記事タイトル:垂れ、胴を付ける時に何故正座をするのか?
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お名前: ノブ
自分は正座してつけたほうが、垂が前下がり後ろ上がりになってしっかり締めれる感じがするので、正座してつけます。
お名前: 気剣体不一致
剣心一如さん
私も甲冑を着装した事がありませんが、かなりの重さだと思います。
>本人は立ったまま、周りの人が着せ付ける場面をよく目にします
立ったままだと程よい位置に着装できないので、周りの人が手伝っ
ていると考えます。
話しはずれますが、西洋の日本のものより重そうな甲冑はどのよ
うに着けているのでしょうか?
>個人的には立っての着装は問題ないとおもいます
試合会場などのスペースが限られる場所などでは問題ないと思いま
すが、普段の稽古で余裕がある場合は作法を守るべきだと思います。
胴を付けながら、おしゃべりをしている姿は見ていても頂けません。
特に中学生や高学年の子供達には、後輩に範を示すべきとの観点か
ら注意をしております。子供に笑われぬように、私たち大人も同様
に作法を守りたいと思っております。
>防具(お道具)に関してはそれよりも物を大切に扱うことを教えることが大事だと思います
私も道具を大切にする事に関しては同感です。競技は異なりますが、
イチローなどの一流の選手は道具を大切にしますし、こだわりがあ
ります。
しかし、このトビは、「垂れ、胴を付ける時に何故正座をするのか?」
が趣旨ですので、これに関して私なりの考えを述べました。
お名前: Hide.
URL
To 母さん
>きちんと装着できていればOKなのですね。
ご自宅でもきちんと座って着装していただければよろしいのでは。
大会などでは、「ご自宅から」というわけにもいかないでしょうし、それだけの実績を持
っている選手なら正しい着装ができないとは考えられませんしね(^^)
>剣道の「美」ってそんな細かいところにも
>あるように思いますので・・・
ハイ、それはおっしゃる通りです。私も同感です(^^)
お名前: 母
Hide様
ご回答ありがとうございます。
そうですか・・・
きちんと装着できていればOKなのですね。
私個人としては息子には
そのような行動をとってほしくないと思っています。
剣道の「美」ってそんな細かいところにも
あるように思いますので・・・
ただ、その子がうちの地区ではナンバー1のお子さんなので
それにより小さい子供や親御さんが
当たり前のように真似てはほしくないですね。
お名前: 剣心一如
参考になるか分かりませんが、防具が甲冑と同じであるなら戦国時代の出陣などのとき
は(位の高い方だけかもしれませんが)本人は立ったまま、周りの人が着せ付ける場面
をよく目にします。信長なんかその後、お能を舞ったりして…、時代劇とはいえ時代考
証もしていると思います。剣道ではありえませんが、個人的には立っての着装は問題な
いとおもいます。後は、美しいかどうかなど、行儀の問題だと思います。因みに、お茶
の作法でも後生になって、体系化すべく作法が細かくなっていったとも聞きます。防具
(お道具)に関してはそれよりも物を大切に扱うことを教えることが大事だと思います。
お名前: 気剣体不一致
悩める中年剣士さん
>自分と異なる意見に対しても寛容であることが、剣道の良いところではないかと思います
この点については同感です。
ある程度の年齢になれば、このような理解も可能だと思いますが、
子供達はそういう訳にはいきません。
「どっちが正しいの? どっちをすれば良いの?」などの質問が剣
道に関わらず出てくるものです。
特に近年の小学生では、『雪が溶けたら何になる?』の質問に
・水になる
・春になる
の2つの答えがある事を理解する感性が乏しくなっていますので。
お名前: 昔のまんま
メタボの私が言うのはなんですが、
悩める中年剣士さんがおっしゃるとおり
>>一見合理性を欠くように思えることも掘り下げてみれば、・・・・」と言うことは
「正座で着装できる、体型にしなさい」 と言うことだったりして・・・・?
剣道は風格・気位を求めますが、姿形の良さも求めますよね????
お名前: Hide.
URL
To 悩める中年剣士さん
>逆に言えば、Hide.さんが私より締まった体系なのかなと、年上のHide.さんを羨んだ
>次第です(^^;
アハハ、近年ダイエットはしましたが、それなりのおなかです(苦笑)
私も着装後は、鏡にうつしつつ垂の位置などは修正しますよ。収まりの悪いこともありま
すしね(^_^ メ)
お名前: 悩める中年剣士
気剣体不一致さんへ
>かく言う私も未熟者ゆえ、立て膝で垂を付けております。
お仲間がいて、ホッとしました(^^)
さて、本日の稽古で正座で垂をつけてみました。当然のことかもしれませんが、
つけれました。ただ、どうしても着装感に違和感があったので、最終的には着けた状態で
立膝して垂を下腹に向かってグイッと押し下げて安定させました。思うに、その人それぞれ
の体系によって事情が違うのではないかと感じました。つまり、私の場合、正座で垂を
着けると丁度おなかのプックリ膨らんだ頂点のところに垂が来て、とても不安定な状態に
なるのです。下手するとズルッと胸の方にずれかねない感じです。それを回避するには
おなかの頂点より下の臍下にフィットさせる必要があります。正座した状態では、やはり
そうするのは(私の場合)無理だと再確認できました。
逆に言えば、Hide.さんが私より締まった体系なのかなと、年上のHide.さんを羨んだ
次第です(^^;
昔のまんまさんへ
>垂胴を付けた状態で通う、立って付けるが
>見苦しいから、座っての着装になったと思います。
これは仰せの通りだと同感です。ただし、
>剣道には、合理性に欠くものが多々あります。
これは私は少し違う見方をしています。つまり、一見合理性を欠くように思えることも
掘り下げてみれば、実はそれなりの理屈があるのであって、それに気付いていないか
教えてもらっていないだけではないかということです。「剣道は、剣の理法の修練による
人間形成の道である」と言うように、まず“理”という言葉が掲げられています。
従って、一見不合理に思えることも、どういう理合いがあるか研究し、納得いけば
それを実践するのが剣道愛好家のとるべき道のように思います。
今一度、気剣体不一致さんへ
>ご自身の説に自信をお持ちになり実践されるのは良いと思いま
>すが、お立場がお立場だけに影響力もあり、「剣道指導要領」
>と異なる事をされると現場は混乱すると思います。
これは、ごもっともだと私も思います。全剣連における議論が、市井の指導現場の意見が
反映されていない証左ではないかと危惧します。ただ、剣道に限らず一般論ですが、
自分と異なる意見に対しても寛容であることが、剣道の良いところではないかと思います
ので、なるほどそういう考え方もあるのかと参考にすれば良いのではないかと思います。
色々と申し述べましたが、このトピで皆様の意見を拝見して、疑問に思うこともあれば、
納得することもあって、非常に勉強になりました。今後も、気付いたことがあれば積極的
に情報発信したいですし、皆様のご意見にも傾聴したいと思います。ありがとうございま
した。
P.S.誤解なきよう、念のため申し上げますが、私自身は立って着想するのを潔しとしてい
ませんので・・・ ちょっと誤解されていないかなぁと心配になりましたので(^^;
お名前: 気剣体不一致
悩める中年剣士さん
かく言う私も未熟者ゆえ、立て膝で垂を付けております。私も次回
の稽古は正座で挑戦します。私が買いました本には、正座で垂をう
まく着装できない人は立て膝でも良いと書いてありましたので。
該当する「剣道時代」を持っておりましたので、当該部分を一読し
ました。
まず、私の感想としては
・範士の方にも色々なご意見をお持ちの方がいらっしゃるんだな。
・確かに垂以外の部分も含めて理屈的に納得できる部分もある。
・ご自身の説に自信をお持ちになり実践されるのは良いと思いま
すが、お立場がお立場だけに影響力もあり、「剣道指導要領」
と異なる事をされると現場は混乱すると思います。
例えば、竹刀を置く位置ですが、左に置く道場と右に置く道場があ
ると合同の錬成会などは混乱します。私も剣道形では、着座の時は
刃を内側に向けて右側に置くようにご指導頂いておりますが…。
このような混乱を招かぬように「剣道指導要領」などが作成された
んではないでしょうか?
範士ご自身も触れられておりますが、「稽古は自分のためのもので
あり、見ている人を教育するものでもあります。」という側面があ
るからです。
たしかに理合にそぐわない物は改めるべきと私も考えます。
過去に日本剣道形も改められましたし、開始線までの所作も私が習
い始めの頃は5歩の前進、終了後は7歩だったような気がします。
しかし、それも所定の決まった手続きの上で決まった事だと思いま
す。
これは私の憶測で前述しましたが、昔の甲冑などは重くて立った状
態では腰位置が決めにくかったのでは無いかと思います。だから、
腰掛けに座って着装したり、正座して着装したのではと思います。
長くなりましたが、私は垂、胴を着装する時に稽古に望む気持ちを
より一層作っていますので、やはり座って着装したいと思います。
お名前: 昔のまんま
母さんがおっしゃるとおりですね。
垂胴を付けた状態で通う、立って付けるが
見苦しいから、座っての着装になったと思います。
剣道には、合理性に欠くものが多々あります。
それらを、稽古で克服していくのでしょう。
座っての垂付けは帯が丁度下っ腹に収まり、息を吐いて腹を凹ました状態で付けてます。
胴も丁度、腹位置に決まるので、胴紐での調整が自然に決まります。
自身がやっていたことが、お座成りになってました。
因みに「CW=X」(サポーターパンツ)を履いていらっしゃる方を見かけたのですが
やっぱ違和感を感じましたね。
お名前: 悩める中年剣士
次の稽古の時、正座でも垂をしっかり着装できるかどうか、今一度試してみます。
結果は、またご報告します(^^)/~
お名前: Hide.
URL
To 悩める中年剣士さん
管理人のHide.です。
私は対して着装が上手な方ではありませんが、正座した状態でもしっかりと垂れを締めることができてます。
垂帯が硬かったりするとうまくいかないのかもしれませんが、ふつうは、正座の状態でも
しっかり締められるものなのではないでしょうかねぇ(^_^ メ)
お名前: 悩める中年剣士
気剣体不一致さん
>理に叶っているとか、具合が良いとかなど色々ご意見があるかと思
>いますが、これは作法ですので守るべき所作ではないでしょうか。
守るべきものは守るという点では同感ですが、私は少し意見を異にします。守るべき所作
として受け継がれてきたものは、それなりに合理性があるからではないかと思うのです。
何事も最初は教わったとおりに行うのは自然な流れですが、長じていけば何故そうするの
か、その理由を考え、理屈にあっていれば「なるほど!」と納得して、それまで以上に
自信を持ってできるのではないでしょうか?
先の書き込みで紹介したS藤範士の文章ですが、調べ返してみたら剣道時代の10月号の
56〜57ページに掲載されていました。お持ちの方は一読されると全文読めてベスト
ですが、垂の着装のところだけ紹介します。
“『剣道指導要領』では「剣道具の着装は、基本的には正座で行う。」となっています
が、垂を締めるのに正座では緩んでしまいます。せめて膝立ちしないと難しいでしょう。
最終的には立ち姿が美しく、緩まないように着装するのが目的ですから、わたしはあえて
立って垂をつけています。「立ってつけるなんてみっともない」という人もいるでしょう
が、理にかなっているのはどちらなのでしょうか。”
とこんな文章です。私は、この文章を読んで、膝立ちで着装する自分の方法を妥当だと
判断しましたので、立って着想するところまで真似するつもりはありません(着装の流
れの中で垂をつける時だけ立ち上がるのは不自然だからです)が、正座ではしっかり
着装するは難しいから正座である必要はないと理解・納得した次第です。
刀の操作法に理合いがあるように、こういうのもいわば理合いではないでしょうか?
もちろん、皆様ご異論おありの方もいらっしゃるでしょうが、そのご意見に納得できれば
自説を曲げるにやぶさかではありません(^^)
お名前: Hide.
URL
To 母さん
管理人のHide.です。
本来は道場で着装するのがベストでしょう。
ただ、いろいろなご事情もありますので、各ご家庭できちんと着装させていただけるなら
OKと考えます(^^)
お名前: 気剣体不一致
気剣体不一致と申します。よろしくお願いします。
理に叶っているとか、具合が良いとかなど色々ご意見があるかと思
いますが、これは作法ですので守るべき所作ではないでしょうか。
剣道には『道』という文字がある通り、単なるスポーツではありま
せんので、他人が見ていようがいまいが作法は守るべき物と考えま
す。利便性ばかり求めると『道』は途絶えてしまいます。
戦国時代の甲冑などは重たかったので、腰位置に固定するのに座っ
た方が具合が良かったのだと思います。
竹刀の竹刀袋からの出し入れも立って行えば効率的、蹲踞も韓国の
ように省略すれば効率的になります。
やはり、防具は心落ち着かせ、座って着装を行い稽古に望む気持ち
を作った方が良いと思います。
お名前: 母
すみません。横からですが質問させてください。
昔のまんまさんの書かれてますが
子供たちの中には、胴垂れをつけて
稽古に通ってくる子がいます。
車なので気にしないと親御さんは話しておられましたが・・・
私は剣道経験はありませんが
良いものだとは思えません。
このような行動に関しての
ご意見をお聞かせいただければと思います。
お名前: Hide.
URL
To 昔のまんまさん
管理人のHide.です。
胴垂の着装は「座って」と決まっておりますので、子どもたちの目もありますのでお座り
になって着脱されますようお勧めいたしますm(_ _)m
お名前: 昔のまんま
立ってつけたほうが、具合がいいので立って付けています。
まあ、小心者なので回りが座っていれば座って付けます。
どうなんでしょうかね?道場に近い子どもなんか胴垂付けて
来る子も見かけますし・・・
お名前: 悩める中年剣士
私は正座ではなく、正座から膝を立てて腰を浮かせた姿勢(分かりますでしょうか?)
で着装します。正座では垂が下腹に上手く納まらないのでは???
まあ、いずれにせよ座った状態で着装するべきものと信じていましたが、少し前の
剣道雑誌でS藤範士が立った状態で着想するのが理に適っていると書かれていました。
「なるほど!」とも思いましたが、それまでの固定観念から「う〜ん」と唸ってしま
いました。
考えてみれば、袴も立ってはきますよね。下半身に着装するものは下半身の稼動し易
い状態になることを優先し、立って着想する方が合理的である・・・という仮説を立
てると、どうでしょうか? 垂、袴、帯・・・あと強引ですが、草履や足袋(足袋は
片膝立てた姿勢になりますかね)も、その範疇でしょうか!?
ただ、個人的には正座から膝を立てて腰を浮かせた姿勢が、合理性と所作の美しさの
バランスが一番とれていると思います・・・って最後は自画自賛じゃ始末に終えませ
んね(^^;
お名前: Hide.
URL
To 教え子さん
管理人のHide.です。
その感覚は私には理解できませんが、あるかもしれませんね(^^)
お名前: 教え子
かつて湯野先生が、「立って垂れをつけては息が丹田まで下りてこない。」
と申していました。
お名前: Hide.
URL
管理人のHide.です。
ハイ、胴垂は正座で着脱します。
有段者でも立ってつけている人を見かけることがありますが、あれはいけません(>_<)
もっとも、膝に障害がある場合は別ですが…。
垂紐を締めるとき、腰を浮かせて背筋を伸ばすようにするのか許容範囲です(^_-)~☆
なお、蛇足ながら、竹刀袋から竹刀を出し入れするのも正座で行なうのが作法ですし、剣
道具の着脱は、壁を背にして道場中央を向いて行なうのも作法ですよd(^-^)!
お名前: いまさら聞けない・・・。
まさに赤面の質問でゴメンナサイ!!
題名通りの質問です。
何故、垂れ、胴を着装する時には正座をするのでしょうか?
個人的には、垂れは立って締めた方が緩みません(笑)
何卒ご教授くださいませ!!
このテーマについての発言をどうぞ。
※半角カナは使用しないようにしてください。文字化けします。
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