目から鱗さん

  お相手(打つ)自分(打たれる)
心に決めた
攻める
攻め(実)剣線を効かせ間詰する
   苦しくなり思わず飛び出す
っていうのもあるかもしれませんねぇ(^^)

お名前: 目から鱗   
to Hide.さん

「先々の先」の動作と心理
              お相手(打つ)          自分(打たれる)
心に決めた               
攻める    誘い(虚)  突くようにしてグッと入る           
                               気に押されフェイクして
                               間を切ろうとする
打突行為直前        ダウンフォームの体勢
              左足はしっかりと床をつかんでいる                   
打突行為   色(実)   そのまま、面に乗る
打突行為直後                                      

お名前: Hide.    URL
to 目から鱗さん

>海外剣士交流掲示板の開設おめでとうございます。心と心をつなぐ行動に対し
>衷心より賛同とお祝いを申しあげます。

ありがとうございます。
皆様方のお役に立ちますとうれしいのですが(^^)


>まだまとまってはいませんが、これまで思索していたことの中間報告です。
>方向性の良し悪しのチェックをお願いします。

しばらく画面とにらめっこをしてましたが、どうにも理解できませんね(^^;
縦軸を「虚と実」にした場合の横軸の設定がおかしいようです。

ちなみに、コレは何を表した表でしょう?(^_^ メ) 
「先の時系列的分類」なんですか????

お名前: 目から鱗   
to Hide.さん

海外剣士交流掲示板の開設おめでとうございます。心と心をつなぐ行動に対し
衷心より賛同とお祝いを申しあげます。

まだまとまってはいませんが、これまで思索していたことの中間報告です。
方向性の良し悪しのチェックをお願いします。

       誘い        色
-----------------------------------------------
虚      虚の起こり←  虚をつく(もしかしたらこれが先々の先か?)
-----------------------------------------------
実                実の起こり←適当な言葉がない(後の先か?)

 

お名前: Hide.    URL
To 目から鱗さん

>「機会のとらえ」の違いについての質問です。
>?後の先
>?先々の先
>と考えていいのでしょうか。

ちょっと違いますね。
引用していただいたのは「子ども向けの説明」でして、理合を探求する場合にはこの説明で
は具合が悪いんです(^^;

相手が打ってきたものを打つのは「後の先」ですね。で、本来出端技は「後の先」の技では
なく「先々の先」の技なんです。
お相手の「打とう」という気を未発の状態で察知し、そこを捉えて打つ。

出端技には「お相手を引き出して打つ」という形式もありますが、これは「誘い」という形
式でお相手の打突をその技に限定誘導するわけですから、やはり考え方の基本は「先々の先」
なんです。


お相手が構えているところに隙を作って打ち込む、いわゆる「飛び込み小手」は、機会の捉
えからすると、「対の先」と呼ばれるものですね(^^)


>例えば、居ついたところ=未発の気を打つ。

「居付いたところ」は心が止まった瞬間ですので、「未発」とは考えにくいですね。そこ
は「止心(ししん)」であり、「発のないところ」と考えた方がよさそうですd(^-^)!

お名前: 目から鱗   
to Hide.さん

>?出小手は相手が面を打ってくる所を先に小手を押さえる技。
>?一足一刀からの小手(飛び込み小手)は、攻めて相手の手元の隙を小手に飛び込む技。
>?攻めて相手を居着かせる(受けに回らせる)のか、?引き出すのかの違いかな?
Hide.の回答
>そうですね、○○さんがご説明くださっているようなことでいいんだと思いますよ。
>「機会のとらえ」の違いなんです(^^)

「機会のとらえ」の違いについての質問です。
?後の先
?先々の先
と考えていいのでしょうか。

それとも??の動きを技術的なものとしてとらえるのではなく
その時の「心」の状態を機会することなのでしょうか?
例えば、居ついたところ=未発の気を打つ。

お名前: Hide.    URL
To 目から鱗さん

う〜ん、これはお相手の「虚を打つ」ことになっているだけと思われますが(^^;

「未発の気」とは、打とうという意思が有意識に上がってくる前を打つことです。「虚」では
ないと考えます(^^)

お名前: 目から鱗   
to Hide.さん

遠間から、左足を思い切り蹴って、一足一刀に突っ込む。
この時、相手は竹刀が裏に忍び入ったことに気づいていない。
瞬間、裏から小さく旋回した竹刀は、相手の竹刀を押しよけながら
そのまま面へ。
相手は、竹刀が押しよけられた瞬間、打突姿勢にあるを察知し
自分も面に行こうとする。が既に遅い。

以上VTRの再現ですが、「未発の気」を打つになっていますか?

お名前: Hide.    URL
To 目から鱗さん

目から鱗さんにとってはわかりやすい分析のしかたなのかもしれませんが、私には逆に難
解になってしまっています(^^;
「そんなに難しくいわんでも〜」ってな感じでしょうか(笑)


>「先々の先」と「後の先」に動作上の違いはほとんどないようです。

このあたり誤解しておられるように思われます。
先々の先は、「未発の気を打つ」もの、後の先は、お相手が起こってから動作を起こすもの。
現象面でもはっきりと分かれております(^^)

お名前: 目から鱗   
to Hide.さん

業界用語を使ったしまいました。
人工知能の分野で、コンピュータに「ある概念」を覚えさせ、推論させる。
例えば、チューリップをみせて、答えが「花」であれば正解、みたいなやつです。

具体的な事例から、共通点をとって、その本質を定義(抽象化)した概念から、
導き出され(具象化)た実例が「チューリップ」となります。

理法は「概念」、「理合」は概念から導きだされた具体例と思えます。

お名前: 目から鱗   
to Hide.さん
(下の書き込みは操作ミスです)

理法(抽象化レベル0)    懸            待
理法(抽象化レベル1)    先々の先         後の先
理合(具象化レベル0)    (現在、日本剣道形との対応を整理中)
具体例            出鼻面          抜き胴、打落とし

愚息のVTRを精査しておりますが
「先々の先」と「後の先」に動作上の違いはほとんどないようです。
相手の反応を予測して打つか、相手の反応を見て打つか、に見えます。
即ち、「先々の先」の「の」字のところの動作の違いが「攻める」の心かと?

「の」字に隠しおいた「心」とは、如何に?

                       

お名前: Hide.    URL
To 目から鱗さん

う〜ん、「抽象化レベル」という考え方そのものがよく理解できませんので、なんともコメ
ントのしようがありませんね(^^;
もう少し、これらについて解説を願えますかm(_ _)m

お名前: 目から鱗   
to Hide.さん

理法(抽象化レベル0)    懸      待
理合(抽象化レベル1) 先々の先   後の先
理合(具象化レベル0)    日本剣道形

お名前: Hide.    URL
to 目から鱗さん

>現在、剣の理法(私の解釈では、先々の先、後の先がある、他にもたぶんある)
>このことと、理合は同じなのか、違うのか。

「剣の理法」といった場合の理法ですが、「技術論」と「精神論」の二つから成り立って
いると考えることができます。

技術論の方ですが、竹刀の握り方や座り方・立ち方、礼法なども「理法」の範囲内ですし、
目から鱗さんが挙げてくださったような「先後の問題」も「理法」です。

「理合」といった場合は、「戦術的」な部分を指します。
つまり、お相手と自分との相対的な係わり合いの中から生じる、「技術論」及び「精神
論」に特化されますので、「理法」>「理合」の関係になりますd(^-^)!

お名前: 目から鱗   
>心理的には、「虚」と「実」を巧みに使い分け、心術を剣の奥底に隠してお相手を攻 める。
>心と心の戦いなんですね(^^)

剣の理(法)
人間の心、心の理(法)
合理・理合
攻め、心と心の戦い。

バカ息子、俺の分析力をとくと知れ。

もうすこしだ。Think、Think、Think
考えてこそ人間だ。

 

お名前: 目から鱗   
to Hide.さん

?攻める に移りたいのですが、超ウルトラ級で突破口がみつからず、
ジャレ(悶絶)てみました。修羅の世界に、時にはよい香りも必要かと。
といいつつ時間稼ぎです。質問さえできない。

現在、剣の理法(私の解釈では、先々の先、後の先がある、他にもたぶんある)
このことと、理合は同じなのか、違うのか。

愚息曰く、親父、そのあたりはやってみんと解らんはずだぜ。(出小手一本)
オメーも説明できんくせに。
問題はそこよ、説明できるもでは無いんジャ。体でおぼえろ(突き一本)
じゃ教えろ。
俺の先生がそれをいっちゃ終わりだゼ。(悶絶)
ま、ゆっくりやれや(愚息退場)

お名前: Hide.    URL
To 眼から鱗さん

う〜ん、文学的だなぁ(^0^)

お名前: 目から鱗   
to Hide.さん

剣の奥 隠しおきたる 心法の
現れいずるは 心栄え

(盗作・うろこ)

お名前: Hide.    URL
to 眼から鱗さん

>その心をどうして磨くか、これはもうよき師匠に従事し
>ひたすら稽古をするしかないのでしょう。

そうですね、本人の意識が高いことも大切ですが、質の高い稽古を積み重ねていくことが
必要でしょう(^^)

お名前: 目から鱗   
to Hide.さん

心と日頃の稽古が密接に関係していることがよくわかる1日でした。

>「打たれるんじゃないか」
>「強そうだなぁ」
>「負けたらどうしよう」

これでは「心に決めた」にならない。決めたとしても弱く、おぼろげ。
弱い心からは迷いは生じても、勇気の心は生じない。
弱い心、恐怖を認め、あえて勇気を振り絞る、困難に立ち向かっていく。
絶壁から飛び降りるつもりの勇気。
「心に決めた」はそんな心なのかもわかりません。
その心をどうして磨くか、これはもうよき師匠に従事し
ひたすら稽古をするしかないのでしょう。

お名前: Hide.    URL
To 眼から鱗さん

心法に限ってお話しますと、マイナスイメージをもって試合に臨むとだめですね。
 「打たれるんじゃないか」
 「強そうだなぁ」
 「負けたらどうしよう」
 「負けちゃいけない」
などなどです。
とくに実力が伯仲してくれば、こうした思いが一瞬でもよぎれば打たれます。

心と心の戦いなんですね(^^)

お名前: 目から鱗   
11月3日は愚息と大阪高体連新人(個人)戦の観戦でした。

強豪高ともなりますと、「心」の置き所はこれまで磨いてきた技の良し悪しを審判してもらう
よい機会という感じでした。勝者は男女ともIH出場経験者で、共通して感じたことは
稽古したきた技をつかえば、必ず勝てるという確信、そのあたりに「心」が置かれてるようです
「勝ちたい、負けたくない」は試合に臨む者の正直な「心」と思いますが
ベスト8あたりになると、実力伯仲の一瞬の勝負の中で、「勝ちたい、負けたくない」心が
「試技」の心を上回るのかもしれません。

お名前: Hide.    URL
to 目から鱗さん

>理念の「人間形成」の次の課題は「剣の理法の修練」と決めておりましたので
>できの悪い弟子ですがよろしくお願いします。

アハハ、あいかわらず難しいお題ですねぇ(^^;


>早速ですが、ストーリーを何にするか迷いましたが、不動智さんの
>?心に決めた。→→→→?攻める→→→→?打突行為直前→→→→?打突行為→→→→
>→?打突行為直後(失敗)をモデルにしていただければと思います。

できるだけ、その方向性で言い表せるよう努力いたします。


>Hide.さんの剣の奥底に隠された「心」に迫れればとおもいます。

私とて修行途中の身。そんな奥深い人間でもありませんし(^^;
すぐに底が割れちゃいそうで怖いですねぇ(^_^ メ) 


>?心に決めた。さてHide.さんは何を決められたのでしょう
>こんな感じで迫りたいのですが、よろしいでしょうか?

う〜ん、それはかまいませんが、「何を心に決めたか」は、ケースバイケースでして、一
概には申せませんねぇ(^^;
 ●打とう
 ●待とう
 ●伺いながら攻めよう
など、お相手との関わりによって瞬間瞬間で変わってくるはずですし・・・。


>例えば次のような表現は、心法解明の突破口になると思われるのですがどうでしょう?

これは「合気」の問題ですね。
子どもを例にとっているのは、子どもは比較的感情(心)の動きが明瞭だからです。
大人の場合、これが複雑になってきますので、簡単にはいかないわけですが(^^;

お名前: 目から鱗   
Hide.さんへ

現在、各板でHide.さんが指導された事項の中で、「心の有り様」に関する
部分を精査中です。(かなりの労作業になりそうです)
この作業をしている中で思ったのですが
ストーリーを部分的に検討するのは、時期尚早。
全体としての「心の有り様」をつかむのが先決。


例えば次のような表現は、心法解明の突破口になると思われるのですがどうでしょう?

>子どもが何を考えているのかわかりますか?
>また、こちらがしたいことを、子どもに伝えることができますか?
>子どもの心と、気持を同調させてやらなきゃいけませんね。

お名前: 目から鱗   
Hide.さんへ

理念の「人間形成」の次の課題は「剣の理法の修練」と決めておりましたので
できの悪い弟子ですがよろしくお願いします。

早速ですが、ストーリーを何にするか迷いましたが、不動智さんの
?心に決めた。→→→→?攻める→→→→?打突行為直前→→→→?打突行為→→→→→?打突行為直後(失敗)をモデルにしていただければと思います。

>心術を剣の奥底に隠してお相手を攻める
理合、攻め、剣道形については多くの質疑応答が行われていますし、重複はできるだけ
さけるようにします。

目標
Hide.さんの剣の奥底に隠された「心」に迫れればとおもいます。

?心に決めた。さてHide.さんは何を決められたのでしょう
こんな感じで迫りたいのですが、よろしいでしょうか?

お名前: Hide.    URL
to 目から鱗さん

トピ主さんが行方不明ですので、我々で話を進めていきますか(苦笑)


そうですねぇ、字面に表されない作者の思いや登場人物の心理を読むことを「行間を読
む」などと言い表しますが、剣道の場合も似てますね。

一般的に剣道は、「動きを持って心を表す」ではいけません。しかし、「打突を以って心
栄えを表す」モノですから、そこに難しさがある。
心理的には、「虚」と「実」を巧みに使い分け、心術を剣の奥底に隠してお相手を攻める。

多分に文学的要素が強いですねヽ(^.^)ノ

お名前: 目から鱗   
興味あるテーマですので仲間にいれてください。

理合を文学的に解釈するヒントが「剣道Q&A 剣道?剣術?」にありました。
Hide.さんによれば「理合というストーリー」とあり、理合は一種のストーリーと
解釈できます。この視点があれば文学との共通性が得られると思えます。

ストーリの展開の中で、登場人物の心理が克明に記述される。
そして心理描写やその生き様を通じて、ある「真実」=作者の主張が明確になる。

ストーリーと心理という意味ではかなりの共通性があるとおもいます

お名前: 目から鱗   
興味あるテーマですので仲間にいれてください。

理合を文学的に解釈するヒントが「剣道Q&Aのテーマ剣道?剣術?」にありました。
Hide.さんによれば「理合というストーリー」とあり、理合は一種のストーリーだと
解釈できます。
だとすると文学との一般的な共通性=ストーリーの展開
(たとえば会話と登場人物の克明な心理描写を)通じて
ある真理を表現する、と解釈できないでしょうか?

お名前: Hide.    URL
管理人のHide.です。

「りあい」と読みます(^^;

これの「文学的解釈」をお求めですか?
難しいテーマだなぁ(苦笑)

お名前: ごぎら   
理合とは・・・・・・・・・理合←読めませんorz

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