7月2日に、福岡武道館で行われた全日本選手権の予選を見に行ってきました。全日本出場者となった、上位3名は、以下の通り。
優勝:立花義人(九州電力)
準優勝:松岡誠(福岡県警)
3位:手島由宏(福岡県警) (敬称略)
決勝リーグは、上記の3人に、福岡県警の小林洋介選手を加えた4人で争われましたが、接戦でした。通常のリーグ戦では決着がつかず、立花選手対松岡選手、手島選手対小林選手で、もう一度づつ試合をして、以上の順位になったものです。個人的には立花選手を応援していたので、今回の予選は、私にとって嬉しいこととなりました。立花選手、全日本でもがんばってください。
それと、上位にこそ入りませんでしたが、何人か目をひいた選手がいました。
まず一人目は、福岡県警の本多忠臣選手。今年、台湾で開かれる世界選手権の出場候補にも名前があがっている人です。4回戦で小川一洋選手に敗れましたが、相変わらずの力強い剣道は、やはり印象的でした。
それから、昨年、全日本に出場された嶺公司選手。背が高いですね(笑)。嶺選手が試合していた第2試合場は、どういうわけか長身の選手が多く、大型選手どうしの試合が目立つ中、嶺選手は5回戦で立花選手に敗れました。
今年、都道府県対抗大会に次鋒で出場していた、内野伸二選手。パワーファイターかと思いきや、様々な技を繰り出して相手を翻弄していました。4回戦で松岡選手と当たらなければ、あるいは決勝リーグまで進んだ選手だったかもしれません。
そして、上段の樋口博文選手。強いですね・・・!上段で、あそこまで強い人を直接に見たのは初めてでした。試合している当人ならともかく、外から見ていてなお、見えなかったほどの片手籠手打ちは、決まったとき、「速っ!」と驚いたのを覚えてます。5回戦で、全日本の出場経験もある武吉隆之選手に惜しくも敗れました。
最後に、予選に参加された選手の皆様、ご苦労様でした。今回、県予選を見に行ったのは初めてですが、非常に良い試合を拝見させていただきました。来年も、ぜひ見学に行きたいと思います。今後の、皆様の健康といっそうの精進を願いつつ、第54回全日本剣道選手権、福岡県予選会の速報とさせていただきます。長文、失礼いたしました。