記事タイトル:打ちが遅いのが悔しくて… 


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お名前: 親馬鹿一刀流   
聞多さん

私が書かせて頂いた事が合っていたようで幸いです。
さてご質問の回答をさせて頂きますが、私の少年指導の流れを先に書かせて頂きます。
以下の指導内容は、送り足が基本、踏み込み足が応用と考えて下さい。
?.初心者
1.中段の構えと下段上段の構えを教える。上段の構えから下段の構えを繰り返し教える。
2.上段の構えから一歩踏み出して右足着地と面の打突が同時になるように教える。
  (振り上げが完了している状態から振り下ろしと踏み出しを同時に行わせる。
   Hide.さんが推奨している指導法。)
3.面の打突後はギャロップを連続して行わせる。
?.中級者
1.中段の構えから送り足で右足を一歩踏み出して右足着地までに上段までの振り上げ
 、振り下ろしを同時に行わせる。
2.面の打突後はギャロップを連続して行わせる。
?.中級者の中
1.中級者と同様の稽古だが振り上げを上段の半分にする。
  上段の振り上げ振り下ろしが半分になるため送り足(踏み込み足)の時間を半分に
  、要は足は2倍のスピードを意識させる。
?.中級者の上
1.送り足で右足の踏み出しを先に行わせる。
2.右足が着地する瞬間に上段までの振り上げ振り下ろしを一気にさせる。
3.2.が出来たら中段と上段の半分の振り上げで踏み込み足で打たせる。


初心者には当然のように大きく竹刀を振らせます。
ところが筋力と振りの慣れが無い為、手足を同時に行わせると振り上げと右足踏み出し
が同時、振り下ろしと左足引きつけが同時になります。
(これが聞多さんの打ち方と思います。)
この打ち方を補正するのが先に書きました少年指導でやっている方法です。

質問の答え
>(1)三挙動の素振りでは、手と足は一致できていると思います。
   しかし、防具を付けて、相手と竹刀で間合いを取ると、相手の間合いが遠い
   と思ってしまい、ぎこちない打ちになって、手と足が合わなくなるようです。
   防具をつけての稽古で、手足の合った早い打ちが出来るようにするにはどの
   ようにすればよろしいでしょうか?

三挙動の素振りが出来るのは私が先に書きました?.−2.の打ち方ですね。
>相手の間合いが遠いと思ってしまい、ぎこちない打ちになって・・・
遠いと思うので近づいてから打とうとの意識で足を先に出し、手が後から付いて来るの
でタイミングが合わないのでは無いですか。
私の経験上では左足の継ぎ足、あるいは左右という歩み足で打たれる方が多いのですが
、右足の踏み出しで近づいてから打とうとしているのではないかと思います。
答えとしては、どんなお相手でもまず上段の形まで振り上げ、一気に振り下ろす稽古を
お勧めします。
但し、当面は押さえ小手、返し技、向え突き等を受ける覚悟が必要と思います。

>右足着地を先に行い、左足引付で打突する方法で打っているのではないでしょうか。
このように指導されてきたのなら教えを守った方が良いかもしれません。
   とありますが、それ以外の方法で、正しく踏み込む方法があるのでしょうか?

先に書きました通り、右足着地と打突が同時、間髪居れず左足引きつけという動作が
一般的な打ち方と思います。
面打ちの場合、打突が先、若干遅れて右足、続いて左足が大勢でしょう。
これは、竹刀のしなりがありますので、竹刀が面布団に触ってから顎まで切り下ろす
感覚の時間内で右足を踏み込む為と思います。

>話は最初に戻りますが、このレベルの筋力でも、正しく、速い打ちは、できるので
しょうか?

お答えとしては出来ます。

>また、筋力不足の男性剣士は、どのような竹刀で稽古すれば良いでしょうか?
(重い竹刀は不向きでしょうが、女子用を稽古で使うのは駄目??)

女子用を使っても良いと思います。今は軽い竹刀も良いかもしれません。
因みに私は小学生が使う36から39の600g以上の竹刀を使い分けています。

それとは別に、多分意識を変えた方が良いのではと思います。
ある年限少年指導をやってきた経験から、腕力のない女子は大抵右手で竹刀を引っ張り
右手で突き出す打ち方をします。
必然的にこういう振り方をしますが、非常に非効率な振り方です。
腕力が無いのに腕力で振っているからです。
右手で引っ張ってその反動に逆らって振りなおす打ち方なのです。
竹刀を手元に引っ張るのではなく、竹刀を高い所に持ち上げて重力の力を借りて落とす
方法をお勧めします。
重力の事は難しいと思いますが、一端高い所に竹刀を持ち上げたならば、そこから先は
脇の力、肩の力、肘の力、手首の力、指の締めを総動員して切り下げる方向に使えます。
形の上では、お相手の面の上部10センチに竹刀を運べば、後は落とすだけです。
この時に足さばきが伴って、上から下と前進の体移動が伴います。

色々工夫してみてください。

お名前: 聞多   
聞多です。

付け足しですが、もう一度書き込みします。

「あるいは、竹刀を早く振れない為に右足が先についてしまう。
女性に多い振り方です」
と、あります。

私は、高校時代、背筋力100kg未満、握力30kg前後で女子なみ(もしくは、それ以下)
の筋力しかありませんでした。今もほぼ同じくらいだと思います。
(こんな体力で、剣道を続けてきたのは、ある意味すごいんですかね…)

話は最初に戻りますが、このレベルの筋力でも、正しく、速い打ちは、できるので
しょうか?

また、筋力不足の男性剣士は、どのような竹刀で稽古すれば良いでしょうか?
(重い竹刀は不向きでしょうが、女子用を稽古で使うのは駄目??)

筋力不足を言い訳にしてすみませんが、お願いします。

お名前: 聞多   
親馬鹿一刀流先生殿

聞多です。

書き込みありがとうございました。
書き込んでいただいたことは、正に当たっています。

剣道続けてきて、手と足が一致した打ちが未だできない状態です。

今の道場に入って、「手と足を合わせる方法」をお聞きしたところ、
「すり足」の稽古をしっかり行うことと、先生から答えられました。
すり足の稽古に努めて、今の剣道に活きている部分はありますが、
まだ手と足の一致に至りません。

2つ質問がありますが、よろしいでしょうか?

(1)三挙動の素振りでは、手と足は一致できていると思います。
   しかし、防具を付けて、相手と竹刀で間合いを取ると、相手の間合いが遠い
   と思ってしまい、ぎこちない打ちになって、手と足が合わなくなるようです。
   防具をつけての稽古で、手足の合った早い打ちが出来るようにするにはどの
   ようにすればよろしいでしょうか?

(2)書き込みの中に、

右足着地を先に行い、左足引付で打突する方法で打っているのではないでしょうか。
このように指導されてきたのなら教えを守った方が良いかもしれません。

   とありますが、それ以外の方法で、正しく踏み込む方法があるのでしょうか?
   ちなみに、特に意識してそのように指導を受けてはいなく、我流で行っている
   のかもしれません。だから、的確な打ち方ではないのですかね…。

よろしくお願いします。

お名前: 親馬鹿一刀流   
聞多さん

>「大きくまっすぐな打ちはできるが、早く小さな打ちはできない」
との事。よろしいのではありませんか。
無理に小さく速くでは無く、このまま大きく速くを稽古される事をお勧めします。

それとは別に打ちが遅いという事を、私なりに考えてみました。
的外れかもしれませんが書かせて頂きます。
>「お前の打ちが当たるのは、打ちが遅く、時間差で来るからだ」

右足着地を先に行い、左足引付で打突する方法で打っているのではないでしょうか。
このように指導されてきたのなら教えを守った方が良いかもしれません。

あるいは、竹刀を早く振れない為に右足が先についてしまう。
女性に多い振り方です。
早く振れないなら素振りですね。
先に振り上げ、右足を出しながら降り下ろし、右足の着地と打突のタイミングを
合わせる。
先に右足を出し、右足着地の瞬間に一気に振り上げ振り下ろしを完了させる。
この2種類をお勧めします。

足さばきを早く行う事ができず、踏み込み足が完了するまで手が待ってしまう。
送り足が遅い、右足が高足になっている等が考えられます。
大またの素早い送り足の稽古をお勧めします。

振り上げが左手押し、右手引きの梃子の原理で振り上げている。
ある意味手元を上げない振り方ですが、打突の強度を保つ為の振り幅を稼ぐ振り方です。
速そうに見えますが、剣先を一端後方に向かわせてから戻す反動の分だけ遅くなります。
剣道形で戒められる振りかぶりの剣先が下がる振り方ですね。
剣先が常にお相手に向くような振り方の稽古をお勧めします。

上手く当てはまっていると良いのですが。

お名前: 鬼のほそし   
ん〜、かなり難しいテーマですよね〜。
 私を思うところ、まず踏み込み足が上にあがって浮いていないかチェックしてもらいた
いですね。踏み込み足が浮けばそのタイミングに合った振りになるのではないでしょうか?
 次に、構えの左手の位置を極力胸元にもっていかないよう心掛けながら、面打ちをする。
 次に、右片だけの指し面練習をして右腕の動きをマスターする。この時の注意点は、力
任せにせず、あくまでも右腕の連動だけに集中することです。
 最後にすべてを同時に行い、ゆっくりでいいので近間から1つ1つを集中してやる。そ
れから徐々に遠間にしていくという方法です。
 参考になればうれしく思います。
 

お名前: 気剣体不一致   
聞多さん、気剣体不一致と申します。よろしくお願いします。

次の本も参考になるかもしれません。
 ・『剣道上級者の打ち方を身につける方法』
  http://www.skijournal.co.jp/search/detail.php?ID=111&PAGE=26

皆様のアドバイスと共に参考になればと思います。

人は自分が思い通りに行かないと他人の責任にして負け惜しみを言
います。そんな事は右から左に受け流して下さい。
聞多さんには立派な師匠があられるご様子ですので、その先生に従っ
て学ばれるのが一番だと思います。今回の出来事もご相談なさって
はどうでしょうか。

お名前: 聞多   
諸先生方へ

聞多です。

皆様、とても親身になって書き込みしていただき、誠にありがとうございます。
今は、速い一拍子の打ちになるように、書き込みアドバイスの文章をイメージして、
稽古に取り組んでます。取り組んでみて感じたのは、「力を抜くこと」と「基本の
すり足」ですね。

このトピを立てたときは己の悔しさから、発言された先生を少し中傷するような文章
となってしまい、申し訳ありませんでした。おそらく、その先生も厳しい稽古を重ね
て築き上げた剣道観からの、厳しい指摘だったと思います。剣歴20年といっても、
「たった20年」なので、まだまだこれから精進を重ねてゆきます。

鬱が原因で前の道場を離れた(実際は他に仕事、家庭などの要因もあったのですが)、
と書いてしまいましたが、数ヶ月前、前の道場の会長と稽古する機会がありました。
その中で、最後に「剣筋が良くなってきた」といわれました。道場は違えど、努力
している姿勢は認めてくださったので、とてもうれしく思いました。

これから先、まだまだ剣道を通して学ぶべきことは多いと思います。そのためには、
先ほど書いた「上達して、剣道の幅を広げ、もっと剣道を楽しめるようにしよう」
という気持ちを忘れずに、それからさらに、「人間性を深めて、もっと人生を楽しめ
るようにしよう」と心がけたいです。

とても感謝しています!

お名前: まる   
聞多さん はじめまして。
「小さく速い打ち」確かに憧れます。地稽古等でも大学生とか多用してきますし。
私も現在30代後半で剣道歴はおよそ20年。それほど速く打てるわけではありません。しかし、真っ直ぐ打てるのならば、その打突を鋭く行い、しっかりと中心を取り
絶対に相手に譲らないような気構えで行けば、相手の打突が幾分速くとも初太刀では
そうそう負けることは無いようにも思えます。私の先生が良くおっしゃってること
なのですが、真っ直ぐ鋭く、勢いよく打ち込み、例え初太刀が外れてもその勢いで相手
を崩し、2本3本と攻め、機を見てまた間を取り、攻めて行くような剣道...
縁の切れない剣道とでも言うのでしょうか。
そういう剣道でも良いんじゃないかな?と若輩ながら思いこんでます。
(それは違うぞ!という御指摘ありましたら、喜んで頂戴致します。)
体力的にはしんどいですけど、気が付けばいつの間にか打ち負けないようになってるものですよ。これは断言出来ます。
また打たれてどうこう文句たれる先生は、先生とは呼べませんね。これも断言出来ます。

お名前: もんも   
聞多さん
>>「大きくまっすぐな打ちはできるが、・・・・
 これができれば羨ましいですよ!
打たれていて「時間差だ」なんて言い訳するなんてみっとないことです。
攻撃が思うようにいかず、口撃に転じたようですね?
私からすれば、大きく真直ぐ打っのは理想ですよ!
これに比べれば「早い」なんて低次元に写って見えたりします。
いい例が、高校生で早いのを、先生方が楽々捌いているでしょ。

普段お稽古で基本練習として小さく鋭い打ちを練習しているのでしょうか?
年齢からすれば体力はあると思いますので、
打ち込みをされてはいかがでしょうか。

お名前: 鴨   
聞多さん
僕が早い打ちが出来ているかよく分かりませんのでご質問の打ちの速さについては、
お答えでいませんが一言申し上げたくてレスりました。
僕は40台のおっさんですが、人生なんて、鬱との闘いです。良いことは、あんま
りありません。
リバ剣をしてから剣道でもかなりいやな事がありました。聞多さんは、まだ道場で
悔しいながらも稽古ができるので幸せですよ。私など稽古すらしたくてもできない
次期がありました。また、会社ではクソのようなパワハラもありますし鬱は、波の
ように訪れます。
でもね、守るものがある以上何かしらがんばらなければならないんですよね、剣道
のみがその対象ならそれを生業としていない聞多さんは、ラッキーです。それにね
まっすぐ打てれば多分早く打てますよ。心配ないと思います。先生の言う事は、た
いていが叱咤激励です。しかし、人の心を大きく傷つける輩は、先生といえど馬鹿
ヤローです。教わる価値なし。こっちから願い下げです。
聞多さんは、僕よりまだ10才もお若い。苦労もありますが楽しみの回数も多いです。
あまり四角四面に考えづお互い頑張りましょう。

お名前: 悩める中年剣士   
聞多さん
    
>「お前の打ちが当たるのは、打ちが遅く、時間差で来るからだ」

結構なことではないですか、当たるのですから。どんなに速くても当たらなければ
永遠に一本にはなりません。この上更に速い打ちを身につければ、異なる種類の
打ちを会得したことになって、剣道の幅が広がる・・・そういう風に考えてはどう
でしょうか? つまり速い打ちを身につけなければならないという義務感ではなく、
剣道の幅を広げるためのステップアップの一手段と考えるのです。
実際若くてスピードのある方と稽古しても、その方の打ちが振幅が小さくで単調で
あれば、40歳台半ばの私でも、そう苦にならずに対応できますが、小さい打ちと
大きな打ちを交えて来られると相当に難儀します。

> 私は剣歴は中学生から20年(ブランクが多少あるが…)あります。元々、運動能力は
全く無く、剣道には不向きなのでしょうが、何となくながらも剣道を続けてきました。

自慢じゃありませんが、私も運動神経は悪くて、自転車に乗れたのは小学校4年生に
なってからでした(^^; かけっこもいつもビリでした。

> そこで、3つご質問があります。
>(1)小さく速い打ちを身に着けるにはどのような稽古が良いでしょうか?
>   ある武道具屋の店主の方からは、軽い竹刀で極力早く短い回数で、素振りする
>   ことが良いとおっしゃってました。その他に効果的な方法はありますか?

書かれている方法も有効だと思いますが、その他にということなので、こんなのは
どうでしょう?
手刀で構えて直立し、小さく踏み込みながらそれにあわせて「コテッ」と手刀で打ち
込む。次第に踏み込み幅を広げていても手と足が一致するようになる気をつける。
次に同じ要領で、今度は「メンッ」と手刀で打ち込む。ただし、手刀はコテと同じ
くらいの小さなふり幅で、ただ高さをメンの高さにするだけ。これも同じように最初
は小さな歩幅で、次第に踏み込み幅を広げて行き、手と足の一致を心がける。

>(2)20年剣道を続けて、速い打ちができないのが、非常に悔しく、情けないです。
>   運動能力が無いのかも知れませんが、もう、私は30台半ばまで来ています。
>   このような状態で、速い打ちは身に付けられるのでしょうか?
>   (今の道場の会長は、「出きる」とおっしゃってくれましたが…)

できます。大丈夫です。間違いありません。
また、一番大切なのは、出来るか出来ないかではなく、挑戦することです。どこかで
書いたことがある友人の受け売りの言葉ですが「挑戦する中にこそ人生の深みがある」
だそうです。

>(3)鬱で精神科のカウンセリングに通っている私に昇段審査を受ける資格はありま
>   すか?豪放な剣士の方々からみれば、情けないでしょうか?

私も40歳を過ぎた頃に鬱になり2年位前まで、薬の服用とカウンセリングを受けていまし
た。もっとも私の場合は原因が剣道ではなかったので、むしろ剣道で発散することが、
出来ましたが・・・ 鬱の症状が重くて剣道することさえしんどいのなら別ですが、
資格がどうのこうのという話ではないと思います。風を引いて熱があるときは稽古を
休んだ方が良いし、熱が下がって体調が良ければ稽古しても大丈夫だよ・・・というのと
同じことだと思います。情けないことなんて全くありません。この世の中に転んだこと
のない人はいないはずです。転んだら起き上がれば良いのです。素早く起き上がれない
なら、ゆっくりで良いから起き上がれば良いのです。
そうして共に剣道を楽しみましょう(^^)/~

お名前: Hide.    URL
To 聞多さん

少しでも拙サイトがお役に立ちますればうれしく存じます。


>しかし、そうではなく、「上達して、剣道の幅を広げ、もっと剣道を楽しめるように
>しよう」という気持ちを持つことを、今後は、大事にしたいです。

ハイ、それが一番だと思います。
「昨日の自分に克つ」という意識こそ大切。敵は己の中にいるものですから(^_-)〜☆

いいお稽古を!!p(^-^)q

お名前: 聞多   
Hide先生、義先生、shino先生殿へ

聞多です。
様々なアドバイス、ありがとうございました。

う〜ん。どうも、私は何事にも力が入りすぎる癖があり、いけませんね。反省です。
健全な心が無ければ、剣道なんて有り得ないですもんね…。

私は現在の自身の能力の無さをひがみ、「上達して、昇段し、皆を見返してやる!」
という卑しい気持ちがあったようです。
しかし、そうではなく、「上達して、剣道の幅を広げ、もっと剣道を楽しめるように
しよう」という気持ちを持つことを、今後は、大事にしたいです。

 幸い、現在通っている道場は、とても環境に恵まれ、毎回の稽古が終わると、心身
ともに充実した気持ちになれます。
 このような環境の中で、「小さなことからコツコツと」地道でもよいので、精神、
剣技ともに磨いてゆきます。 

お名前: shino   
多聞さん、お邪魔致します、私も25年ぶりに剣道を再開した者です。
私自身もかれこれ四段審査に9回程落ちておりいまだ合格できておりません。
ですがつらいと思って稽古をした事はないです、楽しくでしかたありません。
(ただ嫁さんにまた落ちたの・・・と言われるのはちょっとこたえますが・・)
やはり気を楽にもって楽しくやりましょう、先生もいろいろな方がいらっしゃいます、
わが剣友会の先生にもいろいろ厳しくとご指導はいただきますが、それはそれとして
真摯に受け止め努力しているところです。
大したアドバイスもできませんが、お互いがんばりましょう!!

お名前: 義   
To聞多さん
はじめまして。福岡の義と申します。

難しく考えなくても良いと思いますよ。剣道は生涯出来るのですから自分のペースで長く
続けられるように自分に合った剣道を追求して下さい。
又、真直ぐ大きな打ちが出来ているのですから、後は一拍子で打てるようにお稽古するだ
けだと思いますよ。もし、一拍子で打てるのであれば振り幅を少し小さくしていくだけで
す。
但し、四段審査では一拍子の打突は必用ですので上手な方の出端面などを見てイメージす
る事も大事だと思います。

【一拍子】
・竹刀を上げて止まる動作を1としてそこから振る動作を2とした時に二拍子とします。
 そこで、竹刀を上げるから振って打突までを先ずはスピードは考えずに一連の流れで行
 います。
・次に少し振り幅を小さくしてみて同様に行ってみます。
 出来るようになったら上げる速さを早くしてみます。
・一拍子の打ち込みが出来るようになれば上げるスピードを意識するだけで一連の早さも
 早くなってきます。
※その時に注意するのは、右手で上げないことです。右手で上げてしまうと真直ぐに打て
 なくなってしまいます。
 

悔しくてショックを受けるような言い方をされる先生にも問題があると思いますので気に
しないことです。早い面を慣れているタイミングで受けたつもりが、大きな面だった為
受け損ねて面を打たれたと言うことは良くありますのでその先生もシマッタと思いつい出
た言葉かなと感じました。

お互い長く楽しく剣道を続けて行きましょう。
ご参考まで。

お名前: Hide.    URL
管理人のHide.です。

実際どのような振り方をなさっているのか聞多さんの打ち方を拝見していないものですか
らなんとも判断が難しいのですが、素振りなどの時の力の入れ具合(意識の起き方)に問
題があるのではないかと思われます。

振りかぶりは力を抜き、ゆっくり大きく背中で引き上げます。
これを、肩と腕で振りかぶりますと力がが入り過ぎて質のいい打ち方にはなりません。む
しろ、右の握りを放して(パーの状態)、左手と背中の作用で「引き上げる」という風に
行ないます。

振りかぶりの頂点の達したところで、左足が床を押し始め、と同時に振り下ろしに転じま
す。振り下ろしは、右手の拇指球で竹刀を前に押し出していく感覚。肩-肘-手首をムチの
ようにしなやかに使い、打突(止める)瞬間にパッと握り、剣先を「前に振り切る」とい
う意識を強く持ちます。この打突の瞬間に左足がピッと引きつけられていることも重要で
すね。
これをしっかりとできるようにしてください(^^)

「小さく早く打つ」とは、まさに、この素振りの最後の瞬間の部分なんです。この素振り
の振りかぶりをひたすら小さくしていったときの腕の使い方が、「小さく早く打つ」につ
ながっています。ゆえに、この素振りができるようになれば、小さく速い面打ちもできる
ようになるはずですd(^-^)! 


なお、聞多さんは、剣道を堅くお考えになり過ぎるのではありませんか。まじめに取り組
まれることは大切ですが、もっとおおらかな気持ちで臨みましょうよ(^^;
先生方にもいろいろなタイプの方がおられますし、そのアドバイスには言外に様々なニュ
アンスを含んでおります。あまり額面通り受け止めましても頭が混乱するばかりです(^_^ メ) 

剣道はご自身のご趣味なんですよね? もっと「楽しむ」という視点でお稽古されたらよ
ろしいかと存じます。楽しいと感じるところに上達もあると私は思いますけどね(^_-)〜☆

お名前: 聞多   
 はじめまして。34歳の男、三段です。初めて書き込みさせていただきます。
 今日、出稽古に行って、とても悔しい思いをしました。
 そこの会の元に立っている先生から、このようなことをいわれました。
「お前の打ちが当たるのは、打ちが遅く、時間差で来るからだ」
また、別の先生からは、
「大きくまっすぐな打ちはできるが、早く小さな打ちはできない」
ショックでした。稽古終り家に帰ったら、悔しさのあまり、掌にマメができるまで
素振りを繰り返しました。自分でも、指摘された部分は感じ取っていますが、ここまで
ハッキリ言われたのは、悔しいです。
 私は剣歴は中学生から20年(ブランクが多少あるが…)あります。元々、運動能力は
全く無く、剣道には不向きなのでしょうが、何となくながらも剣道を続けてきました。
 7年前より、4段の審査は受けていますが、このような欠点があるためか、通算8回
受けて、未だ合格できません。以前に通っていた会の先生から「打ちの遅さ」を厳し
く注意されましたが、矯正することはできず、悪循環を繰り返していました。
 そのため、鬱となり、精神科の通ってしまう状態となりました(現在も通院中
です)。カウンセリングの先生に相談しまして、剣道は続けたいが、通っている会に
精神の負担が大きいようなので、会を辞めて、他の道場に通うようになりました。
 現在、通っている道場は、剣道としての雰囲気が良く、とても気の充実した稽古が
できるところです。時には道場の子供と一緒に剣を教わり、時には子供に教えながら、
少しずつ心の状態も回復し、自信をつけてきました。
 そんな中で、11月に4段の審査を1年9ヶ月ぶりに受けました。結果は惨敗でした。
しかし、現道場の会長からのアドバイス(打ちのタイミング、攻め方など)を真摯
に受け止め、稽古に励んでいます。
 しかし今日、出稽古(昔通っていた会とは別の会)でこのようなことがあり、心
が凹んでいます。
 そこで、3つご質問があります。
(1)小さく速い打ちを身に着けるにはどのような稽古が良いでしょうか?
   ある武道具屋の店主の方からは、軽い竹刀で極力早く短い回数で、素振りする
   ことが良いとおっしゃってました。その他に効果的な方法はありますか?
(2)20年剣道を続けて、速い打ちができないのが、非常に悔しく、情けないです。
   運動能力が無いのかも知れませんが、もう、私は30台半ばまで来ています。
   このような状態で、速い打ちは身に付けられるのでしょうか?
   (今の道場の会長は、「出きる」とおっしゃってくれましたが…)
(3)鬱で精神科のカウンセリングに通っている私に昇段審査を受ける資格はありま
   すか?豪放な剣士の方々からみれば、情けないでしょうか?

 長々と駄文を重ねてきて申し訳ありませんが、ここは一つ、よろしくお願いします。

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