記事タイトル:VS初上段 


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お名前: Hide.    URL
To せんさん

はじめまして。管理人のHide.です(^^)
お役に立ちましたならうれしく存じます!

この掲示板は「自動改行」しないんですよね。申し訳ありませんが、次回書き込まれるとき
は適当なところで改行してやってください(^_-)~☆

お名前: せん   
ごめんなさい・・・インターネット初心者です・・。横幅が広くなって申し訳ございません(涙

お名前: せん   
Hideさん、くりしんさん、あうこさん初めまして!Hideさんの上段対策や、出小手への対処法などを拝見いたしました、Hideさんすごいですね!私も自分の後輩が上段を使うので苦しんでいたのです。今度さっそくHideさんがあうこさんに教えてあげた上段対策を使ってみたいと思います。今度色々と剣道で困ったことがあったら、ちょくちょくこのサイトに遊びに来ると思いますので、宜しくお願いします!

お名前: くりしん   
To あうこさん
そうですか なんか肩透かしくっちゃいましたね(^^;
でも、hideさんがおっしゃるように、上段対策は決してムダには
なりませんからね〜(^^)それに事前にお相手の対策を考える
事は大切なことだと思います。その意気込みで、これからもがんばって
くださいね〜(^^v

お名前: Hide.   
to あうこさん

アハハ、なかなかないオチですねぇ(笑)
でも、お相手が県3位なら、上段だろうと中段だろうと大勢に影響はないでしょ
う(^^;

でも、こうして今回上段対策を考えることが出来たっていうことはムダにはなり
ませんから(^_-)〜☆

お名前: あうこ   
申し訳ありません・・・
これだけ相談にのっていただきながら、なぜか上段をとっていたはずの人が、
中段になっていたのです・・・
つまり、普通に剣道しました・・・なんてオチでしょう。
しかもその人は個人県3位になりました。つまり、私は負けました。
上段・・・嗚呼冗談。

お名前: あうこ   
Hide.さん、くりしんさん、ありがとうございました。
相手は同じ高校生・・・たしか、同じことを中学校の時の先生がおっしゃっていたように
思います。
でわがんばってきます!またご報告します・・・☆

お名前: Hide.   
to くりしんさん

>Hide.さんすご〜い!完璧かつ、的確な上段対策ですね。

アハハ、お褒めいただきましてありがとうございますm(_ _)m

実は高校時代の先生が上段の専門家でして、私が高1に上がるとき早稲田の主将
をされていて新卒で入ってこられた方でした。で、私も中段と平行して上段を教
わりましたが、それ以上に先生の上段と毎日のように対戦していたわけです。そ
れで、対上段は大得意になりましてね。後に、「六三四の剣」で修羅が使った「霞
の構」も私が先生との対戦の中から編み出した構なんです。それを、村上もとか
さんのアドバイザーをしていた私の先輩がモデルにしたわけでして(^^)


>平青眼で構えられるより、むしろ中段のまま真直ぐ構えられる方がやり難かった
>記憶があります。

そう、意外に小手も打ちにくいですしね(^^; 高段者の先生で時々上段に対し意
にも介さず中段を貫かれている方がおりますが、あれってひょっとしたら最強の
対策かも・・・(^^;

お名前: くりしん   
Hide.さんすご〜い!完璧かつ、的確な上段対策ですね。
ぼくなんかが出る幕じゃありませんが…

あうこさん初めまして。
はじめて上段と対戦するそうで、楽しみですね。
必要以上に恐れないことが大事だと思います。
あうこさんは高校から剣道を始められたのですよね?
同じように、今度のお相手も高校生になってから上段のお稽古を
始められたと思います。稽古量は分かりませんが、同じ高校生です。
思いっきりやってみましょう! いい経験になるはずですよ。

対処法ですが
ぼくが高校の頃、上段で構えていて一番イヤだったのは、やっぱり突き
ですね。いつも首から胸にかけて、アザとかで真っ赤にしてましたっけ。
平青眼で構えられるより、むしろ中段のまま真直ぐ構えられる方がやり難かった
記憶があります。お相手に“突き”を見せるためにも、立ち上がりに諸手突きは
有効ですよ。
ご参考までに。

お名前: Hide.   
あれぇ? 昨日私があんなに力を入れて書いた上段への対処法は、いったいどこ
へ行ってしまったのでしょうか???(;_;) これは「出小手」へのレスですよね。
うーん、謎だなぁ・・・。あうこちゃん、ゴメンナサイ。もう一度、気力を振り
絞って書きますね!


そうですか、上段と対戦するのは初めてですか。それは楽しみでもあり、不安も
多いと思います。でも、そんなに難しいことではありませんよ(^^)

とは言いましても、「上段対処法」ってひとことでは言えないんです。だって、
それを中段に置き換えてみますと、中段だって身長や体格の違い、性格の違い、
得意技の違い、攻めの展開の違い・・・などあり、ひとことで「中段対処法」な
んて語れないでしょ。上段もタイプによって色々ですから、簡単には対処法を語
れないんです(^^;


対処法を考える前に、まず、上段から中段を攻める技を考えてみましょう。
●仕掛け技
 ・片手面
 ・片手小手
 ・面フェイント諸手面
 ・小手フェイント諸手面
 ・面フェイント逆胴
 ・竹刀を払って諸手面
●返し技
 ・出鼻面
 ・小手抜き面
 ・小手打ち落とし面
 ・突打ち落とし面
なんていう技です。片手技の多い上段と諸手技の多い上段に分けられますが、女
子の場合は、諸手技系の上段が多いですね(^^)


今度は、上段への攻めの定石をい考えてみますと、
●仕掛け技
 ・左小手を攻めて右小手
 ・右小手を攻めて左小手
 ・突を攻めて左小手
 ・突を攻めて構が下がったところを面
 ・左小手をフェイントして逆胴
●返し技
 ・片手面に対して表のすりあげ面
 ・片手面に対して裏の応じ返し逆胴
 ・片手小手に対して裏のすりあげ面
 ・諸手技に対して出小手(右)
などがあげられます(^^)


さて、上段との対戦で難しいのは間合です。ふだん我々は、中段に構えた剣先で
お相手との間合を計っておりますが、お相手が上段の場合、合わせようと思って
も剣先がありません。しかし、上段は、そういう形に慣れておりますので、体感
距離で間合いを計ることが出来るのです。そういった意味から、上段との対戦で
気をつけることとして、
 1.足を止めて居着かない
 2.上段の間合で戦わない
という2点が重要になってきます。

1に関しては、一般的に「右回り」と言われておりますが、右に回ることによっ
て、「上段の左拳の死角に入り、間合を詰めやすい」という利点があるのですが、
これとて一定の動き方をしておりますと、こちらの回る先を予測されて技を出さ
れてしまってうまくありません(^^;
大切なことは、上段に予測不可能な不規則な動きをして「上段に間合をつかませ
ない」ことなんですねヽ(^.^)ノ

2ですが、上段の間合は一般的に中段よりも遠間です。これは、片手技があるか
らですね。中段が「こんな遠間なら当たらないだろう」と思っているところから
飛んできます。ですから、遠間にいるときにも油断は出来ません。
上段に苦手な間合は近間です。中段がグイグイ間合を詰めてくると上段としては
やりにくいものです。上段を恐れずに間合に入っていく勇気があれば、有利に戦
うことが出来ますねヽ(^0^)ノ


最後に構を考えましょう。
日本剣道形5本目仕太刀の「平正眼」が一般的な構です。しかし、形のように剣
先をお相手の左拳につけるやり方では、上段から見ると小手ががら空きです(^^;
あれより剣先をさらに右上方に寄せて、小手を完全にカバーする形をとりましょ
う。
このとき気をつけなければならないのが右肘です。平正眼の右肘がピンと伸び切っ
ていれば、こちらからの攻撃がしにくくなるのと同時に、フェイントの動作など
にも簡単に構が崩れてしまいます。右肘には、お相手の如何なる動きにも対応で
きるように、適度な緩みが必要なんです(^^)


女子の上段の場合、その多くが「諸手技系の上段」と前述しましたが、キメ技の
多くが、諸手小手か諸手面です。どんな戦術かといいますと、
 1.立ち上がり遠間から思い切って片手面
 2.もう2〜3回そういう技がきて、その面をフェイントして諸手小手
ってなタイプが多いですね。これをくらわないようにするためには「裏よけ」と
いうよけ方をマスターしておきたいですねヽ(^.^)ノ


とまぁ、書いてみましたが、参考になりましたでしょうか?(^^)

お名前: Hide.   
出小手への対処法ですね。

出小手っていう技は、
 ●お相手の手元の上がりを打つ技
でして、こちらが「打とう」というアクションをおこした瞬間に仕掛けられます。
ですから対処法としては、
 1.こちらの出鼻を見抜かれないようにする方法
 2.技と出鼻を狙わせて討ち取る方法
の2通りが考えられます。

まぁ、これまでアスクさん達も、1の方法については考え工夫してきたと思いま
すが、うまくいかなかったわけですね。で、2の方法ですが、
 1.面を打つと見せて小手抜き面
 2.小手面
 3.払い面(表&裏)
 4.思いっきり飛び込み小手
です。

1は、お相手に「面を打つぞ」というアクションを軽く見せ、お相手が出小手に
来たら大きく振りかぶってその小手を抜いて面を打つ方法です。中学生ぐらいだ
と良く決まる技でもありますヽ(^.^)ノ

2は、ちょっと難しいですが、コツさえ覚えればかなり効果が上がる技です。最
初の小手でお相手の出小手を打ち落とし、間髪を入れず面に乗るという技です。
結果だけを観ると「相小手面」とか「小手打ち落とし面」なんていう技になりま
すが、難しいことを考えずに思い切って小手面に乗っていってください!!!

3は、表からの払い面の場合は「小手打ち落とし面」に、裏からの場合は「小手
すりあげ面」のような形になります。「払い」の動作が大きいと逆に出小手を打
たれますので、コンパクトに払うことが大切です。これも、小手面と同じように、
お相手の出小手を意識しないで思い切って仕掛けるのがいいでしょう(^^)

4ですが、「小手打ちには小手で対処」っていう攻撃方法です。出鼻を狙ってい
るお相手よりも、先で飛び込み小手の方が早いはずです。小手には小手で攻撃を
仕掛けることで、お相手の狙いを「出小手から変更させる」という狙いです(^^)


以上、思いつくままに書いてみましたが、参考にしてみてください(^_-)〜☆

お名前: あうこ   
こんにちわ。私は高校から剣道初めて今2年目突入の者です。
小手の打ち方から、剣道の本質に関わることまで発展していたことには、大変驚きました。
剣道とは奥が深いものだなぁと改めて思いました。

ところで、私は来る11月1から2日の二日間、試合に出られることになっているのですが、
個人戦で上段の人と当たってしまうのです。初めてです。
長年剣道をしてきた後輩に聞いてみても上段をとっている人とは当たったことがないだとか…
このことはこれからの私にとって大変いい刺激になり嬉しいことなのですが、
その上段の人は県の強豪校の人なのです…
剣道歴が向こうが長いことは分かっていますし、いつも通り当たって砕けろ!!精神で
いこうと思っていますが、翌日団体の先鋒というチームのムードに関わるポジションに
います、ですので今後につながるいい試合をしたいと思っています。
長くなりましたが、
VS上段についての、攻め方(右回りとか、相手の小手との三角形に入れない?とか・・・)、
注意することなど、何でも教えてください。お願いします。

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