記事タイトル:九歩の間合い 


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お名前: Hide.    URL
To 猫銀さん

>九歩(三間)の間合いは、今風にいうと敵に近づく際の「レッドゾーン」に対する
>心構えを説いたもので、敵を倒した後の「残心」と対をなす重要な教訓ということに
>なります。

補足ありがとうございます。
いやぁ、たいへん勉強になりました(^0^)

お名前: 猫銀   
補足します。 九歩の間合は昔の尺度でいう三間です。

一間(いっけん)=六尺=約1.8mとしてだいたい5メートル半くらい、
お互いに一間を三歩で進み一間の間隔で太刀を合わせるので
普段の歩幅を一尺=30センチとして大きめの一歩を二尺=60センチとすれば
三歩進んで二尺×三歩=六尺=一間となります。

しかし、現在はHide.さんがいうような間合いになっています。 
これは昔の、近間で半歩踏み出せば勝負が決まるというような名人の位を基準とした
間合いであって、体格が小さく、構えも剣先が高いものを想定しているので、
遠間から飛び込む稽古が主流の現代では字義通りやると近すぎて構えがとれません。
古の剣士の一歩は今の半歩、大きく一歩は今の普通の一歩ですね。


実戦では開始の合図はありませんので、相手が突然走りかかって抜き打ちにきたり
手裏剣等を隠し持っていきなり飛ばしてくることくらいは常に考慮しておかなければ
なりません。 そんなとき五、六間の間隔があればかなり対応する余裕がありますが、
三間以下となるとまばたきする暇もありません。 
九歩(三間)の間合いは、今風にいうと敵に近づく際の「レッドゾーン」に対する
心構えを説いたもので、敵を倒した後の「残心」と対をなす重要な教訓ということに
なります。

お名前: Hide.    URL
To ヨモギさん

>九歩とは、
>自分から相手の立ち位置までが九歩?(帯刀して進む時の歩幅で?)
>物理的な距離としての九の意味は?

相互の位置が「普通の歩幅で9歩」ってことでしょ?
1歩を1m弱と考えて、およそ、8m。試合場内で1〜2歩入ったあたりになると思いま
すが・・・そんなことじゃないのかなぁ(^^;

お名前: ヨモギ   
TO. 拍手さん
ありがとうございます。
今後意識したいと思います。

ところで、
九歩とは、
自分から相手の立ち位置までが九歩?(帯刀して進む時の歩幅で?)
物理的な距離としての九の意味は?

お名前: Hide.    URL
to 拍手さん

管理人のHide.です。

なるほど、9歩の間合は「生の間合」のギリギリのポジションなんですね。
勉強になりました(^^)

お名前: 拍手   
ヨモギさんへ
九歩の間合いは互いに生の間合いであって、そこから一足一刀の生死の別れ道の間合い
に入り、剣刃相交わる死の間合いへと入るとの認識の上で、常に気迫を込めて、如何な
る攻撃にも変化対応し得る心構え・身構えが必要です。
と、「高段者への道」剣道日本編集部 の剣道形習得の心得の段にあります。

お名前: Hide.    URL
管理人のHide.です。

う〜ん、9歩の間合いに潜むものですか。なんだろうなぁ???(^_^ メ)

およそ9m、刀を持ったお相手と対峙し、名乗りをあげるのにちょうどいい精神的な距離
感なのかもしれませんよ(^^;

お名前: ヨモギ   
九歩の間合いについて、お教えください。
互いに礼をする間合いと理解していますが、
もう少し詳しく知りたいです。
九歩の意味やこの間合いに潜むものは何かなど。
よろしくお願いします。

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