記事タイトル:平成13年度東京都高体連春季剣道大会兼関東大会予選会(東京武道館) 


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お名前: Hide.   
to でくさん
審判お疲れさまでした(^^) 審判講習も長かった・・・。まぁ、ずいぶんとレベルの差がある人たちが集まっていますから、やむを得ない部分もあったとは思いますが・・・(^^;

>審判については、(耳の痛いところですが)かなり問題が多くあったと
>思います。
     (・・・中略・・・)
>その辺の曖昧さも徹底する必要が大いにありますね!!
反則の適用については、各コートでばらつきが生じてしまうのは困りますね。試合の公平さが失われてしまってはいけません。審判長はコート主任を集めてきちんと説明し、合意がなされていなければいけないと思います。

>2回反則をしなければ勝ち負けに影響は無いといっても、一度反則を
>すれば誤って場外に出ても一本ですし、もちろんつばぜり合いの反則を
>取られても一本になってしまうので、萎縮してしまう生徒が少なくなかった
>ように思います。反則の一本でチームの勝ちが左右する試合もかなり
>見受けられました。
『Hide.剣道研究室』の方にも「反則が試合を縛る?!」という一文を書かせていただいておりますが、剣道における反則の禁止は「正々堂々たる礼を失しない試合のために最低限守らなければならない事項」という視点こそ大切なのではないでしょうか(^^)


to 石舟斎さん
まぁ、時代的にも仕方がないことなのかもしれませんが、スポーツ的な考え方の試合をする選手や学校が多くなってきた感じがしますね。むろん部活動ですから、学校の看板を背負い名誉のために「勝ち」を目標に戦ってもいいとは思いますが、剣道であるからには戦い方の中にも心映えのしっかりしたものを表現してほしいと思うのですが・・・(^^;


to ユナリ
試合見てましたよ。いやぁ、新人戦の時から比べても、ずいぶん成長した感じがしました。ポジションも先鋒から次鋒に移ったせいか、落ち着いた感じで戦えていましたねヽ(^.^)ノ また、面打ちがよくなったね(^^) さがって相手を引き込んでしまう場面も少なくなり、危ないシーンも減りました。それゆえ、勝率も上がってきているんですね。
なんにしても、ベスト32はすばらしい\(^o^)/バンザァイ

当たっていないのをとってもらうのは、うれしい反面、相手には「悪いなぁ」という気持ちが残りすっきりしませんね。どちらの選手も、賢明に試合をしているのですから、審判員にはそれ以上の気持ちで臨んでほしいと思います(^^)

開会式に関しては、翌日の男子の部はかなり短くなったんですよ。女子の部は、チトひどかったですね(^^;

お名前: ユナリ    URL
>Hideさん
こんちわ。
うちの剣道部は同好会ですけどベスト32に入りました〜(〃▽〃)
二回戦では順心女子学園と戦い、まりかchanに会いました〜

審判についてですが。。
出場している私としてもいくつか不満があり,公平でない部分もあると思いました
特に鍔迫り合いの時,注意をするかしないかとか。。
注意してほしい場面もありましたしね。
あと,二回戦目に私は面を2本入れたんですが、実は一本目は入っていませんでした
自分で入っていないと思ったのに旗が上がってしまって,嬉しいどころか少し動揺してしまいましたし。。。
今日、ビデオでも確認したのですが、やはり相手の選手は防御ちゃんとしていて入っていませんでした。
こういうのもなんですが、私の残心に審判が全員騙されてます;;
やはり、よく見ていてほしいものです。
勝ってもちょっと心残りになりますしね

開会式もちょっと不満;;
話が長いのにもイライラしましたが、観客のうるささにもイライラしました。
ベスト状態で試合に臨みたいのに,話が長い,観客を注意するからもっと長くなる・・・
Hideさんの言うとり、はっきりいってアップした意味が殆んど有りません。
ただでさえ待ち時間が長いときもあるのに。。。
まぁ、私がこんなこと言ったところでどうなるわけでもないですけどね(笑)

あと応援についてきになったのですが、、
応援は拍手のみ となっているはずなのですが、やはり監督が助言を与えてる学校が大多数あり、これはどういうことなのかと思いました
(まぁ、、かなり前からなんですけどね;;こればかりは無くならないのでしょうか)
仲間が拍手以外の応援をしてしまうのはなんか許せてしまうのは事実ですがね。

あぁ・・・なんか長々とすいません;;

お名前: まいまい   
私も春季大会見に行きました。でもやっぱり審判にはちょと愚問がのこりました。私が応援して
いたチームを観戦していたときなんですが、30秒近くつばぜりを続けても、審判がわかれをかける様子なく、女性の審判だったのですが、あきらかな場外反則もとらず、有効な打突も何本も
見逃していました。そのたびにコート主任が笛を吹き試合が中断していました。そのチーム
の試合だけでも5回中断していました。結局応援していたチームは負けてしましましたが、あれ
では選手達はきっと納得がいかないとおもいます。失礼だとおもいますが、審判に適してない
人たちが昔にくらべて大変ふえたと思います。とくに、先入観で勝負を決められてしまうような
ことは絶対あってはいけないはづなのに、客観的にみてそうじゃないかとおもう審判のかたがた
もたくさんおられました。非常に残念なことだと思います。とくにベスト16になる以前の一回戦
や二回戦の審判はあまりにもお粗末なのが多いと思います。できればそういうことはなくして欲
しいものです。

お名前: 石舟斎   
初めてのカキコですっ!

ここの掲示板はとってもアットホームな感があり、
いつも楽しみに拝見してます。

Hide.さんの言う通り”なんとも切なくなるような一戦”
が最近非常に多く感じられ、ほんとに”フゥ”ですね。

試合中の事故により怪我をされた選手はこれから大きな
試合がたくさんあるだけにほんとに無念だと思います。
早くご回復されることを祈っております。

ところで、30日の男子の部はどこがベスト8となったの
でしょうか?
ご存知の方はアップして頂きたく、宜しくお願い致します。

お名前: でく   
あ、男子のほうはアップしようとしてたんですが、
間に合いませんでした。(^^;

私も一日会場にいたので、少し思ったことを書かせていただきます。

まず、開会式に関しては私もHide.さんと同意見です。
長すぎます!!
昨日はそれほど気温が低いわけではなかったので幸いですが、あれでは
せっかくアップをしてもまるっきり意味がなくなってしまいますよね!!
注意事項も試合までに各校単位で徹底しておくべきことですよ。
ちなみに審判会議も例によって長かったです。(笑)

審判については、(耳の痛いところですが)かなり問題が多くあったと
思います。
合議で流れを切るのは選手たちにとってたまったものじゃないですよ!!
試合が膠着した状態になったら"わかれ"を使えばいいわけですし、
相手を崩して引き技を打つ場合には、どうしたって正しいつばぜり合い
にはなりえないですよね。
だいたい、全国を狙う上位の高校でもあれほど注意を受けるんですから
一回戦突破を目指して頑張ってきた選手達にあの反則は酷です。
しかも、審判主任や主審の考え方で反則のボーダーラインは上下します。
私のいたコートでは、審判主任の先生が1試合目後の申し合わせで、
「初めて試合に出る生徒が多い大会ですから、反則は注意、指導を含めて
臨機応変に対応してください。審判の最大の仕事は、いかに有効打突を
見てあげられるかですから」と言っていたんですが、同級生が審判を
していたコートでは即反則だったそうです。
その辺の曖昧さも徹底する必要が大いにありますね!!
というよりしなきゃいけないですね。
2回反則をしなければ勝ち負けに影響は無いといっても、一度反則を
すれば誤って場外に出ても一本ですし、もちろんつばぜり合いの反則を
取られても一本になってしまうので、萎縮してしまう生徒が少なくなかった
ように思います。反則の一本でチームの勝ちが左右する試合もかなり
見受けられました。
うちのコートの審判主任の言うように、審判の仕事はあくまで有効打突の
見極めですから、反則による勝敗の決し方はきわめて遺憾です。
勝った選手も負けた選手も後味が悪いですしね。

押し出しの反則についてもHide.さんと同意見です。
私は極力そういう反則は取らないようにしてきましたが、多くの試合で
無理矢理押し出された方が反則を取られていたのは事実ですね。

長くなってしまいました、すいません。m(_'_)m
納得がいかない事が多かったもので・・・

あ、うち高校ですか??
久我山に真っ二つに斬られてベスト32止まりです。(笑)

お名前: Hide.   
4月30日(みどりの日振り替え)、標記大会の男子の部が行われました。

【男子の部】
 優 勝  高輪
 二 位  東海大菅生
 三 位  修徳・国学院久我山
 ベスト8 日大豊山・都立北多摩・拓大一・国士舘
 関東大会出場校は上記8校と敗者復活戦で勝ち上がった、本郷

という結果でした。
いちに会傘下校は、早実、東洋、二松学舎と3校が出場しましたが、早実はベス
ト32で日体荏原に、東洋は1回戦で明法に、二松学舎は2回戦で都立蒲田に敗
れ、関東大会出場には手が届きませんでした。
友好校の東京農大第一は順調に駒を進め、ベスト8を賭けて修徳と対戦。残念な
がら敗れ敗者復活戦にまわるも、初戦で早大学院に叩かれてしまいました。しか
し、彼らの頑張りは見事だったと思いますヽ(^.^)ノ


さて、男子の大会の雑感を思いつくままに述べてみると、前日女子の開会式が長
かったのが、完結にまとめられた点は良かったのですが、やはり、つばぜり合い
の方法を「連絡」の中で示していました。まぁ、女子だけやって男子にしないの
は片手落ちではあるが、やはり、「不要」という感じが否めませんでした(^^;

試合中に感じたのは、明らかに「押し出し」と思われる場外を「出た方の場外反
則」としてしまうケースが目立ったことです。また、ライン際での審判の「やめ」
の宣告もタイミングが曖昧で、場外に出た方が早かったのに「反則」としないケー
スなどもあり不明瞭な審判も数多く目にしました。

決勝戦と敗者復活の関東出場校決定戦が同時に進行されましたが、その両方の主
審ともやたら「合議」が多いのが気になりました。審判の意図は「開会式でも説
明した正しいつばぜり合いの指導や反則の適用」というところにあったと理解で
きますが、選手や監督、観客がなんの反則かわからないようなものが反則として
とられていました。
そうした反則の適用方法も問題ですが、その度々の「合議」によって試合の流れ
が寸断されてしまうのが一番の弊害だったと思います。あれでは集中力を持続さ
せるのは困難です。選手・監督の負担も大きかったのではないでしょうか。
むろん、正しいつばぜり合いを指導徹底させることは大切でしょうが、あまりに
瑣末なことまで「合議」をかけていたように映ったのは、私の認識不足なのでしょ
うか・・・?(^^;


また、監督のマナーに疑問を感じる場面もありました。
全剣連の試合審判規則に付随している「試合者要領」の中の「その他の要領」に
も、「9.先鋒戦および最後の試合者の対戦の場合、控えの試合者は 正座すること
が望ましい。」と明記されています。これは試合者に限って書いてありますが、
監督もそれと同様であると解釈されているのが一般的なマナーなのではないでしょ
うか。しかし、ベスト8以上に上がったある高校の監督は、選手がきちんと座っ
ているのに、先鋒戦から正座をしなかったり大将戦の時にもあん座だったりと、
たいへん見苦しく感じました。お見かけしたところ膝や脚の故障ということもな
さそうでしたので、ご本人のモラルの問題かと思われます。こうした監督が、関
東大会の東京代表として本大会に出場するのはいかがなものでしょうか。
実は、この監督、昨年の関東大会でも同様のことをしておりました。東京都高体
連をして、代表としてはずかしくないマナーをしっかりと指導するべきと感じま
した(^^;

お名前: Hide.   
4月29日(日)、標記大会の女子の部が行われました。

【女子の部】
 優 勝  東京成徳
 二 位  桜美林
 三 位  修徳・文大杉並
 ベスト8 東海大菅生・武蔵野女子学院・拓大一・都立北多摩
 関東大会出場校は上記8校と敗者復活で勝ち上がった、駒大高

という結果でした。残念ながら、いちに会傘下校の東京立正は、ベスト8を賭けて拓
大一と戦いましたが敗れて敗者復活戦に周り、関東大会の出場を賭けて駒大高と大将
戦の末敗れ、4年連続関東大会出場を逃してしまいました。実に残念です(;_;)
選手各人は一生懸命頑張りましたが、やはり「勝ちに対する執念」が足りなかったも
のと思われます。この悔しさをバネに、また、お稽古を頑張ってほしいと思います(^^)


さて、女子の部の詳しい講評は後日別ページに譲るとして、昨日、一日大会を見てい
ての雑感を思いつくままに書いてみたいと思います。

まずは、開会式とそれに付随する連絡事項が長すぎた点が気になりました。10時に
選手を整列させて、開会式と連絡が終わったのが35分。そのほとんどが連絡事項で
したが、本当に大会の当日に話さなければならないことだったかどうかは疑問でした。
つい2週間ほど前に総会を開いているのですから、各部からの連絡はその場で行うか、
もしくは文書の形にして各校に配付するなどすればいいことです。せっかくアップを
しても、そうした時間が長くては選手に負担になるはずです。
あまつさえ、審判長がつばぜり合いの解説をはじめたのには驚きました。大会当日に
行うべきこととは到底考えられません!
高体連には開会式を簡潔に短くしてきた経緯があったはずなのに、残念です。

次いで、審判の問題です。再三、取り上げてきましたが、審判が先入観をもって旗を
振っているケースが多々見られました。審判の先生方にすれば、早く試合を終わらせ
たいという気持ちが働くのはある程度しかたがないことですが、生徒にとっては新人
戦以降、必死に取り組んできた成果を発表する場なんです。納得のできない一本で敗
退した選手の気持ちを考えたら、いい加減な審判はできないはずです(^^)

また、敗者復活戦の最後、関東大会出場校決定戦は本部の審判部から依頼されたしっ
かりした審判があたっておりましたが、本線での決定戦である「ベスト8決め」は各
コートに委ねられております。公平を喫するんなら、少なくともコート主任がその会
場で一番しっかりした審判員を選出するくらいの配慮が必要なのではないでしょうか
(^^)

さて、試合の内容ですが、準々決勝の修徳と東海大菅生の一戦は、ちょっと問題があ
る戦いだったと感じました。
菅生はたいへん元気が良く勢いのある剣風を身上とする学校です。対する修徳は言わ
ずと知れた東京都を代表する学校です。菅生としては「思い切ってぶつかっていこう」
という気持ちで臨むのは当然です。しかし、その「ぶつかり」がどうも違う方向に向
いていたようでした(^^;
自分が打っていっても相手が打ってきても強烈な体当たりで修徳の選手にプレッシャー
をかけたのです。むろん、体当たり自体は反則行為ではありませんが、その体当たり
にも限度があります。どう見ても「倒すため」「場外へ出すため」の体当たりにしか
感じられませんで、「体当たり後、崩れたところを打突する」という感じには見えま
せんでした。
修徳の選手はどのポジションの子も再三転ばされておりました。むろん、体当たりを
受けて倒れるというのはだらしないことかもしれませんが、胴胸を強く押すような危
険な「体押し」がいくつもあったはずです。しかし、審判はそれらにたいする指導を
一切行いませんでした。
それが原因かどうかわかりませんが、たいへんなアクシデントが起きました。私のと
ころから死角になっていたので、その瞬間は見ていないのですが、修徳の中堅のポイ
ントゲッターがアキレス腱を切断してしまったのです。一本先行しておりましたが、
試合不能のための不戦負けとなりまして修徳はかろうじて代表者戦で菅生を下すも、
続く準決勝の東京成徳戦では元気のない戦いで敗れ去りました。
彼女は昨年2年生の時に東京代表でインターハイの個人戦に出場した(と思います(^^;)
選手でもあり、このケガが本人やチームに与える影響ははかりしれません。試合中の
事故とはいいながら、なんとも切なくなるような一戦でした( -o-) フゥ


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